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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

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113/140

97話 外で宿を取ろうか……

 宮殿の西側のエリアが騎士たちが常時するための兵舎となっていて、

礼拝堂から一度出てから、正門の城壁の中の通路の階段を上り、3階の

ロックティラなどのミューブル王国以外の騎士たちの部屋が

用意されているエリアへと向かう。

 此処には勇者召喚されて、半年前の人族対魔族のゲームで、

命を落したと言う形で召喚された国を捨てて居付いている

人族側最強と言われていた光悦たちの部屋が用意されている。

 その階には、ミューブル王国が召喚した人族最弱の勇者と言われた

つかさ達の部屋があった。

 男2人に女1人の共同部屋で過ごしていて、最弱と言われて、

ミューブル王国の評価を下げた割には、騎士や貴族たちの罵声が

無かったのは、竜巳たちの奴隷魔法で封じていたらしい。

 王都内では、つかさ達の真の力は知れ渡っていたらしく、クチナと

話をしていたミネルーたちも知っていて、美里たちが所属している

何でも屋に農作業などの依頼をしていた。

 王都以外では最弱勇者として、ミューブル王国の面汚しと言われて、

辛い目に遭っていたが、今は周辺国が竜巳たちのことを

隠してくれているので、ミューブル王国内では、つかさ達を

神の眷属で、最強の勇者と慕っている。

 俺たちが向かっているクチナ専用アニメ視聴部屋は、その最強の

つかさ達の部屋で、つかさ達が部屋を使わなくなったので、

クチナが使用している。

 「だいぶ日が傾いているな……

通路の窓から見える太陽を見ながら呟いていると、

   「夕食は持って来てくれるから、何のアニメ見る?」

上機嫌に言うクチナに、

 「ニュースを見たいな。世間に疎いのも……

頬を膨らまして俺を見るクチナは、

   「輝太の召喚前のしか見せれないけど、神界なら……

 「それで良いよ! 行くことは無いが……

中庭に置いてある強大な街角ビジョンを見ながら言うと、

 「凄いでしょ! 毎週、映画鑑賞をしているのよ!!」

映画館より迫力があって良いだろうが、

 「ふくよかなおばちゃんは、母さんのことを知ってるから、

   これも知ってるんだろうが……

「ミネルーや1部はね……ほとんどの人は巨大な壁としか認識していないわね……

クチナの方を見ながら、

  「なるほど……防音も完璧かな……

クチナは頷き、「大音響出せないでしょ!!」

 宮殿の周りに防音結界を張ってるんだなと思って、

  「母さんの部屋も……

「フフフ……1000インチが壁全体に掛けられ、

  液晶パネルじゃなく、魔石パネル採用の圧倒的な解像度、

   古い映像もアップコンバートする優れもの、眼鏡なしの

    3Dも難なくすると言う超次世代テレビ!!

