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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

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104話 形あるものは何時かは……

 ミューブル王国の東に位置する港町【ロブシェリル】は

人族の大陸では珍しく、人族と魔族が共存している。

 30年前の人族対魔族のゲームで、港町【ロブシェリル】は

魔族に奪われたが、他の国みたいに魔族のみによって支配されることなく

ミューブル王国の王都【ブレーリト】の商業ギルド【ミートラップー】の

ギルドマスターと、魔王の四天王の1人ニコールと共同で運営されている。

 人族と魔族との交配は不可能であるが、なぜか可能で、ミックスの子が

多いのも、港町【ロブシェリル】の特長である。

 最近の人族対魔族のゲームで人族が勝利したが、ミューブル王は

魔族を追い出すことなく、ゲーム前の状態のまま、港町【ロブシェリル】は

人族、魔族が共存している。

 魔王が港町【ロブシェリル】で、海の眺めが良い丘の上に建てた屋敷は、

2階建ての日本家屋で、庭は日本庭園を思わせる作りになっている。

 池には鯉タイプの魚が泳いでいる。

 この屋敷も前は第2魔王城と呼ばれていたが、最近は、最近は

駆け落ち城からハーレム竜巳城と言われ、せめて、風雲竜巳城と

行ってほしいと、港町【ロブシェリル】の人々に言って回っているが

  誰も言わない。

 キューイルが名前を付けたが、もちろん、昔のバラエティー番組を

ビデオで見ての命名である。

 この屋敷に向かってくる敵を倒すのじゃと、敵を募集したけど、

   魔王の息子、娘たちを相手にするので、集まりませんでした。

 ハーレム竜巳城が定着しそうだが、駆け落ち城より良いので、

  そのうち変わることに期待する。

 キューイルとの甘い生活を過ごして居たら、魔王の娘たちが求婚に来て、

更に、息子たちも求婚に来て、無しくず的に全員と結婚することに

 なった俺は、

  「こんな毎日を過ごしてて良いんだろうか……

 朝日が昇った海を、1階の応接室から眺めながら呟くと、

  「う、うぅん……不満なの……かぁ」

生まれたままの姿で俺の横で寝ていたキューイルが、

 目を擦りながら聞いてくるので、

  「屋敷で起きてるかしてるかだから……

そう、食事をしてるか、誰かと行為をしてるかのどちらかで、

たまに外に出ても、誰も見えないところに隠れてしてるわけで、

   「ダーリンは、それ以外でやることがあるのか……

キューイルは、ゆっくり起き上がり、髪は結って無いので、

 敷き布団の上にまで後ろ髪が垂れていて、

  俺に小さい胸を見せながら言うので、

   「な、ないけど……

 口を尖らせて、何かないかなっと考えながら、

  「この街の統治はニコールがしっかりしてるし、家令のラムータが

    この屋敷を管理してるから……

 ラムータは、キューイルの執事から、魔王の息子、娘たちの執事たちを

統括する立場になり、更に親父(魔王の方)から此の屋敷の管理を任されている。

 やっぱり何もないなぁと思いながら、つかさみたいに、

ミューブル王国の上王に成り、会議などに参加して意見を言ったり、

  ニコールと情報を交換したり、109人の妻たちと夜の行いもこなし、

   忙しく動き回っている。

 俺は先ほど言った通り、それ以外はブラブラとしてるなと、

悲しくなるなぁっと下を向くと、急に背中の方から誰かの両手が

 俺を軽く抱きしめて、

  「俺たち全員を相手にするのは嫌なのか……

 魔王の息子で第4王子のファインダーロペスが耳元で言うので、

その声が息が耳に掛かり、アッと言いそうになるのを我慢して

 「嫌じゃないよ……だってぇ……

ファインダーロペスに触られているだけで感じてしまう体になって

しまったことを我慢しても、甘い声を出してしまう、

現在、女になってる俺に、

    「タツミさまは、冒険者をしたいんですわ……

ナーナナが、キューイルと同じように生まれたままの姿で

 起き上がり言うので、

  「この世界に来た当初は、宮殿でニートしていたけど、

    たまに魔物を、村の仕事とかしていたから……

 最初の1年は、秋人さんの何でも屋の仕事を、宮殿でゴロゴロと

過ごすのも退屈だったので、息抜きで受けたりしていたけど、キューイルと

出会って、この屋敷に住むようになって、何度も言うけど、

食うか、寝るしかない生活で、親父倒して帰れば、神界の冒険者ギルドで

依頼を受けて、明美から移動の為の魔素を貰って冒険へと思うけど、

今の状況も悪くないと思っているのも確かで、ふと顔を上げると

 ファインダーロペスが俺を見つめているので、目を閉じて唇を合わしていく。

