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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

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87話 バレるでしょ……

 先程から緊張して、トイレに何回も入るのは仕方がないが、

その度に、着ている白き布を脱いでしているから、

 着付けが大変で、これで最後にしてと願っていると、

「もう時間よ! キューイル」

時計は13時を指しているので、ナーナナは慌てる感じで

 叫ぶと、

  「姉よ! もう大丈夫じゃ!」

 ガッツポーズをして、ボックスに入るキューイルに、

机に置いてある台本を見つけたので、ナーナナは手に持って、

 「台本! 忘れてるわよ!」

慌てて受け取って、ボックスに入るキューイルを心配して、

 「私も融合して、一緒に……

左手の薬指に嵌めている結婚指輪が光だし、キューイルの

 結婚指輪も光だし、「姉よ! 助かるのじゃ!!」

その顔には、一緒に来てくれる喜びの笑みが零れていて、

 ナーナナも笑みを見せながら融合して、1人の女性となり、

  魔族の大陸のラッタクリーム王国の王宮の

   降臨の間に降り立った。

 その光景を、地下室のモニターで、神崎率いるサラウェルたちは

獣族側でお茶をしている。北条たちは寝室で愛し合っているので、

 此処には俺1人で、

  「何があっても対応するから安心しろ!」と念話で強く叫び、

 「「 ダーリン! 心強いのじゃ!! 」」

俺に向けて、念話で返した直ぐに、

 「「 なぜ! 母が居るのじゃ!? 」」

キューイルとナーナナの融合体は、父で魔王であるメガーデスティー

 の横に、一緒に跪いている女性を見て言ってしまい、

  俺は机に頭を付けて、

   「駄女神! ミューブル王国に居るんじゃなかったの?」


 降臨の間には、魔王と駄女神以外では、魔王の妻たち、

キューイルやナーナナの兄弟たちのみが居るだけで、

 護衛の者は居ない。

  キューイルとナーナナの融合体を入れて、

 24人が降臨の間に居る。

キューイルとナーナナの融合体の発言で、

 降臨の間は、ざわめきが上がり、その中で、

 「神ゾウラストさま、今、何と言いましたか?」

第9王子のエルタンスが質問をしたが、

 台座に立ったままボーッとしているので、

再度、同じ質問をしているが、

 俺たちは、「びっくりで言ってしまったのじゃ!」

 「ソラス母さまが人族の姿で、堂々と居るので……

   「よし、誤魔化すぞ! 俺が言う!!」

念話で会話しているため、何も声を出さないために、

 同じ質問を何回も言っているエルタンスを気にしながら、

  俺は少し考えて、マイクを持ち、

   「口を合してくれ!」

「「 分かったのじゃ!! 」」

このキューイルとナーナナの言葉は、呟くように言っていたが、

 エルタンスには聞こえたらしく、

 「今、何と言いましたか? もう一度、大きい声で言ってください!!」

 無視され続けたため、神に対して怒るように言う行動に、

魔王と駄女神は跪きながら笑っているのをモニターで確認しながら、

 『すまぬ! そこに居る人族のおばさんが居て、ビックリしてしまった!!』

   その言葉に、降臨の間には笑いが起こるが、魔王は怯える様に横にいる

駄女神を見ているので、俺も見ると、ものすごい形相で、

キューイルとナーナナの融合体の額の宝石型カメラに向けて睨んでいて、

 「竜巳さま! 言いすぎですよ!」

「いや! 台本通りに進むはずがさぁ……恨みも……

  「母が怖いのじゃ! はよ! 言い直すのじゃ!!」

念話で話していて、おばさんは言いすぎたなと反省して、

 『なぜ此処に、ミューブル王国の商業ギルドの

