表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第2章 女神は、わが子の為に……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/140

74話  剣舞……

  観客スタンドの内部にある風呂場の脱衣場で

 服を部ぎながら、

  「この部分カットしません?」

 独り言を言うが、反応はないよねぇ……

アレタは先に入っているが、

 いくら将来結婚すると言っても100年後。

  年齢だけ言えば向こうが年上。

 だから大丈夫! 婚約者同士なんだから

一緒に入っても……

 でも、念のためにスマートフォンのアプリで!


 「お兄……

 風呂場に入って来た俺を見ながら、何時ものお兄ちゃんを

言うのを途中で止めて、アレタはブスッと頬を膨らまして

俺を睨んでいる。

 「どうした?」

   「何それ!?」

 腰にはタオルを巻いているだけなので、

  「見られたら恥ずかしいし……

 天井を見ながら答えると、

  「何で!!?」

 眉間に皺を寄せて怒って言うアレタに

  「何処か可笑しいか?」

 アレタが言いたいことは分かっているが、

あえて知らない素振をすると、

 アレタは浴槽からガバッと立ち上がり、

  「子供の姿! 元に戻って!!」

  俺の姿を指摘するので、

 「この姿なら、まだ許される!!」

力説すると、

 「僕の姿を見て! 大きくなるのを見たかったのにぃいい!!」

 アレタの言葉に、あのババァ!! 何を教えてるんだと

頬をピクピクしながら左拳を握っていると、

 「どう?」

   アレタが聞いて来るが、

 「僕! 子供だからわかんなぁい!!」

 逃げるように言って洗い場に行く時に、アレタは手の平の中に

お湯を集めて密封するように両手を重ねてから、

親指の方を俺の方に向けて両手を押すようにすると

そこから御湯が勢いよく放たれて俺の後頭部に当たったので

顔から床に倒れる時に軽くジャンプするようにして回転して

床に着地をしてから

 「残念でした!!」

アレタの方に向かずに叫ぶと、

 「お兄ちゃんのバカァァアア!!!」

   アレタも叫んで浴槽にドボォォンと背中から入った。


 さて、浴槽に入ろうとすると、

  「お兄ちゃん!!」

 不機嫌なアレタが俺を見ながら言うので、

  「どうした?」

 聞くと

  「タオル取るの!!」

 タオルを巻いて入るのはいけないとアレタが言うので、

  「新しいのに変えてるから」

 「ダメェ!!」

   「勘弁して!!」

 「僕、何も着けてないよ!!」

  大事な部分を見せたくないから御願いしたが、

 頑なにダメと言われて、

  「背中合わせで良いでしょうか? アレタ様」

 「フン! 我慢する!!」

   これで勘弁してと言う気持ちで言うと

 アレタは頬を膨らまして俺を睨んだ後に

  渋々納得してくれたので、俺はタオルを洗い場にある

 桶に投げ込んでから浴槽に浸かると、

アレタは俺の背中に自分の背中をくっ付けて、

 「小さい……

 呟くのを聞いて、

  「アレタと同じ肩幅だから……

 少し笑いながら話すと

  「お兄ちゃんみたいにアプリで!!」

 年齢アプリのことを言い出すので、

  「アレタが使っても150歳にはなれないよ」

 優しく話すと

  「なぜ?」

 疑問に思ったアレタが聞いて来るので、

  「実際に年を取らないと使えないんだ!

