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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

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43話 宣言……

 ジース王国の国境騎士団とダァーツ帝国の突撃部隊は、

ダァーツ帝国側の川のほとりに、双方が陣取り、

白きドラゴンの主を待っていた。


「白きドラゴンか……この戦いはドラゴンの勝ちで、

   我々の負けか……

と呟いている私に、

 「ジース王国の王子に嫁いだ者を主にしています。

    我々の勝ちです」

 隊長の1人ルータドが、私に向かって歩きながら言う

  その言葉に、ダァーツ帝国の兵たちは、罵声などを聞こえない

   声で言っていた。


私は、崩壊した自軍の砦に座っている白きドラゴンを見上げて、

 「この戦いの前の情報では、第1王子は婚約者も居ない、

   第2王子は結婚はしているが、側室候補は多数いて……

横にいるルータドが、「ドラゴンを僕にした情報など

  在りませんでしたので……

「そうだったな……

  少し考えてから、「ドラゴンの主の王子の妻の方が、

   次のジース王だな……

と言った私は、圧倒的な力を手に入れた次期王と共に、

  世界を手に入れる戦いに一緒に挑みたいと右拳に力を込めて、

   白きドラゴンの雄姿を眺めていた。



「殿下……テントの方へ」

  フォスターが俺に言うが、地面に横たわっているアイリの

 死体から動きたくないので、

  「いや、此処に居る」

 フォスターに顔を向けて、「アイリは俺の全てだった。

  こいつと初めて会った時、転生者同士で、初めて会ったのに、

   昔からの恋人みたいで、何回も抱いた……

涙を流しながら話す俺に、

 「殿下、アイリ殿と仲が良いのは一緒に冒険者をして

   知っていましたが……

「親父には言っていなかったな。許嫁は居ても、結婚しても、

   どんな形でも傍に置こうと思っていた」

アイリを再び見ている俺に、

 「子が出来れば……

「そのつもりで、生理の周期を計算して……

  俺は顔を赤くして、「何を言わせるんだぁ!!」

と叫ぶ俺に笑いながら、「ドラゴンの主が此処に現れれば

 アイリ殿も……

  「ああ……俺たちを殺さず、ジース王国の王子の妻と言うが、

    ジース王国の味方と言うわけでもなさそうだな」

白きドラゴンの方を向きながら言う俺に、

 「砦を壊していますし、味方なら別の所に……

   と笑うフォスターに、俺も釣られて笑っていると、

「恋人の死体の所で、楽しそうにしているところ失礼するが……」

  その言葉に気が付いて、その声の方に振り向くと、

     「俺たちは負けたんだよな!?」

兵として参加している冒険者パーティー【ウエーブパーツ】

 のリーダー【ジュン】が言うのを、

 「ああ、そうだ! ドラゴンの参加によって敗北した」

「こんなに兵が残ってるのにな!」

座っている味方兵を眺めながら言うのを、

 頭を掻きながら悔しそうな顔で、ジュンに、

  「ああ、そうだな……1500はいるが、味方同士の戦いで

 多くの被害が出た」

 ジュンはアイリを見ながら、

  「白き羽根が出て、天使で勝てると……

服など破れていたのでシーツで隠しているが、羽は少しは

 残っていて、「ずっと一緒にいたが、天使とは……

俺が言ったのを聞いた後、

   「あのドラゴンは、専門家から見て、どう見る?」

 「今まで戦っていたドラゴンは、ドラゴンかって言う感じか……

   ハハッと笑って、肩を竦めてジュンを見ていると、

我が砦の方の山の麓の空間が歪むのを感じて、そちらを見る俺たちは、

 「転移か……

魔術師のギスクリックが、「失われた魔法の……

 「空間系は、魔素が膨大にいるんだったな……

俺の斜め後ろにいるギスクリックに振り向いて言った後、

   「はい……人間では無理です。ドラゴンが言った通り、神……

俺たちは、その言葉に息を呑み込みながら歪の方を見ていて、

  「あんな魔法が使えると、旅が楽だな!」

と剣を地面に刺しながら言うジュンに、

 「だが、戦闘では無理だな。出てくるところが、丸わかりだ!」   

   俺は笑って言ったのを、周りも笑っていると、

歪から出て来たのは3人で、敵側のジース王国の国境騎士団の兵たちは、

 出て来た男性を見て、

「「「「「! 王子……パクオット王子だぁぁぁ!!!!」」」」」

と地響きのように歓声を上げて、男性に駆け寄って行った。


囲まれている男性【パクオット】を遠くから眺めていて、

 「あいつが、王子だったのか……

俺の言葉に、「何回も共闘したが、王子とは……

 ジュンの言う通り、王子と言うより、一流の冒険者の貫録で、

前に一緒に冒険したのは、1年前かと思っていると、

 「ジース王国では無能と、王位継承権もありません……

フォスターが言うが、

 「余程の無能(バカ)じゃなければ、ジース王国の次期王は、あいつだ!