      ティリシャーお姉さま、お姉さまが居るのじゃ!?』

  2回もお姉さまと言ったんだから、機嫌を直してほしいと

   モニターを恐る恐る見ると、

 優しい顔で見てくれているので、ひと安心していると……


「説明しよう!」と、魔王【メガーデスティー】は立ち上がり、

キューイルとナーナナの融合体に一礼してから、

 「我と彼女は付き合っている……

後ろに居る奥さん達をチラッと見た後、

   「去年のゲームで、人族側が勝ったが、ロブシェリルは

 今まで通り、我が魔族が治め、貿易も更に活発になり……

  駄女神を優しく見ながら、

「彼女と話す機会が多くなり、此方の港でも魚の卸、穀物の卸、

  人材協力もあり、今のラッタクリーム王国、魔族の大陸は、

   彼女無しでは考えられないくらい依存している」


 魔族の大陸から魔石、武器の素材、特殊ポーションなどを、

ミューブル王国からは、特殊ポーションの素材、食材などで

貿易をしている。ミューブル王国が建国した当初より、

ラッタクリーム王国と貿易をしており、駄女神も何回も姿を変えて

両国の商業ギルドマスターを務めている。


『違う大陸同士の貿易では、考えられないくらい盛んで、

     だ、お姉さまも頑張っているのは知っていますよ』

俺は、モニター越しに駄女神を見ていて、

 「我の妻たちとも話、年齢もあるが、結婚しようと思い、

     彼女も承諾してくれて……

 頬を染めている駄女神が、

  「今まで、男性顔負けでギルドマスターになるまで、

いえ、なってからも仕事一筋で生きてきました。

 此処での港で、荷の降ろしをしている時に会いまして……


 駄女神の言葉を聞いていて、最近の行動を思い出すと、仕事もせずに

魔王とお茶したり、王都の子供たちと遊んでいたりで、俺や北条たちが

商業ギルドの仕事、港での荷の管理や魔族との交渉をしているのに、

 何が仕事一筋だと、少し怒り気味に、

『誰を好きになろうが、交流でどうなろうが、傍観者なので……


 「そうですか…… と言って、駄女神は馴れ初めを語り出すが、

朝の打ち合わせの時の台本作りでは、魔王の息子たちの結婚時の話、

魔王の寿命の話、最後のゲームの話を語る予定が、駄女神と魔王の

馴れ初めを聞く話になってしまい、なぜ此処に居るのか。  

 俺たちが神界の駄女神の家に行っている間は、ミューブル王国の王都の

自分の家で、大人しく、大人しく夕方までいて、降臨の儀が終わったら、

 また、魔王と続きをと言っていたくせに……

話が終わったのか、駄女神が俺たちにピースサインをしている。

 魔王も、駄女神がどんな行動をするのか分かっているようで、

自分の後ろに、駄目神が隠れる様に動いて、

俺たちとの関係性を疑わないように配慮している。

 魔王や駄女神のような、お互いが分かりあえる関係に、

俺たちもなれたら良いなと思って、

  『……フッ、俺たちも、あなた方みたいになりたいですね』

と言ってしまい、「ダーリン! 「竜巳さま!!

  キューイルたちも、普通に声を上げていて……


 魔王と駄女神は、キューイルとナーナナの融合体を唖然と見ていて、

2人は俺の失言に対して、別々に強く言ってしまった為に、体が光出して、

融合が強制的に解除される光景を見ている魔王の息子たちの中から、

  「お前は! 神ゾウラストではないな!!」

 第4王子のファインダーロペスが怒鳴りながら立ち上がり、

駄女神が静止させようとするが、魔王が止めるので、

 「あなた! キューイルが!!!」

その言葉に、魔王の妻たちは反応し立ち上がる間に、

ファインダーロペスは、降臨の台座に向かい、

キューイルとナーナナは融合体の分離が終わって、

 ファインダーロペスは、分離した2人を見て驚くが、

  勢いがあって止まれない状態で当たりそうになる時、

   「その汚い手で、俺の嫁に触るなぁ!!!