    俺も25以降はなれないよ」

 「どうして?」

 答えると、更に聞くので

   「明美の眷属のせいで老化が止まるから」

 「ずっと若いままで良いよね」

 答えると、アレタが老化しない方が良いと言うが、

   「貫禄が無いし、バカにされる」

 「えぇ!! お兄ちゃんを!!? そいつ倒す!!」

 若造と言われたり、上司なのに命令は聞かないわで

沙良が仕えた御嬢様の私設騎士団の団長になった時に

苦労したのを思い出しながら言うと、アレタが怒り声で

叫ぶので、俺は慌てて、

  「実力が上を証明して終わってるから」

   「そうなの?」

 「そう! 30代、40代じゃないと

   素直に聞いてくれないから

    30過ぎで止まってほしかった!」

 沙良の目の前で足腰が立たなくなるまで痛めつけてやったと

自慢するようにアレタに言うと喜ぶような感じではなく

普通でしょという感じで人差し指を口に当てて言うので、

確かに勝って当たり前、自慢するようなものではないので

25歳じゃなく、30代以上になりたかったと叫ぶと、

 「そうなんだ、? お兄ちゃんって今何歳?」

「14歳だけど……

 突然、俺の年齢を聞いて来るので答えると、

  「25って言ったよね」

 「そうだけど……

 沙良と俺がギルドの依頼で行って過ごした時の

依頼完了時の年齢を聞くので、確かに25と言ったけど

それが何だろうかと疑問に思いながら答えると

   「25まではいってるんだよね」

 「そうだけど……

 確認するようにアレタが聞くので、

呟くように答えると

   「何回目?」

「1回だけど」

 25になったのは其れ1回なので答えると

  「レイおねえちゃんの時は……?」

「22だったかな」

  零の時は、12歳から零を守る依頼と、アダムとイブ計画の

 初期段階をすることで10年を費やしたから答えると、

  「となると、11と8とで33歳なの?」

 「今年の8月に15になりますが」

   「34歳なの! お兄ちゃん!!」

 突然言い出すアレタに戸惑いつつ俺は14歳だ!!

