表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/395

第95話 ワイバーン救出作戦

ディックたちワイバーン隊と行動を共にする義経一行。


現在は森を超えて、宋国と秦国の間にある山岳地帯を北上している。


「なぁディック、お前たちを捕らえた奴らって何者なの?」


この質問にディックは答える。


「俺たちが住んでいるのは、宋国とモンゴル平原の間にある山岳地帯になる」

「ここは俺たちワイバーンが根城にしていたのだが、ある日モンゴルに住む魔族共が、俺たちが狩猟に出ている間に奇襲をかけてきて、子供を攫って人質にしてしまった」


黙って聞き入る義経。


「奴の族長は俺たちに『宋国』と『秦国』を制圧するまで協力をしろと持ち掛けてきたのさ」

「俺たちは子供を人質に取られている為、今は仕方なく協力をしているわけだ」


ディックの顔は怒りで満ちている。


「ちなみに捕まっているのはどれ位いるんだ?」


「大きさは人の子供位で200程度はいる」


「なるほどな、然しその感じだと奴らを探し出すのに時間がかかりそうだな」


義経の言葉にディックの顔が曇る。


「そうなんだよ、奴ら一体どこに俺たちの子供を隠しているのかわからないんだ」


さてどうすべきかと考える義経は、飛んでいるディックに指示を出す。


「おいディック!向こうから来ている雁の群れに行ってくれ!」


一瞬分からなかったディックだったが、そうかと瞬時に理解し単騎で雁の群れに向かう。


ワイバーンが向かってくるのを知った雁たちは慌てて逃げようとする


「雁の隊長にお聞きしたいことがある!」

「頼むから俺たちの話を聞いてくれ!」


二人の声を聞き驚く雁たち。


「なんでワイバーンと人間が俺たちと話せるのだ?」


「お前たちと取引をしたいので知っている情報を教えてほしい!」


雁たちは戸惑ったが、やがてわかったと近くの山頂に降り立つ。


義経たちは、ここまで来る間に魔族を見なかったかと訊ねる。


「それならここから北西に進んだ山の麓に、奴らがワイバーンの子供を調教していましたよ?」


「なんだと!」


怒りを露にするディックを宥めて、義経は交渉を始める。


「雁の皆さん、もしよかったら少しだけ協力をお願いしたい」

「お礼と言っては何だが、これからあなた達がこの山岳を安全に通れるよう、今後はこちらのワイバーンの方たちが護衛をするから、少しの間だけ力を貸してもらえないか?」


「そういう事でしたら喜んで協力します!」

「この山は危険で、毎回仲間たちが命を落としていましたので」


ありがとう雁さんたちと言って、義経たちは作戦の打ち合わせを行う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