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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第2章 女神は、わが子の為に……

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52話 イチャイチャ……

 食事に招かれ、私たちは食堂に入り、テーブル椅子に

キューイルは松本君の座っている隣に座り、残りの私たちは、

向かい側に座った。


テーブルの上には、ナイフやフォークが、何個も置いてあり、

ナプキンもあり、

「王宮では、ナイフやフォーク無しで、食べていたけど、

  ここは、すごいわね!」

最初に、サラダが運ばれてきて、1皿ずつ私たちの前に

置かれて、キューイルが、

「ナイフやフォークは、我の母が広めたそうじゃ!」

フォークに魚の赤みを刺してから、松本君の方に持っていき、

 「あぁぁぁあんと口を開けてくれ!!」

松本君が口を開けると、サラダを口に入れて、

 モグモグと食べながら、赤面していて、

「こういう風に、恋人同士の食べ方というのを

  皆の前でしてな……衝撃を受けたらしく、広まったそうじゃ!

 今は関係なく、食事の時に使うようになったそうじゃ!!」


私は苦笑いしながら、心の中で、

 「あの駄女神! 何やってんの!!」

お返しとばかりに、松本君もキューイルにしているのを、

北条君は見ないようにキャベツや赤身や豆などフォークに刺しながら、

私の方を見るけど、この光景を見せられたら、恋人がいない者には

耐えられないのは分かるけど、記憶が戻った今、私は天理のことが

前より好きになっているけど、仲間なので、仕方がないかと


「北条くぅぅん」

北条君が私の言葉に反応して、フォークに刺さっている豆や赤身を

キャベツで包んだのを、私の口に入れてくれて、私も北条君の口に

キャベツばかり包んだ物を、北条の口に入れた。


「ほう……お前らも恋人だったか!」

  「目の前で見せられるから……

 「私は、天理っていう恋人がいるから……

「? 天理……」

  「恋人同士じゃなくても、したくなるからさ!」

松本君の方に顔を向けて、

 「そうなのか?」

「深く考えないで、俺たちは俺たちでさ!」

松本君はキューイルに、フォークに豆や赤身をキャベツで

包んだのを見せると、キューイルは口を開けて、入れてもらって

食べていた。


次に、運ばれて来たのは、チキンウィッグで、クロークバッファローの肉が

使用されていて、固くもなく、ちょうどいい噛み応えで、溶ける感じで

お腹の中に入って行った。

松本君たちの方を見ると、普通に食べていた。


次に、アル・アヒージョが出され、オリーブオイルとニンニクの香りが

漂い、エビなどの魚類が入り、トマトが一層の華やかさを出していて、

細めの棒状パンが5枚にカットされて置いてあり、具材を乗せながら、

オリーブオイルが染み込んでいくパンを食べて、

 「タツ!」

先ほどの光景が、また始まっていて、

 「もう! 恋人ね!」

口に入っているので、食い終わってから、

 「違うぞ! 夫婦だぞ!!」

「恋人で!」

  「なぜじゃ?」

「会ったばかりだし、お互いをさ……

  黙々と食べていた北条君が

「嫌な面を見せられても、離れる気はないだろうよ」

「北条……

  「でも……私たちは、2年後に帰るのよ!

 松本君とあなたの子が、その間に出来るといいけど……」

その言葉を聞いて、

 「か、かんざ、きさん……な、何を!!!」

周りにいる給仕たちも、ザワザワし始めて、

 ラムータが、手を叩き、ざわめきが収まり、

  ラムータが松本君の方に来て、ワインを新しいグラスに

注ぎながら、

 「人族と魔族の間では難かしいですし……

 「ラムータ! ダーク系を持つ人族は、まず居ないからじゃ!

