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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第2章 女神は、わが子の為に……

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80話 帰りたい……

 今年の最後の日まで開催される宴会を宿に戻って、

   宿の部屋の窓から見て眺めると、

 「まだ……やってるな!」

カラオケ大会になったのか、知ってる曲から知らない曲などが

流れ、歌われ、著作権料を払わなくても良いのかよと

1人ツッコミをしながら、知ってる曲の時は、口すさんで

いると、扉が開かれ、両手にコップを持っているアルテイラと

ダルザニアが入って来て、テーブルにコップを置いて、

「何時までするんでしょうか……罰当たりな行為を……

神官でもあるアルテイラは、怒り気味に言うが、

 「他所の大陸だ! お前が気にすることでもないだろう」

ダルザニアの言葉に、眉間に皺を寄せているが、盛り上がって角のようで、

俺はクスっと笑うと、抗議のためにテーブルを叩き、

「笑って、すまない……


2人は椅子に座り、修道院の前で言いかけたことを聞こうと、

 「さっき、門の前では言えないと言っていたことは?」

真剣な趣で、

 「うむ……魔王がいた!」

その言葉に、「……魔王  

 ダルザニアは驚きのあまりコップを床に落とし、割れたコップから

床に零れ出したワインが流れていても気にせずに呆然としているなか、

 「台の上で、喋っていた魔族か!!?」

俺は言った後、目を閉じて、右手を額に当てながら、

 魔王がなぜいる? 人族と魔族の戦いがあって、和解もない!