 分離したキューイルとナーナナの前に立ち、俺は右拳を

  倒れているファインダーロペスに見せていた。


俺は、魔王たちを見下しながら驚いている。地下室から此処に来るのは、

ボックスに入らないと来れないのに、キューイル、ナーナナが

危ないと思った瞬間、2人の前に居て、ファインダーロペスを

右拳で殴っていた。

 俺たちの左薬指に嵌めている結婚指輪は、

  結婚指輪をしている者同士の場合、

 瞬時に相手の場所に行ける機能もあるのかと、天理の道具の凄さに驚く。


この場に居てはいけない人族の俺がいるために、降臨の間は騒然となり、

 「ナーナナ? 「お姉さま、妹が…… 「なぜ神のマネを……

「人族が……  「兵を!!! 人族が攻めて、あなた!!!」

エルタンスが扉に向かうが、扉が開けられず、

 「なぜ!?…… と言いながら、手で壊そうとするが、

防御魔法が施されている降臨の間なので、ビクともせず、

エルタンスが、「クソォォ!!」

    大声で叫んでいると、

「静まれぇぇぇええ!!!!

  降臨の間に響く魔王の叫びに、ざわめきが静まり、

「父よ…… 魔王を倒れながら見て言うファインダーロペスを無視して、

俺は台座から降りて、

 警戒のため、鞘に入ったままの神剣【ダイモーン・ソード】を

  左手で持ちながら、魔王と駄女神の前に立ち、

   周りは警戒しながら、俺を見ている中で、

 「親父! 駄女神! 降臨の儀を台無しにして……

  と言った後、丁寧にお辞儀をして魔王を見ると、

 俺の肩に魔王は手を置いて、優しい目で、

  「予定と違う春奈が居て、動揺させたのは、私のミスだ!」

「親父…… 魔王に笑顔を見せて呟くと、

  「もう、ナイトさま合格よ!」

 駄女神は、またピースサインをしながら言うので、

俺はジト目で駄女神を見返していて、魔王が、

 「確かに……

   駄女神の方に振り向いてから、

    「お前が驚かしたいと言うから……

「あら!あなたも面白いって……

  2人で俺たちを嵌めようとしたのは良いけど、

「ハハァ……キューイルが緊張していたから、言ってほしかった!」

  キューイルも「そうじゃ!!」と叫んで言うのを、駄女神は

 微笑みながら、「3人の愛が深まったんだから……

  「そうですけど、父さまも目に付く所に、ソラス母さまを

    着かせないで下さい!」

少し怒った感じで言うナーナナに、

 「降臨して、ひと言目に言うとは、考えていなかった!」

と言った後、魔王は豪快に笑って、

  ナーナナから目を逸らすように天井を見ていた。


俺や魔王が居る場所に、キューイル、ナーナナは、笑みを見せながら、

 俺の背中に寄り添い、その光景に周りは驚いているようだが、

魔王は、俺に後ろから顔を覗かしている2人に笑みを見せながら、

「朝も会っていたが、ますます綺麗になったな……

その言葉に、「ダーリンのおかげじゃ! 「旦那様の愛で……

 背中越しに言われて、恥ずかしいなと顔を染めていると、

殺気を感じて魔王の後ろを見ると、魔王の妻たちが、激しい嫉妬の

オーラを出していて、魔王も振り返り、

 「ど、どうした!?」

「人族の女との結婚は、利益の為に認めましたが……

  険しい顔をするので、綺麗な顔が台無しだなと思いながら、

   「私たちに見せたことのない表情をして……

ナーナナ、ファインダーロペスの母親が怒るのも無理はない。

 出会って間もないのに、自分たち以上の関係で、

  俺たちと仲良く話をしているのを見せられては、

   自分たちはと思うし、怒りたくもなるなと、魔王を見ると、