  「お父さまが転生するまで、我慢して……

ラーシカが、セミロングの髪を手で触りながら上目使いで言うが、

 ファインダーロペスとの行為に夢中になった俺には届かず、

  「私たちには男で、兄さま達には女で、私たちは貴方を

    何度も求めてしまいます……

にこやかに言うシーナッツに、

 「ぼくぅたちには、男でだよ!」

   第16王子のバーブルが、無い胸を両手で隠しながら言うことに

 賛同する第15王子ケイサム、第14王子マイティムに対して、

   「男の娘を止めようとか…… 「中があったかいとか……

  「我が男で!! 「やだぁ!! タツミだけ!!」

 周りで騒がしく言ってる間に、俺は声を上げて昇天していた。


 余韻を感じながら第2王子のバークレイが座っている敷き布団に

横たわっていると、応接室(愛の部屋)の扉がノックされて、扉が開くと

家令のラムータが着物に羽織を着て現れて、

 「おはようございます、タツミ殿下」

お辞儀して俺に言うので、

   「おはよう……

 余韻にしたりながら言う俺を、クスッと笑うキューイルたちや

ラムータを優しく見るファインダーロペス達を見渡してから、

  「朝食の用意が出来ましたので、食堂へ……

 「追加はなんじゃ?」

   キューイルは男になって、男の娘3人とじゃれながら言うので、

    「チーズに似た、陛下が大好物の()と、フレンチトーストを

      ご用意しています」

  俺はパン派だが、キューイルが親父の前世の食い物を食べたいと言うことで

 最近の朝食は、御飯に味噌汁、焼き魚と漬物、デザートが並ぶが飽きるらしく

変化が欲しいとキューイルが言うので、1週間に1、2回、追加の料理が

用意されて、今回の2点も美味そうだ。

  俺は起き上がりながら男に戻り、遠くに投げられて床に落ちている

 パジャマの所に行こうとすると、

   「タツミ殿下! 今日も大陸から貴族や議員が来ますので……

 「婚約者の龍美になって、フェイスたちの横にか?……

   「退屈だと思いますが……

 貴族たちが裏の顔を隠しながら、ファインダーロペスたちと

  話しているのを、俺が黙って聞いて堪えているのを知っている

   ラムータが、申し訳ない気持ちで言ってくれるので、

 「此処にいる皆を好きになった時点で、覚悟してるよ」

ニッコリして言う俺に向けて、キューイルたちは嬉しそうに俺を見つめるが、

    「婚約破棄をした理由が不十分で、未だに混乱しています」

 それを聞いて、床に視線を向けるクルードット達に、

  「俺の方が魅力的だった、説明なんて出来ないよ!」

パジャマを着ながら言うと、そうだ、そうだと、皆が頷きながら

 床の彼方此方に落ちている自分のパジャマを取って着ていくのを

  ラムータは見ながら、

   「タツミ殿下! 今日の予定は?」

     聞いてくるので、

 「昨日の夜に決まった! ロックティラ達と獣族の戦いを見る……

   キューイルが前ボタンを留めてと来たので

  胸のあたりから留めていくと、アァンと甘い声を出しているが、

   「14時以降に、貴族たちと……

 「分かりました」

   俺に御辞儀をして、ラムータは応接室を後にした。


 今の俺の立ち位置は、キューイル、ナーナナ、シーナッツ、ラーシカが

俺の妻なので、この屋敷を親父(魔王)から正式に貰い、親父から公爵の

称号を貰い、人族であるが魔族として、港町【ロブシェリル】を

統治している。

 が、駄目神とニコールが、ニコールに任せて俺は何もしない。

  この街を発展させたのはニコールなので、優秀な方がいるのは良いなと。

 シーナッツとラーシカには、婚約者が各5人いたが、ニコール邸の応接室で

婚約者10人、婚約者の父親たちで総勢20人が集まり、

 俺は、キューイル、ナーナナ、シーナッツ、ラーシカと5人で対峙した。

  俺は女になって、20人の殺気に耐えながら質問に答えていく。

 「人族の女に…… 「腕相撲で勝ったから……

   「その細腕で…… 「お兄さまに勝ちましたので……

     「冗談でしょう! 不正でも……

 キューイルが此処で勝負じゃと言って、20人を相手に俺は完勝して、

  「バ、バカな……

 「確認をしますが、4人共……

   キューイルたちは頷き、「それなら5人とも我々の嫁に……


 シーナッツ、ラーシカは、各5人と結婚して、各5人の子を宿し、

  育てあげて、次期魔王の息子か娘に嫁がせる。

   より強力な血で魔族の大陸を支配していくために……


    「あなた方はタツミより弱すぎます。

      父さまも婚約破棄を告げるでしょう」

 ナーナナが淡々と言うと、

  「子が、あなた方で血を止めるのですか?」

    「そうじゃ! 父も納得している」

 キューイルが言うと、婚約者の父親はキューイルを睨むので、

  「好きになった者が、女だったと言うだけさ!