ゲームもまだまだ続く……

 アルテイラは右手にコップを持ちながら言った後、

  コップの中のワインを一気に飲んでから、コップを

   テーブルに置き、大きく呼吸をした後、

 「私も分かりませんが……私の鑑定が……

「この国に来て、分からないことだらけだ!!」

ダルザニアも正気に戻って叫んで言うが、

 俺も良くわからないことだらけなので、

 「考えをまとめるために……もう寝ないか?」

俺の疲れた顔を見て、

 「そうですな……私も疲れました」

「そうだな……もう寝よう」

  と2人も言って、俺の部屋から出て行ったので、ベットで横になり

寝ようとしたが、隣の修道院から、拍手や歓声が上がり、

 毛布をかぶりながら、

 「もう日も変わってるのに、人族側はこんなことしてるのかよ!」

と思いながら、悔しくって涙を流しながら聞いていて、

隣の部屋でも、「寝れるかぁぁぁ!!!と喚いているダルザニアや

遮音魔法を掛けようとしたのか、「ま、魔法が作動しないぃぃぃ!!!」

と喚いていて、「お前らの方が、うるさいわ!!」とツッコミを入れつつ、

夜は更けて行った。



 朝食を済ませて、俺の部屋に集まった2人は、怪我を治さずに、

ブスッとしていて、

 「食堂でも……いつ出来たんだ、その傷?」

「テルタは、寝れましたか?」

  「まあ……何とかな」

俺は、元の世界では。寝る時は、イヤフォンをして音楽をかけながら

    寝るからなと思いながら言い、

 「私は、魔法で音を遮断しようと試みましたが、

   部屋では魔法が発動できず、神霊魔法をしようにも……

「それで、寝れずに喧嘩でもしたのか?」

首を横に振り、

 「部屋から出て、人族の勇者も使える天の制裁を……

その言葉を聞いて、いつも冷静なアルテイラなので、

「お前が取り乱すなんて……使ったのか?」

  首を横に振ってから、

  「いえ……使う前に、炎の鳥が……

「俺も剣を構え応戦したが……

  鞘に入った剣を抜き、溶けている剣を見せて、

    「このありさまだ! で、俺たちを気絶させて、

目が覚めたら、ベットに縛られていて、縄を解いたりで……

 「傷だらけになり、この宿全体が、魔法を作動させないように

    なって居まして、治せない状態です」

炎の鳥と戦いがあったのに、寝ていたので、

「気が付かずに……すみませんでした」

  2人に頭を下げて謝るが、

  「テルタが謝ることは無い!!」

「その通りです」

と言うので、持って来てくれた牛乳を、ひと口飲んでから、

 「昨日からのことを考えて行こうか?」

「そうだな」「私から言いましょう」

とアルテイラは言いだした。


 アルテイラが言うには、ミューブル王国の勇者ツカサが、

スタンテッド王国を支配しているが、裏からであり、表立って

国を動かしていないのは、魔王の討伐後を考えているのだろう。

ツカサが使う馬は、神の馬であり、この大陸の神ソラスに

加護されているのだろう。29か国の戦いでも、活躍し、

勝利したが死亡し、加護により蘇生されたが、レベルが代償として

3になったのでは……

「だが……あの威圧は凄かったが……

ダルザニアは昨日のことを思い出しながら言ったが、

 「それは、多分、神から得たアイテムじゃないのか?」

「アイテムですか……

  アルテイラは言った後、考え込む前に、

  「神の剣を得てという話もあるな」

ダルザニアが、伝わっている話を持ち出し言った後、

 「馬の件を考えますと、そうですな」

アルテイラは床に顔を向けながら、ため息交じりに言うのを

 聞いていて、喉が渇いてきたので、コップに入っている牛乳を、

  ひと口飲んでいると、

「だが、俺やアルテイラを怯えさせ、炎の鳥もツカサの

配下と見ると、この大陸を支配していても、おかしくない!!」

ダルザニアは、コップを叩くようにテーブルに置き、

 「それは、ミューブル王国は小国です。支配するにも

   無理があるでしょう……周辺は支配している感じですが……

 その周辺のコンピーコム王国とリ・フレタ王国が連合で、

  仕掛けるらしい……攻め込んだ29か国の兵が全滅も、