             生きててよかった!!!!」

自慢するクチナに、

 「魔法があるんだし、魔法で映像とか受信して、壁に投影すれば……

軽蔑するように目を細めて、

 「明美さまや美里さまくらいに魔素が大量にある方は良いですけど……

嫌味っぽく言われて、俺は気が付いて、

   「ずっとは無理か、ごめん母さん」

俺が謝ったので、良しと言う感じで体を大きく見せていると、

 「クチナ! 今着いたの?」

その言葉に俺たちが昇ってきた階段の方に向くと、クチナと同型の

紫のセント・ギアが立っていて、

 「おお! 我が友よ! 今帰ったぞ!!」

紫のセント・ギアに歩き出して、両手を広げてハグしようとしたが、

避けられて、クチナは壁に激突し、紫のセント・ギアは俺の所に着て

俺を包み込むように抱いて来たので、

 「クチナと!!……

   「クチナの息子でしょ! 写真より男前!!」

息が荒い感じで言うので、

 「惚れてくれるのは嬉しいが、俺には……

「明美さまの匂い! ああっ、明美さま成分の補充が満たされる!!!」

心の中でずっこけて、惚れてるんじゃないなら、

 「突起物とかで痛いんで離れてくれ!!」

   強く言ったが、

 「補充がまだ!」

 離す気が無いので、右腕を少し動かして、俺たちの騒動を少しは

気にしながら、壁に飾っている絵画をずっと見ているアルテイラを指して、

 「痛いから、絵画を見ている奴の方で!!」

紫のセント・ギアはチラッと見てから、

 「ごついから……

その一言を終えて、更に強く抱きしめてくるので、体が押し潰されて

きたので、クチナはレベル200だが、ロックティラたちが使用できるように

レベルダウンされて、レベル30のはず! 俺はレベル80だから、

体全体に力を漲らせて、はじき出そうとしたが、

 「無理ですよ! つかささんの妻の1人が、私の、ああ……

   パートナーですから……

と言うことは、クチナと同じレベル200で、俺より数段上で、

このままじゃ潰されて死ぬと思った時、

 「息子を離して! 明美さまの眷属じゃないから……

クチナが壁を修理して、紫のセント・ギアに怒って言うと、

 「この前の調整の時に、クチナの息子だから、準眷属って……

紫のセント・ギアから開放されて、ハア、ハアァ……と、息を切らしながら、 

クチナと紫のセント・ギアがヒソヒソと話をしているの見ていると、

 「大丈夫ですか? テルタ殿」

絵画を見終わったので、俺の所に来たアルテイラに、

 「助けろよ! あやうく死ぬかと……

「クチナ殿かミサト殿が居ますので、蘇生できますから……

穏やかに言うアルテイラに、

「蘇生はダメとか言ってただろうに……

  「ダルザニアの件で、蘇生が出来れば、蘇生させてほしいと

        考えが変わりましたので……

軽くなったなぁと、軽くアルテイラのボディーに右拳を当てて、

 「で、絵画は参考になったのか?」

「ええ……城門の壁画の絵画でしたな」

クチナと紫のセント・ギアは揉めている感じだが、眷属じゃないのが

問題になるのかと思いながら絵画の方を左から右へとスライドする感じで

眺めていると、女神が青年や村人を助けた代償として翼が消えて人となり、