赤髪のツインテールの少女が此方に来るのを見ながら、

  「あいつが、ドラゴンの主か?」

 少女を注意深く見ると、胸の皮製のキュイラスは、胸のラインに沿って

丁寧に作られ、腕の動きを妨げないように腕の所は少し凹んでいる。

シャツは襟付きの長袖、手は手袋をしている。これも上等な物で、

魔素が感じられるので、防御性は高いとみられる。下半身は、

半ズボンを履き、足はタイツも履かずに素足で、

男たちが小声で喜んでいるのが聞こえる。靴はシュートブーツである。

腰には、短剣を両側に備え付けている。右側の短剣の所に皮袋を下げている。

 「貴族か…… 俺が言うのに続いて、

   「転生者だろうな…… ジュンが言い、

オーダビーツは、「嫁にしたい!」と言うが、体が大きいので、

 父と子供だと思いながら、「だが、遊びに来たと言っていたな……

  俺は白きドラゴンの言葉を思い出しながら言うと、俺たちの所に来た

少女は、「初めまして、ダァーツ帝国の皇子、コウキさま、

 私は、冒険者パーティー【アポロ】のメンバーの1人、

  岩崎恭子です」

と半ズボンに手を添えて、足を少し曲げて、俺に対して、お辞儀をしたので、

 「俺は、コウキ! 世界を手にする男だ!」

と少女に睨みながら言うが、「レイドールに勝てる? 聖瀧に……

 首を少し傾けて、クスっと笑う姿にドキッとするが、

 「あの白きドラゴンの名か?」

   少女はアイリを見ながら、「……そうよ」

「お前は、日本人名を普通に言ったな! 

