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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

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幕間 その後 2……

前回の続きです。

 グラウンドへと続く扉の前に着くと、兵たち、大臣たちが出迎え、

そして、扉が開けられ、観客たちの歓声が起こり、

赤い絨毯が皇帝が座っている所まで敷いてあり、絨毯の両脇には兵たちが立ち、

兵たちが見守るなか、妻となる者と一緒に歩き出し、

 その兵たちの道が途絶えたところから、階段になっており、

  妻となる者と離れて、1人で登っていく。


階段を登っているコウキを見ながら、

 心の声で、「これからの波乱の時代に、お前に必要な者は

  誰なのか……

 斜め後ろに並んでいる御付きやメイドたちを見渡し、

  その並びの中の1人の少女の所で目線を止めて、

 その少女も皇帝の目線に気が付き、少し微笑んでいるのを

  見た後、コウキの方に向き直し、

 「帝国は今日を持って消滅し、お前はこの国を守り、今まで味方であった

帝国内の国と戦い、勝利しなければならない……リーフ国と協力し、

 お前の帝国を創れ!」


コウキが私の前に来たので、椅子から立ち上がり、

 ひざまずいたコウキを見下ろし、

  「ダァーツ帝国第1皇子、コウキ・ダ・ダァーツ

 第125代ダァーツ皇帝に……

「異議あり!!!!」

  コロッセウムに響き渡る声が観客席から上がった。

私、コウキ、他の者がその声の主に注目し、その男は観客席から

グラウンドに降り立ち、剣を右斜め下に向けていた兵たちは剣を構えなおし、

グラウンドの入り口、地下から警備兵、冒険者たちが駆けつけ、


「会場にいる者たちよ! よく聞くがいい!!

  2か月前、そこにいる無能な皇子は、ジース王国に攻めるも、

ドラゴンという下等な魔物1匹に、3000もの兵がいるにも

かかわず、兵と共に逃げだすしまつ。さらに、ジース国のリーフ街を

国にする調印をするという愚かな行為。


会場がざわめき始めて、

 「さらに、皇帝よ! たった2人に皇宮が制圧され、屈服した

愚かな皇帝よ! この帝国の恥知らしよ! その皇座から降り、

直ちに……

 コウキは立ち上がり、剣を抜き、

  「この男を直ちに!! 

「「「「「「「きゃああああああああ!!!!!!!」」」」」」」


グラウンドに降りた男、

コウキの声をかき消すように、コロッセウムに悲鳴があがり、

コウキは、その悲鳴の方を振り向くと、

「おやじ……

  背中から前へと長い爪が5本貫通していて、皇帝は目を大きく開けたまま、

死に絶えていた。

 その爪を辿って行くと、メイド姿の女が、おやじの背中から見え、

「簡単に死ぬね」

  笑みを浮かべていて、周りを見渡すと、女のオーラかなにかで、

腰を抜かした者たちがほとんどで、兵たちも身動きできない状態で。

 「お前は!!

「殺しに来た者」

  おやじから爪を抜き、血の跡を確認しながら眺めている異常な光景に、

   「親父の仇だ!!!」

 剣を女に向けて走り出して斬りに行くと、

  「いない? どこだ!」

「後ろよ!」  

  その言葉に振り向くと、黒き翼を背中から出している女が空中にいた。


階段から登って来る兵たちや会場にいる者たち、逃げ出している者たちの中で

チラッと見る者たち、グラウンドにいる者たちが、

空に浮かんでいる女を見ていた。


「ついでに、あなたも殺そうかしら」

   笑みを見せる女に恐怖しながら、あそこまでどうやってと考えていると、


神の眷属である我が名において、

天よ! 雷雲を形成し、氷の粒の摩擦による静電気!!

負の帯電した粒を牙に、我の目標へ!!!