青年と結婚した元女神の絵の所で止まって、

 「最後は集合写真のように集まってる絵で終わってるな……

「この国の成り立ちですな……

  「真実は書いてないだろうな……

アルテイラに、ニコッと笑いながら言うと、

 「神ミューラと初代王サラウンドとアケミさまですな……

笑顔で此方を見ている女性の絵を見ながら、

 「とんがり帽子を被ってるのが、アケミか?」

スカートじゃなくズボンを履いているが、魔法使いの格好で、

19歳の姿に見とれて、

 「この格好を見ると、言い寄って来る男は多そうだ!」

少女から女性になっている明美だが、どこか幼さも残っていて、

そのアンバランスな容姿に心が奪われそうで、こいつの為なら……

 「な、なんだ!!? 頭を叩かれた?」

急に空気が固まって、頭を軽く打たれたような感じで、

   「どうしました?」

アルテイラは、魔法が発動されて俺が攻撃されたのが気づかない感じで

聞いてくるので、そのアルテイラ程の者が感知出来ない以上、

気のせいかと思って、

 「何もない!…… 

   クチナと紫のセント・ギアの方に振り向いて、

「母さん! 部屋に案内してくれ!!」

  叫ぶと、話を切り上げて、クチナは俺たちの方に来てから、

「浮気したらいけませんよ!!」

  注意されたので、少し考えてから、

「クチナ以外に居ないのに?」

  「……そう言うことにしときましょう」

フフッと笑いながら言い終わり、

 「アケミさまの絵をジッと見ていたからでは?」

クスッと笑うアルテイラに、

   「えッ! あいつが王なら仕えて、仕えてだな……

額から汗が流れ落ちる感じで、しどろもどろで言い訳を言うのを聞いて、

 「眷属ですか?」

「クチナとずっと居られるなら、ならな……

また、頭を軽く叩かれて、頭に手で触ながら、周りを注意深く見渡して、

 「魔法は感知できるか?」

「何も…… 顎に手を付けて考えたから、

  「クチナ殿と適合する方が、テルタ殿の邪な考えに反応して……

「何なんだ、それ……

  まだ見ぬ相手の嫉妬に恐怖していると、

   「部屋に行かないんですか?」

クチナに言われて、

 「行くよ! 行こうぜ!!」

クチナの方に走り、アルテイラは、

 「昨日までは無かったもの……浮気をするなという念……

   魔法ではない?……

 「アルテイラ!!」

独り言を言って立ち止まっているので呼ぶと、

 「付き合ってる女性から許可を貰って、浮気しましょう!!」

俺の横に着くと言うので、

   「クチナの主なら貰わんでもいいだろう!」

 分厚い空気の固まりが頭を叩いて、俺は床に押しつぶされて、

「いてぇ…… 冗談も……

  膝をつきながら体を起こして、

   「相当、嫉妬深い人のようですな……

手を貸してくれるアルテイラが言うので、

 「まったくだ! 美人じゃなきゃ、ぶん殴ってやる!!」

「その手は貸せませんが、探すのは手伝いますよ!!」

微笑みながら言うので、俺もクスッと笑った後、

 「目星はついている感じだな……

アルテイラが頷いた後に、俺たちは廊下を歩くと、

 クチナが自分の部屋の扉の前で待っているのが見えたので、

  クチナは手を振って、俺たちが来るのを待っていた。

 