     納得しないなら、此処で死ぬ?」

 冷淡な目で婚約者、婚約者の父親たちを見ると、怯えていて、

  実力の差で人族に負けたことの悔しさが滲み出ている。

   「新しい婚約者を見つけて、結婚しなさい……

 冷たく言うと、負ける覚悟で、婚約者、婚約者の父親たちは立ち上がり

俺に襲い掛かろうとしたが、そこに扉を開けて入って来た第1王子

クルードットが、ソファーに座っている俺の後ろに立ち、

 「俺の嫁に手を出すのか!!?」

   鋭い目で威嚇しながら言うと、

   「嫁? 殿下! 人族で、異種族間で性交は……

 フッと笑ってから、「神ゾウラストに確認済みだ!!」

よろめく婚約者たちから、

 「殿下にも、婚約者が……

   「近いうちに婚約破棄が告げられる……

 クルードットが言う間に応接室に第4王子のファインダーロペス、

  第9王子のエルタンス以外が入って来て、全員が俺の後ろに立ち並び、

   「ごめんなさい、私、殿下たちのお嫁さんです」

 それを聞いて驚く婚約者、婚約者の父親たちは

  応接室から逃げだして行った。

 その後、瞬く間に人族の女に、たった1人の女と結婚することが

魔族の大陸に広まり、その確認に多くの魔族の貴族、議員がニコール邸に

押しかけて来てから、風雲竜巳城に訪れて、俺を見て、

 第4王子のファインダーロペス、第9王子のエルタンスを見て、

  4人目の婚約者として俺を迎えると言うと、驚愕して

   魔族の大陸に戻って行った。 

 親父は、旅行と言って逃げている最中で、真相の確認が取れず、

  結果的に港町【ロブシェリル】はミックスが多いので、

   人族と言ったがミックスなのでと落ち着いているが、

    港町【ロブシェリル】の人々に聞くと、キューイルたちと共に

     歩いている男の娘の存在が浮かんでくるが、

      俺が外に出る時は、女になって出ているので噂で終わっている。

 振られた婚約者たちは、ニコールに連絡を取り、じっくり真相を聞くために

泊まりで来るが、一夫多妻制なのでと切り込むと、妻は1人で十分、

 龍美との間の子が居ればいいと言って、振られた婚約者は

  俺に物を投げて帰って行く。

   その後、納得しない振られた婚約者の両親が来てと、

        婚約破棄って、大変だなぁっと思う日々である。

 で、親父の息子たちの妻としての地位もあるので、ニコールや

ラムータたちと相談した結果、奴隷魔法や服従魔法などの闇魔法を得意と

していること、ファインダーロペスのレベル70より上の85であること

などを考慮して、次期魔王で良いんじゃないと言う話になったが、

妻になるんだからと言って断ったが、それ以降、ラムータは俺のことを

  殿下と言い、俺に従っている。

 先の話になるが、魔族の大陸は3つに分かれて、中立国の王に俺が成るが

  人族、獣族の大陸からは、魔族の大陸の真の王として認識されていく。


 食事も終わり、9時半を回っているので、神界のテレビ局の番組を見ながら

10時から開始されるミューラ宮殿の謁見の間で行われる獣族との対決を

画面の隅に映像を出して、リビングで寛ぎながら待っている。


 マンゴー、リンゴ、オレンジなどの果実ジュースに、牛乳、イチゴミルクなど

各人がそれぞれ好きなジュースを飲んでテレビを見ている。

 俺は、キューイルたちの椅子代わりになって、順番に座ってもらいながら

バナナやマンゴー、アポカドなどをミキサーにかけて、混ぜずに層にして

グラスに入れていくカラフルなフルーツジュースを飲みながら、ストローで

キューイルたちと一緒に飲みながら、胸を揉みながら、テレビを見ている。


 「セント・ギアまで並ぶとは……

ミューラ宮殿の謁見の間に、騎士や魔導士が集まり出して、更に、異世界の

ロボットであるセント・ギアまで姿を現したので驚くエルタンスに、

  「クチナが、息子の晴れ姿を見たいから、誘ったんじゃないかな?」

 俺に振り向き、

 「人族のロックティラ、獣族のダルザニアの勝負にしては……

メールでは、謁見の間でロックティラと獣族のおじさまが戦うよ!