 冷や汗を掻いていて、説明をするのも大変だから仕方がないなと

思っていると、

  「父上! この人族を! なぜ討たない!!」

第1王子のクルードットが叫ぶまで、あまりに自然な関係に

見惚れていた兄弟たちは我に返ったように、

 「父上!! ナーナナやキューイルを、そいつから!!!」

第9王子のエルタンスが叫び、

  「ナーナナ! なぜ人族の男に!?」

 ナーナナ、ファインダーロペスの母親が叫んで、

ナーナナは俺から離れて、俺の左腕に自分の右腕を絡ませて、

 「母さま! 私は旦那様の妻になりました」

その言葉に驚く母親は、

「人族の……魔族の誇りはないのですか!!?」

  「ありません!!…… きっぱりと言った後、

俺の顔を見て微笑み、左手の薬指の指輪を母親に見せて、

 「キューイルと私は、半年前に、父さまの許しのもと

   結婚をしました」

母親は魔王を睨みながら、「人族に……

 「キューイルは、人族とのハーフで、誰と結婚しようが、

関係無いが、お前は強き者が好きで、父を超える者と……

 ファインダーロペスは、ナーナナに向けて語り、

「兄さま! 思いは変わります。旦那様と過ごす日々で、

  ますます好きになっております」

恥ずかしいけど、目を閉じて俺に向けているナーナナと

 濃厚なキスをして、その光景を見ていた駄女神は、

「ヒューヒュー!! 熱い熱いね! お2人さん!!」

母親は駄女神の方を睨みながら、

「あなたは何を言ってるんですか!!?

俺を指して、

  「レベル3しかない男に!!」

鑑定で偽レベルを調べたんだなと、「勝手に鑑定するな!!」

と脅す感じで言うと、驚いたような表情をして、

 自分の息子や他の息子たちを見て比べようとしたが、

  自分にだけ向けらてた脅威から早く逃げたいので、

   魔王に助けてを求める様に睨みつけて、

 「あなた!!!」

吠えている最中も、汗が顔から流れ落ちていて、

 メイクも少し崩れて行くのを魔王は、駄女神が頷くので、

  安心させる様に母親を両腕の中に抱き込んで頭を撫でながら、 

「ナーナナは125歳、本人が認めたら許そうと思っていた」

 「人族でも…… クルードットが呟き、

  「姉さまが、人族に……今、付き合ってる人達に言えない」

 第2王女のシーナッツが悲しく言ってるのを聞きながら、

 キューイルが15歳で結婚することに、誰も気にしないのだなと

  思いながら、この光景を見ていると、魔王が俺を見ているので、

「親父……

  「儀式の続きをしてくれ!」

俺は頷き、キューイルに、「めちゃくちゃになったけど……

  キューイルも頷き、俺の左腕に自分の右腕を絡ませて、

一緒に歩く光景に微笑んで見ているナーナナも、俺たちの後に付いて来て、

 俺たちは降臨の台座に座り、俺は落ちていた台本を手に取って、

台本を捲りながら「どこから……?」と聞くと、

 困った感じで悩んでいるキューイルに、俺の横に座り体をくっつけて、

優しくキューイルを見ていたナーナナが、

 「ねぇ! レベルの所でいいんじゃない?」

言われて、キューイルは眉間に皺を寄せるが、

    嫌な気持ちを振り旗う様に気合を入れて、

「全員立っていても良いので、まずは……

   台本のセリフを読み上げる。

「魔族と人族の戦いで、メガーデスティーの武器により

人族の勇者たちは亡くなったが、その悲劇に慌て含めてたソラスが、

人族に神の武器を与えて、勝利を収めた」

 降臨の間は誰もが黙って聞いていて、

  「それに憤慨した私と獣族の神が抗議して、

 武器を与えることは出来ないが、出来ないが……

言葉を詰まるキューイルに、

 「言おうか? 

