表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第2章 女神は、わが子の為に……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

55/140

47話 召喚部屋にて……

 私たちは、神ソラスのスキルを与える部屋から、

ミューブル王国のうす暗い部屋に転移された。


 私が目覚めると、床が大理石で、ひんやりした感触が手から

伝わり、魔力も含まれてる感触を感じながら、

レンガの壁に掛けられているランプが淡く輝いて、

2人の人影を薄っすらと浮かべていた。


2人の内の1人が、

「よく来た、異世界から来た勇者たちよ!

  わが王国のために魔王を倒してもらうぞ!!」

と言うけど、どっかで聞いた声で、

 2人も起き出して、声を出しているローブを着てフードを

  被ってる者に、

秋人(あきと)さん! 何をやってるんですか?」

  「そんな格好してさ!!」

私は北条君たちとローブを着てる者を交互に見ながら、

 「どういうこと!?」


神ソラスの格好と同じ感じの女性が、私たちの前に立ち、

 両手を膝に着けて、体を前のめりな感じにして、

 「北条君と松本君? と、そちらは……」

「パティーさん?」

  「天理のお姉さん?」

 「天理の……

「なんだ! 明美のクラスの奴が来たのか? 

  話が違うぞ!!!」

パティーさんと言う女性が、

「床に座ってると冷えるから、あちらに椅子と長椅子が

  あるから、移りましょうか?」


場所を移して、私たちは椅子に腰かけて、

 テーブルにはミックスジュースのペットボトルが並び、

1人ずつに渡して、

「まずは自己紹介だな! 2人は知ってるが、改めて言ってくれ!」

  ペットボトルのフタを取り、少し飲んでから、

「俺は、秋人! 明美の兄で、この世界には1ヶ月前から来ている!!

