表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
134/176

「秋のきのこ狩り」

「大樹の森で行うきのこ狩りは、少し意味が違う。人はきのこを食うのが好きかもしれないが、あの森のきのこも、人を食うのが好きなんだ」

 ――きのこ狩りの狩人



 大樹の森では、きのこがよく育つ。

 鋭い牙で喰らうもの、胞子をまいて同族を増やすもの、剛腕で殴り倒すもの、様々なきのこが森中をうろついている。

 

 そして秋といえば、森のきのこが蔓延(はびこ)る時期だ。

 この季節になると、大樹近くの村は狩人を募り、森へ入ってきのこ狩りを行う。

 

 適度に間引かねば、きのこは森の外に獲物を求める。そうなれば、村は数日ともたずに壊滅してしまうだろう。

 ゆえにこれは、人ときのこ、双方にとっての狩りなのだ。


 秋の森は、どこもかしこもきのこばかり。

 けれど、大樹の森はすべてを受け入れる。

 きのこも人も、森にとっては等しく生命であり、また養分なのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