表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第1章 ドラゴンの足止め? 討伐? それとも……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/140

15話 状況……

 明美、恭子を広場に残して、

ギルドマスターのツヴァイセルの使用しているテントに、

ツヴァイセルと共に入ると、テントの中には、

男性3人と女性1人が座っていた。


ツヴァイセルが、座っている4人に

「こいつは、【アポロ】のメンバーの1人

  カツトだ!」

    と紹介されて、4人に向かって、お辞儀をした。


4人は飲み食いを止めて、俺の方を振り向いたので、

ツヴァイセルが、

 「カツトに自己紹介をしてくれ」

   と言ったので、俺から見て左側に座っている男が、

 「俺は、ウイングハンターのリーダー

     トトアポだ、よろしく!!」

トトアポの左に座ってる男が、

   「同じメンバーのリョクフォン。

     よろしくな」

さらに左に座っている女が、

「私は、インダルジ・バトルのマーチネルよ。

   若いわね」と、上目使いで見てくるので、

 俺は慌てて、

  「じゅ、15です。もうすぐ16になります!」

 「バムから聞いていたわ、凄腕の剣士がいるって、

    こんなに若いなんて思ってもいなかったわ」

「バムさんの……

  俺はマーチネルを見ながら、

     パーティーのメンバーだと、奥さんかな

      と思いつつ、

  「師匠が良かっただけで、凄腕じゃないですよ」

    「あら、謙遜しなくってもいいわよ。

       あなたを見てて、バムの言った通りだと思うから」

 照れながら、「そ、そうですか」


「おいおい、2人だけの世界に入るなよ……

    俺の紹介をさせてくれ!!」

 急に割って入ってきた声に反応して、俺は振り向き、

  その男は

  「マーチネルと同じメンバーのミウラだ!!

      仲良くしようぜ!!!」

ミウラの名前を聞いて、

  この地方の名前では珍しいから、東方の出身かなと思いつつ、

    「こちらこそ、よろしくお願いします」


ツヴァイセルは、トトアポの左側に座った後、俺を見上げて、

  「カツト!! 座ってくれ、何か飲み物を……」


マーチネルは、地面に置いてあるワインが入った瓶を取り、

    木のコップにワインを注いで、

「ワインでいいかしら、飲める?」

   「飲めますよ!! 15です! 成人してますから!!!」

「フフッ……怒って、かわいいわね」

その木のコップを取り、ひと口飲んでから、

 「……飲めますから」

 と、マーチネルを見て言ったら、クスクスと笑いだして、

ツヴァイセルは困ったように、

 「おいおい、カツトをおもちゃにするな!!

    カツトに、アス村の状況を説明するぞ!!!」


マーチネルは、不機嫌な表情で、

  「わかったわ。説明をどうぞ!!」


「アス村の人口は、200人で、買い付けのための商隊が

  100人滞在していて、計300人が、ドラゴンの襲撃で、

  商隊の護衛の冒険者が負傷し、村の村兵も負傷し、

  ギルドに連絡があった時は、ギルド内もパニックに……


ツヴァイセルはワインを、ひと口飲んで、ひと息ついてから、

  「で、この情報は、ギルド内のみと冒険者たちに頼み、

    各ギルドに連絡をし、ドラゴンの討伐を依頼したんだが……

   王都のギルドから近衛騎士団をジース王が派遣するので、

   ドラゴンの足止めの依頼を、王より各ギルドに出され、

   我々のギルドも掲示板に出した後、

   一緒にアス村へ救援物資を運んでくれる

   冒険者たちを集めて、今に至るという状況だ」

 