  お前らがいる世界から来る者を守るためにな!!」

 天理の兄と言う方は、年は18歳くらいで、髪は肩まであり、

ワイルド感たっぷりだけど、整った顔を見ると、優しく包み込んで

くれる感じで、天理に似ていて、兄妹だなと感じる。

 「私は、秋人さんの嫁の1人で、パティーレイスです。

   私たちが来れば、勝つ確率は、300%ですわ」

この方も、18歳くらいで、髪は肩まであるセミロングで、

肩で段になって胸まで流れて、ふんわりな感じを出していて、聖女と

言った感じの女性で、結婚してるなんて思えません。


次に、北条君が、

 「明美と一緒のクラスで、10歳の時に異世界に行くようになって、

   クラスのリーダーをしています」

「そうだったの?」

  「ああ! まあ、みんなの無理難題を明美に渡す係りだけどな」

「そんなの分からなかったなぁ!」

  松本君が立って、「次は、俺な! 北条と一緒で、と言うか、

クラスのほとんどが10歳からだけど、異世界に行くようになって、

 魔法剣士で、闇を主に使います」

「闇って! 呪いとか?」

  「そうだよ! けど準眷属だから、強くはないけどさ!」

「そうなんだ」

私は立ち上がって、

 「私は、神崎美里。8歳の時に天理から力を貰っていました。

中学で再開して、今回6年ぶりの異世界にワクワクしています」

 「明美ちゃんの! 眷属の子ね! 封印する時は大変だったわ!」

「!? あの時は、恭子ちゃんだけじゃなかったのか?」

「一緒にいて眷属にしたのよ! 秋人さんとするための予行練習で、

   キスをしたときに!!」

私は手で顔を覆って、

 「嘘! ファーストキスが天理と……

顔が真っ赤になりながら床に屈んでいると、

「俺は知らないぞ! その話!!」

  「美里ちゃんは、ただの人間で、眷属化によって、

  力が暴走して、明美ちゃんは対応が分からなかったから、

暴走で地球が消滅してしまって、明美ちゃんが泣きながら抱きしめて

  ようやく落ち着いたんだけど……


この話を聞いていた北条君と松本君は青ざめていて、


 「神界の住人は、消滅せずにいたから、私を呼んで、

   12柱の方たちが住んでる所に出向いて、

  力を押さえて、記憶もなくして、地球も戻して、

眷属から準眷属に落として、何事もなかったことにしました」

 「あの……今は?」

「今は、体も馴染んでるし、暴走することは無いわ」


秋人さんもほっとして、ペットボトルの中身を一口飲んで、

「暴走するなら俺たちの前でな!」

  「はい!」

「さて、俺たちがいるのは、恭子ちゃんの母親に頼まれて、

  来ている。学園長もしているから、自分の生徒が異世界に行って、

死んだりして戻ってこないと、責任問題になるからと、涙を流しながら

言うので、依頼として此処にきて、サポートをする予定だった。

で、そちらは?」

北条君が立ち上がり、

 「僕たちも、恭子のお母さんから頼まれて、来る予定の人たちに

変わってきました」

 「私たちだけでは不安だったから、更にと言うことね……

「俺たちが居ても変わらない未来が、エリナによって

   あったんだろうな!」

私は意味が分からなかったので、

「どういうことです?」

「私たちが来たことによる流れでは、来るべき者が亡くなる

  予定を変更できないから、代わりに、あなた達が来ることで、

平行世界も作らずに、時の流れが進むっていうことよ!」


パティーレイスさんが言った後に、秋人さんが、

 「まあ! 上で一生懸命に考えてくれるから、

 平行世界が出来ても関係ないけどな!!」

と言う発言は無責任だなっと思っていると、


北条君が、ペットボトルに口を付けてから、

 「平行世界が出来たら俺たちはどうなるんです?」

「私たちは神界の住人だから、好きな方に行けるわ!

  もちろんあなた達は、明美ちゃんが選んだ方に行くわ!

自然に分からないうちに……

 「すごいな!」

感心している北条君に

「それが無いと異世界旅行は出来ないんだろうさ!」

と松本君が続き、私も納得していると、

部屋の扉を叩く音がして、

「アキーラ! 魔導士アキーラ! パテオース!!

  王が、謁見の間で待っている!!

 まだ、かかるか!!!」

王宮の警備兵が、王が待ちくたびれているので、しびれを切らして

催促に来たみたいだけど、パティーレイスさんが、

「まだ、かかります!! 今、魔法を展開中です!!

  1時間くらいかかると言いなさい!!!」

扉の向こうで、

 「はい! わかりました!!」

と言って、人の気配が無くなり、

「早く行った方が良いのでは?」

「北条君!! 早く行くのは良くないわよ!!

  嫌われるわよ!!」

「え! 何を……」

  「パティー!! 下ネタは止めろ!!」

理解したのか、北条君は頬を染めて、私たちも下を見ながら

 赤くなって、

「そろそろ行くか!」

  「まだ、早いですわ!!」

秋人さんは、パティーレイスさんの頭に軽く手で叩き、

「ティーナたちが待ってる! しびれを切らして、暴れても困るからな!!」

困った顔をするのが、かわいいパティーレイスさんが、

「独占タイムが終わりですの! 満足度20%ですわ!!!」


いつまでも恋人気分でいるのを見て、私も天理とこんなやり取りが

出来たらいいなと思いながら、みんなと一緒に部屋を出て行った。


 王がいる謁見の間までは、まず、召喚部屋から出て、

階段をどんどん登り、登りきると、そこは棺桶の中で、蓋が開いているので、

そのまま出て、この場所は納骨所と言い、棺桶が綺麗に並んでいて、

歴代の王や王妃などの遺骨が入ってるそうです。

 で、その1つが、

今、私たちが出てきたところで、宮殿が敵に襲われ、逃げきれない場合の

隠れ部屋が、さっきの召喚部屋で、食料なども倉庫に保存されているから、

敵が去るのを待つそうです。

 その部屋から出て、更にまた階段を登り、立派な庭が見える所に出て、

いくつもの塔が立つ建物の方へ続く渡り廊下を歩き、建物に入ると、

天井が高く、ステンドグラスから入ってくる光が、壁に色とりどりの

光を受けているのが綺麗でしばらく見とれて、また歩き出し、前の扉を開け、

また開けて、兵たちが廊下の中央を開けて並んでいるのが見えて、

その奥の部屋が謁見の間で、1時間以上かかって着きました。


扉の両脇に立っている兵が扉の取っ手を掴んで開いて行き……




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