 部屋の扉の前に立ち並び、クチナは扉に手のひらを着けて、

扉が光ると同時に、『クリスタスのパターン確認、何か音声を

お願いします』と、告げる扉に向かって、

 「私、アニメ大好きっ子! クチナちゃんでぇぇす!!」

超ぶりっ子で言うクチナに対して、俺は壁に手をついて床に顔を向けて、

 見ないふりをして、チラッとアルテイラの方を見ると、

  アルテイラは口をアングリしながらクチナの動作に固まり、

『音声確認、この部屋の御主人クチナ様と確認しました』

  告げる声と共に扉の鍵がカチッと音がして、

    クチナは扉のノブに手で触り扉が開いて行く。

 扉が完全に開いて、クチナの体格に合わせるように広がり、俺たちも

正気を取り戻して入ると、隣の扉との間を考えても異常に広い部屋で、

明かりも自動で付いていて、ログハウスにも無かったエアコンが

作動し出していて、静かな部屋に空気の流れる音がするが、

 「アルテイラ! 宿を取ろうか!」

   アルテイラの肩にポンッと叩いて出て行こうとすると、

「ええ……アンデット製造場ですか?」

アルテイラの言葉に呆れながら、

  「俺の世界のおもちゃだよ! ゴーレムみたいに精霊を入れたら

    動くかもな!」

「おもちゃ? 人のような形や箱が……

さっき言っていた大型テレビの横には、アニメのキャラの1分の1の人形が

数体並び、テーブルや収納ラックには車などの変形トイなどが飾られている。

 この世界のおもちゃと言えば、積み木や石投げとかで遊ぶ物くらいで、

人形遊びはしないので、ピンと来ないかもしれないが、

 「俺の世界でと思ってくれればいい!! 気にするな……

「異世界文化というものですな……

納得はしていない顔をするが言うので、

 「と、言うことで、出ようか……

   笑顔で出ようとすると、

「輝太! 食事するために広げるから手伝いなさい!!」

  クチナはガラス張りの収納ラックを持ちながら言うのを

無視して、扉のノブをガチャガチャ回すが、扉は開かずに、

 「無駄よ! 私が許可しないと開かないわよ!!」

満面の笑みで言うクチナに、

 「だったら、剣で!!」

   ボロボロの剣を抜いて、

『テルタさん! 折れますよ』

  扉が言うので、「レベル80の拳で!!」

剣をアルテイラに渡して、構えると、

   『レベル80では、あなたの手が砕けますよ!!』

 「レベルいくつなら……

『アケミさまかミサトさまなら……

  「そう……

無駄な事だと考えて、アルテイラに渡した剣を握りしめて、

 「コレクションを壊して、食事するスペースを!!」

クチナに告げると、「記憶が戻ってから集めたのを……

 クチナも両手を重ねて俺を睨みながら言うと、

  「2人とも落ち着いて! 大事なアンデットを壊すのは、

    良くないですよ!!」

アルテイラが必死に言うので、剣を鞘に入れて、

 「アニメ視聴部屋じゃなく、アニメグッズ部屋で

            気が狂いそうだったからだよ!!」

「確かに……

アルテイラも苦笑いしながら同意して、クチナが片づけを再開したので、

手伝うためにクチナの方に向かい、俺は家の3階の部屋を思い出して、

規模は小さいが、転生しても変わらない行動に、

  「転生前の母さんが見たら、どう思うんだろうな……

 鞘に入った剣を壁で支えるように置いて、

      改めて部屋を見ても呆れるくらいで、

「一度買って、壊したから止めた変形トイもあるからなぁ……

  言いながらクチナの所に着て、アルテイラは収納ラックを持ちながら、

フィギュアが倒れないように運んでいる。

 「早く転生したいって……

「俺たちを残して……

  俺も、クチナの指示で指定の収納ラックに行く時に、

   クチナが言うのを聞いて答えると、

 「結果的にはそうなるけど、博物館を作るのが夢ですから、

   感動するかな。此処にあるのは一部だけど……

「まだ、あるの……

  この広大な部屋に、クチナが通れる通路以外は、ぎっしり詰まっていて、

十分すぎるほどあるのに、驚きの声を上げると、

 「此処にいる間の遊び用と、手に取って眺める用だから……

思い出した! 母さんは同じ物を3つ買う派で、遊び用、保存用、

その保存用で、家の部屋や倉庫、コンビニの倉庫を使って集めていた。

 母さんは印刷会社で働いているが、給料は全てアニメ関係に回して、

貯金はしていないはずなのに、親父のコンビニがピンチの時には、銀行から

お金を借りたりして、ピンチを乗り越えている。

 また、離婚後の再婚相手の武人の親父にも相談していて、破産宣告を

したほうが良いと言う話と、無能な親父の所よりも、私の所で思いっきり

アニメグッズを集めましょうと言われたが、親父のことが大大好きだったので

断ったそうだ。この話は王都に来るまでに聞いた話だが、銀行から、どの様に

お金を借りられたのか不思議で、片付けながら聞くと、

 「私って、年収の倍は買うでしょ!」

   「今月支払いが……って、よく言っていたな」

「副業は本来は禁止だけど、夫のコンビニが経営的にとか言って、

  特例で認められてね、胸も少しね……

バレたら大変な事になるなって思いながら、

   「動画サイトの投稿を、姉貴と一緒にやり始めたわけか……

 「でも、萌絵のアニメ会社の資金もいるでしょ……

「母さんは、倉庫用に家をって言い出していたよな……

  コンビニの土地は、祖父が八百屋からフードセンターに替えて

親父の代でコンビニに替わり今に至っている。前は住まいも此処だったが、

コンビニになる時に別の場所に新居を建築して、俺たちが今住んでいる。

 動画を投稿初めて、投稿用の録画部屋はコンビニの倉庫を使い、

映画のグッズ、おもちゃなどの収納もしている。

 収納スペースの為に、年末のコンビニの景品に保存用を出しているが、

母さんは泣く泣く渡して、もっともっと広い倉庫をっと休憩室で

嘆いているのを見ているので言うと、

 「そうだっけ……

「言っていたのを……

  「あ、それは其処にね……

指を指して言うので、ラックを隙間に置いて、

 「で、収益で倉庫を……

「動画の投稿で億は行ってないから無理よ!」

  「そうだよな……姉貴の……

ある程度スペースが出来上がり、言いながら見渡して、

 「でも、年収以上に買って、借金もしてるんだろ!

