異世界転生することになったけどギルドに入って冒険とか無理そうだし戦いたくないし……なので何でも屋やります
「イイーーーーーヒッヒッヒ、転生女神の空間へようこそじゃ、里中弘樹よ」
交通事故で17年の人生にあっさり幕を閉じた僕。
しかし不幸中の幸い。運よく転生ナンバーのトラックに轢き殺していただいたおかげで異世界に転生できることになった。
女神が転生候補の異世界を次々と紹介してくれるのはいいけど、どこも過酷そうだ。ワイヴァーンに瞬殺される世界もあるじゃないか。
そもそも僕は運動音痴。戦闘なんて絶対に向いてない。せっかくの異世界でも冒険者ギルドに所属して戦う気にはなれない。
「できれば戦闘とかしないですむタイプの異世界でお願いしたいんだけど、ありますかね……?」
女神が見つけてくれたのは、勇者がすでに魔王を討伐済みの世界。
一方では、いまなお残存する魔物を冒険者ギルドの冒険者たちが倒しているが、他方ではクランから依頼を受けた何でも屋が街中で戦闘以外の仕事をしている。
しかもクランから依頼を受ける何でも屋たちは、クランハウスという小さなグループをつくって仕事をしている。だから先輩に仕事を教わりながら下積みもできる。共同生活だから住居も完備だ。
「けっこういいかも……」
転生先の異世界を決めた僕は、持ってても仕方ないチートスキルや聖なる武器よりも、確実なクランハウス就職を世話してもらうことを女神に頼み、旅立った。
『同盟』とか『結びつき』を意味する言葉『アライ』の名を冠するクランハウスに見事就職した僕。
『アライ』の先輩は2人。
魔王を討伐した勇者パーティーの一員であった女魔術のリタリ先輩。
ちびっこダークエルフのユーリィ先輩。
優しい先輩2人のもとで、僕の何でも屋見習い生活は始まった。
※カクヨムにも投稿してます
交通事故で17年の人生にあっさり幕を閉じた僕。
しかし不幸中の幸い。運よく転生ナンバーのトラックに轢き殺していただいたおかげで異世界に転生できることになった。
女神が転生候補の異世界を次々と紹介してくれるのはいいけど、どこも過酷そうだ。ワイヴァーンに瞬殺される世界もあるじゃないか。
そもそも僕は運動音痴。戦闘なんて絶対に向いてない。せっかくの異世界でも冒険者ギルドに所属して戦う気にはなれない。
「できれば戦闘とかしないですむタイプの異世界でお願いしたいんだけど、ありますかね……?」
女神が見つけてくれたのは、勇者がすでに魔王を討伐済みの世界。
一方では、いまなお残存する魔物を冒険者ギルドの冒険者たちが倒しているが、他方ではクランから依頼を受けた何でも屋が街中で戦闘以外の仕事をしている。
しかもクランから依頼を受ける何でも屋たちは、クランハウスという小さなグループをつくって仕事をしている。だから先輩に仕事を教わりながら下積みもできる。共同生活だから住居も完備だ。
「けっこういいかも……」
転生先の異世界を決めた僕は、持ってても仕方ないチートスキルや聖なる武器よりも、確実なクランハウス就職を世話してもらうことを女神に頼み、旅立った。
『同盟』とか『結びつき』を意味する言葉『アライ』の名を冠するクランハウスに見事就職した僕。
『アライ』の先輩は2人。
魔王を討伐した勇者パーティーの一員であった女魔術のリタリ先輩。
ちびっこダークエルフのユーリィ先輩。
優しい先輩2人のもとで、僕の何でも屋見習い生活は始まった。
※カクヨムにも投稿してます
プロローグ1
2020/07/07 22:55
プロローグ2
2020/07/08 08:36
プロローグ3
2020/07/09 09:51
王立博物館ガイド1
2020/07/10 00:02
王立博物館ガイド2
2020/07/10 14:05
王立博物館ガイド3
2020/07/11 10:42
王立博物館ガイド4
2020/07/11 14:53
王立博物館ガイド5
2020/07/12 00:20
(改)
王立博物館ガイド6
2020/07/12 12:53
(改)
王立博物館ガイド7
2020/07/13 13:41
吟遊詩人を手伝え1
2020/07/14 00:05
吟遊詩人を手伝え2
2020/07/14 07:40
吟遊詩人を手伝え3
2020/07/15 01:29
吟遊詩人を手伝え4
2020/07/31 03:33
月刊エルフ族特別号1
2020/07/31 08:20
月刊エルフ族特別号2
2020/08/01 00:09
月刊エルフ族特別号3
2020/08/01 11:36
月刊エルフ族特別号4
2020/08/02 00:11
月刊エルフ族特別号5
2020/08/02 12:41