表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旅からの学び  作者: つながり
17/28

〜化学の島編〜1話

旅からの学び(たびまな) 旅立ちの時編 1話


師匠の家に戻り、みんなの顔を見ると大人びた感じに見えた。気のせいか?


「成人の儀は、これで終わりだ。みんなお疲れ様。自分を見つめ改善することは難しいがよく頑張ったな!」


師匠は、嬉しそうにみんなの身を見ながら言った。師匠の目には、涙が溜まっていた。


「師匠!ありがとうございましたー!」


僕たちの目から涙がこぼれた。

成人の儀が終わると、僕たちは師匠のもとから卒業し旅に出るのが、この村の決まりなのだ。


「みんなよく頑張ったな。偉いぞ。でも、ここからからがスタートだ。終わりじゃない。旅に出て色々な経験をするかもしれない。不合理だと感じることもあるだろう。だが、周りの環境に惑わされず自分が信じた道を歩むんだ。」


「はい!」


僕たちは、涙を拭って大きく返事をした。これからが、本当の始まりだ。


師匠から、成人の儀を終えた証をもらった。その証はブレスレットだった。金色に輝くブレスレットは、これからの旅立ちを後押しするほど綺麗だった。


「このブレスレットは、特注品だ。ブレスレットの裏に魔法陣があるだろ?何かあった時は、そこに魔力を集中させるんだ。そうしたら、俺が転移魔法で助けに行けるようになっている。」


僕たちは、腕にブレスレットをつけて腕を前に出した。


「みんなで、これからの旅を楽しもう。そして、旅から学んだことを活かして生きていこう!」


こうして僕たちの旅は、始まったのである。


つづく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