   親父が良く怒らないな!!?」

クチナも出来たスペースを見てから、食事用のテーブルを

左腕から出した後に、「していないわよ……

 テーブル椅子も3つ出しているクチナに、

  「年収以上だろ……銀行から……

両手を軽く叩いて、

 「萌絵が生まれた後から、株取引と為替取引を始めたの……

朝の食事の時に、テレビで円がどうとか、アメリカのNYダウとか

良く分からなくって、「これって数字がいっぱい出るけど?」

って聞いて、多くの会社が株券を発行しているのを、証券所という所で

多くの人が、その株券を売り買いしている所で、その平均の数字が昨日に比べて

下がっているか上がっているかを言っている画面で、簡単に説明されても

分からなかったので、「良く分からない……

 「輝太! 分からなくっていいんだ! 悪魔だからな!!」

親父は強く言い、姉貴も「お父さん達、ひどい目に遭ったらしいよ……

 「輝太がやりたかったら、口座作ろうね」

「お母さん! お母さんの貯金を全て使って返したって……

  「私は、旨く波に乗ったから……

 「継続しているのは知ってるが、何時までも……輝太を悪の道に……

「輝太は、お父さんと違いますよ!……

親父の言葉が強く残っていたので、

 「悪の道、やってるのか!!?」

冷蔵庫の方に歩きながら、

   「悪の道って……

 笑いながら、冷蔵庫からオレンジュースが入った瓶を取り出して、

「株取引は合法で、売り買いしなくっても配当や……

  テーブルに瓶を置いて、コップに注いだ後に、

   「株主優待券で米や割引券などが来るから家庭に優しいのよ」

俺もテーブル椅子に座り、アルテイラはラックからフィギュアを手に取り

観察している。

 「親父は悪の道、母さんは……

「こんな良い制度あるなんて、株取引なんかしたら行けないって

  言う人って、バカなのって言うくらい幸せの道よ!」

コップのジュースを、ひと口飲んだ後に、

 「で、道が違ったのは……

「私がやり始めて、今日は10万円とか言っていたら、

  俺もやるかって……

   「親父もか……でも悪魔って……

「最初は私が会社に出かける前に、ネットで注文して、昼時間に

  お父さんに再度注文の為に電話していたら、コンビニの儲け

   より上を行くでしょ。

 で、私と同じ会社のを買っていたら、欲が出たみたいで、

  違う証券会社に口座を開いて、コンビニでやり始めたのよ!」

「で、奈落の底か?」

  「最初は良かったみたいよ! 証券会社の人もコンビニに着て、   

    休憩室で相談していたみたいね」

「だったら、悪夢って?」

  「2006年のインドア・ショックよ!」

 「なんだ? それ?」

「勢いのある会社で、お父さんは、インドアの株を担保に複数の会社の

  株を購入していたの……

   「ショックって……

話の流れで嫌な感じで聞くと、

 「その会社に強制調査が入って、赤字だったのに黒字だと嘘を言っていたのが

バレてね、株価が急落。証券会社も価値なしと発表して、担保にしていた

人たちは、お金を得ないと払えないから、他の会社の株を売るでしょ……

 「親父も……

「期限が直ぐだから、お金の工面も出来なかったから、

  私が代わりに払ったけどね」

「それで……」

  コップの中のジュースを見ながら呟き、

   「私も同僚から散々言われたわ」

 「母さんも?」

「その前週に全て売って、空売りして儲けていたんだけど……」

  「空売り?……

「架空で売ったことにして、下がった所で買い戻して利益を得るやり方ね」

  「儲けたのに、なぜ?」

「言うわけないでしょ! 