   「だってぇ……

困った感じで言うキューイルが可愛いなと思いながら、

 キューイルは最後まで反対だったけど、渋々了解してたな、

  「嫌なら、無しにしようか?」

俺の発言に、目を大きく開けて喜ぶが、

「何を言おうとしている!!?」 

   キューイルから、ファインダーロペスは台本を奪い取り、

 「魔族! 獣族の者! 1000人に20のレベルを

   与える!!……

事前に聞いていた魔王が「良いのか…… 

 「何もせずに上がるのに反対していましたけど、

   信仰心が下がるのは問題ですから……

言い終わって魔王に寄り添う駄女神に、嫉妬のオーラを放す

  魔王の妻たちを見て、ここぞと言うばかりに見せつけている

から、俺たちは苦笑いしながら見ていると、

 読み上げたファインダーロペスは雄たけびを上げ、

エルタンスは、「上げるアイテムか、どこに!!?」

   叫ぶので、キューイルが嫌々ながら皮袋から出して、

 「飴玉じゃ! 1人1個で、いくつ舐めても、それ以上は

   上がらないから注意が必要じゃ!!」

その場にいる魔王、駄女神、妻たち、俺、キューイル、ナーナナ

以外が飴を舐めて、全て溶けて胃の中に入ったので体が光出して、

 光が消えると、

  「体から…… 「魔力が…… 「周りの景色が……

「俺はレベル50だったのが70に……

  キューイルを睨み、

   「お前を超えた!!」

 ファインダーロペスは叫び、

  「兄上! 私も70ですよ」

    エルタンスは不敵に笑い、彼らを見ていた俺たちは、

「一応、終わったから、帰るか?」

  「そうじゃな」

「帰って……フフフ……

  俺たちは立ち上がり行こうとすると、

「シーツや布団、洗っといてね」

  手を振りながら駄女神が言うので、

「分かったのじゃ!!」

  元気一杯にキューイルが返事をして帰ろうとしたら、

  「人族の男! ナーナナを置いていけ!! 

          改心させ、然る可き者に嫁がせる!!」

ファインダーロペスの拳が炎に包まれいて、

  レベルも上がったから、俺で試したいんだなと思って、

「俺はレベル3で、義兄の拳で消えるんだろうな」

  諦めた感じで言うと、レベルが上がった者たちも頷き、

  「さぁ! どうする!?」

先程、俺に倒されたのは、不意打ちだと思っているから、

 自信満々に俺を睨んでいるが、魔王の方を見ると

  何も言わずに黙っているので、

「獅子は我が子を……

  鬼だなぁと呟くと、「どうするのじゃ?……

キューイルは、甘えた感じで言うのに続いて、

  「ゲーム的には、父さまが残れば……

妖しい目で、ナーナナは俺を見て言うので、

 「ナーナナは、兄弟倒しても……

   ナーナナは目を閉じて、頷いた後、

「強き者が残り、王になれば良いと……

俺を真剣な目で見るナーナナに、

 「王の器ではないよ! 元の世界に戻れば13歳だし……

「我も15だが、魔王候補だぞ!!」

  キューイルは、俺がなっても大丈夫だと言う感じで言うが、

「そうね、王になるなら、王の権限スキルを与えるわよ!」

  駄女神が最後の手を言い出すので、魔王に、

「親父! 駄女神が変なことを言うから何とかしろ!!」


「ちょっと待て! お前は、あの人族のお姉さんを

  駄女神と言うのは、なぜだ!?」

ファインダーロペスは、俺が言う駄女神と言う言葉に気が付き、

 おばさんなどと呼ばないのは、危険察知が働いたんだなと思っていると、

「そういえば、記憶を変えているんだったな?」

   魔王が言いだして、

 「記憶ですか? 父上……

エルタンスは、魔王を見て疑問を投げかけ、

 「我の隣に居る美しい女性は……

 言われて喜んでいる60過ぎの容姿の駄女神を見ながら、

  「キューイルの母親のケルルであり……

息子たちの母親は、在りえないと言う表情をしていて、

 「神ゾウラスト本人である……

ファインダーロペスたちは、その言葉に驚いていて、

 母親たちも驚いている。魔王、俺たち以外は駄女神を

  見ているので、

「あなた! なぜ天井を見ながら言うんですの?」

  「お前が、神だと言っても信じてくれないな……と」

それを聞いて、魔王の背中に肘を強く当てて、「痛いなぁ……

 言いながら眉を顰めて抗議するが、駄女神は髪を手で靡かせながら、

  「魔王の妻であり、神ゾウラストです」

その言葉を言った後、駄女神が神である証拠と言う感じで、

ものすごい魔素を放出して、ファインダーロペスたちは、

腰を落としながらも耐えていて、魔王は妻たちを守りながら耐えている。

 俺たちは、駄女神から念話で演技してと言われて、台座から転げ落ちる

ように動いたが、俺を押し潰すようにキューイルとナーナナが

体を寄せて来て、見えないことを良いことに、

  「したいのじゃ! 「したいんですの……

 甘え声で言うが、

  「後から、今は駄目!!」

 キューイルとナーナナに叫んでいる間に、

駄女神の魔素の放出が終わったので、よろよろと台座に肘を乗せて

 立ち上がり、ファインダーロペスは俺を見てニヤッとしてから、

  「ナーナナとキューイルを、この男から戦って奪い返します!」

人差し指を俺に向けて叫び、「あなたは、私の力にも耐えるのね」

 駄女神が、ファインダーロペスの方に歩きながら言うと、

「レベルが上がり、あなたの力にも耐えられるようになった!」

  駄女神の力(手加減)に耐えたことに、更に自信を持って言うので、

「キューイルは、強い男が好きよ! 