 しか書いてなかったので、返信して聞こうにも返事がなく、

北条や神崎からメールが来たが、同じ状況で詳細は分からなかった。

 謁見の間でするので外に漏れることは無いので、次期王になる

ロックティラの評判には響かないし、王に成るのに反対している者にも

伝わらないので良いかと納得してメールは終わったんだけど、

謁見の間を見ると、ロックティラたちはセント・ギアの前に立ち、

騎士や魔導士は出入り口の扉の近くに立っている姿は、

映像からでも、獣族の特使を待つと言う感じではなく、

 敵が此処にまで襲い掛かって来るという雰囲気で、

 「此処で集団戦をする気か……

   ファインダーロペスの言う通り、ロックティラだけが戦うには

 他の者が出入り口の扉に向ける殺気は、ロックティラに劣らないもので

  ファインダーロペスは、イチゴミルクが入ったグラスに口をつけて

    少し飲んだ後に、

      「ミューブル王は面白い奴だな……

 獣族側の特使は3人に対して、謁見の間にはセント・ギアを含む

30人が待ち構えている。30対3での勝負であり、数の暴力であり

勝敗は決まっている。獣族側の特使の3人が、この状況でも勝負を

受けるだけの物を与えられるのか、跪いた時に一斉に襲いかかり

死体にして獣族側に送り返すのか、ミューブル王の考えが読めないので

 ファインダーロペスがフッと笑いながら呟くと、

  「音声が聞けると良いんだが……

バークレイが言うので、「謁見の間にはマイクが無いから……

 謁見の間で何かあっても対処できるようにカメラが設置されて

いるだけなのでマイクは備えていない。

 謁見の間の出入りの扉が開かれて、獣族の3人が入って来た。

  中央に進み、王が謁見の間の玉座に居ないので立ったまま

待機をしている。

 だが、何やらロックティラと揉めているが、原因がクチナ達が

床に腰を下ろして食べたりしているのを獣族の勇者【テルタ】に

注意されたようで、さらに輝太が煽っているので、

 今にも戦闘が開始されても可笑しくない状態で、

  「なぜ? 獣族の奴らは平然としている?」

クルードットが俺の方に向けて言うので、サッと目を逸らして、

 「ここで戦えば、死ぬのは分かるだろう……

   更に言って来るので、

    「死んでもいいからじゃないかな……

 目も合わさずに答えると、

  「獣族が王都に来る間に、会ったよな……

 クルードットが言う会ったとは、おじさまの天使化を見たいからって

天理に言われて、俺とキューイルたちの2回目の5人での

 融合で対決した。

  「会ったけど……

    「何もなかったのじゃ! ドット兄よ」

キューイルも目を合わさずに言うと、ナーナナ達も頷いていて、

 「で、どちらが勝つと思う?」

   「決まっておる! 獣族のダルザニアとテルタの方じゃ!!」

 キューイルが自信満々で言ったので、ファインダーロペスたちは

ニヤッとしてから、ファインダーロペスがキューイルたちから

俺を遠ざけさせる途中で、ファインダーロペスが俺をお姫様抱っこして、

 俺を見つめて来るので

  「男ですが……

    「それで……

      「キュゥーイルゥ……

 助けって言う感じで言うけど、

  「ダーリンと兄がするのを見るのも好きなので……

 手をモジモジしながら言うので、この裏切り者と怒りながら

ファインダーロペスと唇を合わすと、体は正直で男から女に

変わり、「なぜ、勝つのかを聞かせてもらえるかな……

 「私から説明しますわ……

   ナーナナが言い出す間に、玉座には天理が座り、その周りには

つかさの妻のべルール、獣族が集まり、作戦会議が始まったようだが、

此方はその光景を見ないで、ナーナナの話を聞いていた。

