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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

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98話 娘より若く見られるのは罪ですか?……

 本来は王と共に会食をする予定を変えて、

クチナのアニメ視聴部屋(アニメグッズ部屋)で、

夕食を取ることになった。夕食のメンバーは、俺にアルテイラ、

クチナ、途中から乱入して来た明美の4人での食事である。

 ダルザニアは明希人と決闘し、僅差で明希人が勝ったと

明美が言うので、

 「使わなかったのか……

俺は前菜で出された牛の生レバーに手を付けながら言うと、

   「レベルを早く上げるには、良いけどね……

明美は味わいながら食した後に言うので、

 「レベル30だっけ……

ひと口サイズの生レバーを口に入れながら喋ると、

   「食べな……輝太みたいに飴でレベルはアップしてないから……

嫌な顔をして言う明美に、

 「飴は舐めただろう?」

「私も舐めまして、40アップでしたか……

  アルテイラは明美のフォークやナイフの使い方を見ながら

初めて使うフォークやナイフに悪戦苦闘しながら食べた後の

 言うことを聞いて、

  「私の準眷属になったから、飴の効果はないのよ……

また、ひと口サイズの生レバーを口に入れて行き、

   「眷属じゃなくって良かった!!」

 喜びながら右手のフォークで、生レバーを刺して口に入れていく、

  「私の準なんだら、マナー覚えてほしいなぁ……

呟く明美の声は、クチナの「とろけてて、うめぇ!!!」

 声を上げて吠えているので聞こえなかったが、

  「母さん! 大声で言うな!! 恥ずかしいぞ!!」

「美味しいのを、美味しいと言うのは良いでしょ!!」

  反論するクチナに、俺たちは笑っていると、

1000インチのテレビのニュースの方で特集が始まる感じで、

 『……街角で偶然出会った有名人コーナー』

ニュースの後半は特集コーナーのようで、神界の有名人だと

やっぱりゼウスとかポセイドンとかだろうなと思っていると、

 ワインを飲みながら扉の方を見ている明美が、

  「わたし…… 呟くと、

扉が開かれて、次の料理が運ばれて来ている間も、

 『この太陽界の冒険者ギルド【シャイニング・フューチャー】所属、

冒険者パーティー【アポロ】のリーダー……

 テーブルに次の料理を乗せながら、給仕たちも気になる感じで

聞いているようで、

 『アケミ・ソリュート・デ・ウエスギさんです!!!』

画面に、ニコッとする明美のドアップの顔が映し出されるが、

 明美は画面を見ないで、牛タンの刺身を箸で食いだしている。

テレビの中の明美の顔を見ながら、

  「きめ細かい肌……化粧ってしないの……

俺の方にチラッと見てから、

 「パーティーや舞踏会で、ドレス着る時は……

   「神界でもか……

「私は、いつもスッピンよ!!」

  箸を持ちながら言うクチナを見て思うのは、ロボットで

化粧する理由がないのに言うかと呆れていると、

 「美しく見せたいから……軽くだけど……

給仕の上杉しょう子、松池さりなも頷いていて、

 「3人共する必要ないだろ? 母さんみたいな皺だらけじゃ……

強烈なエルボーが脳天に炸裂し、

 「痛いなぁ……

   椅子が砕けたので床に尻から落ちたが、レベル80じゃなかったら

    死んでいたぞとクチナを睨みながら言うと、

 「薄化粧よ! 肌年齢20の滑々のプリプリよ!