    嘘が伝わってる感じですな……


 2国がミューブル王国に、この半年の間に攻め込んでいるのは

獣族の大陸にも伝わっている。船から降りる時に、2国が

再び動いているのも聞いている。アルテイラは、そのことを

踏まえて言い、全滅なら、新たな騎士を鍛える時間もないのに、

動けるのは、全滅じゃないと言うことで……


 「ツカサがいくら強いと言っても、100万以上は……

俺が全滅は嘘だと、納得して呟くと、

「ですが、我々の大陸と貿易をしている商社も、後継者が亡くなり、

娘を持っている者は、ミューブル王国の者と結婚をさせたいと言ってますが、

ミューブル王国の商業ギルドのマスターが認めないらしいですな」

 「産業での統一も、考えていないと言うことか……

ダルザニアは納得しない感じだが、俺たちは外を眺めながら、

 「クリスマスのイルミレーションと言う物だったな」

ダルザニアは俺に問いかけ、

「あぁ……元の世界のイベントさ」

  「魔王も参加していた……

ダルザニアは、外を睨むように見ながら言い、

「死んだと言われた、コウエツも居たな……

  楽しく叫んでいたのを思い出しながら俺が言うと、

昨日の屋台で出たゴミを片付けている人々を、ダルザニアは見ながら、

「昨日の連中は、魔族を受け入れていたが、魔王まで来るとは

思っていなかったんだろうか? 俺も、アルテイラがいなければ、

 分からなかったが……」

腕組をして壁に寄り添いながら、ダルザニアは悔しそうに言い、

「俺もだ!! と叫んだ後、

      「……で、コウエツは?」

  アルテイラは考えてから、

「多分、この大陸の神ソラスによって、蘇生させられたのでしょうな」

  「それで、レベルが3か?」

ダルザニアは、人族側では光悦を認めていたので、

     蘇生後のレベルの低さに納得していない感じで言い、

「ツカサと同じか……

  と呟いた俺に、2人は俺を見るので、

    「これから、どうする?」


アルテイラは、カバンからボロボロの地図を取り出して

テーブルに広げて、

 「ミューブル王国へ行くのが、我々の任務ですが、

国境が閉鎖されて、1週間では到達できません!」

 「魔族は、ミューブル王国から来てるのだろう?」

ダルザニアは、この大陸で魔族が居る国の名を言うが、

「この国を裏から支配してるツカサが国境を通している

  と思われますが、我々は無理でしょう」

「となると、コンピーコム王国経由で行くしかないか?」

俺の言葉を受けて、アルテイラは地図を指しながら、

 「3週間はかかるでしょう……

長すぎるので、ダメもとで、

「船で行くのは……

  「便がありません! 闇に混じれるのは、

     我々は特使で来ている以上、無理ですな!」


 漁港は、魔族が治めている街の中なので、獣族側は船を出さない。

勇者で名が通っている俺が密入国では、外交問題になる可能性が

あるので使えないと言うことで……


「時間が掛かるが、行くしかないか」

とコップに入っている牛乳を飲んで、出る準備にかかった。


 宿から出て、朝方まで騒いでいた修道院の前を通り、

そこで門の前で掃除をしている女性を見ると、

男とすることは一生ないんだろうなと思いながら、軽く挨拶してくれる

女性たちに欲望を持つが、女性たちは、神に仕える身なので、

眺めるだけにして通り過ぎる……


 「昨日は、凄いおもちゃを有難うございます」

「皆さんの要望をなるべく叶えようとしただけですわ」

「家で、騎士様と稽古できるなんて、息子も夢のようだと言ってましたわ」

「そうですか……魔素が尽きたら半日は使わないようにして下さいね」

「気を付けますわ……騎士になる夢が出来たんですから……

「良かったですね」

「息子も言ってましたが、ツカサさまが王になればいいのにと……

「主人は、欲がありませんから……

「100人以上もいるのにですか?」

「そうですね……フフ……フッ

 と会話が聞こえるが、修道院の女性が主人とか言うのかよと

思いながら、ツカサめ、男の夢を実現して羨ましくないぞ。

獣族の大陸に戻れば、俺だって、200人以上は居るんだぞ!