 その間、俺はファインダーロペスと激しく行為をしながら、

   このままじゃ駄目だと思いながら、でも、このままでも

    良いかなっと思いながら絶頂を迎えていた。


 「天使化ですか……

エルタンスが話を終えたナーナナに興味を持った言葉を言うと、

   「神界の冒険者のポイントで貰えるスキルと聞いてるわ」

 マンゴージュースが入ったドリンクピッチャーからコップに注ぎながら、

   「獣族の者に与えて、私たちには……

 エルタンスが不満に思うことも分かるが、明美のスキルポイントで、

  つかさの妻たちに天使化を与えて、ギルドマスターが見守る中で、

   つかさが妻たちと戦い、つかさが苦戦する様子を見ていた

  ギルドマスターは青ざめていた。

 明美が神崎や俺の眷属たちの分も在るからと、俺たちの

ギルドカードに天使化のスキルを送った。

 神崎は、その場にいたサラウェル、ルービュークスに与えて、

ウインライム法皇国からミューブル王国の裏同盟国の王たちが

自国に戻るために護衛として任務に就いている者たちには

後から与えることになった。

 俺の眷属である従者の4人は、ラムータを除いて貰い、

  俺の妻たちの方は、キューイルだけが貰った。

 ナーナナは天使化のスキルを、キューイルと共に貰ったが、

融合しないで勝つ戦いは嫌だと言って、天使化のスキルを返している。

 残った2個(数年後に、本当は残り10個と分かった)の1つが、

獣族最強の騎士で、明美の上位準眷属のダルザニアに渡された。

 試しに融合して天使化してみたら、ギルドマスターが更に青ざめていて

  残りの天使化のスキルは得たから仕方がないが、天理関係者には

   交換不可と言われてしまい、

    「この世界、全ての世界の頂点に居る12柱から

      もう与えたらいけないって言われたから……

 ぐったりしたままの俺が言うと、

  「タツミの眷属になって、レベルは同じでも未知の力を感じるので

    良しとしますが……

 ぐったりしている俺を抱きかかえて、

  「人族の女など興味もなかったのに、兄上共々あなたに……

 エルタンスとキスをする俺は涙目になっていて、

    「私も……天理が兄や先生を複数を好きなのも……

 天理が秋人さん(戸籍上は血がつながっていない)を好きなのに

  社会科の先生の伊藤剣先生が好きで、授業の開始後30分のイチャコメ

   を展開し、見せられる方は堪ったもんじゃないが、ゲームしたり

  音楽聞いたり、株取引したりして過ごすのがパターンで、伊藤先生は

   教師生活終わらせる気かと天理に何時も言ってるが、18になったらと

    結婚を前提にと迫っているので、教師生活は出来そうだ。

 明美は、俺たちの担任が魔王が転生した姿と言うのも俺たちが召喚される

前から知っていたと駄目神の家で語っていたし、担任が事故で入院した時に

前世の記憶が戻ったことを俺たちに話した時には、ナルエはビックリしていて、

 復帰した中等部1年生の3学期から、つかさばかりを当てて、俺たちが

メールなどしていても、お咎めなしになったのに納得した。

 伊藤先生に関しても、恋人と言うより夫婦と言う感じで、

  天理の扱いになれているので参考にしている。

 天理は、伊藤先生を秋人さんと同等に好きで、仮に別の女と結婚しても

  愛人かなんかで居座る感じで攻めているのを見ると、

 伊藤先生の前世と何処かで会って好きになったのだろうと思う。

  だから、俺もキューイルの影響があるが、ファインダーロペスたちを

   誰にも渡したくないくらい好きである。

    婚約破棄をしなくても、俺が1番の妻の座を譲る気はない!


