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殺激必殺家族  作者: 時白
3/6

蛇足、彼女の理由

 



 私は同級生の殺生さんが嫌いだった。

 理由は簡単。好きな人が殺生さんのことが好きだったから。

 いつも元気で運動神経もよくて勉強もできる殺生さんは男子に人気があって、私の好きな男の子も殺生さんに好意を持っていたわけ。

 だから私は殺生さんをいつも見張ってなんでもいいから弱味を握ろうとした。

 弱味を握り男の子が好意を取り消すような何かをさせようとしていたのだ私は。

 陰湿だ。私は。いや恋はだれでも陰湿にもなるだろう。

 学校の彼女は優等生だ。

 だから下校を狙うことにした。

 しかし、いつも見失うのだ。それにやきもきした。

 今日に限っては見失わなかったが……

 彼女の弱味になるだろう部分が人殺しなんて私は想像できなかった。

 逃げ出せばよかったのに原型を顔だけ残す人間の肉をみて腰を抜かして音をたて見つかるなんてなんてへまだろう。

 そして彼女と目があった。











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