   お父さんも萌絵より綺麗って言うのぉ!!」

確かに、前世では姉貴より肌が綺麗で、姉貴が嘆いていたが、

 「化粧道具が良いんだろ!」

「私は私、萌絵は萌絵用で私が買っていたから差が出るのは……

クチナが考えていると、

 「魔法が使える世界だと……

 給仕の2人を見た後に、「魔法で……肌綺麗な方多いよね」

明美が言うのを聞いて、「魔法か……キョウコのおばさまから……

 明美の友人の恭子の母さんは、神であり、母さんに

        株取引を勧めた方だからと呟くと、

  「たぶん……

 慣れない箸は諦めて、手で摘まみながら醤油タレ、塩タレの

何方かを選んで、牛タンの刺身に漬けて食べた後に、

 「薬草かポーションを貰ったりしたのでは……

アルテイラが言うと、「飴をタダで定期的に送ってもらって、舐めては……

 姉貴も舐めてるはずだと思っていると、

  「その人限定にしてるから、お姉さんには効果がないはずよ」

最後の一切れを箸に摘まむ前に明美が言ったのを受けて、

 「戻ったら、姉貴をおばさん! 母さんを妹と言おう!!」

また、クチナのエルボーが頭に炸裂して、せっかく明美が直してくれた

椅子は砕けて、俺は床に尻をぶつけて、

 「じょう、じ、冗談だよ!……

尻に右手で触りながらクチナに言うと、

「並んで歩いていると、萌絵の方が少し高いけど……

  「姉妹って言われて喜んでいたよな……

明美が魔法で直した椅子に再度座って、

 「親子に見えないと……クチナが、お姉さま?」

明美が言う言葉に、クチナと俺は斜め下に顔を向けた……


 召喚前の4月の高校の入学式後、姉貴は母さんと一緒に

歩くことをしなくなり、服の貸し借りもしなくなり、一緒に撮っていた

萌え萌絵かおる名義の動画も別々に撮ることになり、母さんは

濃い目のメイクで姉貴と映画に行くようにして、姉貴が受けた

ダメージを和らげることに努めていた。

 ダメージを受けた出来事は、入学式当日、母さんが寝坊をして、化粧もせず、

服もフリフリのワンピースに、カボチャパンツ、サンダルと帽子も被って

タクシーで一緒に向かい、正門で先生が姉貴たちを呼び止めて、

 「制服は?」

母さんの格好を見て言うので、

 「私の母です……

   「君の?……

 母さんと姉貴を比べて言った後に、

  「冗談はよしてくれ! 双子で君の妹なんだろ?