 エルタンスとしながら、時々テレビを見ながら確認すると、天理がクチナの

息子に剣を与えて、その剣の名を「天王剣じゃ」と、キューイルが自分が

与えたように言っているが、第5王子のジャクトルがテレビを凝視しながら、

 「見てるだけで、僕や父が出来ない剣と……

   悔しそうに言うジャクトルに、

    「総司令官だったニコールを、ひと振りで葬った剣じゃ!!……

 ナーナナ達は驚かずにいたが、ファインダーロペスたちは驚き、

  「詳しく教えてくれませんか……

 エルタンスが耳元で言うけど、「や、止めたくなぁい……

  じっくりネットリとするエルタンスの行為に酔いしれたいのに、

   「ニコールが出て来て、ツカサは直ぐ消えました……

 俺の体を繊細に撫でる指使いを終わらして言うので、

  「ニコールとスオウと融合したロックが話してるの……

 俺からエルタンスが離れたので、タオルで体を隠して起き上がり、

テレビを見ながら言うと、

   「どうやったら、あの剣を作れるのか!!」

 鍛冶師でもあるジャクトルが言うが、素材となる聖神鉱石が、

この世界には無い。神鉱石に天理の魔素を与え続けて、1週間以上も

超えて出来上がったのが聖神鉱石レベル10で、そこから鍛えて

 出来上がった剣である。

駄目神の家で見せてもらったけど、

  俺の剣の熟練度では扱えないレベルで、北条が統星剣を捨てて

普通の剣で修行する理由も分かった。

 余りにも斬れ過ぎる剣で、自身の意志で剣をコントロールしないと

  破滅に向かう諸刃の剣である。

   更に、一撃必殺技を付けると言うので、俺や北条は追加は

 要らないだろうと言ったが、キューイルは、更に凄くなるのかと

  喜んでいた。その傍らで玩具のハンマーを制作していたが、

   天王剣より玩具のハンマーの方が恐ろしいわと思いながら、

 子供用の玩具屋さんにでも卸すのかと聞くと、

  「おじさま用だよ!」の答えに、天理の何時もの病気が始まったなと

    思いながら、それ以上は聞かなかった。


 「賭けをしようか?」

   全員が俺の言葉に振り向いたので、

    「ニコールが参戦して、輝太の方が簡単には勝てなくなった」

 「天使化、つかさの妻たち……獣族の方が圧倒的だ!!」

クルードットが真の戦力差を知った今では正論だが、

   「だから賭けるの……

 ジャクトルはシャープな顎に右手の人差し指を当てて、

  「何を……

    「ニコールが勝てば天理の弟子にって、貴方を……

 ほおぉぉっと応接室に響き、  

  「獣族側が勝った場合は?」

 エルタンスが言うので、

    「ジャクトルが天理に弟子入りを直接志願して……

  エッと声が響き、

   「勝っても負けても会わしてくれるの?」

恐る恐る聞くジャクトルに、

 「うん! 惚れたら困るから会わしたくないけど……

肩を竦めて言うと、  

  「アケミは怖い女じゃ! それは無い!!」

 キューイルが少し震えながら言うが、俺や北条たちは天理とは小学校から

一緒で、神様の1人と知った後でも、私はお兄さまと結婚と何時も言ってる

可笑しな奴と言う認識で、天理を怖いとは思ったことが無い。

   「キューイルたちが怖いってピンと来ないけど……

ラーシカが、

 「ソラス母さまの家で会いましたけど、底知れぬ恐怖を感じました」

   駄目神の家で会った時のことを言うけど、

    「天王剣を作るのに神界を100回止めたとか言っていたけど

      超ブラコンで、おじさま好きの可愛い奴だよ」

 笑みを見せながら言うと、

  「タツミのように…… 「感覚が……

 「凄い方が旦那さまの主って誇りに思いますわ……

   「我はアケミへの恐怖を超えて、神界に我ありと言わしめるのじゃ!!」

キューイルが吼えながら天理から授かった天使化のスキルが発動して、

黒き翼を展開したキューイルの姿は神々しく、天理の横に並んでも

 見劣りしない女神の姿に酔いしれている間に、

  「こ、これが、天使化!?」

 ファインダーロペス達は、俺の眷属なので、天使化の余波に

耐えられているが、キューイルの天使化により風雲竜巳城は崩壊し、

 俺たちが座っている床のみが残り、ラムータたちは何処かに飛んで

  行ったようで姿が見えない。

   


