表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/395

第77話 義経の八頭飛び

崖の上では3人がワイバーンの攻撃から逃げ回っている。


「もうムリムリ!」

「弓矢もなくなっちゃったし、あと200以上残っているし」


「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」


「ちょっと二人とも!泣き言やお経を唱えるのはやめてください!」


あきらめムードの2人を、必死で守りながら戦う常陸坊。


上空からは弓矢が雨あられのように降ってくる。


次は外すまいと3人を狙うワイバーンの射手たち。


そんな絶体絶命の中、義経がワイバーンに乗って助けに現れた。


「3人とも待たせた!」


「遅いよ大将~死ぬかと思った!」


「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」


泣き言とお経を唱える二人とは対照的に、常陸坊が礼を言う。


「ありがとうございます、九郎様お待ちしておりました!」


「常陸坊も乗れ!こいつらは全員味方だ!」


周りを見ると、人が乗っていないワイバーンが次々と騎手と射手を攻撃している。


「こいつらと戦闘終了まで共闘同盟を結んだ!」


「常陸坊も、操られているワイバーンの背中に付いた呪符を剝いでやってくれ!」


そう告げると、義経が乗ったワイバーンは、どのワイバーンよりも高く飛び急降下を始める。


騎手の乗ったワイバーンに飛び移り、騎手と射手を斬り倒し、呪符を剥がす。


すぐさま付近のワイバーンへと飛び移り、呪符を剥がしては次のワイバーンへと飛び移った。


その光景を下で見ていた与一達は思わず呟く。


「すごい…まるで壇ノ浦の九郎様を見ているようだ」


後にこの姿を見た与一たちが、『義経の八頭飛び』と皆に伝えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