ただし、人間じゃないけど、元の世界に戻って、昨日……

 「あれ? 何だっけ……

「どうした?」

  「昨日、思い出したことが、忘れてる感じで……

俺を不思議そうに見るダルザニアは、

 「昨日か……ツカサに会って、ショウロク以来とかで、

   酒場で飲んでいただけだろ」

「そうだったな……

俺たちが歩きながら会話をしている後ろで、木などに

蒔いてあるイルミネーションの豆電球を調べていて、

 「おい! ちょっと聞いてくれ!」

と言う俺の声に、

 「何ですか、今、凄い……

「それよりも、修道院は結婚できるのか?」

何を聞いてるのか、不思議そうに俺を見てから、

 「出来ませんな! ただ、この大陸の神ソラスが

良いと言えば、良いでしょうが……

 「と言うことは、ツカサは、その神に愛されてると言うことか?」

「でしょうな……見習い輔祭(ほさい)なら妻帯や夫帯は出来ますから、

私も、その時に結婚して、子もいます」

その説明を聞いて、「そうか……

 顎に右手を付けて、最後の100人って…… と考えていると、

「まずは、武器屋に行こう」

  ダルザニアは、門の前を清掃している女性に声をかけて、

   武器屋の場所を聞いて……


「ここか…… ダルザニアは玄関の扉を開けて中に入り、

俺たちも続いて、店内には、剣や鎧、槍などが置いてあるが、

ダルザニアが使用していた魔剣のような剣は無かった。

「どんな物が良かったですか?」

カウンターに座っている亭主が、俺たちに聞いて来て、

 ダルザニアは、溶けた剣を亭主に見せて、

  「これと同等の剣は無いか?」

剣を受け取り、眺める亭主は、

 「初めて見る剣です……

   ダルザニアを見てから、

「獣族の大陸の剣に匹敵する剣は……

  「無いなら……此処で1番の剣をくれ!!」

その言葉に驚いた亭主は、

 「あの壁にある剣が此処では最高の物です」

と壁に飾っている剣を取り、ダルザニアに渡すと、

「青銅か……ミスリルくらいは無いのか?」

困った感じで、

 「半年前の戦争で、鍛冶師や錬金術師たちは、兵に持って行かれて、

亡くなった……

 「そうか……これで」

   我慢するかと言う顔をして言い、

「金貨50枚になります」

その言葉を聞いて、俺たちは、口を開けて固まり、

 「この大陸で、今、手に入る最高の剣です……

亭主は真面目に言うが、

「これで…… ダルザニアも納得いかずに言うのも、

型に流し込んで、刃を研いだくらいの剣が、日本円で500万って

昨日から金銭感覚が可笑しくなりそうで、任務なんかいいから、

帰りたいと言う気持ちが高ぶったが、

 「アルテイラ! 金を……

ハッと気が付いて、首を横に振って無理と示し、

「おい! マジか!?」

こんなボロ剣に出す金額ではないので、止める感じで言うが、

「無くては、道中、危険だからな」

と言うので、アルテイラはブスっとしたまま金を亭主に渡し、

ダルザニアは、鞘に入れられた剣を受け取り、腰のベルトに嵌めて、

 「ありがとうこざいます! またのお越しをお待ちしております」

と亭主は言ったが、もう2度と来ることはないと思いながら

店を出て行く時に、玄関扉をバアアアァァァンン……と勢いよく

俺は閉めたため、そのせいで壊れた玄関扉を見て、

 フッと笑ってから立ち去った。


「……気持ちは分かるが、力くらいセーブしてくれよな」

  壊れた玄関扉を見ながら呟いていると、

「ねぇ……良いの、売って?」

店の奥の部屋から出てきたナルエに、

 「光悦がやり過ぎで、剣を溶かしたからな……

「あれって、見た目、青銅だけど、魔素を入れると

光の剣になって、あらゆるものを斬れる剣で、ソリュート王国の

騎士団で使用されてる剣でしょ?」

 俺は少し笑ってから、

 「そこまで凄い剣でもないよ。俺たちが使っている神剣より

劣るし、俺が持っていても、使わないし……

俺に覆いかぶさって、

 「つかさのはぁ……あげて、ミスリルの剣でしょ……

「明美が今後制作する、天王剣を扱うために必要さ……

うっとりしながら見るナルエに、

 「漁港で買い物して、昨日は行けなったロブシェリルによって

王都に行くよ」

 「新巻鮭にして、年末のくじ引き商品の残念賞にって……

フッと笑ってから、

「駄女神が、やりたいって言うからな」

「まぁた言うぅぅ……お母さんのことを……

目を閉じて、お互いがキスをして、

 「……して

「最後まではしません!」

ナルエは笑みを見せて、

 「分かって、まぁす……」


スマートフォンの画面に、

      テルタたちが西の城門に行くのを映しながら……


 



亭主! 変わってくれて、ありがとうな

 いえ、息子と話が出来てうれしかったです

妹の子だっけ?

 知らせては居ませんが……

そうか……お店はいま清掃中だから、もう少ししてから行ってくれ!

? はい分かりました 

 次回

  第81話 今年最後の……


今年は、キューイルに出会って、ナーナナとも出会って……

 出会って……?

  元の世界に帰ってから大変だなって……

学生は、親のすねをかじっていればいいんじゃろ?

 竜巳さまは、逆の感じですけどね

……そう思うよね

  ダーリン! まだ余裕はあるか?

   余裕?

我の兄妹たちを全員見るのじゃ!!

 冗談でも言うなぁ!!!






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