    アポロはダンジョン10層を攻略した……

ジュンが勢いよく言うので、「落ち着けって!!」

 と宥めて、「君は転生者か、ジース王国の王子の妻か?」

  と少女に問うと、腰に下げている皮袋を触りながら、

「私は、異世界転移者で、この仕事が終われば帰るわ……

  小さい球を皮袋から出しながら、

  「パクオットの妻は、私の友人よ」

 「元の世界にか?」ジュンは少女に確認のように聞いて、

  「友人が異世界転移出来るから……」 

「お前は?」 「私は一緒に来ただけよ!」

  俺に小さいボールを見せて。「これを口に含んで、

   アイリを生き返らしてくださいって、

       願いながらキスをして流し込んでくれる」

俺は手に持ち、俺の周りにいる者たちもボールを見ながら、

 「こんな物で……?」

俺たちは、少女の方を見て、

   「マジックボール! 魔素の塊で、願えば良いのよ」

と言って、死体安置所の方に歩き出すので、

 「君は、全員にキスをするのか?」

俺の問いに笑いながら、「するわけないでしょう!!」

 と怒り気味に言うので。「だったら……

ジュンが、「王子様のキスって言う奴だ!」

 「み、みんなの前でか……

   俺は狼狽えなが言うが、

ギスクリックが、「いつも目の前でしてますし、夜は夜で

 喘ぎ声が凄くって、今更って言う感じですよ」

  と暴露するみたいに言うので、恥ずかしいが、

「す、するから…… 俺は膝を地面に着いて、口にマジックボールを

   入れて念じると、口の中で溶けだしている感じで、

先程、少女が向かった死体安置所が光輝き、味方兵がどよめいているのが

  聞こえて来ていて。

 こちらは、俺はアイリの唇に自分の唇をくっ付けようとする前に、

チラッと周りを見ると、味方兵ばかりでなく敵兵も俺の行動を見ていて、

遠くでは、パクオットが椅子に座って眺めていて、この状態で

するのに抵抗があるが、口の中の溶けたマジックボールの

魔法が今にも爆発する感じで、ええっい、どうとでもなれって

言う感じで、アイリの口に重ねて、舌を入れながら

溶けたマジックボールの液体をアイリの口の中に移したが、

死体となったアイリが飲めるわけもなく、口の中に溜まっている感じ

だったが、暫くすると喉が動き出し、食道を通り、胃に到達したのか、

体が光出して、俺はアイリから離れて、

 「そ、蘇生など、出来ないはずが……

魔術師たちは言い訳がましく言っているが、現に、アイリは薄っすらと

目を開けて、俺に向けて、「コウ、キ……

 「生き返ったんだ…… と言った後、

俺はアイリの下のシートごとアイリを抱きかかえて、

「コ、コウキ! と俺の行動に驚いていて、

 「服など破れている。アイリのあられもない姿は俺だけのものだ!!」

俺は周りにいる者たちに叫び、アイリは頬を染めて、

 「コウキのば、かぁ!」と言って目を潤ませていた。

俺は、アイリと共に、俺専用のテントに向かった。


私は、敵側の敵兵が蘇って起き上がる光景を見ながら。

 「王子! 敵兵を甦らすことなど……

私の問いに、「今から式典をするからな。死骸がある所でするのは

 さすがに嫌だろ?」

と言うので、此処でと疑問に思いながら、

 「そ、そうですね……

ルータドや他の隊長たちが顔を見合しているなか、

 「パク! 全員生き返ったわ。これから準備にかかるから……

王子に、生意気な感じで言うツインテールの女に、

 「王子に向かって! お前はドラゴンの主で妻で、

   王子の妻らしく、低姿勢で言うべきだ!」

女は、私の言葉に首を傾けながら、

 「妻でもないし、パクは私の部下で、上から目線で

   これからも言うわよ」と言って笑ってから、何かを準備している

女の方に行った後、

 「恭子の部下になった覚えはないが、先輩だから……

私の方に向いて話をして、私の顔を見てから、

    「ボーダル! 私は王子ではなく、冒険者の

       パクオット…… と王子が言い終わる前に、

私は王子の前に跪いて、「ジース王国の王子で、次期王です!」

 「次期王は…… 王子は天を見上げてから、

   「弟だろ……

「ドラゴンを僕にし、王子を無能と言う者は誰も居ないでしょう!……

  白きドラゴンの方を見上げて、

   「世界を統べる力を王子は得たのです!」

王子はため息をしてから、

 「世界を取る気もない! 小さい街で十分だ!」

   私たちは呆気にとらわれながら、

「王子! ド、ドラゴンを僕に……

  私に続いて隊長たちも跪き、王子を見てから、

  「「「「我々に、世界を取る夢を!!!」」」」

「取る気はない! 我々はその言葉に、敵兵も顔を見合しているようで、

敵も分かるくらい白きドラゴンは、何処の国の戦力より強力で、

ジース王国は、この時点で最強国家になったはずだ! それに、

リーフ街の独立で満足されては困る。それだけの力を得たのだ! だが、

もし、もしもだ! 王が、この戦力を見て、王子を王にしなかった場合は、

 「王が、王子を無能と言ったからですか?

   無能と言った王が無能なのです! 我々が、王子が無能で

  ないことを証明し、王に!!」

私は王子に強く迫ったが、

 「ジース王国はデカすぎる!…… 王子は立ち上がり、

   「他人に任せる!」


「ほうぉ……で、お前はどうするんだ!」

  と此方に来る敵の皇子と、ローブを身に着けて体を隠すように

   寄り添ってくる女に、

「コウキとアイリだったな……

  2人に、王子は握手をしてから、

   「お前が、王子とは思わなかった……」

「一生、冒険者で、ギルドを経営したいと思っていた」

笑っている王子に、   

 「無理だな、ドラゴンを僕にしたんだ! 

   ジース王国の王にならなくても、

    王になってくれと来るな」

王子を観察するように見ている皇子は言うが、

 「町の町長くらいにはなるさ!」

何やら準備をしている女たちの方を向くので、我々も見るが、

  「今から、式典をやるから、付き合ってくれ!」

「説明をされないと、付き合えないが……

  皇子は準備してる方を注意深く見て言い、

   「町の町長の宣言さ!」

「欲がないな……で、結婚は?」

  皇子は納得したみたいで、王子には

 ウーレン共和国のナーラサ・ジア・マーラが婚約者としているので、

  「婚約者と……その式も兼ねているから、祝福してくれ!」

王子は照れくさそうに話し、白きドラゴンが言っていたことに

 私は安堵し、味方兵も喜んでいる。

 

