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◆実験の前に

よろしくお願いします。

 えー、いきなりですが、まず最初に謝っておきます。

 今回「PV数を伸ばす為に」と銘打っていますが、より適切な表現は「読者の離脱率を下げる為に」or「次話継続率を上げる為に」かも知れません。


 別の作品(というかエッセイ?)でも離脱率が重要という話を書いていますが、今回の話のメインは「如何に新規読者を獲得するか」ではなく、「如何に既存読者を減らさないか」、つまりは『離脱』されないかに重点を置いたモノになります。


 まぁ、既存読者が離脱しなければ結果的にPV数は上がるので、決して間違ったタイトルではないかと思います。


◆話の前提として①

 2つの言葉をここで定義しておきます。


『次話継続率』

 →1話目を見た人が2話目を見る割合、2話目を見た人が3話目を見る割合、3話目を見た人が4話目を見る割合。

 つまりは次話を見てくれる率とします。


『離脱率』

 →意味合い的には次話継続率の逆ですかね。

 読者が読むのを止めたら「離脱」として、その割合を離脱率とします(誰でもわかる)。


 つまり、『次話継続率』を上げたら『離脱率』が下がるという関係性です。

「小説家になろう」の場合、アクセス解析を見ればすぐにわかります(結果は二日遅れですけど)。


 ノベプラやカクヨムの場合は大雑把な数字しかわからないので(多分、細かい日別の数字がわからないので)、グーグルアナリティクスとか利用する必要があるかも知れませんが、自分は面倒なのでそこまでやっていません(おい!!)。


◆話の前提として②

 今回、色々と試したのは自分の↓小説になります。


■右腕が黒ヘビになった、懸賞金100億円の元:負け犬少年 ~闇の組織にスカウトされ、地獄の底から成り上がり、勝手についてきた家出少女と共に異世界を革命する~


 なるべく↑を読まなくてもわかる内容で書きますが、つまるところ、↑の小説を「離脱されない作品」にする為に自分が何をしたのか、やってみた結果どうなったのか、その実験結果を書き綴っていくレポート的なお話となります。


 アレコレと試したら確実に数値として表れたので、その内容をここにまとめていきます。

 勿論、良い方にも、そして悪い方にも動きました。


具体的には、2/22のPV推移がこんな感じで↓


挿絵(By みてみん)


 それが3/27には↓こうなったりもして……、


挿絵(By みてみん)


 そして4/12には↓こうなったりもします。


挿絵(By みてみん)


 これ、吃驚することに話の“大筋は変わってないんです”。

 こんな感じで「めっちゃ離脱が増えてる……」と絶望したり、「離脱が減った∧∧」と喜んだり、また絶望したり……それはもう面白いくらい数字として表れたので、ここら辺を実験レポートとしてまとめていこうと思います。

 

 そしてここから下は、『この話を執筆するに至った経緯』を書きます。

 実験レポートしか興味無いぜ!! という方は、実験レポートを投稿するまでしばしお待ちください(不定期更新の予定です)。


◆『この話を執筆するに至った経緯』


「沢山の人に読んで欲しい!!」

「ランキングに入るような作品にしたい!!」


 そう思いながら自分は小説を投稿しています。

 しかし、中々そうは上手くいきません。


 自信満々に投稿した作品でも、期待したほどのPV数やブックマーク等の評価が貰えません。

 それが毎回のように続けば、どんなに強い気持ちを持っていても、いつか心は折れてしまいます。


 折れるだけならまだマシですが、そのまま「挫折 → 執筆を辞める」となるのは勿体無いです(少なくとも自分はそう思いました)。


*勿論、世の中には他にも沢山面白いことがあるので、小説の執筆を辞めること自体が悪いとは思いません。ただ、本当に小説を書くのが好きで、それなのに「読まれない」事が原因で辞めるのはちょっと勿体ないと思いました。

 

 ――そこで考えました。

 心が折れないようにするにはどうすればいいのか?


 その答えは、最終的には「沢山の人に読まれること」だと思いますが、そこに辿り着くのは簡単ではありません。

 そこに辿り着くまでは、別の方法で心が折れないようにする必要があります。


 それはずばり、“考え方”です(ずばりという程のことではない)。

 考え方一つで心持ちは変わります。

 少しだけでいいので理論武装して、自分の心を折れないようにしました。


 具体的には↓


「沢山の人に離脱された → 自分は駄目だ」

 ではなく、

「沢山の人に離脱された → 離脱されたのには理由がある → 離脱ポイントを見つけて改稿すれば、もっと沢山の人に読んで貰えるはず」

 と、自分はそう考えるようにしました。


 要するに、思ったような結果が出なくても、「自分はまだまだ伸びしろがあるぜ!!」と思うようにした訳です。


 ランキングに載っている作品と比べてばかりでは疲れてしまいますし、他の人と比べて自分がどうかではなく、自分の作品が本当に面白いのかどうか、離脱されたなら何処で離脱されたのか、どうすれば改善出来るのか、そこに思考を費やした方が心はよっぽど健全です。


 そんな訳で。

 小説の次話継続率を上げる為 = 離脱率を下げる為に、自分が「何を考え、どう改稿し、どうなったのか」、それを忘れないために記していこうと思いました。

 良くも悪くも変化はあったので、その結果を皆さんと共有出来ればと思い、筆を取った次第です(取ったのはスマホとノートパソコンですけれど)。


 次話、『面白い作品とは何か?』について書きます。

 実験レポートは、恐らく4話くらいから投稿しますが(!!)、多分、実験レポートは淡々としていて面白くないので(!!)、むしろ1~3話を読んで頂きたいです。


 それではまた、次話にて。


*もし今回の実験対象の作品に興味を持って頂けたら、マイページから作品を読んで貰えると嬉しいです。

 投稿開始時から離脱ポイントを減らせていれば、もうちょっと伸びていたんじゃないかと思ったり、そんなこと今更考えてもしょうがないと思ったりしている作品ですが、少なくとも自分では「最高に面白い」と思っています。

 後は少しでも多くの人に読んで貰えるよう、離脱率を下げる為に頑張るのみです。


 ……余談が過ぎましたね。

 改めて、ではまた次話にて~。

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