 「太陽がいっぱいなのじゃ!!!」

キューイルは右手で顔を隠しながら空を見上げて言うが、

   「バカ妹! 何がいっぱいだぁ!! 場所を、場所を!!!」

 クルードットがキューイルに抗議をしているが、

  「天使化くらいで吹き飛ぶ風雲竜巳城が悪いのじゃ!!」

 天使化対策をしていたら良かったんだが、

    「天理が来てるから、謁見の間のように強固にしてもらおう……

 北条の妻たちの天使化の際には謁見の間は耐えられないので、天理が

強化魔法を謁見の間に掛けるはずで、掛けなければ今日でミューラ宮殿は

崩壊するので掛けるはずだ。

 クチナのお宝が一杯ある俺たちの部屋もあるのだからと、

クチナと思い出して、腰に手をやるが皮袋がないので、応接室に置いたまま

食事などしていたのを思い出したが、今の出来事で何処かに飛んで

行ったと思うので、「手元に来い」と念じて、手元に現れた皮袋を掴んだ後に、

 スマートフォンを取り出して、

  「クチナ、今良いか?」

 『竜巳様? 女? 間違い電話ね……

   通話を切った表示が出たので、もう一度かけ直すと

    「勧誘はお断りよ! 国で対応してほしいわ!!」

 また、通話を切ったので、番号表示も出てる、俺の顔写真は男の時と

  女の時が表示されるようになっている、分かっていて遊んでいる

 のは明白で、仕方が無いので、「キューイル!!」と叫んで、

スマートフォンを投げると、クルードット、エルタンスたちに

怒られているキューイルが手に取ったので、

 「クチナに電話だ!!」

   スマートフォンの発信履歴からクチナに電話を掛けた

 キューイルは通話可能となったので、

  「キューイルなのじゃ!」

 『キューイルさま、こんにちは……

   クチナの声がスマートフォンのスピーカーから流れたので、

 キューイルからスマートフォンを取り上げて、

  「俺のスマホなのに、キューイルには出るのかよ!!」

 怒りながら叫ぶと、

    『息子がニコールと戦っていて、あ、そこ、ばか、何やってるの!!』

 「謁見の間で戦っているのは知っている、急用の要件が!!」

   『空飛べないのに!! バカ息子!! 後に!!』

 状況が掴めないので皮袋からタブレットを出して、

近くに居るバーブルにタブレットを渡した。

 バーブルは直ぐタブレットを起動させて、謁見の間の映像を出すと、

ロックティラとダルザニア、輝太とニコールの戦いが展開されていて、

謁見の間を見渡すと、最初に倒されたのか床に座って見届けている

エンリー達、スオウ以外のセント・ギア達は深手を負っていて満身創痍である。

 ダーク・ウォールの中で安心して見ているクチナにムラサキのセント・ギア

そして、輝太と共に来たリザードマンの、えっと、アルテイラだったか

 テーブルを出して、テーブル椅子に座り優雅に見ている。

  「クチナ! 天理がダーク・ウォールを出したのか?」

 『べルール! センシーラ!! 援護援護!!』

   此方の問いに答える気がない感じなので、

 「前から言っていたコスプレの写真集なぁ……

   『はい! 美しい龍美さま何ですか?』

 今は女になっているので、声も高くなっている。

  「屋敷がキューイルのせいで壊れたから直してほしい」

 『息子が負けたら、クチナちゃんが出撃するから今はダメ!!』

   自分のことをクチナちゃんと言う2億歳のおばちゃんに

 苦笑しつつ、

  「お前って、レベル30だろ、此の世界じゃ……

 クチナはドラゴンシリーズのセント・ギアで、神専用機、天使専用機

として制作された1体で、人間には扱えない物なので、人間専用機へ

レベルダウンされている。

 ニコールは人族対魔族の戦いの後にレベルが上がり70である。

40の差があるので勝つのは難しいが、

  『明美さまから聞いてません? クチナちゃんは200に戻りました』

 「それって、ドラゴン形態になれるって……

俺の叫ぶ声に、全員が振り向き、

   「セント・ギアって変形するの?」

 ジャクトルが聞いてくるので、