マーチネルが、ツヴァイセルに続いて、

 「私たちは、ちょうどギルドに来ていたから

   バムとホォイを残して、

 ミウラと一緒に、ツヴァイセルさんについて来たの」


次に、トトアポが、

 「俺たちは、ちょうど依頼が完了し戻ってくる時に、

   街道で出会い、説明を聞いて、ここに来ることにした。

    俺たちのメンバーは、あと3人いるが、今はテントで

     休んでるよ」


3人の話を聞いた後、

  「他の冒険者は……」

ツヴァイセルが、

「負傷や避難する人たちと一緒にリーフ街へ戻った者たち……」

  と聞いて、途中で出会った人たちのことを思い出して、

   「明日、準備して来ると言っていた人たちですね」

ツヴァイセルは、無理するなと小声で呟いた後、フッと笑って、

     「……そうか、後は、ドラゴンの居場所を探しにいった者たち、

    村の警戒に回ってる者たち、テントや幌荷車で寝てる者たちだな」

「先ほど、村の門を通って、此処まで来た時は、

   見回りの人とは合いませんでしたよ、誰も……」

思い当たることがある感じで、肩を落として、

  「戻ってきたら、注意しておく!!」


テントの入り口が開き、明美、恭子が入って来て、

 「ほぉ……赤髪と銀髪か……それに

        不思議な魅力を感じる美人と来てる」

  明美たちを見てミウラが表現し、

   急に言われたので、困ったように、

 「美人ではありませんよ!」

「こういう男は信用してはいけないわよ、明美!}

目を細めて明美を見ながら言い、

  「信用なんて、相手にもしないよ!」

 変なことを言わないでと言う感じで、明美が言った後、

クスクス笑いながら、ミウラを見たマーチネルは、

 「あなたが、まるっきり相手にされないなんて、

    何時ぶりかしら……」

 「うっせー!!どうせ、おじさんですよ」

   木のコップに入ったワインを一気飲みした。


ツヴァイセルが、明美や恭子に座るように催促し、

 明美はツヴァイセルの横に座り、なぜか頬を染めていて、

恭子は俺の隣に座った後、ワインの入った木のコップを

 ツヴァイセルから受け取った明美は、

 「あ、ありがとうございます……

    誰にも聞き取れない声で、「先生……

恭子も受け取って、隣にいる明美をチラッと見た後、

 「ツヴァイセルさん、ありがとうございます。

       今は、どこまで話が終わったの、勝人?」

「ああ、この村の状況までさ、後から話すよ」


ツヴァイセルが、改めて、

  「残りの【アポロ】のメンバーの2人だ!

    赤髪の細身の女性がキョウコで、魔法剣士。

  ローブを着てる銀髪の女性がアケミで、魔術師だ!」

    と、2人を紹介した。


ミウラは紹介を聞いて、少し考えてから、

  「俺と同じ東方の出身か?」

何か問題があるのかなと思いながら明美は、

「ええ、そうですよ。何か?」

 「いや、赤髪や銀髪はいないからさぁ!」

 「あぁ……ハーフですから」

笑みを見せながら言った明美に、更に何かを

   言いたそうな感じだったので、

恭子は話題を変えるために、

 「で、これからのことを話したいんだけど良いかしら?」

「あぁ良いよ。君たちが足止めをするんだろう?」

   ミウラは投げやりな感じで言い放ち、

「はい、明日、ドラゴンがいると思われる場所に向かいます。

  今日、サーベルウルフがリーフ街に来たのは、ドラゴンの

    影響と思われるので、サーベルウルフの寝床の

     ウエーザー山脈に行こうと思っています」


それを聞いたツヴァイセルは、

  「サーベルウルフの寝床と言っても、特定が出来ていない、

      探すのは時間が掛かるな」

「ただ、ドラゴンは図体がでかいので、時間はかからないと

  思います。日が昇ったら直ぐ出発するつもりです!」

恭子の言葉に、木のコップを眺め、明美をチラッと見た後、

「ここも、昨日からの片付けで、作業もひと段落する、

   俺たちも行こう!! 馬車も何台かで行けば、探すのも

    短縮できるしな」

ツヴァイセルが一緒に行こうと言いだすので、

「いえ、私たち【アポロ】だけで行きます!!!

   皆さんは、ここで待機して待っていてください」

「冒険者を辞めていても、ギルドマスターとして鍛錬はしているし、

   ここにいるメンバーなら問題ないだろう」

ツヴァイセルは、恭子を睨みながら言い、

「いや、彼ら【アポロ】のメンバーだけで行ってもらおう!」

   ツヴァイセルがその言葉を発したミウラを鋭い目で睨んで、

  「何を言っている、彼らはAクラスと言っても15歳だぞ!

     3人だけで行かせるわけには……」

 「俺たちが一緒に行く方が足手まといだ!!

     マーチネルは、バムの死で戦える状態じゃない!

       ウイングハンターは、Dクラスで、

    彼らの足でまといになるだけだ!!!」

ツヴァイセルは、木のコップを強く握りしめて、「だが……」

 その光景に、明美の目は潤いながらツヴァイセルを見ていて、

  「ドラゴンに気づかれるといけないので、私たちだけで行くんです。

    心配してくれるのは嬉しいですが、足止めなので、心配しないで

     この村で待っていてください」

恭子の言葉に、明美は、「せ、心配してくれてるし……

 恭子はムッとして、言葉を話さずに明美と念話で話合ってる感じで、

俺は女性同士の話に入るほど愚かではないので、

 明美たちを横目に見ながら、ワインを飲んでいると、

恭子が、「3人で行きます!」と怒り気味に言い、ツヴァイセルが、

 反論し、ミウラは賛成し、3人の口論は続き、最後は、

ツヴァイセルを渋々納得させて、明日の対策会議は終了した。




冒険者の仲間との酒盛りは楽しいよな。

 本当は、異世界だから良いよねっていう……

こちらじゃ、水の代わり! 

 次回

  第16話 水浴び……


暗くなってから、皆と入ったけど……

 男って……マスターは、いなかったわね。

  覗くなんてしないわよ。

私は体形が崩れてるから……あなた達は、結婚はまだだし、

 綺麗じゃない……マスターも覗こうとしたかもよ?

若い子には負けるわ。

 若い子といえば……

そうね、マスターとあの子を見ると、昨日会ったばかりなのに、

  長年連れ添った夫婦のようで、なんか悔しい!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