33のおっさんではないと丁寧に言うと、1歳上乗せして

アレタが言い出すので、

 「検索するな!!」

   「お姉ちゃん達以外でもしたことあるの?」

 俺の生まれた世界では14歳だから、それ以上

言わないでと願うと、アレタは行為はと聞いて来るので、

 「あるわけないだろう!!」

   薬を盛られて行ったけど、初めてはナルエたちであるので

  否定するように怒ると、

 「サラおねえちゃんとは?」

   俺の初恋の相手であり、何回も告白して振られ続けていても

  沙良を求めている俺にアレタはしたことあるのと

 聞いて来るが、アレタは無いことを分かっているので

  可哀想な俺の背中に頭を着けて

   居るので、

 「ギルドの依頼先で結婚はしたんだよ」

   俺の予想外の発言に

  「そ、それで!!」

 驚きの声を上げるアレタに続いて、風呂場の向こうからも

声が上がるので、どうやら盗聴しているらしいので、

 「アレタの姿を撮ってるなら……

ドスを利いた声で風呂場の向こうに叫ぶと、

 「大丈夫です! 音声だけです」

セント・ギア【ブルー・ドラゴン】のインディゴが念話で語るので、

 「盗聴するなよ!」

   「アレタさんと間違いがあってはと、アキナさまが!」

  「あるわけないだろう」

 アレタはまだ初潮を迎えてないんだから、

アキナさんは心配症だなぁと思っていると、

 「お前って、おっさんだったんだな!!」

   「お前、だれ?」

 アレタにも聞こえた謎の声の為に、アレタは顔を浴槽に

少し入れて俺の背中に隠れ出したので、

俺はアレタを守るように声の主に殺気を込めて言うと、

 「赤い貴公子のケイイチだ!!」

   「それで?」

 圭一が変な飾りをつけて言うのがバカバカしいので

無視するような感じで要件はと聞くと、

 「くぅ! 中年男にレイを任せられない!!」

 確かに生きた年齢を考えると30は過ぎてるので否定はしないが

今の段階で年上の圭一に言われると腹が立つが冷静になって

   「で、勝負か?」

 「そうだ! どちらのシンボルが大きいかだ!!」

 圭一のことなので何時も通りの零を巡っての勝負かと聞くと、

圭一が肯定して言う勝負は、男のシンボルの大きさ勝負と言うので、

   「この状態で?」

 「そうだ! フフフッ……

   それは無いだろうと思っていると、

突然、風呂場の扉が開かれて、

 「ツカサがオッサンなら、私だってオバサンよ!!」

   裸の零が風呂場に現れて叫ぶのを

 俺は手の平で顔を隠しながら

  「宮殿の俺の部屋に居ただろう!!?」

 告げると、

  「此処と繋げたの」

  零は微笑んで言うけど、

 「裸だから、何かで!!」

   バスタオルなどで隠してほしいので

    裸の零に御願いすると、

 「ツカサに見られるのは良いのよ」

 零は言うけど、

  「レイ! オッサンに見せるな!!」

 圭一が見せるなと言うのを無視して浴槽の淵の床に

膝を着いて俺を見ながら

 「ツカサと10年、今は17と言うことは……

   「レイは永遠の17歳だ! オバサンと言う奴は斬る!!」

 零は以前に別の世界に召喚されて、俺と共に10年を過ごした。

その10年と合わして今はと言い出す零に圭一は慌てて

 今のままの姿で変わらないと言うので

  「ツカサは?」

 零が俺に尋ねるので

 「帰る時さ!」

アダムとイブが目を覚ますのを待っている間に

 零が元の世界に帰った時の年齢だと言うと、

 「そうね……

   零は浴槽に入って来てから俺の背中に寄り添い

    「今はどうなってるの?」

 「300年経ってる、今度行くか?」

「うん……

  「アレタも、皆でな」

 俺に聞いて来るので答えてから、旅行も良いかと

提案すると返事をする零から僕もと俺の背中に向けて

アレタが殺気を向けているので、全員でと言うと喜ぶ

アレタに続いて俺も行くぞと圭一が言うが、

 「赤の他人が新婚旅行に付いて行くのはいけませんよ!」

インディゴに言われて、

 「俺は恋人だ!!」

   「振られたでしょう!!」

 「それでも……

