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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

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23話 対立……

 森の中へと続いて行く街道の両端に,休憩するための

石を加工したテーブル、椅子があり、立ち話でする話では

無いので、左側にあるテーブルに移動して、石の椅子に腰かけ

向かい側に3人が腰かけた。


まず、言い出したのがパクオット(以下パク)で、

「条件を聞こうか?」

皮袋から、ペットボトルのお茶を人数分出して、

3人の前に置きながら……

 「まず、パクは、リストォラを夫人として迎えること。

   第1夫人にすること。私は第2夫人で……」

私の発した言葉に慌てたパクオットは

 「それは、のむことは出来ない。リストォラが王国最強騎士でもだ!!」


ケントはテーブルに置かれたペットボトルのお茶を手に持ちながら

「これは、何ですか?」

 「それは……

   私が飲むためのペットボトルのお茶のキャップを回して開けて

    「こうやって開けて、口に……

      少し飲んで

      「私の住んでいる日本という国の日本茶という飲み物よ」

ケントも真似をして、飲んでみての感想は

 「苦いけど、ミルクよりは飲みやすいかな……」


「で、のむことが出来ないと言ってるんだが……」

私が、パクを無視してケントと話しているので、怒りぎみに言うけど

 「それでは、話はなかったことで……」

「ま、待て、出来ない理由は聞かないのか!?」

聞くまでもないわよと言う感じで、皮袋からスマートフォンを出して

時間を確認して……

「10時か……後3時間しかないわね」

「それは……なんだ!!」

 「時間とか、いろいろな物を調べたり、録画したり、音楽を聞いたりする

     便利な道具よ」

「それは興味深いな。理由は聞かないのか?」

  「フッ……身分とかでしょう。私だって、冒険者で身分は無いわよ」

「アケミは、身なりを見ても、顔立ちを見ても、どこかの貴族と言えば

  父や貴族連中は納得するが、リストォラは、両親が奴隷で、その子として

   生まれ、剣の才能があったので、第1近衛騎士団の団長の娘として

    引き取られたが、元奴隷と知れ渡っているので無理だ!!」

「奴隷制度は無くなったと聞いてるけど……」

「父も貴族たちも奴隷制度を廃止するのに反対だったが、

他国の奴隷制度廃止の波には勝てず、形上は廃止となったが、

   続いている。リストォラも奴隷の首輪は、

    外れることなく、今も着けている」

リストォラの首の所を見て

 「黒いのがそれ?」

「見えるのか? 特殊な物で、ダンジョンで200個くらい発見されて、

  騎士団に採用された奴隷たちが着けている。貴族たちの奴隷のは普通の

   物だから、外へ出る奴隷たちはいない。我が国に来る商人や冒険者に

 見られるとまずいからな」

「リストォラを奴隷として、扱ってるようには見えないわね」

「友として接している。それに、リストォラに剣を教えてもらっている。

 それに、ひ……とりの女性と……」

顔を赤く染めながら言うパクは、かわいいと思いつつ、

 「ふぅん、あなたが王になるのだから、貴族どもは力で押さえればいいし、

私の力で……

  「力で押さえる王政は破滅するだけだ!! それに……

     「なるほど……力で押さえるときもあるでしょ?」

 「……グッ、余程のことが無い限りは……」


私は、俯いたままのリストォラを見ながら

「それは今じゃないの。リストォラは、あなたを好いてるわ。

  あなたが奴隷とかいう垣根を越えて夫人として迎えるなら、私も

あなたの夫人となり、眷属にもしましょう!!」

  暫く考え込んでいたパクは、リストォラを見ながら、

「初めて会った時から好きだった。アケミに言われなくても、

弟が王になって安定したら、国を捨てて、お前と一緒に

なるつもりだった!……お前だけとは行かなくなったが、アケミと共に、

私を支えてくれ!!」


「は……はい。でも……

私の方を見て

  「あなたは、王妃ということですが、良いのですか?」

「そうね。昨日、バムに強引にキスされて、それをお兄さまに癒して

もらった後に、異世界を渡り歩いてると他の方と結婚しなければならない

可能性も高いから、その時は、お兄さまは許すというけど……ね

  「ほう、経験済みとは見えないなぁ」

と言ったローブを着た男の言葉を聞いて、

 パクとリストォラと話していた私も顔を赤く染めて……

  「だけど……複数の男のを……だから、パクとは、分身を制作して

       過ごそうと思うけど良いかな?」

チラッとパクを見て……

「ああ……そ、それでい……いい」

「ありがとう。これで……今後もこれで……」


落ち着くために、ペットボトルのお茶を、ゆっくり飲み干した後、


私は、椅子から立ち上がり、リストォラの座ってるところに行って、

隣の開いている椅子に座り……

「パクが私の眷属になるの、あなたも眷属にならない?」

「へぇ……け、眷属ですか。それはつまり……か……」

  「そう、パクを支えてほしいし、私の従士になってほしいから」

リストォラは、少し考えてから私に目を合わせて……

「奴隷である私には、身に余る身分ですが……

  立ち上がり、地面にひざまずいて、

  「アケミさま、あなたと共に……歩いて行きます!!」

その言葉を聞いて、私はパクとリストォラに眷属になるための

  詠唱を……

「汝らよ、我の力を宿し、我と共に生き喜び、我の眷属となり、

我の代理として、使命をはたせ!!!

……マイ・ハピネス・リビング・パワー・オブ・

          ファミリーミッションエージェント……

光が2人を包み込み、私はローブを着た男に

 「今から、大人のキスをするから、ケントには見せないでね」

「わ、わかった!!! ケント、向こうへ行こうか?」

「な、何で?」

ローブを着た男は、椅子から立ち上がり、ケントを抱き上げて、

          幌馬車の方へと歩いて行った。

私は、まずパクの前に立ち、光で包まれているパクの口にキスをし、

   神力を分け与え、次に、リストォラの前に立ち、パクと同じ行為を

    行った。



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