だが、タツは持っている、持たない者よりは、難しくない!!」

 私たちにも、ワインを新しいグラスに注ぎながら、

  「そうでした……で、帰るとは?」

「元の世界に……

 「冗談でしょう。召喚術は一方通行で戻れないと……

「ラムータ! 注ぎ終わったら向こうに行け!!」

  飲み干したグラスをトレイに乗せて、厨房の方へ行くために、

私たちから離れて行った。


次に、エビの炒めものにニンニクの香りがより強くなっていて、

口の中でエビのプリプリを堪能しながら食べて、ワインを一口。


「ミサト! 帰るとはどうやって?」

  「私の名前、憶えてくれたの?」

 「1度聞けば憶える!」

北条君や松本君もエビをフォークで刺し、口に入れながら、

私を見ていて

 「周りにいる給仕さん達がいないところでなら……」

「心配するな! 我付きの者たちじゃ! もし裏切れば、

  呪いによって死が与えられる!!」

北条君が、険しそうな顔で、キューイルを睨み、

 「奴隷か……

   「いや違う! 我が不利になることを言えばじゃ!!

 これは、兄上や姉上たちもしている。国の中枢にいる者は……

それを分かって、我々の所に来ている」

 周りを見渡して、

「ここにいる人だけで、10人……雇うのも大変ねぇ」

「そうなのか? 住み込みで、我の小さい時から仕えてるのも

いるから、家族として過ごしているぞ!!」


次に運ばれてきたのは、魚の身や野菜などが、皿の中の赤いスープ

から顔を出していて、ひとめ見て、辛い物だと思ったけど、

スープが染み込んだ魚の身や野菜を食うと、辛さもなく、食が進む

感じで、ああ……後から運動しないと体重がと思いながら、


「ミサト! 話してくれ!!」

私は、ワインを1口飲んで、

 「私たちは、神の準眷属なの」

周りにいる給仕たちが隣同士で、ひそひそ話をしているが、

 「ここに来たのは召喚で来たけど、魔王を倒した後、

召喚された者が帰れなくても、私たちが仕えている神の力で

戻ることが出来るから」

「神の……我ら、この世界には3つの神がおる。人族の神ソラス、

獣族の神ソラット、そして、我が神のゾウラストの3つの神が

この世界を見ておる」

言い終わると食べ出しているが、

 「その神じゃないわ。異世界の存在は分かるでしょう?」

スプーンでスープをすくいながら、首を縦に振りながら頷き、

  「異世界の数だけ管理している神がいるわ。

 この世界の神は、3つの名で呼ばれているけど、1人よ!!」

途中で飲むのを止めて私を見て、続きを言おうとすると、

北条君が、

 「1人だと喧嘩になるだろう。ここは3つの種族が、

3つの大陸に分かれて文明を刻んでいるから、3つの名を使った

と言うことだろうよ」

 「フムウ……1人だと、どこの種族が1番とか争うな?