 「あのドラゴンの主は?」と皇子の横にいる女が言うので、

「ええっと、3人の中の1人が主だな……

  恥ずかしそうに言う王子に、

   「一気に3人か? 王じゃないと大変だな……」

とクスっと笑う皇子に、「コウキ、下級ドラゴンなら僕でも

 そこまで強くないけど、あれは上級、出てきたら……

女が、王子の妻の1人を討つようなことを言うので、剣のグリップを

握るが、「今回は、この戦いを止めさせるために出て来てもらったが、

 基本、傍観者だから、気にするな」

  「パクオットだったわね! 信用できると!!」

皇子から離れて、詰め寄る女に、

 「信用できないなら、先程の天使化で納得するまで戦えばいい」

女は険しい顔になり、「あなたには見せてないけど……

 「アイリ! 記憶があるのか?」

女は皇子を見てから、「先ほどの回復で思い出したから……

 でも、天使の力は無いわ」

  落胆する女に、「私は、妻たちもだが、世界を取る気もない、

   世界がどうなろうが無関心だが、襲ってくる者には容赦はしない」

「……分かったわ、あなた達を打ち破れる力を探すわ」

と女が笑いながら言っていると、「殿下! 見せにって言うので……

王子は気が付いていた感じだが、我々はその言葉にビクッとして、

振り向くと、白きドレスで、あちこちにヒラヒラのフリルが豪華に見せていて、

胸などレース生地で透けていて、肌は日に焼けているが、

どこぞの貴族が馬車で駆けつけて来たのかと観察していると、

 王子は、女の白きレースの手袋の上から、

       手を重ねていて、「殿下、どうですか?」

「綺麗で、似合っている…… 目を閉じる女性にキスをする王子に

  「その状態で、2秒そのまま!!」

 カシャ、カシャと音を立てているツインテールの女に、

「恭子! 此処は……

  「殿下……恥ずかしいです」

2人とも顔を赤くなっていて、

    「結婚式は撮られまくる運命よ!」

「「運命なんていらない!!!」」と息の合った抗議をして

   いるが、「王子! この美しい女性は?」

と私が問いかけたので、全員が2人を眺めて、

 「私の妻の1人、リストォラ・グラアフィン・エクスラーヴァ……」

紹介されて、お辞儀をする女性に、味方、敵兵とも拍手が上がっていて、

 「情報では、隣の国の…… と皇子が言うので、王子の婚約者も

調べているのだと分かり、いかにジース王国の情報機関が低いのか

痛感する。皇子が冒険者をしている情報も無かったので……


 「妻の1人だ! もうじき全員来る!!」

王子は言うが、エクスラーヴァ伯爵の養女で、我が国の

最強の騎士と言われているが、奴隷兵であるリストォラなので、

ナーラサと釣り合いが取れないうえ、結婚するとはいえ、

奴隷兵も妻にすると聞いたら、破棄も考えられる。

 

 「で、もう1人は……神か?」

皇子が言うので、先程から、カシャ、カシャと音がする物を

王子たちに向けている女が、

 「そうよ! この世界を終わらせるとかしないから……

「だが、旦那の危機なら……

  王子を見て言う皇子に、「そうならないように、私たちが

   対応するわ」と言って、ひと段落したのか、手に持っていた物に

黒い丸のような物を嵌めていて、皇子が、

 「それは、カメラか?」

その問いに、「ええ、そうよ!」

 「この世界には……

フッと笑ってから、「あなたの転生前の世界の物よ! 