 ライトニング・ファングゥゥゥゥゥ!!!!・・・・


無数の光輝く牙が空中にいる女に、逃げる間もなく襲いかかり、

 「ギャアアアァァァァァ!!!!!・・・・・

黒焦げになって、グラウンドに落ちていく女の反対側を見ると、

 1頭のドラゴンが飛んでいて、グワアアァァァ……と叫んでいた。

そこから、一筋の黒影が目の前に降り立ち、

 「久しぶりね。コウキ」

「ア、アイリ……か?」

  前は、三角帽子をかぶり、ワンピースを着て、マントを着け、

俺が思う魔法使いのイメージの格好が、剣と杖を腰のベルトにぶら下げ、

胸、背中、肩に鎧を着け、髪が金色で、腰まであった髪が、肩までの長さで、

なぜ、俺は直ぐに分かったのか不思議に思っていると、

観客席からグラウンドに降り立つ2つの影が、地面に落ちた女のところに

駆け寄っていたのが見えて、アンリが、


「その者たちは、ここにいる者たちでは勝てぬ!

  外にいる冒険者Aクラス、Sクラスに任せろ!!」!

 大声で叫んだ。


俺に振り向き、

 「何をぼっとしているの? おなたのお父さまを運ばないと!!」

「ああ……みんな立ち上がれ!! 担架を用意しろ!!!」

皆立ち上がり、

  「「「「は、はい! 」」」」

     動き始めた。

俺は、おやじの目を手で閉じて、抱えたまま

 「俺は、あの女の殺気も動きもわからなかった。

   グラウンドで言い放った男の言うとおりだ!!

 俺は無能だ!!!俺はこれからどうしたらいいんだ!!!」

 涙を流しながら、おやじの体に涙が落ちていた。


「コウキ……あなたは、この国を立て直し、帝国民を守っていかなければ

  ならない。泣いてる暇はないわ」

「お前! どこ行っていたんだ! パーティーも抜けて……

  「あなたに振られ、ジース王国よ!」

アイリの顔を見ずに、

 「そうか……

廊下から「あなた!」と叫ぶ妻となる者が駆け寄ってきた。

「怪我は?」

  「ありません! ですが、父が……賊の手で……」

「陛下が……

  後ろにいるアイリに気が付き、

「この女は!?}

  どのように言おうか迷っていると、

「私は、ジース王国の勇者アイリです」

  勇者と聞いて、アイリを廊下の隅っこに連れて行って、

「勇者って?」

  「詳しくは後から話す。話を合わせてくれ!」

妻となる者の所に戻って、アイリが、

 「ジース王国の王より、神の啓示を受けとり、勇者に

覚醒した者です」

 驚いたように、「まあ!……

  「ジース王より、この国を救うために向かえと勅命を受け、

はせ参じましたが、間に合いませんでした」

 がっくり肩を落とすアイリに、

「父の仇を取ってくれればいい!」

  「……わかりました」

俺に向けて、礼をしているアイリに、

「あなた! どこかで会いませんでしたか?」

  「私も今日、初めてあった者だが……

「……そうですわね」

  「この女性は……

俺はアイリの前では言いたくなかったので、

  思い出したように、

「勇者アイリ! 皇宮に戻って、国境に来る敵に対しての

  会議を開くから来てくれ!!

   あなたは、私の皇宮の部屋で待っていてください!」

「はい! わかりました……わ」

俺とアイリは共に駆け出し、

    大臣たちと合流して、皇宮へと向かった。

 見送っていた妻となる者は、

「私には見せない顔を、あの女に……なぜ見せるのです。

  あなたの心から、あの女アイリを追い出して見せますわ」

 決意して、侍女と共に馬車の所に向かった。

   



 冒険者たち、警備兵たちなどが、皇帝を殺害した者が

観客に紛れていないか、コロッセウムの何個もある入り口ごとに

それぞれ就いていて、その1つから、

「来たぞ! 怪我をした者を抱えてる男と女だ!!

  A、Sの冒険者たち、頼むぞ!!!」

兵の1人が叫び、冒険者たちが雄たけびを上げると同時に、

 地面から吹き飛んでいて、倒れ込んでいたのを見た直後、

  その者たちは駆け抜けていて、進路を塞ぐように立つ冒険者たちに、


風の精霊よ! 我が行く道にいる者を払い、道を作れ!!!