  「特殊機だから……

 「この戦いで見られるの?」と、タブレットをバーブルから奪って

ガン見しながら見出している。

 「もうぅ! ジャク兄さん! 僕も見たい!!」

   ジャクトルの横から見出したが、左手はジャクトルの

 股間に行きそうで、ケイサムとマイティムが阻止したが、

念話でタツミのをと聞いてくるので、どっちと聞くと、

 女の方と言うので、何時もは男の方だろと苦笑いしつつ、

  スマートフォンを見ると切られていないので、

   「14時から貴族が来るからそれまでに……

 『了解! 龍美さま、女らしく喋ってくださいね』

   注意されて切れたが、俺は男だ! 最近は雑誌などで

 写真とインタビューが載るが、当然いつも通りに話す。

だが、雑誌関係者が俺が女装して女を演じているのを知っているので、

見事にインタビューは修正されて載っている。

 今は学業に専念と言うことで握手会など行っていないが、

  行った場合は、その場で男と言って、モデル業を止める気だ!

   キューイルたちの旦那だから……


 スマートフォンを皮袋に入れると、後ろからクルードットが

近づいてくるが、流石に風雲竜巳城から光が溢れて崩壊したので、

丘の下に港町【ロブシェリル】の民が集まっている。

 「説明に……

 両手で体を持ち上げられながら言うと、

   「エルタンスが行く。弁が立つからな……

 「そうだね……

   うっとりし出す俺に、

 「フッ……モデル業は止めるの……

俺の下半身を右手で触り出すクルードットに、

   「男だよ! 体系的に無理があるから……

 「女に成れるのに……

   「見せたいわけ? 男の欲望の目に……

 口を尖らして言う俺の頬に軽くキスをして、

  「別の一面を見せるタツミを見たい、

    欲望の目に遭っても、触れるのは俺たちだけだよ……

 お互いの唇を重ねて、暫く目を閉じて考えてから唇を離して、

  「私の世界でデート出来ないよ……

 「それこそ冒険者で、彼方此方の世界に行けばいいだろ」

笑いながら言うので、そうだなと頷く俺を押し倒して、

 2人の世界に入って行く。


 昼前にあったことは、新しい魔法の実験と言うことで

港町【ロブシェリル】の民は納得した。

 獣族の密偵は新たに来ているが、天理が夜のうちに全員を

奴隷にしたので問題はない。

 風雲竜巳城を修復中のクチナから聞いた情報である。

 そして、クチナが風雲竜巳城を元の状態に直した14時を過ぎたころに

港町【ロブシェリル】に滞在していた貴族が此の風雲竜巳城を訪れた。

 

 第4王子のファインダーロペスの婚約者たちの父親たちである。

俺の方は表向きには第4妃に成る気はないと言うが、

 体中についたキスマークでどう思うかである。

  ほとんどの婚約者は俺の体を見て、其処らにある物を

 俺に投げて帰って行く。

  今までは親と同伴であったが、今回は父親たちのみで

   最悪の場合は、奴隷魔法で逃げるつもりだ。




 ニコール邸だったよね

そうなんだけど、俺が女に成って、キューイルたちが男になってね……

 屋敷でしてるみたいに燃えていたんだ!!

まぁ……フェイスたちが部屋に入って来て、そのまま……

 更に燃えたと……

追い出されました。美里と見せ合いっこ出来ないって言われて……

 第105話 

   私たちを導いて……


バカ王子やバカ王女の為に、会いたくもない奴に!!

 会わなければ良いだけでは?

この街に居て帰らない以上は、私が先に動向を探ってからじゃないとな

 動向って?

婚約破棄のことや、今の婚約者についてとか、何を探りに来たとかで

  バカ王子たちに伝えないとな……

 上が駄目だと貴方が大変ですね

そうだが、絵を描くのが今の息抜きだな……

 ミサトのヌードを描くのが!!

美しい者を描くのは、芸術で……

 私たちは美しくないと!!!?

いや、美しいよ! だから、暴力反対!!!




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