  あなたの時代はフィルムだったけど……

手に持っている物から何かを出して、皇子に見せながら、

  「今は、SDカードって言うもので撮るのよ」

皇子は、小さい物を手に取ってから、「こんな物に……

 「デジタルデータにして保存するのよ」

私には分からない言葉で言うのを「デジタルか……

 アナログレコードからCDには知っていたが、カメラもか……

感心している皇子に、「最近は、アナログレコードも

 復活して来てるけどね」と言う女は、

  「もう少し、時間が掛かるから……

    腰に下げている皮袋から、長方形の物を出して、

 更に、大きめの長方形の物も出して、あの皮袋はどうなっているのか

便利な物なら我が軍の装備に採用したいと思いながら見つめていると、

 「今から、私たちが冒険している時にカメラで撮っていたのを

   上映するから……画像は小さいので、後ろは音だけになるけど

 我慢してね」と言ったので周りを確認すると、周りには人だかりで、

女性は準備を終えて、その場から軽くジャンプして、作業をしている

女性の方に着くと、開けられた長方形の物が光出し……



『5月の大型連休も終わり、中等部2年生の中間テストに

  向けて、勉強に励むのですが、高等部の……

その画像を見つつ、キーボードもあるので、ワープロが

進化した物だと思いつつ、中間テストと聞いて、  

「懐かしいな…… 一夜漬けしていたなぁ……

テーブルに置かれたワープロもどきの画面に現れている

 学校の廊下を見ながら言うと、

「コウキは、すぐ忘れるタイプ……

  アイリに図星を言われたので、

  「うるせえ! 今は無いからいい……

画面は流れていて、

  『私たちは、召喚された先で命を落とす方を助けるために

   入れ替わりで、私たち【アポロ】のメンバーの4人を……

『カット! 行くの2人だから……

  スピーカーから別の声と言うより、先程の少女の声が響き、

「召喚されてか…… 俺に続いて、

  「元の世界では、転生ばかりでなく、召喚もあるのか?」

 ジュンが言い、『此処で、光に包まれて……

  画面ではジェスチャーをしながら意見を言い合っていて、

『本番は撮れないから、合成で行く?』画面に出て来ている

 ショートボブの少女が制服を着ながら手に光を集めている。

  「この子…… 一度会ったことがあるわ」

と画面に出ている少女を知っているようで、

 「どこで……?」と聞くと、

   「転生部屋だったかしら、3人で話をしていて、

 私を天使にしてくれる替わりに、この子の友達が、この世界に

転生するけど、力が強すぎるから、友達の力を押さえる任務を頼まれた……

俺、ジュン、転生者が何人か此処には居るが、天に顔を向けながら、

 「そういえば……冒険者仲間で噂になってたなぁ……

   「少女が騎士団長とか……

 「どこかの奴の婚約者とか……

笑いながら見ているパクオットを見て、

       その転生者を俺たちは、ナーラサと確信したが、

「? コウキ、皆どうしたの?」

アイリが、ブツブツ言いだす俺や転生者たちを見ながら言うので、

 「2年前に、未確認の情報があったんだが、3日くらいで誤報って

   言われたんだが……

画面に、俺たちが良く知っている騎士団がいる場面になり、

 『お嬢様! ダンジョンに1人では……

『イマール! 明美が! 今日、結ばれるのは分かってますが、

  仕方がないことも分かってますが……

『行き場の無い怒りは分かります……我々もお供します……

  『いえ、1人で!!』

 ウーレン共和国のロイヤルガードと居るのはナーラサだなと

思っていると、『お嬢ちゃん! 新しく出来たダンジョンで、情報も

3階層まで、1人では……

 受付の男性が言うが、『今から目にすることは忘れて下さい』

  お金が入った袋をカウンターに置き、

『此処に居る者たちに言う! 我が総騎士団長の言葉を無視する者は、

  地の果てまで追いかけて命を絶つ!』

と叫ぶのに笑いが起きているが、俺たちは誰も笑えない、

噂になっていたのが目の前の映像であり、

『明美! この映像を送るから、帰ったら1週間、添い寝しなさい!!!』

と画面は受付の部屋からダンジョンのある外に出て、

ダンジョン入り口と書いてある門に向けて掛け出し、周りにいる

冒険者たちは顔が青ざめていて、いつの間にか剣をどこからか出していて、

画面が白くなるくらいの光が剣から出ていて、

 『私の目の前のダンジョンよ!! 消え去れぇぇぇ!!!!』

と物凄い音がスピーカーから流れて……


 呆然と立っている受付の男性や座り込んでいる冒険者たちの

画面に変わったのを見ながら、

「時間潰しで見せる映像で、明美が黙って結婚した罰で沙良が……

  「何度見ても……喧嘩する時、怖いです……

とパクオット達は軽く言うが、ダンジョンは吹き飛び、巨大なクレーター

が出来ていて、周りにいた冒険者たちは生きているが……

 ドラゴンより凄いんじゃないかと思いながら、画面は変わり、

 『それじゃ、もう一度……

『このダンジョンも終わりだぁ!!