    君たちの父兄は?」


 動画サイトでは、姉貴と一緒に画面に出ていて、お母さんと会話の中で

言っていたが、コメント欄には、お姉さんとか姉御とか書かれていて、

姉貴も親と言うより、頼れる姉と言う感じで甘えていたが、

 最近は、双子で母さんを妹と書くコメントも増えて来ていて、

母さんは、若く見える化粧の仕方で妹に見えるか、姉貴の方が

自分よりしっかりしているからと言っていたが、姉貴の友達も

母さんを妹と言っていたので、姉貴は俺にも聞いて来て、

 「妹? 母さんが? コスプレとかしてるから若くは見えるけど、

   40過ぎのババアだぞ!」

「お母さんを……

   「姉貴が大人のキャラをしてるからだろ……

 「そ、そうよね……

姉貴も納得した感じだが、母さんは幼くって胸が大きいキャラの

コスプレをし出したころで、俺は男と女の違いとか、胸とか気になる

男子中学生でして、姉貴は中学ではアイドル級に人気で、ラブレターを

沢山持って帰り、俺に自慢していたが、異性として見ることは無く、

完成した衣装を着た母さんを異性として見るようになっていた。

 このころから、母さんを40過ぎのババアとか言い出したのは

誤魔化すためで、俺の友人も姉貴を見て、美人とかスタイルがとか

恋人はとか聞かれたりしてウザかったが、母さんを見ると、

姉貴が2人とか、双子で姉貴より幼いとか言われて、母さんと言うのも

面倒だったので、学校でも美人の姉貴が2人も居て羨ましいとか、

紹介しろとか休憩中に言われて悩みの種であった。


 姉貴は気にしていたことをズバリ言われて、入学式をボイコットして、

タクシーで家に帰り、部屋で「どうせ、私は老けてますよぉぉおおお!!」

俺の部屋まで聞こえる声で泣いていた。

 親父は学校に抗議しに行って、母さんが写真をスマートフォンで

撮っていたので、先生を特定して、

 「若く見えるからって! 妹はないだろ!!」

母さんはメイクをバッキリ決めて、服装もアイボリー系のスーツ(本当は

此方を着ていく予定であった)を着て、親父と一緒に来ていた母さんを

見ながら、「お、お嬢様風の服だったので……

 「お前の言葉で、不登校になったらどうする!!」

その先生は床に正座して、何度も床に頭を付けて、

 「すみません! すみません!!」

教頭が出て来て、「これからは注意深く観察して、言葉を話すように

 させますので、今日の所は……

  「眼科に行って、検査してぇこい!!」

母さんの所に着て、「帰るぞ!!」

 「ええ……

   コンビニの休憩室で、

 「夏織(かおる)! なぜ、急に若くなった!?」

「知らなぁい!」

  「同年代の女性より10歳以上は若くは見られていたが……

 「知らないもん!!」

   「萌絵の方が年上に見えるのは、なぜだ!!?」

「知らない……カオリンは純粋だから……

  「薄化粧禁止! 昭和30年代の妻の格好をしろ!!」

「ええ!! 裸にエプロン!!」

  「……それは、私だけに」


春休み中の俺が、部屋で泣く姉貴や親父から聞いて、

 「母さんが妹ね……

   頭をポリポリ掻きながら、

「俺にとっちゃ……どちらもババアだ!!」

  母さんと姉貴は、一気団結して俺を縛りあげて、

2階のトイレに、俺は閉じ込められて、朝を迎えたころに解放された。

母さんと姉貴が仲良くしているのを確認して、俺が言った言葉で

少しは姉貴のダメージが薄らいだかなと思いながら、

 「親子じゃなく、姉妹だよなぁ……

心の中で呟いて、ネットのアニメと特撮を見ながらの朝食に入った。

 

 「? 妹に……

明美の言葉で、召喚前の記憶から我に返り、

  「まぁな……

 「おばさまも高い飴使うなぁ……

明美が呆れた感じで言うので、

   「幾らするんだ?」

松池さりな、上杉しょう子も興味津々で此方を見ていて、

 「この世界だと、白金(日本円で1000万円)1枚かな……

帰還後は成長したままだと聞いているので、

 「それを使えば……

上杉しょう子が言うが、「この召喚には効かないよ……

 明美の一言に、「夫からも聞いてましたが……

残念な気持ちで言う松池さりなに、

 「帰還後のことも……

松池さりな、上杉しょう子は頷いた後に、

   「つかさは、今の2人が好きだから……

明美は椅子から立ち上がり、2人の肩に手を置いて、

扉の方に向かい、何やら話した後、2人は部屋から出て行き、

次の料理の準備に向かった。

 