 エア・ゲート・ドライブ・アウェイィィィ!!!!‥‥…


吹き飛んでいく者たちが作る道を行く男を見て、

 「杖無しで!!」


駆けつける冒険者の1人が、剣で斬りかかろうとすると、

 一緒に逃げている女が出て来て。男の剣を剣で受け止め払い、

間を開けようとする女に、何度も斬りかかり、その都度、女も受け止め払いを

繰り返し、女の後ろから迫る兵や冒険者たちに、斬りかかってる男が少し体制を

崩した時に、迫ってくる者に、剣を振り抜いた時の剣圧で吹き飛ばし、

「グッ……」 「嘘だ!」「見えな……

  隙を見せた女に下から上へと剣を振るが、咄嗟によけて体制を整えて、

「やるな……ハァハァ…… 

  ニヤリとする女に向かって、赤髪の女が割って入って来て、

「勝人!!! こいつは私が斬る!!!! 男の方を!!!!!」

  「分かった!!! 後頼む!!!!」

逃げている男の所に走り出し、女が勝人を斬りに向かうのを

 ダガーで牽制しながら振り回し、足で女の横腹を狙うが、

全て避けられるが、勝人は、逃げて行く男の所に向かうことができ、

途中、兵や冒険者たちの怪我を治している女に。

「エリナ!!! 一緒に来てくれ!!!」

  声をする方に振り向き、

「勝人さん、はい!!」 

  と言い、勝人の後に付いて行った。



 女はポニーテールにしても腰まである髪が動くたびに舞い、

私のツインテールも舞い、互いの剣が交差する火花が舞い、

私たちを中心に、台風の様に、駆けつけた冒険者、兵たちに

剣圧や闘気が当たり、その場に居られないので、隠れる場所に隠れ、、

家の外壁や荷車などが損傷し壊れていく。


間を開けて、 

「やるぅぅ……」

 逃げてる男の方をチラッと見る女を見て、

  「……最後」 

2本のダガーの柄同士を合して固定し、片方の刃が短くなり、もう片方の

刃が長くなり、1つの長剣となり、両手で持ち直し、女に向かって、

突進したが、私は宙を血を巻きながら舞い、地面に受け身も取れずに、

叩き落され、剣も折られて地面に落ちていた。


女は、私の生死を確認もせず、その場を離れた。

 その光景に、隠れてる兵や冒険者たちは動けずにいた。



瀕死の女を抱えて逃げている男を追いかけている勝人とエリナは、

抱えたままでも勝人より速く走る男に向けて、エリナは、

「あなたの時の流れを、ゆっくり動作せよ!

  ユウ・ムーブス・スローリー!!!」

男の動きがゆっくりになり、俺は男に剣を斬りにかかろうとすると、

突然、空から剣を振り落としてくる女に邪魔されて、その女の動きを

回避しながら、女との距離を取り、

 「仲間がいたか……

俺たちの後を追ってきた兵や冒険者たちの前にも更に女が現れ、

 「我の願いにより、ここに召喚せよ!!

 マイ・ウイッシ・サモンズ・ト・ヒア!!!!」

女が詠唱し、2体のゴーレムが現れ、行く手を阻んでいた。


俺は、自分より倍もある2剣を軽々扱う女の剣を捌く

のがやっとで、ゴーレムの方には援護出来なさそうなので、

エリナに、

 「あちらを助けてやってくれ!!!」

「分かったわ、勝人さん!!」


兵や冒険者たちの所に、更に女が現れ、

  「ファイヤーウォール!!!!」

 と炎の壁を作り、

「まだいるのか!?」

ゴーレムを召喚した女が、

  「このゴーレムたちは、ミリタリー使用よ!」

 その言葉に反応して、内臓されている火器類を展開して、

一斉に打ち出し、冒険者や兵たちが逃げ出していると、

ゴーレムの1体が、突然動きを止めて、粉々になって消えて行った。


冒険者や兵たちに、杖を構えながら大声で、

 「皆さん! 私の魔法で援護します!!」

冒険者Aが、「金色の髪が美しく可憐な人が……

 兵Aが。「見とれてる場合か!!」

 ゴーレムは弾を使いきったのか、直接攻撃に移っていて、

女の1人が、「チッ! 時間魔法の使い手か?」

 もう一人の女が、「敵はまだ来る! シャイニング・アロー!!!!

