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「ゴブリンの酒」
「やつらの酒はよく燃える。あのたるんだ腹に撃ち込めば、面白いものが見れるだろうな」
――ゴブリン討伐任務中、火矢部隊の隊長
材料
・人間が作った酒(なんでもいい)
・火炎草(なければ油)
・人間の中身(なければ動物でもいい)
・フィブスファム(一番大事)
※フィブスファムはゴブリンが作る謎の霊薬
ゴブリンの拠点には、必ず酒がある。
ただし酒と言っても、人間が作ったものではない。
彼らが好きなものを混ぜ合わせた、ゴブリン特製だ。
この酒はタールのようにどろりと粘っこく、黒い。
人が飲めば喉に引っかかり窒息するか、運よく飲み込めても、臓器のいくつかが駄目になって治癒士の世話になることだろう。
これは飲み物のはずだが、とてもよく燃える。
そのため、人間に利用され爆破されたり、洞窟を燃やされることも少なくはない。
それでも、ゴブリンは作るのをやめないようだ。
それは彼らが失敗から学ばないからかもしれないし、そんなことはどうでもよくなるほど、美味いからなのかもしれない。




