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あの頃の僕は  作者: タナカ
1/1

変化を恐れていた

小さい時の夢って覚えてる?

僕はね、高校行って大学行って就職して30代ぐらいで死ぬと思ってたんだ。

昨日30歳の誕生日だったんだけど、まだ余命宣告も受けてないんだ。

この先が全くわからない。

結婚して子供が生まれるっていう普通の幸せ?っていうのも想像できない。


明日も起きたらまた

満員電車に揺られいつもの1日が始まって終わる

何1つ変わらないのだろう

突然空から女の子が降ってきたり

急な人事で来た上司が昔の彼女だったり

道に倒れてたお爺さんがどっかの会長さんだったり

そんなことはなく1日が終わる。


朝は目を開けなければ始まらないのではないかと思うし夜は寝なければ明日にならないのではないかと思う。


この平凡な毎日を変えたいような変えたくないような昔はさ、今が楽しければいいや、って思ってたんだ。でも、今楽しいのかもわからない。変わろうとしないと変われないのもわかっているんだ。

だんだん変化が怖くなる。

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