表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/171

「森のエルフ」

「やつらは音もなくやってきて、ヨルムの首に矢を放った。警告もなしにな。いや、もしかしたら、森の中のなにかが警告だったのかもしれない。けど、あんな葉っぱだらけの場所で、そんなのに気づけるわけないだろう?」

 ――密猟者ダン



 エルフといっても、その種類は人間が考える以上の数がいる。

 あれはエルフだ、と言って指差すことは、海で泳ぐ魚に、あれは魚だと言うのとなんの違いもないのだ。 

 

 中でも森のエルフたちは、当然ではあるが森を隅々まで知り尽くしている。

 危険な場所も、食料が取れる場所も。そして、密猟者が森の友人たちを傷つけていることも、すべて知っている。


 他のエルフの例に漏れず、彼らの弓は狙いを外さない。もし矢が外れたなら、それなりの理由があるはずだ。

 それは警告かもしれないし、エルフにしか分からない合図である可能性もある。


 どちらにせよ、すでに彼らの射程に入っているのなら、覚悟を決めることだ。

 祈ったところで、二射目が外れることは決してないのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