   お前らの神は?」

「私たちの神は、友人で同級生で、異世界を遊びまわってるわ」


次に、グラタンピザが運ばれ、魚の身やエビなどが、たっぷり入っていて

 取りやすい様に切られていて、チーズが糸を引きながらフォークで

取って、先端からゆっくり食いながら、チーズと具材との絡みを

堪能しながら味わい……

 「2年後に来る予定だから……

「で、帰るか……

寂しい顔をするキューイルに松本君は、

 「帰っても、すぐ来れるし、悲しそうな顔をするなよ」

「そんなに簡単なのか?」

松本君が北条君を見て、

 「時間調整があるが……学校もあるから、毎日とは行かないけどな」


キューイルは立ち上がり、テーブルに手を付いて北条君に

 詰め寄り、

「我は、そちらに行けるか!?}

  「2年後に聞いてくれ!!!」

「ちょっと! 北条君! 天理に丸投げは良くないよ!!!」

「テンリ? それが、お前らの神か……よし!!!」

  松本君に振り向き、

「我も、2年後にタツの世界に行く!! テンリという神に頼んで……


デザートのチーズケーキを運んできたラムータが、キューイルの

言い出したことに驚き、チーズケーキが乗っているトレイを壁に立っている

メイドに渡し、メイドがチーズケーキを私たちに分けながら、

 「今何と……

「行くのじゃ!!! タツの世界に!!!!!」

  「召喚で、ですか!?!?」

「タツの神、テンリに頼むのじゃ!!!」

  「神はゾウラストさまだけです。他の神など他の種族が

作り出した妄想です!!」

 「異世界はわかるだろう! その神は?」

「異世界もすべてゾウラストさまが作り出したものです」


私たちは、チーズケーキを食べながら、

 私は、「ゾウラストもいるけど、他もいるのを理解しないと……

ラムータが私を睨みながら、

「他など……

「ゾウラストとソラスは同一人物で、キューイルの母親よ!!」


私以外は、時間が止まった感じになり、

 1人、黙々とチーズケーキを食べ終わり、

  「おいしかったわ。朝の食事は軽めでね!」

周りを見渡して、

「……北条君、松本君、キューイルさん、皆さん!!

  どうしました?」

ワインを飲みながら、動くのを待っていると、

 北条君が動き出して「な、なにか……岩崎と同じハーフか?」

「……そうね。今回の召喚で、松本君に娘を紹介したかったみたいね」

「なぜ……俺なのさ?}

 「クラスで唯一の闇魔法を使う男子で、天理の準眷属だからよ!」

「……天理の? キューイルはかわいいし、黒色の体も素晴らしいし、

  紹介は嬉しいけど……14だしさ……

「すぐ溶け込んで、相性抜群でしょ……冒険者もしてるし、

   それなりの蓄えはあるでしょ!}

「……俺は……魔王には……」


キューイルも動き出して、

 「我が神の……子? まことか?」

「さっき、聞いた魔王が言った母親の印象で、

  分かったのよ!」

「……我は、お前らと同類と言うことか?」

  「そうよ! あなたは母親の準眷属!

    そして、天理の準眷属になってほしいのよ!!」

「テンリの……母だけでは?」

  「この世界は、異世界から人を集めてるわ。

 あなたは、今はこの世界で最強だけど、私たちより弱いわ。

  この先、まだ召喚するとなると、あなた以上の者も出てくるわ。

 ソラスが召喚された者に、スキルを与えないこともできないし、

  この世界に来させないようにすることも出来ないわ。

 あなた方が行ってる召喚は、召喚の呪文をした者の命を奪うものだから」

  「で、テンリの……

「そう……天理がどれくらいの強さを持った神か分からないけど、

  ソラスよりは強いわ!」

「分かった……母の我に対する愛が……」

  松本君の方を振り向き、

「我は、一目見て好きになった。人族など関係なく……


ラムータが、「同一人物など、間違いです!!!」

 と固まっていた状態から動いて言い、良い雰囲気の邪魔をするので、

北条君と私は、  

 「「 良い雰囲気を邪魔するなぁぁぁぁ!!!!! 」」

 言うと同時に、ツインパンチを浴びせ、窓を破り壊し、星の彼方に

     消えて行った。


……我は、テンリの準眷属になり、タツと共に生きていきたい! 

   ダメか?」

涙を流しながら言うキューイルに、

 「天理のは……分からないけど、俺の世界では、14なんか子供で、

親に頼ってるし、天理に助けてもらってるし、1人の男としては

頼りないけど……君を悲しませることはしないよ!!」

 

顔を真っ赤にしながら言い終わり、

  「父が、好きな人にはこの言葉をと……ダーリン!!!」


キューイルと松本君がキスをしているのを見ながら、

 「俺たちの世界だと18からだから、それまでは……

「意地悪ね!」

「天理の準にはなれるだろうけど……

  「松本君とは関係なく、なる話はついてると思うわ」

不思議そうに私を見る北条君に、確信を持って、

「秋人さん達が来てるのが、その証拠よ!!

      裏取引してるわ!!!」




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