  冒険者たちに向かってくる光の矢をかすったりするが避けて、距離を

取りながら、兵Bが、「ゴーレムの動きが……

 女の1人が、「時間早めて消滅させて、今度は動きを……まだ魔素あるか!?」

   腰の短剣を抜き、エリナに行こうとしたが、


2剣を巧みに使う女に押されていた俺は、恭子と戦っていた女が

エリナに向かって来るのが見えて、

 「エリナ!! 逃げろ!!!!」

その言葉に反応して、エリナは腰の短剣を抜き、殺気を感じた方を

 見たが、女の剣が目の前にあり、死を覚悟したとき、

ドゥォォォ……という音がしたと思ったら、

女は地面に吹っ飛んでいて、助けてくれた方を見ると、

 「お義母(かあ)さま!!」

茶髪のショートボブの幼い感じの明美が、エリナに振り向き、

 「遅れてごめん!」

 周りを見渡し、

  男の仲間の女が魔法を詠唱し、空間に歪を

発生させているのを見て、

 「逃げられる!?…… 

   起き上がった女に、明美は振り向き、剣を抜き構えて、

口を切ったのか、血が少し流れている顔を、手で拭っている

 女も剣を拾い、明美がエリナを守りつつ距離を取っていると、


ダーク・ウォール!!!!と叫ぶ声がして、目の前に黒い壁が

現れ、男の仲間たちは歪を発生させている女の所に駆け寄って行った。


冒険者や兵たちは、黒い壁の向こうが透けて見えるので、

すぐ壊せれると思い、剣などで壊そうとした時、

 「だめ!! 壊せないし、触ってもダメ!!

冥界の地獄エリアに直行だから、3時間は何もしないで!!!」

 その声がした方を見て、

「なぜ! わかる!!!」兵Cが言うので、

「2か月前のこの国が、ジース王国に敗れた魔法だから……

  私の仲間も消えたわ!!!」



剣を鞘に入れ、明美の所に向かい、

 「遅いぞ! 

   と怒ると、

 「主人公はいいタイミングで来るんです!」

笑顔を見せて、クスっと笑う明美に、

 「逃げられては……

エリナが明美に寄り添って、

 「お義母(かあ)さま、危ないところ有難うございました」

ウインクして、柔らかい感じで、

 「みんなの前では、お母様は無しね! アミューズで!」

「フフッ……わかりました」


冒険者や兵たちが俺たちの所に来て、

兵Aが、「あの壁が騎士団を……

 冒険者Dは、「逃げた奴らは、ドラゴン級と言うことか?」

周りを見ながら、

 「ええ、そうでしょうね! 私のな、仲間も……

涙を流す明美を見て、小声で、

 「よくやる!」

パンツの上から尻を指でつねるエリナは

  「こうやって、毎回バレて行くんですね! 勝人さん!!」

「痛いって!」


兵たちが、詰所や兵舎に応援を呼んでくる間、黒い壁を見張る

 ように言われ、

冒険者Aは、明美に

「よう!姉ちゃん!! クラスは?」

  「私は、Bクラスよ!」

 「そっちの嬢ちゃんは?」

   「わ、わたくしは……

明美の方を見て、手でDを作ってるのを見て、

  「Dクラスです」


男たちは集まって、円陣を作り、2人に対して良からぬことを

相談してる感じて、無音と透明化の神魔法を使って、

俺たちはその場を離れた。




家の壁に寄り添って座っている私に、トトアポが、

 「負けるとは思わなかったぜ! キョウコ」

折れた剣を持って来て、私に渡してくれて、

 「ありがとう……私もよ! 」

血に染まっている破れたブラウスから見える横腹を

 見ながら、

 「完全に治ってるな!」

「見ないでよ! ボール(マジックボール)が無ければ、死んでいたわ!!

  今は生きてることに安堵と疲労感が出て……

「勝人たちは?」

  「敵を追って……

「そうか……


騎士が、私たちの周りにいる者に対して大声で、

 「国境が破られた場合に備え、帝都の防御を固める!!

