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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

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36話 どちらに付く……

 ドラゴンが8頭、私たちのすぐ近くに降り立ち、

赤竜、橙竜、黄竜、緑竜、水竜、

青竜、紫竜そして白竜が、私達を見下ろしている。


騎士Aは、「なぜ、こんなとこに……」

魔術師Aは、「俺たちばかりに不幸が……」

と言ってるのを聞いて、やれやれと言った感じで、

 「後から行こうとは思っていたけど、そちらから

来るとは思わなかったわ!」

   私がドラゴンに言うのを聞いて、

騎士Bは、「何を言ってるんだぁ……」

ダーダック伯爵は、「ドラゴンが、あの女の所に来たのか

 わざわざ……」

白竜が私を睨み、

「人の形をして、地上にいる神の1人か?」

「ええ、そうよ! あなたの名前は?」

「我が名は、レイドール! お前の名は?」

「私は、この世界ではない世界で生まれ、

  兄のいる世界で、兄が国王をしている国の

 第7王妃の

   アケミ・ソリュート・テンリ・フォン・ウエスギ=ジャパンよ!」


ダーダック伯爵や生き残った近衛騎士団の面々は、

「何を言っている? この世界じゃない??」

「王妃って……」

「ドラゴンが、普通に我々の言葉で喋っているのが驚く!!」

と戸惑っているが、ダーダック伯爵は、パクオット(以下パク)や

カードルを見て、動揺もしていないで、ドラゴンを見ているのに驚き、

パクに、

 「王子! この世界とか……神とか……」

「ダーダック伯爵、会った時に言っただろう……

           私の妻になる明美は神だと!」

ダーダック伯爵は、声を出さずに頭の中で、

「本当なのか! ドラゴンまで言うのであれば……」

         ドラゴンを見つめて……



私は皮袋から、小さくなって中にいるシルヴィアを呼び、

 ひょっこりと顔を覗かせるシルヴィアに、  

(おさ)や仲間たちが、あなたに会いに来たよ」

「ピィ、ピィィィ……」

  「そうよ! さあ、出て挨拶しよう!!」

皮袋を天に向けて上げて、シルヴィアは勢いよく飛び出し、

 小さい体が、白竜などと同じ大きさになって、

私たちのすぐ近くの地面に降り立った。


シルヴィアを初めて見る、ツヴァイセル(以下ツヴァイ)

ダーダック伯爵、生き残りの近衛騎士団の兵たちは、

「なぜ、アケミの皮袋から……ドラゴンは会いに……

  この白銀の体に金のラインが入った美しいドラゴンは、

神々しい……」

「ドラゴンが、ドラゴンが、人の仲間になった……

  いや、神だからか……」

魔術師Bは、「ありえない……討伐、足止め、いや

 仲間にするなんて……世界のお……王に……」


驚愕する者たちを他所に……


「シルヴィア、いやシルヴィアさま、

        50年間よく辛抱しました!」

「長……辛抱しないで逃げたのに……」

「シルヴィアさま、今回のことは、

 シルヴィアさまが、お生まれになる前に決まっていたこと。

アス村を襲うも、人は怪我があれど、全員無事……  

  家畜などは逃げましたが、魔物に対して防御魔法で、

襲われても大丈夫なようにかけられ、今はアス村に戻っているでしょう」

「僕、何もしていないよ! それに、シルヴィアでいいよ! (おさ)……」

「いえ、我々の頂点に立つ、神の龍である聖龍なのです。

  シルヴィアさまと、これからは言わしていただきます」

 困った感じで私を見るシルヴィアに、

  「我慢しなさい! 長く生きてるから頑固だから……」

「アケミ・ソリュート・テン……  

  「アケミで良いわよ!」

 「アケミ……頑固ではない! 上位の者に対するケジメだ!!」


呆れた感じで、

 「わかったわ。ところで50年前に

    何があったの!?}

 

私を見る白竜は、

 「神が、シルヴィアさまの素体を我々に渡し、

パープルドラゴンの元で、竜などの痛みをわかる竜に育てること

を言われ、そして、今、アケミよ! そなたの力によって

聖龍へと格上げになると言われた」

「私の力……シルヴィアの影響で……

   自分の体に流れる12柱級の力を感じながら、

      「私も格上げになったことも知っていたのかしら?」

「それは分からない! ただ、そなたに似ていたな!!」


笑みを浮かべながら、ティーナ義姉(ねえ)さまの方を

チラッと見て、

 「先の話ね! その方は、何か言ってなかった!?」

「我々をあなたの眷属にしてもらいなさいと。

  それが、50年間育ててもらう褒美ですと!」

「褒美のような感じはしないけど……」

「我々が神の眷属になることは、今まで行われていたが

 うまくいかずに。退化していっていたのだ!

  褒美としては、これ以上のものはない!!!」


白竜たちが、納得しているなら、褒美として眷属に

 するのは良いんだけど、

「私は、まだ、あなた達を眷属にする力はないわ!

  したくっても無理よ!!」


白竜がシルヴィアの方を向き。

「シルヴィアさまを介して行えば、

   シルヴィアさまを眷属にした時よりも

 楽だと思いますぞ!!」


なりたいわけねっていう強い感情を受けて、

  私は、覚悟を決めて、

「それじゃ……やりましょう!! 私の眷属に!!

