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異世界転移 〜神様からの招待状〜  作者: 菜月 水仙
序章 従者達の鎮魂歌
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第1話「異なる世界へ転移」

第1話「異なる世界へ転移」


生きることを語る上で「死」と言う概念を知らなくてはならない。人の生には必ず死が付き纏う。しかしそれを超越する事は出来ない、故に人間は人間なのだ。


人間を超越するということが「死」を超越する事ならば人間は人間を越す事は出来ない。

人間は死という漠然とした恐怖によってこそ真の力を発揮するのだから。



なら地球という概念には「死」が存在するのか?

例えば隕石が降り注ぎその衝撃で消えて無くなったり。

例えば人間がもたらす間接的な影響により表面が死に生物が全て死滅したり。

例えば太陽が死に絶え光が無くなることで光合成を元に活動していたもの達が死に絶えり。

例えば重力と膨張のバランスが崩れ爆発することもあるだろう。


他にも地球の死と呼ばれる物はあるかもしれない。しかしそれを見る事は出来ない、思い馳せようとも事実は異なるかも知れない。


そう今回のように。


天文学的確率によって生じる隕石との衝突よりも、人間がもたらす影響により表面が死ぬよりも、無数にも及ぶ太陽の寿命が尽きるよりも、そもそもの地球の寿命が尽きるよりも早くそれは起きた。



その現象は1つの惑星が死んだと言うことではない。誰も彼もが経験した事はないが断じて言える、なんせ地球は今も自転し生きている。


しかし今までの生きているとは少し違う、以前では太陽がある太陽系という前提条件があって生きていた。しかし今いる位置は太陽系ではない。なんせ地球よりも何倍ものデカさを持つ惑星が至近距離にいるからだ。近い状態を言うなら月との関係に近い。

まぁ今となってはこちらが月なのだろうが…


それはさておきこの地球は生きてるとも死んでるとも違う位置に立たされた。誰も彼もが経験したことがない現象が生じた。


それは「異世界転移」とされる物だった。



ーーー


「ん?…なんで俺こんな場所に突っ立ってんだ?」


その青年が立っているのは森であった。風は心地よく吹き、草木たちも靡く。

しかしさっきまでいた景色とどうしても齟齬があると感じる、いや感じなければ自分の記憶がイカれたとしか言いようがない。だって


「…さっきまでコンクリートジャングルしかない都市部のアスファルト舗装されてた道に立ってたのになんで森なんざにいるんだ?」


そう、文明が発達して伐採され材料とされた木材達が無くなり逆にアスファルトやコンクリートなどの合成された材料が開発された。

しかし今広がるこの光景は()()()()()()()()()と発表された森だ。ましてや人工ですらない。


「この土地って流石に俺が所有するってことはないよな…」


頭によぎるのは今ある地球にとって莫大なる価値を保持している自然の森、それを売買して金を得ようとする薄汚い欲望。


「…起きたらそこは全く知らない土地で森があり、それには物凄い価値がある。と言ってもそこには所持する権利があるはず…わかりきってたけど捨てるには尚早って奴だな」


だからと言って「この土地は誰のものですか?」と聞く相手はいなく、「ここは俺のものです」と証明するものもない。進んでも退いても最悪のルートが待ってるかもしれない。


「…あーだこーだと予測しても意味はねーよな。とりあえず男は度胸だ、行動以外に道はない!」


そう言って青年は歩く、これから始まる騒乱の中心人物となることを彼はまだ知らずに。


こんなわけわからない時期での投稿になりましたが許してください…


んで色々と話をかっ飛ばしますがこちらの投稿は不明です。と言うよりも作者のモチベによって書かれたこの作品に未来があるかどうかと言われれば…

あるような、ないような…ということです。


「彼の者は往く」を全面的に書き直す、又は最新話を書くモチベがないと言う時はこちらが更新されますのでどうぞどうぞ見たってください。


んでは執筆に戻ります

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