 テレビの方では、明美の紹介が終わり、アナウンサーが

『ショッピングセンターのお店で話をする予定が、アケミさんは

  太陽界では他の界以上に人気があり、見物の方が

   多く集まってしまいましたので、スタジオでの収録となりました』

明美が椅子に腰かけて、次の料理が来る迄の間、明美はテレビの方に

体を向けているので、俺たちも真剣に見ることにして、

 画面はテレビ局のスタジオにセットを組んで椅子が2個並んでいて、

其処にはインタビュアーが座り、もう1つには明美が座っていて、

 『今日は、お忙しいところ来ていただきありがとうございます』

明美はクスッと笑った後に、

 『捕まって、大騒動になったので、スタジオに移っての……

   インタビューを受ける、アケミ・ソリュート・デ・ウエスギです』

画面には映っていないが、拍手が起こっているので、スタッフなどがいるか

拍手用の音源を使っているのかなと思っていると、

 『このスタジオには、アケミさんを見ようと手の空いているスタッフも

 集まっています』

明美は画面の外を見るように手を振って、また拍手が上がる。

   『さて、アケミさん、今日はショッピングセンターには、

     何をしに来ていたんですが?』

『部品を買いに……

  『部品ですか……

 インタビュアーは驚いて目を大きく開けて、

  「ショッピングセンターの部品店で買うものがあるんですか?』

更に、明美が行くのが可笑しいと言う感じで言うので、

 『魔石回路系の部品はメーカーからですが、改造したいので……

改造と聞いて、

   『あなたがメーカーに言えば、直ぐ作ると……

 『最初は、師匠と一緒に買いに行って試行錯誤してから、

   出来上がった物をメーカーに見せて、メーカーと協議して、

    さらに……

クスッと笑って言う明美に、

 『知りませんでした……

スタジオはザワザワしていて、

 インタビュアーも言った後に口に手をやって考えていて、

   『そうですか? 何処の錬金術師や武具師でも普通だと……

不安な感じでインタビュアーは、

『魔石回路系は特殊技工師の免許がないと……

  『師匠の友人が持ってますから……

テレビの中の明美は淡々と答えていて、

 俺の横にいる明美を見ると、

  「危なかった……

呟いているので、無免許でしてるんだなと思って画面の方に向くと、

  『あなたもですが、師匠のマサムラ氏の作は他を超えていますが、

    友人を紹介してもらえませんか?』

此処でテロップが流れて、

 魔石回路は、魔石の中に回路の基盤を魔法で築いて、魔石の効力を変えたり、

追加で加工する技術である。12柱の創立魔法並みであるために、厳しい試験を

受けて合格した後に、研修を100年受けて、更に適性を再検査した後に、

最終合格が言い渡されて、各界に散らばって行く。

 上級神としての地位が得られるが、地位を破棄することも出来る。

 『フリーでしてる方で、中級神ですので……

『フリーですか? 