  と恭子たちの方を見渡して、

  「また服が破れると替えがないから、今から全裸になるので

 全員! 馬車の方を向いていて!!!」


やれやれといった感じで、

 「見るようになるんだし…… パクが言い、

「いつもは気にせずに着替えとかしてるくせに……」と勝人は言い、

  「皆さん、殿下の夫人になる方の裸など見てはいけません!!!」

カードルは叫び、回れ右と号令をかけて、

「また見ちゃだめなの!?」とケントは呟き、

           全員が馬車の方に体を向けた。


私は眷属化のための儀式も終わり、

 ドラゴンとのキスは、濃厚で体が震えるくらいの

  気持ち良さで、体に力が入らず、その場で

 倒れてしまったので、

 「おねえちゃぁぁん! きょうこちゃぁぁあん!

   服を着せて!! お兄ちゃぁぁん以上……」

と言って、私は眠ってしまった。


ティーナ義姉(ねえ)さまと恭子は私に服を着せて、

少し時間がたち、

私は目を覚ますと、パクの顔が見えて、

「大丈夫か!?」

  「気持ちよくって倒れただけだから大丈夫!!」

恭子が私を見下ろして、

  「王子様に膝枕してもらって、気分はどう!?」

「ズボンの上だし……でも、いい感触かな」

パクは赤面しながら、

 「も。もう立てるか!?」

「うん! ありがとう!!」


私は立ち上がり、パクの顔を見てから、

  パクに軽く頬にキスをしてから、ドラゴンたちを見渡して、

「我の眷属たちよ! 我の願いにより集い、我のために

  生き、我のために戦え!!

 ペンダントを手に取り、天に上げて、

   「このルビーに我の神力が宿る時、

 このルビーの光と共に、次元を超えて出現せよ!!」


代表して白龍のレイドールが

  「我が主よ! その宝石の光と共に主の所に

駆けつけようぞ!! 共に生き戦おうぞ!!!」


パク達を見渡してながら、レイドールに、

「この世界での、そなた達に命ずることは、

  パクやツヴァイに危害を与えるものを

 警告後、聞かない場合は、排除せよ!!」


レイドールは、パクなどを見下ろして、

 「人間の主の眷属、準眷属を、我々の力で、

    守ろうぞ!!」


優しい目で、私をしばらくじっと見ていた後、

 「それでは、我々は、ドラゴン山脈に戻ります」

「若竜の暴走は、あまりさせないでね!」

  パクたちの方を見て、

 「彼らを守るために、暴走も利用しよう!!」


私は、クスっと笑って、

 「その時は、遠慮なく暴れていいわよ!!」



白龍たちは、その場から姿を消して、

 シルヴィアだけが残り、

 「一緒に行っても良かったのよ!!」

「僕は、アケミと一緒の方がいい……いろいろな世界を

  見たいから」

私は笑みを浮かべて、

 「そうね……みんなと一緒にね!!」

「うん!!」



 私たちは、リーフ街に戻るために準備をしていると、

ダーダック伯爵は、近衛騎士団の生き残りと共に

 私の所に来て、

「何と呼べばいいでしょうか?」

   「私の名前?」

「ええ、そうです」

  「アケミでいいわよ!」

ダーダック伯爵は、近衛騎士団の生き残りを見渡して、

 「アケミさま! 私たちを、あなたの兵にして下さい!」

「兵!? 国を捨てるの? 家族に罪がかかる可能性があるわよ!」

  「問題ありません!

 アケミさまの兵になれば、王を脅すことも出来ますから……」

「あのね!」

呆れて笑っている私の所にパクが来て、

 ダーダック伯爵に、

 「明美の兵には、眷属である私がなる!!

   ダーダック伯爵、近衛騎士団壊滅の責を

問われるのを気にしているのだろうが……

 私も王都に行く! 父に重罰にならないように話をしてみよう!

私の方に顔を向けて、

   「それでダメなら、明美の力で脅せばいい!!」

「王子……

   涙を流しながら、

 「ありがとう御座います!!!」

「パク!! 脅しの為じゃなく、平和のための力よ!!!」

  顔をパクに近づけて言い放って、パクは、

「わかってる!」

 と、手で私の肩をやさしく掴んで微笑むけど、

私は頬を膨らまして、「もう! あまり当てにしないで……   

  首を横に振って、

     ……ふん!!!」と鼻で息を吐いた。


勝人が、御者席に座って、私に向けて、

 「どちらでもいいけど、明美の力で解決するなら、

    俺は、楽でいいけどな!」

 勝人の方に振り向いて、

 「もう……勝人まで」


皆が笑いながら、私を見ているなか、

ティーナ義姉(ねえ)さまが、

 「もうすぐ暗くなるから、リーフ街に

   戻りましょう!!」

 と手を叩き、幌馬車に乗り込み、

ダーダック伯爵と近衛騎士団の生き残りは、

   ボブヒルトが待機している所まで、歩いて付いて来てもらい、

 そこで、馬車に乗ってもらうことになった。


幌馬車の幌の上に、小さいままの状態でシルヴィアが

 乗って、私たちを守るように周りを見渡しながら、

ダーダック伯爵たちの歩くスピードに合して、

 2台の幌馬車は動きだした……




ドラゴンが、これだけ揃うと壮観ね。

 そうだな……昔戦ったドラゴンとは比べものにならないレベルだな。

お兄ちゃんは、1人で戦ったの?

 仲間と一緒さ!

  ええ! 1人で戦えるよ!

無理だよ!!

 私の準眷属なのに!!!

やっぱり、昔、会っていたんだな……

 次回

  第37話 相談……


ねえぇぇ……お兄ちゃんもなろうよ! 私の眷属に!!!

 駄目よ! 伊藤先生はどうするの?

……恭子、そうかぁ、準で我慢して、戻ったら……

俺の人生を勝手に決めるな!!

 明美に関わった以上、無理です……

勝人の言う通りね。







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