   「無理だって! 諦めろ!!」

「ジュウス! シスコンに言われたくない!!」

  圭一、インディゴ、十須のやり取りが外野で行われ出したので、

 俺はアレタと共に浴室から脱衣場に向かい、脱衣場で服を着てから

アレタを両親の家まで送ろうと思ったが、ナルエたちが入って来たので

其のまま出るタイミングを失いのぼせてしまった。

 目が覚めると、仁美の太腿を枕にして横になっていたようで

寝ている場所はミューラ宮殿内の俺の部屋であることを確認してから

 「遊ばれたなぁ……

   呟きながら起き上がり、俺は子供用の寝間着を着てることを

  確認して周りを見ると、寝間着を全員が着てるので

 生まれた姿状態では無いので一安心してアレタを探すと

俺と色違いの寝間着を着て寝ていた。


 

 今日はロブシェリル・フェスティバルの7日目、

人族対魔族のゲーム5日目となり、魔族側の提案により

代表者による一騎打ちで決着をつけることになった。

 と言う筋書きで、自称皇太子のケティングは亡き両親の

仇が討てると喜んでいるが、此処に来る前に魔物に殺された

話になっていたはずだが、ケティングにとっては魔族も魔物も

同じなのだろう。

 魔族側はニコール、人族側はサンライト・サーバンと偽名を

使っている俺が対決することになっている。

 結果は決まっていて、俺が辛うじて勝った後に力尽きて

死ぬが、人族対魔族のゲームは人族側の勝利で終わる。

 今日の午前の予定は砦の解体作業である。

  俺は元の姿に戻ってナルエたちと朝食をした後に、

魔族側の精鋭部隊の隊長のガイル、ニコール、魔族の大陸に居る

魔王とソラスの5人で観客スタンド内の会議室で

今後についての話を行っている。

 「ガイルたちはどうなる?」

『敗北の責任で死刑だろう』

  魔族側の敗北でガイルたちの安否を気にして

 魔王に聞くと予想通りの回答に溜息をしていると

  「君と戦えて良かった! 不満はない」

ガイルは笑って言うが、

 「嘘いえ! 俺に勝ちたいだろう!!」

「……そうだが」

 本当は鍛錬して俺に追いつきたいと思う気持ちが

あるだろうと聞くと悔しそうに呟くので、

  「ニコールの所で1万人を……

 魔族の大陸に帰らずに此処に留まれば良いのではと

港町【ロブシェリル】を管理しているニコールに聞くと

 「場所はミューブル王国が提供してくれば可能だが

   食糧が問題になる」

食糧がネックであると言う。

 『ツカサよ! 勇者たちも留まるのだろう?』

 そして、勇者隊の面々も帰国しないで修行をして

魔族に勝てるくらいになりたいと言う者たちが

 ミューブル王国に残るので、ガイルたちを含めて

  約10250人がミューブル王国の国民になる。

 ニコール同様に食糧が問題だろうと魔王が聞くので、

 「秋人さんや神界で購入して行くが……

『ゴブリンたちまでは無理か?』

  「駄目神はどうなんだ!? 勝つ見込みが無いのに

    魔王をけしかけたんだから……」

 秋人さんが新たな農地を開拓はしているが、1万人以上が

増えることは考えていないので食糧不足解消にはならない。

 隣国からの輸入も考えれるが割高になる。

  秋人さんが治めるソリュート王国は十分な食糧が蓄えられていて

 こっそりと俺たちの日本に輸入しているので購入は可能であるし

神界も十分な食糧があるので此方も問題はないが、誰が御金を出すかと

言うと俺しかいない。

 ソリュート王国から給料は貰って使い道が無いので

お金は溜まりにたまっているので出せるが、魔王が言う通り

1万人の食糧までは出せないので、

 魔王の隣に座っているソラスに尋ねると、

  『駄目神って!? 義理の母親に向かって!!』

 「世界の傍観者じゃいけないのに、娘の為だけに動くからだ!!」

 駄目神と言う言葉に怒るので理由を言うと

  『母親としては普通よね、あなた?』

 『娘の幸せを考えての行動だからな……

 ナルエの、キューイルの母としての行動なんだからと

ソラスが発言すると、魔王もソラスの行動は分かると言いながら

俺を睨んで、

 『同時に100人以上も娶るんだぞ! 

