表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第2章 女神は、わが子の為に……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/140

幕間  大二は……

 人族と魔族のゲームも終わり、次の開催は何処になるのか

決まっていなかった。普通は、終了時点でゲームの勝敗を見守る

魔族の書記が言うのだが、書記に化けた秋人さんの妻の1人、アキナさん

が持っていたのは、未定と書かれた紙で、本物の書記も、魔王から貰ったのは

これだけと言い、

 「私は、今回の結果の報告もあるので、

    お借りしたゴブリン部隊と共に行こう」

 と吸血鬼のニコールが、解体中の観客スタンドの近くにテントを張って、

そのテントの中で会議をしている俺たちに言い、

 「ニコール! 気を付けて行くのじゃぞ!!」

と、魔王の娘のキューイルが心配そうな顔で言い、

 「ありがたいお言葉、有難うございます! 

    では、行って参ります」

とテントの入り口で、礼をして立ち去った。


 このテントの中には、失格勇者と言われることで、参加することを

拒否していた、騎士団と勇者の女性陣109人の妻を持つ、

人族、いや、この世界最強のミューブル王国勇者ツカサ。そして、

その妻たち。神の力を宿すことが出来る勇者ミサト。その美里に

付き添う魔王軍第5騎士団の諜報部の魔族たち。闇の魔法を使う

魔王の娘を妻とした勇者タツミ。カーディオン王国の勇者突撃団を率いる

ロックティラ。非戦闘員を除く勇者の男性陣。各騎士団の2男、3男は、

此処に留まり、後の者は各国へと帰って行った。

 「これからのことだが……

男性陣は、つかさの周りに居る女性陣を見つつ、光悦が、

 「するための相談は要らないぞ!!」

 女性陣は、頬に手を添えたりしながら声を上げ、

  「しないから!!」

「子供が欲しいですが……

  と、元カレンガールド国のユーリンスが言い、困ったように、

「2年後には戻るし、そ、その俺は明美の準眷属で、避妊を自由に

出来るから、その……子供は……

 「それじゃ、私たちは此処で別れるのですか? 子も出来ずに……

とべルールは、つかさに胸を押さえつける様に覆いかぶさり、

 「大丈夫ですよ! 未来のツカサさまが、あなた方のために船を買うと。

   それに、魔族よりも寿命が長いのですから、子はゆっくりで計画的に、

最低でも109人ですよ」

  キューイルに仕えるラムータが言い、女性陣は考え込み、

「でも……ナルエは神の子だけど、私たちは……

 と言う美鶴に、美里が、

   「あれで、眷属になってるから、心配することは無いわ」

「そ、そうなの……

  「そう! 魔法を使えない方、限定だけど……

「それじゃ、私たちもナルエみたいに……

  センシーラが喜びながら叫び、女性陣はテントから出て行った。


俺には自由が無くなったというような顔をしているが、

 つかさは、気を取り直して、

「これからの話ですが……

  「俺は、スタンテッド王国に行く!!」

「大二! それは聞いてる! ロックと一緒にだろ」

  「ああ……

 「俺は、報告と退役をな……

ロックティラは軽く言い、

「私は……

下を向きながら言葉が出ずにいると、ロックティラが、

 「スナーラ! お前は、スカール家を継ぐ者。

    お前が居なくなれば、どうなるか考えろ!!」

ロックティラの方を向いて、

 「ですが……この国に戦争を……

「この国の西の国境沿いに集結するらしいな。ルービュークスの情報では」

 「だから……この国が大陸の国々を支配すれば……

つかさは困ったように、

「1つの国にするのは難しいし、秋人さんも俺も、統一は考えていない!

  だが……全滅はさせるけどな」

その言葉に、スナーラは俯きながら、

「……父上も来るだろう」

ロックティラが右手を握りながら、

  「だから……お前が家を守らないと……

「私だけが長男で、他の者が……

  「戻れば、お前が戦争に参加させないようにさせる!!」

「団長……



 俺は、勇者突撃団の男性陣とスタンテッド王国へ馬車に乗って

移動している。

「どうした……

  「ロック……たった2週間で変わったなと……

馬車の後方の窓からゲームの会場となった草原を見ながら言い、

 「確かにな……

「ロック……退役させてくれるのか?」

  「元々、俺は、騎士団でも嫌われ者で、お前たちが

いたから、押し付けられた!」

 「そうだったのか……

「王子も居たから、今頃は王宮で、今後のことを話しているだろうよ」

 「で、ロックはどうなる?」

「勇者たちとスナーラは、無事に帰還させるのが任務だったが、

  勇者は全員死亡……神から頂いた剣でも……牢屋に入れられ、

公開処刑だろうよ」

軽く言うロックティラに、

 「その後は、俺たちが脱獄させて、一緒にミューブル王国に……

とフロージーが言い、

 「ああ……俺だけ除け者かよ!」

「スナーラ……どうしてもと言うなら、アキトは、カーディオン王国を

属国か占領すると言っていたから、家を守れ!!」

 「団長……

「他の騎士団長や騎士たちは、記憶を書き換えられて戻っていったんだ!