  インタビュアーは少し考えた後に、

 『ソラス・スガタ・エハタ・フォン・サンライトさんですか……

『ええ……デザイナーで、下界の卵をうまく育てる方です』

ソラスの名が出て、あの駄目神がと思っていると、

  『お金が高くないとやらないと言う……

テレビの中の明美は苦笑いしていて、

 『こちらが望む物を制作してくれますから……

明美の目が上を向いて舌を少し口から出して左手の人差し指を頬に当てて、

 『制作してもらった魔石回路は、複製が難しく、メーカーも困ってます』

言った後に、テレビに向けてクスッと笑っていると、

 『あなたがコンクールで見事金賞を受賞した剣も……

『処女作で、偶然出来た回路を組み込みました。

  ソラスもメーカーも同じものが出来てません……


 インタビュアーが剣を出してきて、その剣はダルザニアが

使用している剣と同じ物だが、何かが違う感じを受けながら、

部屋の扉が開かれて、料理を運んできた給仕の2人は、

テーブルにステーキ皿を置いて行く。

 何種類かの肉が、ひと口サイズでカットされていて、

給仕がソースを肉に掛けて行くとジュジュと香ばしい匂いと共に音を出している。

 新たに、ワイングラスをテーブルに置いて、白ワインを注いだ後に

給仕の2人はテレビの方を見ていて、

 『この剣は、下界のソリュート王国で売られている剣です』

テレビの中の明美に、インタビュアーは剣を見せながら言うと、

  『お兄さまの国です。型に流して作りますから、性能もバラツキが

    あります。オリジナルの剣は神大槌などで作りましたが……

テレビの中の明美は、剣を受け取り、魔素か闘気を流し込んで、

剣がブロンズからシルバー、ゴールドに変わったが、剣が粉々になり

手に持っている柄のみが残って、

 『私もゴールドにしましたが、粉々には……

インタビュアーも試したことを困った顔で言うので、

 剣の変化で、明美の力の一端を知らしめた感じで、

ステーキに手を付けている明美は、

  「剣に魔素を発生させての切れ味だから、

    キャパ超えればね……おじさまでも粉々……

ダルザニアが使用しているのは、テレビに映っている同じ剣で、

 おかしいぞと思いながら、

  『此処から再生ですが……

テレビの中の明美は残った柄を見ながら、

   『再生は無理ですよ!……

『金賞を取ったオリジナルは此処からでも……

  『先ほども言いましたが、同じ魔素回路が出来ませんでした。

 剣の刃の部分が30%残っていれば完全再生できます。

でも、半月掛かります……

 アルテイラも不思議に思ったのか、

  「半月……瞬時に……

ダルザニアから初めて借りて、大岩を斬ったら剣は折れたが、

鞘に入れて直ぐ折れた剣は蘇っていた。

 『他の刀匠でも1年、3年は掛かります。

   それに、使用者の魔素を吸収して魔剣として使いますが、

    魔石回路で増幅して負担も少なくなっています」

柄のみになった剣を明美から渡されて、

  『この剣を、下界にワザワザ下りて買いに行く冒険者は多いですね』

『お兄さまの国の騎士用で、武器屋でも売ってますが……

  『最低10本は買う冒険者は多いですね……

明美の顔を見ながら言うので、

 『生産が間に合っていませんが、使用されている魔石回路は……

明美は目を逸らしながら言うので、

 『他の鍛冶師などでもですね……

『ですから、10本以上買うならとは思うんですけど……

  ニヤッとしながら明美を見た後に、

   『同じ魔石回路を使用して、

     なぜ再生が半年以上かかるか考えましたか?』

『柄の部分に組み込む時の魔素の吸入かなとは、話したことはありますよ』

  『あなたの魔素の質や輝きの違いですか?』

さらに深く聞こうとするインタビュアーに、

 『あの回路は……

言い始めたが口を閉じた後に、

 『私の師匠が、この剣に使われてる魔石回路を使って、

   制作した剣は、12柱の護衛騎士団に採用されています』

此処で採用された剣が表示されて、

 『ダイモーン・ソードですね』

見たことも無い剣だが、何故か柄の形がダルザニアが使用している

剣に似ているなと思っていると、

 『私でも、コンクールに出した剣ほどの再生は30%がせいぜいなのに

   師匠の剣は、再生は80%から半月で、師匠が更に再生を

  加速するためにソラスと開発した鞘に入れると、

   再生速度が速まり2日です。師匠は雲の上だなって思いました』


 明美じゃなく師匠が考案した鞘だと感心しながら肉を口に入れていると、

「夫が言ってましたが、今までも鞘に入れての再生はありましたが……

 「アケミさまが開発した鞘に入れると瞬時に……

松池さりな、上杉しょう子の言葉を聞いて、

 「まさか……

明美作だが師匠作にされたのかと思っていると、

   「師匠に権利を譲ったの……

明美がニコッとして言うので、「アケミさまに目が行かないように……

 アルテイラは、明美が世間に更に目立たないようにするために

師匠作にしたのだと考えて言うと、

  「そうなんだけど……

困った感じで言う明美を眺めていると、テレビの方では、

 『……出来るのです。師匠も今では魔素回路は改良型を使って

   鞘と剣のペアで制作していますので、お兄さまの所に行くより、

    ギルドや武器屋で師匠作を購入して下さい!!』

『アケミさん! 師匠のマサムラ氏の剣は材料によって

  値段はまちまちですが、高価で冒険者では……

  『私が作る2等品を買うより、長い目で見れば安いです!!』

『……そうですか、CM後は、あの事件を聞きたいと思います……

  テレビの中の明美は、師匠押しで師匠の剣の方がと言っているが、

インタビュアーは、魔石回路も剣も貴方が制作した物でしょうと