     ニュー・ハイパー・ミノタウロス!覚悟!!!!!』

 猛烈に走っていく男性に、

「カット!! きちんと画面に入る様に動けって!」

  「出来るかぁ!!!」

と言ってる間に、先程、制服を着ていた少女が、軽くキックで

 倒していて、『復活させて、テイク5行くよ!』と言い、

  ジュンが、「魔物が哀れだな…… と言う言葉に誰もが黙って

   頷いていて、画面は変わり、

夜の墓場みたいなところに、魔術師が1人で立っていて、

 先頬から出ている少女で、ローブが靡いて、襟付きのシャツ、

ぶかぶかのズボンに皮靴を履く姿で、とんがり帽子を左手で後方に

放り投げて、

 『闇夜に巣くう、さまよえる者たちよ! 

   罪なき者に死を与え、無慈悲に命を絶つ者よ!

    アーク・デュラハンとその部下たちよ!

          我が魔法で、天へ上がれ!!

 画面には、魔法陣が展開され、デュラハンたちが怯えているが、

リーダー格のアーク・デュラハンの号令の元、周りに氷の塊が

 浮かび上がり襲い掛かるが、魔法陣で守られているのか

全て溶けて蒸発し、襲い掛かるためにスピアを持ち進むが、 

『エクシード・ライトニング・サンダーボルッットォォォ!!!!!

の叫びで、無数の雷がデュラハン達を襲い、魂が亡くなった無数の

 バラバラになった鎧が、地面に転げ落ちていたが、

 『カット! 画面飛ぶから、違う魔法で……

『そんなぁ……デュラハンの鎧は高く売れるのにぃぃぃぃ」

 『デュラハンたち甦らすから、もう一度……

   『鬼!!!』

と言って、復活したデュラハンたちに、剣を構えて走り出し、

   黒き輝く剣で紙のように鎧を粉砕し、

       全てのデュラハンを消滅させた後、

 『どう! とドヤ顔で言っているので、

   『生命を絶つ魔法ねぇ、口上の部分だけ撮るよ!』

呆れた感じで言っていて、パクオットは、さすがと言う感じで

見ていて、リストォラは手を合して感動しているみたいで、

俺たちから見れば、世界をと思えば何時でも出来るよと

自慢してるみたいで、俺たちは無力と感じつつ、

 「次で最後だ! 準備が出来たみたいだからな」

と言うパクオットの合図で画面は動き、王宮の中庭みたいなところで、

 『朝、早くからロケに集まっていただき、ありがとうございます!

   時間とかの関係で、最後の方から撮りますので……

格好は違うが先程からの少女で、周りには人と魔族が

集まっていて、『ロケじゃないだろ! 

 『そうや! 人族対魔族の最終決戦やん!』

それを無視して、『王宮の魔王の間まで、各階の魔族を倒すのに、

 仲間がドンドン光悦を行かせるために残って戦います!

  よくあるパターンですが、戦う相手を今から決めてもらいます。

   カメラを持つ人は、ブレても良いので撮り忘れないように!』

撮影の前の打ち合わせみたいだが、どう見ても別の世界の風景で、

人と魔族が仲良くしていて、『先生を倒した後、皆さんは戻ります!

 王宮の外の戦闘は後日撮りますので、今日は魔王討伐シーン

  まで行きます!!』

『俺たちも、此処に戻って一緒に……

  『此処で過ごした日々の疲れを養ってください!!

    10時から始めます。一発撮りで行くので打ち合わせよろしく!!』

と言った後、『ツカサたちも、元の世界に戻った後の話になると

             誤魔化すように、曖昧に言うねん!!!』

     と言う間に画面は消えて行き……

 「皆さん! 今から私たちのことを語りますので、

   私の方を見て下さい!!」

ツインテールの赤髪の少女が言うので、体の向きを変えて

   少女を見ると、

「私は、転生者、召喚者ではありません!