  クスッと笑って言った後に、

   「大損ね、明日からどうするの、富士の樹海に何時行くのって……

「そんなこと言うの……

聞いていて、恐ろしいなと思って聞くと、

  「そうよ! それで家を売る準備とかあるから1週間休みますって

    言って、証券会社からお金を出して、お父さんの口座に入れて、

     終了よ!」

クチナはジュースを飲んで、空になったコップにジュースを注ぎ入れていて、

 「母さんのおかげで……

無理心中しなくって良かったと安堵していると、アルテイラが此方に着て、

クチナからコップを受け取り、ジュースを注いでもらいながら、

 「面白い話をしてますが……

「面白くない!!…… 

  アルテイラに怒りを込めて言った後に、クチナを見ながら、

母さんの仕事は、本を作る御客と会ったり、レイアウトや色味などの調整、

どの紙質が良いかと、時間のない中で最善を尽くしているので、

株取引などしてる余裕はないので、

「母さんはノウハウをどこで? 会社もあるし、コスプレの準備や

     同人誌、家にも仕事持ってくるし……

 「教えてもらってるの……死ぬまで分からないまましていたのよ」

「はぁ? 誰から……

 クチナが言うには、姉貴が生まれた後、会社の昼休みに、公園で

1人でいたら、美しい女性が隣に座り、「株取引しない」って、言われた

美しい女性の目に心奪われて、美しい女性の言う通り口座を開き、

朝7時と昼12時、夜10時に、メールで指定の会社の買う株数など

が来て、その通りに購入していたそうだ。

 「見返りとか、姉貴をほしいとか……

「無かったわよ! 倉庫用に家も買ったから……

  「家も……どこに?」

「コンビニの後ろに、家の管理も、その人に紹介してもらった方に

  住んでもらってるわ」

「母さん! ヤバいんじゃないか!」

呆れた感じで、「どうして……

 「親父みたいに、戻ったら直ぐ縁を切らないと!!」

戻った後の行動を強く言うと、

 「恭子のおばさまだから、大丈夫よ!」

椅子が用意されていないので、立ったままクチナの横に居る

明美に振り向いて、

 「どういうことだ?」

「アケミさま、あなたの成長した姿は神々しく、テラスさまを信仰するより

  あなたさまにと思うくらいの美の女神でした」

アルテイラは明美の顔をじっと見ながら言うので、

 「ありがとう……椅子を」

クチナは椅子を左腕から取り出して、明美が座るのを見てから、

 「説明をしろ!!」

叫ぶが、「今日はこちらで?」

 「王にも話があるから、クチナと一緒に食べるのは……

俺はテーブルを叩いて、

 「俺の家の重大な話だ! 説明しろ!!」

重くドスの効いた声で言うと、皮袋からエアロ入り缶ジュースを

出して、ひと口飲んだ後に、

 「無事に、王都に着いたクチナ親子と一緒に夕食を……

「違うだろ!! 母さんを悪の道に導いた女のことを言っていただろ!!」

ポンッと手を叩いて、

 「私が生まれた世界、あなたが生まれた世界、つかさ達が生まれた世界を

創造した神ミーグで、親友のお母さまよ」

 それを聞いてアルテイラは、「私たちの世界を創られたソラスさまと……

  「駄目神のように管理している神が、何故、株取引を母さんに?」

アルテイラが話す声を掻き消すように話すと、

  「親友の為よ、その実験にクチナの前世にね……

 明美が言うには、生まれてくる子供に、資産を贈与や相続には

税金が掛かり、その時の為の税金を確保する為に、株取引などで

どの様に出来るかの実験で、たまたま明美の親友の親父が、

俺の親父のコンビニによく来店していて、社長になってからも

よく通っていたので、母さんに目を付けたらしい。

 「だが、贈与されたお金から払えば良いだろう?」

缶ジュースの中身を飲んでから、

 「恭子のおじいさまが、財産の全部を相続させるって

   生まれる前から言っていてね……

「輝太! 岩崎グループって聞いたことあるでしょ!

  そこの御令嬢よ!!」

聞いても分かっていない俺に、

 「ソヌース・エレクトリック・グループって言う方が……

明美が言った会社の名を聞いて、いつも使用している

ポータブルオーディオプレーヤーのメーカーで、

「俺が使ってるサウンド・ウォークの……

  「そうよ、会社関係は良いとしても……

明美が言うのも分かり、

 「それは、大変だ! 狙われたりするだろう?」

明美が考えていると、

 「母親が世界の創造主で、その娘よ!

   結婚させたい! あわよくば世界が取れるのよ!