   ナルエが幸せになれるか!? 春奈!!』

 本音を言い出す魔王に、

  『大丈夫よ! ね、つかさ君?』

 「……ノーコメントで」

 未来の沙良に聞けば直ぐ分かるが聞きたくないし、

魔王の転生した妻たちからソラスは聞いているので、

俺に向けて余裕の顔で聞くが、どうやっても100人以上を

平等に扱うことなど出来ないので逃げるような言葉を言うと、

 『情けない奴! 来世の私の娘とは破棄だ!!』

   右口角を上げて言う魔王に

「本当に!!?」

  嬉しそうに言う俺に対して、

   『娘として、捨てるのかぁああ!!?』

 さっきと言ってることが違うじゃないかと魔王を

睨んでいると、

 「話を戻しませんか?」

   ニコールが言い出すので、

 『そうだな、食糧はツカサが出すで解決だ!

   息子よ! ナルエたちの生活費は残すこと、良いな』

 魔王が俺に出させることで食糧問題は解決と言い、

ニコール、ガイルも賛同した。

 『つかさ君! それじゃ』

   ソラスも俺に御金を出させることに賛同して

 会議は一歩的に終わった。

  「魔王陛下は君に期待している、

    頑張ってくれたまえ!!」

 ニコールが言うと、

  「我々の為に、よろしくお願いします」

ガイルにも言われて、

 「村を作ることになると思いますので、

   軌道に乗るまで面倒見ますよ」

 苦笑しながら言うと、

  「お願いします」

 再度ガイルに御辞儀されながら言われて

   「あなた方の力も借ります」

 「喜んで!!」

   俺1人では無理なのでガイルたちにも

  手伝ってもらいますと言うと手伝うと言うので

 俺が右手を差し出すとガイルも同じようにして、

俺たちは握手をしてから会議室から退室した。



 昼は観客スタンドの前で公開処刑が待っていた。

テーブルには光悦たちが間接キスをして食べていた五平餅が

テーブル椅子に座った女性たちの前に並んでいる。

 女性たちが一口食べた後に、俺が何処を食べるかで

愛を確かめようと言う誰が考えたんだ此の企画。

 本来は、昼食後に、圭一、浩二の女性に振られた男たちと

港町【ロブシェリル】を守る護衛騎士団の団長のトップコットと

副団長のタックトップの親子との対決があるのだが

 「おっさん! どれだけ愛があるか見せてもらおうか!!」

 圭一が不敵に笑って言うので、秋人さんかアキナさん辺りが

面白いと思って採用したなと考えてテーブル椅子に座っている

ナルエたちを見ながら、

 「なぜ、居る?」

 其処にはアレタのおばあちゃまことアフロディーテの

欠片の1人であるベイベラが座っていて、

 「あら、アレタと結婚するんでしょ」

俺に聞いて来るので、

 「100年後な」  

   アレタとの約束事を言うと横に座っているアレタは

 嬉しい笑みを見せている。

  「どうして座っている?」

 改めてベイベラに聞くと、

     白髪の長い髪を触りながら

  「孫と結婚なら私とも結婚でしょ!」

 最初に会った時に交わした会話は半分冗談だと思っていたが

どうやら俺との結婚前提での会話であったようだ。

 その時は考えると言って濁したが此の席に座っていると

いうことは考えたくねぇ……

 ベイベラの発言に観客スタンドもどよめきが上がっているし、

実況をしている浩二、十須も戸惑いの言葉を発している。

 セント・ギア【アクア】がベイベラにマイクを向けると

  「ナルエちゃん達は賛成よ!