言わせたかったようだが、根負けして告げた後に、コマーシャルに入り……


「アケミ! ダルザニアの剣は、オリジナルか?」

何事も無かったと言う感じで食事をしている明美に聞くと、

口に入った肉を食い終わってから、

 「オリジナルは、お兄さまに……

それを聞いて、語気を強めて、

「ダルザニアの剣はツカサの……

  明美は思い出したように、

   「師匠の剣をオリジナルのようにして……

俺は肉を一気に喰いながら聞いた後、「12柱の……

 「私の眷属や準眷属になると

   サンちゃんから神の一員になった記念に貰う剣で……

皮袋から鞘に入った先程のダイモーン・ソードを右手に持って、

 「闘気のレベルに合わしての剣の強度と色の変化、

              鞘の魔石回路の改良をしただけ……

「夫が参謀長官に渡した統星剣は……

 「そうなの……

   松池さりなか言った言葉に驚きもせずに軽く言った後に、

 「これよりは劣るけど、柄さえあれば再生できるし、鞘に入れれば直ぐ……

ダイモーン・ソードを松池さりなに渡して、統星剣を皮袋から出して。

 「この剣は私の10作目の剣、つかさや英二、勝人に渡してるくらいで……

「夫が使用した映像では、神を……

上杉しょう子が明美が持っている剣を受け取りながら言うと、

 「アンデットやゴーストを倒せるようにって、出来た時に

   神界の小学校で見せていたら、間違ってクラスの男子を

    一瞬で消滅させてね……

食べ終わって聞いていると恐ろしい会話になって、

  「そんな剣を渡して良いのか?」

 給仕をしている2人とアルテイラは俺を見るが、

明美はテレビの方を見て、

 「まだ、CMかぁ……

   「おい!」

 「輝太! 渡しても大丈夫! 使いこなせないわ」

クチナが言うと、

 「私の眷属か準眷属専用だけど、ソラスのおじさまレベルなら

   簡単に倒すことが出来るわ」

剣だけで、そこまで行くのかと驚いていると、

 ステーキ皿上の肉を平らげたアルテイラが、

  「アケミさま……眷属が使用すれば、アケミさまの師匠よりも……

「統星剣とダイモーン・ソードで対決してもらって、

  ダイモーン・ソードの方が勝ったけど、直ぐ再生するから……

「互角だと……

明美は首を横に振って、

  「打ち方の技術や仕上げの差は大きくって……」

  クスッと笑う明美に、

   「ダルザニアの剣は師匠殿の剣を加工して更に……

 「ゴールドで元の剣に戻るようにしたから……

「べルールが、ガイア・ソードをそのまま……

  明美の言葉に、上杉しょう子が反応して言うと、

   「あの時のおじさまでは、剣が折れて再生も出来なかったかもね……

 「もし、ゴールドでガイア・ソードと言う剣と戦えば……

アルテイラが言うと、

  「同等だから、後は技量……

テレビの方を見ながら言う明美に、

 「アケミさまは、今は師匠を……

アルテイラの眼光に軽く、

 「今はね……私のを師匠作で出すって……

苦笑いしながら言う明美に、

 「免許は……

皮袋から出して俺に見せたカードには、

 「冥界の王ハーディル・デルタ・バーズが此の者に、

   全ての免許を与える。文句があるなら掛かってこい!!」

脅迫的な文章に呆れながら、護衛騎士団が持つ剣を太陽界のサンちゃんこと

サンローア・シン・ミュージアムから貰うってことは、つかさ達は

サンローアの護衛騎士であり、冒険者ギルドの登録パーティーで

あるので、明美の眷属は、神界でも相当強いと言うことだろう。

 カードを明美に返して、

  「結婚しないのか?……

 「まだ、友達……

   ニコッと笑う明美に、「待ってる感じだが……

 「2000年か3000年先かな……

「フッ……待てるんだろうな……

  俺が笑って言うと、皆も釣られて笑っていて、テレビの方では、

   長いコマーシャルが終わって、インタビューの続きが始まり、

       給仕の2人は、ステーキ皿を片付けて部屋を出て行った。

 

     



テレビを見ながら優雅に食事中だねぇ……

 自分の姿をテレビで見ると、どう?

テレビに出てるし、お父さまの手伝いでナレーションもしてるから……

 そうか、芸能人?

ほんのちょっとだけで、冒険者よ……

 第99話 

  自宅に居ました……


お前と共闘とは……

 ああ……

  何をそこで見ている! 騎士たちが敗れて転生してるのにぃぃ!!!

アマテラス! すべての攻撃を雪の結晶に変えて体内に……

 対策があれば、教えろ!!

  吸収できるまで膨らませて、最大火炎魔法で……

それは、最初の……

 専守界の避難は……

  半分も……

内からのテロに弱いとは……

 何処までも膨らむなぁ……

  12柱はどんなことがあっても動いては……

上級神の騎士や団長クラスがやられている、禁忌を破って……

 俺たちも、魔素が残り少ない……このままじゃ……


来る、来ない、来る、来ない……

 何をやってるんですか?

冒険者でカッコいいアケミが来ないかって……

 来てないみたいですよ

ええ! せっかく冒険者ギルドの登録住所に手紙送ったのにぃぃいい!!!

 まさか、此処の場所を……

僕に此れだけの力があるのを見せて、僕の嫁に!!

 あの……12柱と同等の力を見せて、13柱か12柱の一角に……

なるさ! アケミを嫁にしてね!!

 なぜ、私はこんな奴を好きになって、参謀を……

何か言った!?

 いいえ……このままいけば、神界も半分は消滅ですね

僕の魔石回路の研究の成果、全ての魔法や攻撃を無にする力を

 テレビで見ているアケミに見せてやる!!


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