    私は、この世界と違う世界から、遊びに来たものです」

 俺は、白きドラゴンが言っていたことを再度言われたので、

 「遊びか……日々、生きてくのに大変なのに……

俺が呟いてるのを、アイリたちは黙って聞いていて、

  「今回、ジース王国のドラゴンの足止めの依頼を受けて、

     この地に来訪し、我が友が、ドラゴンたち、この国の

  王子パクオットたちを眷属にしました!」

   「眷属……その神と同等か少し下くらい……

アイリが呟くのを周りにいる者たちは聞いていて、

 「天使と眷属の差は……

俺の問いに、「天と地の差があるわ。天使は神の補助をするくらいで、

 眷属は、神の代行もするわ……

先の戦いで、天使の力を失ったアイリは悔しそうに言い、

「今回、ジース王国とダァーツ王国の戦いを、

          私たちは利用しようと思いました!」

  パクオットとリストォラが少女の所に歩きだし、その両脇に、

空間の歪が2つ発生していて、

  「私たちの力を、ドラゴンの力を手に入れた私たちを

       この戦いで見せつけるために!!!」

その言葉通りに、俺たちの侵攻を阻止し、

  ジース王国には、パクオットが無能で無いことを証明し、

    リーフ街に居る受付嬢を奪いに行けなかった。 

  「パクオット! 宣言してください!!!」

パクオットを迎えて少女は叫び、少女がマイクから離れて、

パクオットがマイクの前に立つと、少女はビデオカメラで

撮っている女性の方に歩き出している間に、

 歪から、男性と、血だらけのドレスを着た女性、

先程のビデオで出ていた男性と確信し、女性はナーラサで

 もう片方から、金髪の女性、オーロラのように輝く髪の女性が現れ、

金髪の女性は分からないが、もう片方は、ビデオに出ていた

 少女と髪は違うが同じ人物だと確信し、こいつが神かと

歯を食いしばりながら眺めていると、

 パクオットの隣に立ち、向かい合って俺たちが見ている前で、

堂々と濃厚なキスをして、「お兄さまの次だけど……

 甘い声がマイクを通ってスピーカーから流れ、

「ツヴァイの後でも良いよ……

  「兄妹だよ! 先生が消えちゃうから……

2人のやりとりを聞いていて、神だけあって複数の男を

 と周りも同じ気持ちで、どよめきが上がり、

俺もパクオットと義兄弟でも良いからと思っていると、

アイリが物凄い形相で睨んでいたので、パクオット達の方に

向き直すと、血だらけのドレスを着たナーラサとキスをしていて、

 「明美の次だけど、あなたを産まれる前から見ていて、

   この時をずっと待っていました」

 「今まで影から守ってくれて感謝するよ。

   君の思いを知らず、会わなかったことを後悔している……」

再度キスをして、「今、会えているので、後悔しないで……

 ナーラサを優しく見つめて、

 「明美を一緒に守って行こう!」  

   「はい……

と離れて行くナーラサを見ながら、「私もパクオットの嫁に

 行こうかしら」と言うアイリに、

  「行かせるかよ! 俺の横に居ろ!!」

 嫉妬深く言うと、「あなたを守る為よ!」

  笑みを見せているアイリの言葉の意味が分からないが、

最後に、途中から一緒にいるリストォラとキスをしていて、

 「こんな形で一緒になるとは思わなかった……

「私もです殿下……

  顔を下に向けているリストォラに、

   「明美、沙良と共に私を支えてくれ……

顔をパクオットに向けて、「……はい」

 とキスをして離れて、

リストォラは顔を下に向けて立ち、神とナーラサは

仁王立ちしながら俺たちを見ているなか、パクオットがマイクの前に

改まって立ち……


私は両陣営を見渡し、ひと呼吸して、

「私は、ジース王国の第1王子、パクオット・ビーコック・ジース。

  そして、私の両側にいる女性は……

頬を染めて下を向いているリストォラの方を見てから、

「まずは、私の冒険者パーティーの1人であり、剣の師匠でもある、

  第1夫人、リストォラ・グラアフィン・エクスラーヴァ

 リストォラは、紹介されたので、お辞儀をしてから私の方を見て、

微笑み、また下を向き、涙が地面に落ちているのが見えていた。

 そして明美の方を見てから、

 「この世界に違う世界から来て、私のわがままを聞いてくれて……

   神界の住人であり、ドラゴンを眷属にした、

 第2夫人、アケミ・ソリュート・テンリ・フォン・ウエスギ=ジャパン

  明美は、スカートを両手で少し持ち上げて、お辞儀をして、

私の方を向いて、投げキッスをしたのを受け取った感じで

 笑みが零れてから、沙良の方を見てから、

「最後は、私の婚約者であり、この世界へ転生して来て、

  第2夫人、明美の友人であり、眷属でもある、

第3夫人、ウーレン共和国の、マーラ家のナーラサ・ジア・マーラ

  沙良は、スカートを両手で少し持ち上げて、お辞儀をして、