    正確には、私の本体のアフロディーテと結婚と言うことになるわ」

 「おばあちゃまは?」

 思った通りに、ナルエたちは何時の間にか俺の意見を聞かずに

ベイベラの本体と合意していることを告げるベイベラに

アレタが悲しそうな顔で尋ねると

 「私は寿命なの!」

   「亡くなるの?」

 「悲しまないで! おばあちゃんは本体に戻るの。

   此れからは本体のアフロディーテがアレタのおばあちゃまよ!」

 寿命で亡くなることを言うので、益々アレタは悲しい顔をするが

本体であるアフロディーテを此れからは祖母と呼びなさいと言うので

 「良いのか?」

   「えぇ、貴方と結婚するけど、おばあちゃんまと呼ぶ?」

 幾千の年月を過ごしたアフロディーテには、多くの旦那、子供、

孫などがいるが離婚も多いので、誰とまた結婚するかは

側近たちは問題にはしないだろうが、アレタの祖母として

アレタと共に生きることを言うので確認すると、

ベイベラは肯定し、俺と結婚することで私の呼び名は

どうするのと聞くので、

 「なぜ! 結婚なんだ!? アレタ繋がりでも……

 アレタとは結婚をする約束はしているが

  「前から貴方のことが気になっていたの」

 「アフロディーテが……

ベイベラの言葉はアフロディーテとしてかと聞くと

  「そうよ、本体が結婚したいなんて1000年ぶりよ」

 「決定打は?」

「テロの鎮圧での活躍」

  俺と正式に結婚と言うので決めてはと聞くと

 召喚される前に起こった神界でのテロ事件で、俺たちは

ギルドマスターから最後の希望として頼まれた。

 そして、俺は勝人、英二と共にテロを起こしたアジトに

侵入してテロの主犯格を捕えた。

 アジトには監視カメラなどがあったが、俺たちが踏み込む前に

明美が全て壊した。

 だが、壁などに残っていた残留思念を使って再現したのが

テレビのワイドショーなどで流れているらしい。

 ただ、俺たちは正月休みで家でゴロゴロしていたし、神界への

全てのゲートが封鎖されて行くことが出来なかったので

太陽界が12界のトップに出たい為に作った映像とも

言われているらしい。

 どうやら、魔王たちと会議をしている間に、ナルエたちも

見たらしく、俺に念話でカッコ良かったなどと褒めてくれるが、

誰かに聞かれると不味いので声に出すなよと釘を刺している。

 アフロディーテはギルドマスター【サンローア】と仲が良いから

明美がハーディルから貰ったゲートの魔法で神界へ来たことも

聞いたんだろう。

 「それ以上言わなでくれ」

   「で、どう?」

「アレタは?」

  「僕は嬉しい!!」

 自慢話のように彼方此方で言われても困るので、もう言うなと

ベイベラに注意すると、微笑みながら上目遣いで俺に聞いて来るので

ナルエたちはオーケーみたいで、アレタは同じ男を共通するので

如何かなと聞くと喜ぶので、

 「分かったが、発表は止めてくれ!」

「どうして?」

  俺1人が反対しても無理だろうだから承諾するしかないが

 沙良だけを追いかけていたはずが、

どうしてこうなったという感じ。

 アフロディーテとの結婚は公になると面倒なことが起きそうなので

止めてくれと言うと、ベイベラが五平餅を少し食べた後に聞くので、

  「12柱の1人と下級神の眷属、釣り合わないだろ」

 「どうして?」

 階級社会の神界では、何かと俺に、アフロディーテに

嫌味や文句を会うたびにする輩から俺は耐えられる自信がないので

階級のことを言って、ベイベラに結婚発表は止めるように言うが、

それが何という感じでベイベラが言うので、未来の沙良たちが居る方を

チラッと見てから、

 「沙良に頼られる男と言われたら……

 発した言葉に、ベイベラ、ナルエたちは未来の沙良の方を見ると、

  未来の沙良は明美ズと顔を見合してクスッと笑っているので

   アクアが未来の沙良の方に行ってマイクを向けると

  「今、話題になってるテロのアジトに行く前に

    つかさが冷静に役割分担を決めたのに驚いたわ」

 「専守界を魔法で終わらせるって御前が言ったから冷静に成れた」

 沙良が新年の挨拶などの為に晴れ着姿で参加となり、その姿で

戦うのは不味いから一発で終わらせると言うと、明美たちは

沙良の作戦で行こうと言い出すので、俺は慌てて仕切ると言って、

沙良にはビック・スノーマンを、明美には俺たちがしたことが

バレないように時間停止を頼み、アジトに侵入しない者たちには

ビック・スノーマンと戦っている者たちを時間停止中に

沙良の攻撃から避難させるように指示をした。

 「つかさが私に頼っていたのに、反対になったなって……

   俺に向けて笑みを見せて言うので、

「言われていたわけね」

  ベイベラがニヤッとして言うので、

 「言われてません! 五平餅!!」

 頼られていませんとベイベラの五平餅を奪って

ベイベラが食べた反対側から勢いに任せて残りを食べつくし

アレタは殆ど食べていたので残りを、そうして10人くらいで

俺の腹は限界を迎えて、

 「もう無理だから、自分たちで全て食べてくれ!!」

 地面に背中から倒れながら俺は言い残して

地面に寝そべった。 

 少したって、ナルエたちが30秒くらいで交代する

膝枕をするイベントに変わり、途中で立ち上がるわけにも行かずに

苦笑いしながらナルエたちの顔を見ていた。

 そして最後に、未来の沙良が膝枕をしてくれて、

  「……どうして?」

 「弟が良いお嫁さん達を貰ったから記念に私もって」

赤い髪を触りながら微笑んで言う沙良に、

 「弟枠かよ!」

   「フフッ、嫌?」

 「結婚もしたんだぞ!!」

 同じクラス、親よりも長く一緒に居る時間が長い間柄であり

家族のような付き合いであるが、沙良の姉と言う言葉に

嫌そうに言うと、沙良は首を傾げて俺に聞くので、

沙良が依頼先で嫌な男と結婚されそうになったので、

 沙良を守るために偽装結婚をしたことを叫ぶと、

アクアが俺たちに向けているマイクからスピーカーに

音声が流れて、観客スタンドから実況をしている浩二たちから

詳しく話せとコールが上がるので、

 「嫌な男が迫って来たから偽装結婚しただけよ」

 沙良が軽い感じで言うので、俺は膝枕をしてくれている

沙良から起き上がり、

 「家は一緒だったが、部屋は別々の3年間!