参加できる冒険者は、帝都の城壁の北門に集まってくれ!!!」


私を見ながら、

 「お前はどうする」

「私は遠慮してくわ!」

  「そうか……また、会おう!!」

 トトアポは走り出し、メンバーも近くにいたので、

  後を追いかけて行った。


私は立ち上がり、剣を2つに分けてダガーに戻し、

 鞘に入れて、空を見上げながら、

「第1段階は終了……アイリ、後はあなた次第よ!!」


私は、勝人や明美のいる方へと歩き出した。




ダァーツ帝国内、コーダット王国の宮殿内の王の執務室で、

 「まだ……まだ来ないか! 何個もあれば……

落ち着つかずに、机の回りを歩いていると、

扉がノックされ、開くと、大臣が礼をして入って来て、

 「陛下!……

「おお!! 待っていたぞ! 弟が亡くなったのだな!!」

「は!? 陛下? 

  「どうした?

 詰まる感じで、

  「い、いえ……ダァーツ皇帝が……賊に殺害されました……

「は!?  

  口を開けて驚いていると、

「陛下! 我が騎士団が、今、帝都に向けて進軍したのは、

  予感があったのですか?」

大臣に背を向けて、冷や汗をかきながら、

  「ああ、そうだ! で、賊は!?」

「は! 賊は、Sクラス以上の冒険者並みで、

  取り逃がしたそうです」

「そうか! この前の会議で出席しなかった国は、

  帝国に対して反逆の意志が高い! 皇帝が亡くなり、

皇子が継いでも変わらないだろう」

 「はい! 私も同様の考えです。帝都の守り、皇帝領(ダァーツ国)

の守りをしませんと……聖杯も……」

 「ヨーデァル大臣! 騎士団に連絡、帝国を敵にする者は、

かつての味方でも倒せと!! 我が国に侵攻する国もあるだろう、

 冒険者ギルドに傭兵の要請、第2、第3男の者を徴兵し、防衛騎士団

の再編成! 貴族、平民の格差などなく能力を考えて部隊を作れ!!」


「は! 直ちに取り掛かります」

  ヨーデァル大臣は、執務室を出て走り早に通信室に向かった。


残った王は、机に両掌を乗せて、

 「誰だ! 賊など……奴隷の首輪を着けた弟が、戴冠式で、

陛下や皇子を罵り、激怒した皇子か兵が弟を斬ったなら、

 誰もが知っていることに反省もない皇子。

私の弟と分かって斬ったと大義名分を訴え、皇帝や皇子を

亡き者にする計画が!!!」


机を手で強く叩き、血が出ていたが何度も叩いて、

 「聖杯を手に入れ、世界の王になれたのに…… 

泣き崩れて、机にもたれた時、

 「ちょっといいですか?」

その声に反応して、

 「何だ! あっ……

半ズボンを履き、ブラウスの上にケープを羽織っている

茶髪の女に対してひざまずき、

「アケミサマ!」

  「これから、世界は戦乱へと入って行きます。

この世界の流れに対して、干渉はほとんど出来ませんが、

最低限はしたいと思い、あなたに会いに来ました」

 「ワタシニ……

「そう、勇者アイリをこの国に迎え入れて、王にして下さい。

  そして、聖杯を4つ探して下さい。場所は、この紙に書いてありますが、

困難な場所にあります」

 紙を受け取り、「ワカリマシタ」

  歪を発生させて行こうとすると、

「オウ二スルニモ、ドウヤッテ?」

  「勇者アイリが来ればわかるわ。ドラゴンと共に来るから……

「ドラゴン……オオ!!!」

  歓喜に叫んでいる王に、

「あなたが、さっき言ったことは、神界の転生エリアのカフェで、

1億枚以上の世界から選んでる皇帝さんには黙っていてあげるね!

  また、会いましょう!!」

と歪の中に入って姿を消して、

 「マッテイマス……ゾクハ、アケミサマノ、ナカマデスカ!

少し笑ってから、

    サテ、ユウシャ、アイリサマノ、ヘヤヲ、ヨウイシナイト」


執務室から出て、執事部屋に向かった。


この日、皇帝の死によって、帝国は分裂するが、

帝国側に残る国は、更に結束を固め、離脱した国や

南の大陸、東の大陸と聖杯をめぐる戦いへと入って行った。




いつも読んでいただきありがとうございます。


この話はここまでで、続きがあるかは未定です。


次回からは、第2章が始まります。

タイトルは未定ですが、よろしくお願いします。



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