    お見合い話が、生まれたその日からあったくらいよ!!」

クチナは聞いた話を言ってるんだろうが、聞いただけで、

一般人で良かったと思いながら、

 「でも、隠していたんだろ?」

明美の方を向いて尋ねると、

「さっきも言ったけど、相続の話の時に、親戚一同に

  バラしたらしいわ」

生まれてもいない子にって言えば、説明を求められるなと思い、

   「なるほどな……

 コップのジュースを飲んでから、アルテイラをチラッと見ると、

分かっているのか、分からないのか黙って聞いている。

 「お前もやってるのか? 株取引?」

「やってるよ! クラス全員で!!」

  軽く言う明美に驚いたので、飲んでいるジュースを零してしまい、

「何をやってるの!」

クチナに零したのに対して言われたので、

 「驚いたから……

クチナはフキンを出してテーブルを拭いてくれた後、

クチナは洗面所に向かい、明美を再度見てから、

   「神からの情報を得てか……

「そうよ、後は義妹(いもうと)から……

  未来から過去のデーターを持ち帰って、大富豪になった

映画があったなぁと思いながら、

 「俺も参加させてくれ!」

「良いけど、遺産相続が大変だから、その後ね……

明美の言葉で、クチナが洗面所から戻って来るのを見た後に、

  「母さんが死なない方法は!?」

「無い!……

  神であり、美里など蘇生をする者の主であり、駄目神ことソラスより

強力で、その明美が迷わず言うので、

  「本当に!?」

明美を睨みつけて言うと、

 「準にしようが、蘇生しようが、転生の力が強くって……

「それは、神界の意志と言うことでしょうか?」

  アルテイラは明美の言葉を聞いて質問すると、

「そうゆうことね……

  「輝太! 今の生活に満足よ!」

悔しそうに言う明美に対して明るく言うクチナに、

 「そうだろうね……

この広大な部屋にあるフィギュアなどを見ると、更にお金を使いまくって

集めているようで、

 「母さんの給料は出てるの?」

クチナはテーブル椅子に腰かけて、

 「金貨3枚よ……

「私たちの護衛騎士扱いで、団長クラスの給料よ」

明美がクチナが言った額のクラスを聞いて、日本円なら確か10万円なので

30万円で、年収は360万円。親父はコンビニの売り上げで変わるが

俺たちが生活に困ることがないから、360万以上はあるだろう。

母さんは、家にお金を入れないが360万以上はあるはずだが、

 「金貨3枚で、よく買うな……

「食事は基本要らないし、住み込みでしょ、

  イベント限定は、スポンサーだとタダでしょ」

「貰える物がクチナが欲しい物と違うと、朝から並んで

  購入か、出来なかったらスポンサー権限で作らせる!!」

クチナに続いて、明美が言うことに笑うしかない状態だが、

 「母さんの為に……

「並んで買えなかった時の悔しさとか、いい勉強になるから……

  「だけど、金貨3枚で30万だと、借金してない……

無駄使いが更に加速してるので釘をさす感じで言うと、

この人何を言ってるのと言う感じで、

 「金貨1枚で、1億円よ!」

明美が言うので、

 「嘘だろ! コウエツたちから聞いたら、10万円って……

俺はテーブル椅子から立ち上がり言うと、

 「ソラスの世界と地球の場合でしょ!」

「何処でも……

  「変動相場制だけど、お兄さま……クチナが給料を貰ってる

    世界と日本だと、1億円になるっていうだけ……

それを聞いて、出稼ぎじゃないが、そこで働いて、日本に帰れば

超大富豪も夢じゃない。

 「で、神界と御兄さまの世界では……

「神界の1金貨だと……

  スマートフォンを出して確認してから、

   「10金貨ね、売り買いは鉄貨でするから、もっと細かいけどね」

「アケミはしてるのか?」

  「変動が大きいところで……未来予知駆使したり、

    チャートで動きを見たりするけど……

     冒険者ギルドでの報酬が大きいから……

新たに出したペットボトルのミックスジュースを少し飲んでから、

 「それに、神界にある家の専用機のみ……

   たまに帰るだけの私、ほとんどしてないよ……

「神界にずっと居れば……

  「いろいろな世界に行って、素敵なおじさまに会うのが楽しいから……

目を輝かして言うので、相当な、おじさま好きなんだと思いながら、

 「ダルザニアに会えてよかったな!」

「うん! おばさまの依頼で来てよかった!!」

  満面の笑みで言う明美に心を奪われそうな感じだったが、

 また、嫉妬の頭突きが来るかと思って思い止まり、

  「せ、世間の情報をだな、み、見たいけど……

動揺しながら言うと、

 「7時すぎ……ニュースを!」

明美が言うと1000インチのテレビの画面が番組表を出して、

ニュース番組の所が点滅していて、

 「サンブリオ・テレビで! 住んでるところのテレビ局よ」

明美が神界に住んでいる所のテレビ局と言うが、クチナ以外でも

反応するので、

 「時代劇を!!

