大丈夫だ、転校初日で遅刻するはずなんてない
ひなろじ面白い 面白くない?
うぅぅ……ここは……
枕元がとても柔らかくもう1度寝たくなる
上を見上げる
[よぉ、おぬしさま目覚めたか、重たくて足が痺れよったわ……]
[ごめんね、私飛んでる途中に倒れちゃって……あれ……そう言えば]
[な、なんだ、おぬしは…………はっわらわはそんな酷いことしてないのじゃ!]
[酷いこと?う〜ん……あっ!]
[な、なんじゃ!]
[なんかおかしいと思ったらね、]
ゴクリ……生唾を飲む
[昔お母さんに良くしてもらってたんだあ、その時はお顔が見えないなくて、今見えてるのが違和感だったんだ!はぁ〜スッキリしたあ]
[うるさいわい!]
立ち上がり地面にすーをころがす。
[い、いたっ!?なにするのよ!でも、諦めないで人生は成長期だから!]
[ほ、ほんとじゃの?わしは今14歳じゃが、まだでかくなるんじゃのぉ?]
[タブンネ、そんなことより学校行かなきゃ……]
ブチッ
[わらわに取っては大切なことなんじゃ!!!くぅ、、、お主も中学の時に悩んでまわりが成長していく様を見ていくのじゃ!]
[あはは、たしかにすーはまわりみんなでかくなってって辛い……でも元気では勝ってるんだから!]
[やっぱり、でかい者はそんな小さい時からでかくなってきとるのじゃぁのう……]
[もぅ!小さい小さいってひどい!我の名前はすー中学二年だよ?]
[ええっ、じゃあわしと同い年だのぅ……わしは2年A組の聖真にぱるすじゃ、以降にぱるすと呼ぶように]
[ところでにぱちゃん学校行かなくていいの?]
[たしかに、もう時間は過ぎとるのじゃ……しかも悪魔の子と一緒……]
[だから悪魔じゃないのに!ぷ〜〜!]
[はいはい、校長先生に聞いてみるのじゃ!]
こうした他愛のない話をしながら高低コンビは仲良くフライング通学を楽しんだようじゃ。
[もぅ〜風が目に当たっていたいよ〜]