  俺たちは、本当の記憶を持って帰る……

「……フロージー。 そうだな、3週間後の戦闘で……

馬車に乗っている全員が考え込み、ロックティラが、

「参加する者は全員な……

スナーラが続き、

  「もう我が国も……

「初日の朝に、この国に攻め込む要請を送ったから、

  食料などの準備だろうな。後は、王子の話ししだいで、

 どうなるか……

諦めた感じで言うロックティラに、

 「俺たちから奪った神の剣なら、勝てるとか?」

言った後、フロージーは少し笑い、

 「俺は団長だから、奪われなかったが……

      お前らのは……

俺は、クスっと笑った後、

  「ロック……偽物だろ」

「ああ、此処に本物があるけどな」

と座ってる男たちを右手で紹介するように動かして、

「戻った勇者たちが、偽物でも、勇者たちが持っていた剣より

性能が上で、魔族の武器も見ている。そのうち、

              強い武器を開発するだろうな」

  「強いか……レイーナさんが俺のバトルアックスで、

ロックたちの剣を叩き折っていたのを見ると、技量だと思うよ」

 「……だから、俺は、彼女らがいる間に強くなるために、国を出るのさ」

「「「「「 団長…… 」」」」」

と今後の話などをしながら、2日間かかってスタンテッド王国の国境に

入り、そこから1日かけて、王都【インデット】の南門のある城壁に着いて、

馬車が並んで待っている行列には並ばずに、少し離れた場所に馬車を止めて、

 「さて、俺とダイジだけで行く! お前らは此処で待機していてくれ!!」

「「「「「「 はぁ!! 」」」」」」

と敬礼し、俺とロックティラは南門に向かった。


馬車は並んでいるが、人はほとんど並んでいなかったので、

すぐ門兵の所に行くことが出来て、

 「ようこそ、王都【インデット】へ」

門兵の1人が言い、もう2人が、俺たちを見つつ、

 「此処へは、何用で……

「勇者遊撃隊の隊長のルールック卿に会いに……

ロックティラが、質問した門兵に言い、

 門兵の3人は顔を見合わせてから、

 「貴様らは!!?」

「俺か……カーディオン王国の勇者突撃団を率いるロックティラ!

  横にいるのが、勇者タイジ」

と俺を紹介して、

 「勇者? 魔族よりも弱く、役に立たない……

   ロックティラと言ったな! こいつもそうだろ!?」

「な! 俺は拳を上げそうになるが、ロックティラに制され、

  「確かに、だが俺も弱かった。どの国の騎士団も弱かった」

「……ロック

詰所から1人出て来て、

 「どの国も?……神の剣を使った騎士団が、

         今回のゲームを制したのではなかったか?」

出てきた男を見ながら、

 「そのおかげで、一騎打ちに持ち込んで勝つことが出来たが、

   この国の最強騎士団でも、神からの貰い物がないと勝てない!」

門兵の3人は笑い、

 「勇者より強いんだぞ! 最強騎士ロジャー・エイ・カーメルさまは」

「ロジャーか……

  「ロックは知ってるのか?」

ロックティラは手のひらを詰所から出てきた男を指して、

 「こいつさ!!」

   「「「 え! 」」」と驚く門兵たちに、

「顔を見ても分からないくらいの最強騎士だがな」

  「嘘つけ! こいつらは新兵だろ!!」

笑いながら、「村から徴兵してな……

 「だろうな、俺の名を聞いても知らなかったからな」

「ロック……どういうことだ!!」

ロジャーが、俺を見ながら、

 「君がダイジか? ロックは俺より強いんだよ!!」

門兵たちと俺は驚き、

 「俺が1勝で、後は負けてばかりで、お前の方が強い!!」

また笑いながら、「王の前だからと、ワザと負けてくれて、

 プライドが傷ついたけどな」

  2人は笑い、落ち着いてから、

「で、ルールック卿は?」

  壁に体を置いてから、

「魔族に負けて、ゲームにも参加せずに帰って来た……

  自宅謹慎と騎士権の剥奪、貴族から平民への格下げもあるかもしれん」

「そうか……他の者は?」

  「勇者の2人は、ルールック卿の屋敷に住んでるが、

     勇者の権限も剥奪されるだろう」

「で、女性たちは?」俺は詰め寄り、

  「女性たちは、修道院に入って、魔族に汚された体を清め

神に祈る生活をな」

 「セツナもか?」

   「ああ……そうだ」

ロックティラは、詰め寄っている俺を離してから、

「で、ルールック卿には?」

  「屋敷にいる。来るか?」

俺とロックティラを見て言うので、

「俺は此処で分かれて国へ行く、ダイジだけで……

ロジャーは、俺を見てから、

「ダイジ君! 行こうか?」

  「は、はい……

行こうとすると門兵が、

 「入都料を!!」と言い、

   「金貨1枚(日本円で10万円くらい)」

「そんな! 大金は……」

  ロックティラの方を見て、

   「さすがに持ってないぞ!」

困惑する俺たちに、ロジャーが、

「ミューブル王国との戦争の準備のお金と、難民を入れないために、

  昼に決まったばかりだ! 国境もそうなる」

説明してくれて、

「どうする、ダイジ君?」

  「ミサトたちなら持ってるだろうが……

と言って、ロックティラの方を再度見ると、

 「国に帰るまでの食料と、もど……

と言って、考え込むロックティラと俺を見て、

 「今回は、俺の権限で入れてやる! 次回は無いけどな」

と言われて、俺はロジャーと共に、ルールック卿の屋敷へと歩いて行った。







働き過ぎだから、休める!

 初日以外は、ほとんど立ってるだけだったけど……

立ってるのも辛いよ!

 北条君の場合は、他もね!

何回も回復されて、109人と……

 次回

  幕間 久しぶりの再会……


亀が、亀が居るのじゃ!!

 俺たちの出番は……

何を読んでいるのじゃ!? 

 台本だよ!

我の出番は?

 一緒に出るから、あるよ!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