   何もなかった!!」

 苦痛の顔で言う俺に、

  「普通はあるでしょ?」 

 アクアが聞いて来るので、

  「無かったよ!!」

 啖呵を切ると沙良がクスッと笑ってから、

  「王子様以外には興味ないから」

 「王子様とは?」

 アクアは知っているが、観客スタンドに居る者たちは

知らないので、アクアが観客の代わりとして聞いて来るので、

 「最愛の人よ! つかさも好きでしょ!?」

微笑んで言う沙良から俺にマイクを向けるアクアに

 「沙良や秋人さんが居なければ結婚したい人だよ」

   王子様は俺も好きだよと言うと、女性かと

  十須が実況席から声を上げるので、

 「そうだよ! 何度も告白をする機会を与えてくれた。

   最強の女性さ!」

 十須の問いに答える形で光悦と美里の間に居る明美ズを

沙良と共にチラッと見てから

 「最終日、沙良が明美を想う気持ちごと

    俺の物にする!!」

 沙良に告げると、

  「出来ないのに?」

 「弟から兄には」

    「すぐ負けるから無理よ」

   「決まっていようが言わせるよ」

 肩を上げてクスッと笑った沙良が俺の頬に軽くキスをして

明美ズの方に歩いて行った。

 俺もナルエたちが待っている所に戻って、

  「明日、俺の稽古に付き合ってくれ!」

 美鶴たちを見渡しながらお願いすると  

  「勝てないのか?」

ローズマリーが聞いて来るので、

 「あぁ、俺が知っている沙良より強くなっている」

「それでも、挑むのね」

  答える俺にナルエが聞くので、

   「それが、俺さ!」

 笑みを見せて言うと、ナルエが全員を見た後に

  「旦那様に付いて行きます」

 俺に真っ直ぐな目を向けて言い切るので、

    「物好きな奴ら……」

  目を閉じて、ナルエたちに感謝しつつ嫌味っぽく言ってから

   ナルエと腕を組んで

    ロブシェリル・フェスティバル会場を後にした。


 その後、当初の予定通りに、

圭一、浩二対トップコット、タックトップの試合があり、

誰もが思った通りにトップコット、タックトップの勝利であった。

 悔しそうに勝ったタックトップたちを見ている圭一の前を

女性が通り過ぎてタックトップの前に着くと

 「おめでとう」

   「勝って当たり前だから……

 笑みを見せる女性がタックトップの胸に顔を付けると

タックトップは女性を包み込むように両腕で囲むと

女性がタックトップの顔を上目遣いで見て来るので

 「ソフィア……

   タックトップが呟いた後に、キスをする2人に

  観客スタンドから歓声が上がる。

 どうやら、俺たちのせいで大胆になった人族のソフィアの

行動に戸惑いながら受けるタックトップだったが、キスを終えて

ソフィアを御姫様抱っこをして観客スタンドの方に歩いて行った。

 ソフィアは花屋の娘で、ショートカットが似合う女性である。

  彼女の笑みは元気を与えるようで、タックトップが

港町【ロブシェリル】に親と共に魔王の命により就いた当初は

元婚約者と遠距離恋愛を続けていたが、次期魔王候補の

第4王子、第9王子の派閥争いが水面下で行われている余波で

港町【ロブシェリル】に居ると言うことは、もう1人の魔王候補の

第4王女であるキューイルを推す者として認知されたらしく

元婚約者から婚約破棄を告げられた。

 人族の大陸に行くことは魔族から見れば左遷であったが

此の時は乗り切ったが、今回はどう弁解しようが無理だった。

 婚約破棄の悲しみを持ちながら巡回をしている途中で

花屋の前を通ったら、ソフィアが明るい花を何輪か持ちながら

タックトップの斜め前に立って

 「胸を張って明るく巡回を! この花の色のように……

   ソフィアに言われて、

「不安を与えてはいけないな、ありがとう」

  受け取った花にキスをして立ち去ったが、

 それ以降、巡回する時は何時もソフィアと

長話をするようになり自然と恋仲になって行った。

 結婚も秒読みになっているが、人族と魔族の寿命の違いで

ソフィアが亡くなった後に再婚をと言うが、後を追うと言う

タックトップに、父親のトップコットが、子供が成人を迎える前に

亡くなるのは許さないと言うので、その問題で揉めている。

 人族と魔族の間の子は魔族側の成長スピードである。

  もちろん例外はある。

   キューイルのように成長が早い場合もあるが稀である。

 人族と魔族の間の子は能力が高いので、魔族の貴族の間で

嫌々だが人族と結婚を目論む者が出るが、ソラスが相思相愛で

なければ無理だと夢の中で言って落胆させている。

 最終的に、トップコットが折れるだろうと言われている。

  で、圭一たちは零たちを取り戻すためには

 眷属になることが早道なので、明美ズのほうに走って

聞くが、好みじゃないのでしないと明美ズに言われて泣いていた。

 明美はオジサン趣味で、俺たちのクラスの者以外では

眷属はいないので、圭一たちが俺の学園に転向して

同じクラスになるとか言わないように切に願う。


 夜になり、観客スタンドの照明に灯が入り、

  フィールドを照らしている。

 午後8時から、キューイルによる剣舞が行われる予定である。

  その前に、

   恒例となった秋人さんの妻たちシリーズも

   いよいよ大詰めである。

 俺は未来の沙良たちと話があると言って

ナルエたちが離れて行ったので、アドラーと勇太に合流して、

俺たちは何時も通りにバイオトイレの片隅に隠れている。

 「お前も好きだなぁ」

光悦が俺に向けて言うので、

   「お前もな」

 「俺は秋人さんと合流して遊ぼうかと」

 光悦もだろと言うと、今日の秋人さんの御相手の

パティーレイスさんが待っている所に秋人さんが訪れる瞬間を