俺は番組表で出ていたので指示するが、無反応で、

  「なぜ……

 「輝太は登録してないから……」

「そうか……

  明美が指示出来たのが神だからと思ったが、出来ると分かり

安堵していると、

 『少女誘拐事件も無事少女が保護されて解決しました……

   上級神のガイサ・エナリオス・ゾートの15歳の息子が

    犯人でしたが、動機については、セント・ポリスが

     調査中です』

何処の世界も同じような事件があるなと思っていると、

 「この前、ラブレター貰って振った奴だわ。

   私の代わりに選んで、誘拐までしたのかな……

明美が呟くように言うので、

 「お前のせいなの……

「関係ないよ! お兄さま一筋! ラブラブ写真も見せてるのに

  境成学園(きょうせいがくえん)の下駄箱にも入れてくる奴がいて

    超困る!!」

プンプン言いながらミックスジュースを少し飲んでいるが、

明美って、俺と同じ埼玉県民か、つかさで気づくべきだった。

 「明美さまを使って、変な商売するき!!?」

クチナがジト目で言うので、「母さん! 神様がいる県で、

 東京から埼玉に首都移転……ハハハァ……

冷や汗をかきながら適当なことを言ったが、明美1人いれば、

どんな商売でもうまくいくはずで、マネージャーになって仕切れば、

首相や大臣が俺に頭を下げて、この国の象徴もかと考えると、

 誰も味わえない優越感にしたれるんだなっと……

「私は、お兄さまの所を拠点にするから、恭子のおばさまの

  マネージャーになればいいよ!」

俺の心を読んで答える明美に、

  「考えただけで、本気にするな!!」

 意気地なしっと小声で言う明美を無視して、テレビの方に向いて、

話している間に神界の予算のニュースになっていて、

 『今年の予算は、資金繰りに苦しい世界を管理している方に……

その言葉に続いて、『その世界に生きている方のことも考えれば

 仕方がないとは思いますが、12界の半分以上が反対をしていたのに、

  よく通りましたね……

コメンテーターも意外という感じで言っているが、

 「各界のギルドが支援することになったの……

明美が言いだして、コメンテーターも同じことを言い出すので、

 「向こうが言ってるから……

明美の解説は要らないよと注意すると、私の方が良く知っていると

言いたいらしく頬を膨らましている。

 そんな行為が可愛いなと思ったが、ハッと頭を両手で庇護するように

構えたが何も起こらず、

 「何をやってるの?」

クチナとアルテイラはクスッと笑っていて、明美は分からないようで、

   「嫉妬の頭突きが来るかと……

「? 宮殿の防御システムが、輝太の何かに反応してるのかも……

首を傾げながら言う明美に、

  「それでか……今日は我慢して……

「原因突き止めて直すから、クチナとゆっくり住んで……

 「おお……

明美の仕草にドキドキしながら、明美と居るのも楽しいかなと

頷いていると、扉が叩かれて、

『夕食の料理が届いたようです』

  部屋が告げるので、クチナは扉を開けるように指示して、

給仕2人が料理を部屋の中に運んできて、テーブルに料理が載っている皿を

4人分置くと、明美の座っている横に並んで、

  「アケミさま、私は、上杉しょう子です」

    「私は、松池さりなです」

お辞儀をして明美を見る2人に、

 「2人とも……

つかさの妻と聞くと、頬を染めて「はい!」と、元気よく返事をして、

 「明美でいいわ、これからよろしくね」

ウインクして言う明美に、ドキドキしている2人は、

 「夫の主さまに、アケミとは……

「そうです、言えません!」

  抗議するが、「明美で! 友達として付き合いたいから……

それでも言えないと言う感じで、

 「慣れも必要でしょ! 私も様なしでは……

アルテイラも言うので、「なるべくでお願いします」

 明美が諦めた感じで言ってから、

  「手で食うの?」

2人に言うと、慌てて皮袋から竹製のケースを4つ出して、

テーブルに置いて、俺たちは蓋を開けると、ナイフとフォークが入っていて、

 「アケミさまに初めて会うので……

「来る間に、何回階段を……

  今も緊張しているのが分かるくらい顔はこわばっていて、

「その緊張も良い経験になるから、頑張って!」

明美が言うと、「「 は、はい 」」と、とちりながら答えて

 「さあ! 食べるぞ!!」

俺が叫ぶと、笑いながら明美が、

   「食べるぞ!!」

 右腕を上げて叫ぶので、部屋いっぱいの笑いが起こった後、

つかさの女の2人は、次の料理を運ぶために部屋を出て行き、

 俺たちは前菜に手を付けて行き、テレビの方では特集が始まった。






ツカサ達って、もう億万長者か……

 どうしたの?

お前の眷属になるとさ……

 修行しないと……

食っちゃ寝で過ごすのが……

 使えるようにならないと、給料出さないよ!

  母さんから貰う!!

第98話

 娘より若く見られるのは罪ですか?……


お母さんが、私より若く見えるんですが……

 若作りして無理してるのでは……

友達から私の妹って言われます……

 ……あなたが、大人っぽく見えるの……からでは?

グラビアアイドルにならないかと歩いていたら……

 スカウトですか? 気を付けて下さいよ!

何方だと思います?

 えッ! あなたでは……

巨乳アイドルでって、お母さんを! 年齢言ったら、

  私を、お母さんだと思ったって!!

 それは、絶対ないと……余程老けてるとか……

学校で1、2の美女って言われてます!! 

  ラブレターも多く貰ってます!!

 相談は……

お母さんより若く見える薬か何かくれるところ教えてください!!






 





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