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天界と魔界が仲が悪くなる展開

[急がなきゃ!]


そう言ってスーは走る。自分の大切なもののために

その速さは鷹よりもチーターよりも早かった。



[ままー!]


病室の扉を開けるだが、


[痛っ!?]


どうやら引き戸だったようだ。


[お母さん!!って元気そうじゃない!もぅ、心配したんだからね?]


[なぁ、スーちょっと真面目な話があるんだ……お母さんはお母さんは……魔界の瘴気に当てられて半堕天しちゃったんだ……]


普段外に感情を出さない父が泣いている。子供の自分でもただ事ではないと、感じた。


[う、うそです!お母さんはだって、こんなに元気です!]


お母さん とお父さんはいい、肩を撫でる。ばさぁとまるで折りたたみテントのようにお母さんの羽がでてくる。


なんと白い白鳥のような色からカラスのような綺麗な黒色になっていたのである。



[すー……お母さんもう駄目みたい、最近家の周りの瘴気が濃くなったみたい……]


濃くなった……もしかして


[まぁ、お母さんは明日ルシフェル様が来てくれるから大丈夫だよ……ただこれがほかの天使にバレると一気に戦争問題に発展してしまうんだ。]


もしかして、結界を壊したり、今まで遊んだのは戦争をさせるためなの……シーちゃん……


[あ、どこいくんだ!おいっ!!!]


病室の窓を開けて、外に飛び出すこれが個室じゃあなかったらお母さん達怒られてたんだろうなぁと呑気なことを考えながら、飛び出す。


[シーちゃん……まさかね……]


あんなオドオドした性格の子がこんな悪いことを出来るはずが無い……そう何度も何度も心の中で思ったが、だが所詮悪魔という考えが止まらなかった。



[はぁはぁ、!しーちゃん!しーちゃんいる!!!!?]

どうやら聞こえない距離にいるようだ、すーちゃん、、、、?

[あれ、すーの結界が壊れてる……まぁいっか、今はしーちゃんしーちゃんっと]



あれ、鍵が空いてる……



しーちゃんなんで浮かんでるるの?



[んんー!こんな時には天使の後光〜]

テッテテレーと言う音とほぼ同時に当たりが明るくなる。


[ねぇ、、しーちゃん……え、、、なんで……]


しーちゃんの体は全体が闇に包まれており、

上からロープのようなものが見える


なんでなんで!なんでなんで!なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで


近くのテーブルの上に手紙が置いてあった。


両親が聖気にやられ、2人ともこの世からいなくなってしまったので、私も後を追います。

すーちゃんこんな と遊んでくれてありがとう。来世では一緒の種族で仲良くしようね……

はぁ、やっぱり私 になれなかったなぁ…


どんどん、あの人の血が、能力が私を守るために聖気と戦っている。


私はもう眠ることにするよ


すーちゃん だい き だったよ


ところどころ涙で見えなくなっている。


最後にすーちゃんも私のことなんか忘れて大天使頑張ってね!



[ぐすっ……しーちゃん……しーちゃん……]


しーちゃんの遺体を我が家に持って帰る。


[しーちゃん……あなたの思い出引き継いだよ!いや、受け継ぎました……]



こうして悪魔と天使の幸せは終わって行くのであった。



[ふふ、くすくす 私も頑張るからね。見ててね]






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