邪魔な秋人さんを避けて撮った後に、光悦は一緒に遊ぶ予定だと言う。

  他の秋人さんの妻たちは、クチナの劇、屋台などで

   忙しく動いている。

 パティーさんの格好は、ノースリーブのワンピースの下に

襟付きのシャツを着こんでカーディアンを羽織っている。

 露出は無いが何時ものローブ姿と違って新鮮である。

  勇太は定番のたこ焼きを食べている。

   元々は女嫌いの勇太の為にと言う企画が何処で間違ったのか

  ギルドで売る写真を撮ることに変わってしまった。

 そして、秋人さんが浴衣姿で現れて、パティーさんが秋人さんに

笑みを見せる瞬間をアドラーが激写した後に、秋人さん、

パティーさんが居る場所に集まってから、

 「あの木の所で1枚」

   アドラーが指を指す方向の木々の枝の上などに

    獣族が居る事に気が付いて

 「殲滅したんじゃ?」

   俺がアドラーに聞くと、

 「色ボケか? 船で到着だそうだ!」

   ナルエたちに構っていて警戒が疎かになっていたようで

  秋人さんに言われて、

   「何隻来るんです? もう終わりなのに」

  「情報収集に終わりはない」

 「つかさ君、溺れるのも良いけど気を付けてね」

   まだ来るのかという感じで言うと、

 終わりはないと言う秋人さんに続いて

パティーさんにキツク言われて

 「ナルエたちを悲しませたくないので気を付けます!」

   光悦も聞いてるか構わずに言うと、

 「後のことは任せろ!」

   「勇太は? つかさに」

 光悦が言うのに続いて、たこ焼きを食いながら付いて来ている

勇太にアドラーが聞くと、

 「あれへん」

   ぶっきらぼうに言うので、

 「恭子のことは光悦に任せる。思いっきり戦え!」

   秋人さんが恭子の名を言うと、ピタッと止まって

 「嫌いな女の名を! コウエツだって戦うねん!!」

   光悦も戦うのにと呟く勇太に、

 「フフッ、レベル15でもアドラーさんがいますから」

   パティーさんが言うので

 「護衛だから」

   「頼むねん」

 アドラーが勇太を守ると言うと、勇太はアドラーに向けて

笑みを見せて言うと、

 「さて、ここからは……

   俺が言うと、

 「貴方、此方に向かっている船は……

 スマートフォンをチラッと見ながら秋人さんに言うパティーさんに

  「あの木の方が良いかな」 

 獣族が隠れている方を指を指しながら秋人さんは頷き、

  航行中の船はパティーさんのゲートで消息を絶った

   アドラーはカメラを月に向けて何枚か撮っている間に

 光悦は勇太を抱きかかえて姿を消して、

  「最初は、俺とツーショットで!」

    パティーさんの手に俺の手を添えて行こうとすると

  秋人さんが邪魔をする行為に獣族の密偵の注意が行っている間に

 光悦たちが始末をして、まだ居るようで、秋人さんに文句を言うと、

俺に向かって文句を言い返し、獣族の密偵が俺たちの争いに

注意が行っている間に、背後から獣族の密偵を光悦たちが始末をして行く。

 全て終わり、

  「さすが、レベル85だな」

 「レベル15や! 嘘言うねん!!」

 光悦が勇太を称賛して言うが、レベルは15だと言う

勇太に俺たちは笑ってから、フイールドで始まるキューイルの

剣舞を見る為に観客スタンドの方に向かった。



   

 ダガー使いか?

密林は短剣さかい

 勇者は長剣しか……

しっくりくるねん

  恭子と一緒に修業したもんね

嫌な女の名を言わへんで!!

 勇太が一緒に?

  そう、恭子の御両親と勇太の御父様が召喚先で……

えっ! 嘘や……

 それで?

  産まれたら結婚させようって

なんやそれ、あいつと……いつも虐められとるさかい

 好きな子にはか……

  恭子の部屋はね……

聞きたくないねん!!!

 逃げた

  勇太の写真で一杯!!

   嘘言わないの! 

  フフッ、本当はパスワード……

   言うな! 

 どんなのがある? 明美!

  風呂のシーン!!

   そんなのないの! 次回予告!!

  第75話  最終回……

 違うから、人族対魔族のゲームの最終日!

 次回、75話、最終日!!


 私が本気を出すのは、あなたを守る時だけよ、明美!!

俺は守ってくれないのか? 旦那なのに……

  私が殿下を守ります!

   リス……妊娠中だから

  安定期ですから

 もう、本気を出すのは……普通でパクを虐める奴は!!

頼む! 俺って、光悦、秋人さんより弱いから

   最強の合体剣を与えているでしょ!!

合体させて、天竜剣にする時間が掛かって……

  時間短縮は? 明美さま

   プロセスが大事なので

    アニメみたいに敵は待っててくれないから

光悦、フェニックスの剣と交換しない?

    なんで?

炎を纏ってカッコいいから……

   私の剣は駄剣なの……

 明美を泣かしたわね!!

そうじゃなくって! 沙良たちが居ないと使えないから

    サポートが居てか?

そう、そう!!

     勇者が最後に放つ必殺技へのプロセツよ!!

そうだよ! クチナの言う通り!!

 フフッ、そうね

   敵を倒しに行こう!!

      

      あのなぁ……

 私たち5人で! パクの必殺技で御前を倒す!!

つかさ! 覚悟!!

      沙良との一騎打ちだろ!!!

   変わりました

      勝てないだろ!!

 勝つ気だったの?

      あ、当たり前だろ!!!

     開発された性感帯攻撃で!!

      クチナ!! 言うなぁ!!!!

 嫌らしい……

      勝つ為だよ……




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