明美たちの所に集まって、3人一緒にお辞儀をして

 微笑んでいるのを見てから、

「私は、この3人と、そして、第2夫人の明美の眷属、準眷属、

 ドラゴンたちと共に、ジース王国のリーフ男爵領リーフ街を、

  両陣営の団長、皇子の立ち合いのもと、

   今日ここに、リーフ国として独立を宣言する!!!!」


 両陣営は立ち上がり、白きドラゴンが見守るなか、

用意してあるテーブルの方に、勝人と共に私が歩き出すのを見ながら……


王子を目で追いながら、「ジース王国を継いでもらいたかったが……

  私は周りを見渡して、

「我が国境騎士団の者たちよ! パクオ……

  いや、リーフ王に剣を捧げたいと思うが、お前らはどうする!」

 全員がお互いの顔を見ながら決意したように、ルータド隊長に合図を送り、

  全員が剣を抜き、自分たちの顔の前に剣を直立させ、

 その後、剣を右斜め下に向け、

  代表としてルータドが、「団長! 私たちも付いて行きます!!!」

その言葉を聞き、「リーフ王に命を捧げる!!」

 と叫び、テーブルの所にある椅子に座っている王の所に向かった。


俺は、突撃部隊を見渡し、

 「フゥ……個人としてなら参加してみたいが……

この場にいる全員が同じだろうが、

「……コウキ」

  心配そうに見るアイリに、

  「俺は、皇帝の息子で、帝国を支えていかなければならない……

 帝国に不利になることには、承諾しない!!!」

ドラゴンソードが入った鞘をアイリに渡し、

 「持っていてくれ……

   「コウキ……」

 丸腰で、パクオットが座っているテーブルの所に向かった。


 私が腰かけている椅子の両脇の椅子が空いてるので、空いている椅子に

2人は座り、勝人は座っている2人の前に書類を置き……


ボーダル団長は少し笑ってから、

  「もう、落ちていたんだな…… と呟き、

皇子も、「帝宮は……制圧か…… と呟き、

2人が私を見たので、

 「我がリーフ国を承認してもらいたい!」

私の顔をじっと見てから、

「異論はない! 我が騎士団をリーフ国に

  取り入れてもらいたい!」

皇子は驚いたようにボーダル団長を見ていて、

「ジース王国と話をしないと……

困っている私に笑ってから、

  「我は、今はジース王の代わりを務めている……

そうだったなと頷き、

 「……承諾した! 給料はほとんどないと思ってくれ!!」

「……わかった」

笑みを交わして握手している私たちに、

 「こちらも承認した! 何かあった時は、協力をしてもらいたい!」

帝国が分裂する可能性は高いのは私たちの所為でもあるので、

「分かった! 友として、友好国として、助けよう!!」


 勝人は、2人の前に承認の書類を置き、

  ボーダル団長、皇子は書類に承認のサインをした。


私たちは、椅子から立ち上がり、握手を交わして、

 それぞれの居場所に戻って行った。


 この日、リーフ国が誕生した。


 この世界で一番小さな国であり、人口も1万以下であり、

ジース国内にある独立国家であるが、ジース王の王子であるリーフ王が

治めている国なので、問題視されずに、友好的に貿易など行われている。

ウーレン共和国とも友好関係を築き、3国が不可侵条約を結び、

敵国が攻めてきた時は、連合軍として立ち向かうことも交わされた。


 国力がないに等しいリーフ国を危険視する諸外国はいなかったが、

この国に訪れた冒険者で勘の鋭い者は、この国の異常な戦力を感じ、

文化レベルの違い、ジース王国、ウーレン共和国を裏で支配して

いるのを感じ、恐怖し、そして、この国が一番安全で、最強の国である

と感じた者は、この国に移住し、友を連れて来て、人口も多くなっていった。


 後の世、リーフ国の王、妃、そして関係する者たちが、長寿であり、

老化もほとんどしない者が多く、高レベルの魔法や剣術を使うので、

この国で流行した書物に出てくるエルフという種族と似ていたので、


   エルフの国リーフと言われるようになった。





長かったわね

 うん! 1、2話で終わる予定が43話までかかりました

私と明美と勝人でドラゴンを倒すだけの単純な話が

 膨らんだわね

と言うことは、殿下も出ずに終わると……

 私なんて、最後よ! 

ギルドの話もなかったり……

 そうなんですか、ウェイトレスで出たのに……

物語を書く背景に、なぜドラゴンをが無かったから

 そこからみたいよ

それで、それで、私が受付嬢で出て話が進みだしたよね!

 お兄ちゃん(ツヴァイセル)が出て来てからだよ!

私、私です! 

 違う! お兄ちゃんから!!

喧嘩するほどとは言うけど……次回はキャラクター紹介です

 外でやりなさい!!







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