  あの男に勝って、あなたの物にしなさい!!」

駄女神はファインダーロペスの頬に両手を軽く当てて言ってから離れて

 俺の方に向くと、

  「あなたは弱いわ! 3人で、この男と戦いなさい!!」

笑みを見せながら言うので、魔王と俺たちは、タッキュールになって

存分に力を見せなさいと言う意図を感じ取り、

  「俺は弱いから3人で戦う、お前らも全員で戦ってくれ!!」

「俺1人で十分だ!……

 ファインダーロペスはファイティングポーズを見せて言うが、

「キューイルのレベルは高いですし、ナーナナの融合魔法で、

  私に融合されたら兄上1人では……

 目を細めて俺を見つめるエルタンスが言うが、

 「俺は、1対3で!!!」

それを聞いても嫌がるファインダーロペスに、

「兄上! あの男が言っているのです。

       最後の願いを聞いてあげましょう!!」

  「わ、分かった!!」

納得はしていないが、相手の望むことだからと返事をして、

 戦闘準備に入るファインダーロペスたちに向ける駄女神の表情に、

  母親たちは、何かを感じたのか、

 「あなた! なぜ兵を……

エルタンスの母親が言うので、魔王の代わりに、

「扉が開けない様に、兵はほとんどが眠ってもらっているわ、

  私の力で……

 俺たちの方を見渡して、

「兄妹喧嘩を見るのも楽しいわよ」

 駄女神がフフッと笑って母親たちに言うのに続いて、

  「お前たちも黙って見ていなさい!」

     魔王が妻たちに言って、俺たちの戦いを静観する。


 「人族の男よ! 最後に言うことは!?」

 鋭い眼光を俺に刺すように言うので、適当なことを言うのも

相手に失礼だから、何を言おうかなと考えていると、

 「もう! 飽きたのじゃ!!」

キューイルを体を反らしながら言った後、「今日は、どんなプレイを?」

  ナーナナが注文を言うけど、「この状況、分かってる?」

「はい! 「ハイなのじゃ!! 弱き虫がうじゃうじゃじゃ!!」

 笑いながらキューイルは、ファインダーロペスたちを指で

   指しながラ言うので、

 「私と兄上は、あなたのレベルを超えていて笑うのですか?」

エルタンスは、ファインダーロペスの前に出て言うが、

 「あなた達は、この状況で、なぜ、余裕の表情なのですか?」

第2王女が厳しい顔つきで、エルタンスの前に出て来て、

 質問するので。

 「俺はレベル3だから、諦めているから……

第2王女と寄り添っている第3王女を見て、微笑んでから、

   「母親が違うけど、ナーナナに似て美しいね」

頬を染めて下を向く2人から目を離して、

    両側に居るキューイルとナーナナに、

 「離れて! 巻き添えになるから……

2人は首を横に振り、グッと体を押し付けて来て、

 一緒にという気持ちが伝わり、ファインダーロペスを睨んで、

 「3人で、最後まで戦うぞ!!!」

俺の発した言葉により、ファインダーロペスは、妹たちを

吹き飛ばして、キャアアア!!!!という声が響くのを掻き消すように

俺たちが逃げない様にするための魔法が飛び交い、降臨の間は煙によって

視界が悪くなって行くなか、

 「大丈夫か!? 酷いことするなぁ!!」

第2、第3王女を抱えながら言うと、

 「えッ! あそこには……

    「あの黒い影は……

  ファインダーロペスが戦っている人影を見て言うので、

「ダミーつかさ君じゃ!!」キューイルは微笑んで言って、

  「当たる瞬間にダミーを出して、煙もおまけで……

 ナーナナが言った後、俺たちは隠れやすい所に移動して、

第2、第3王女を、床にゆっくり降ろして、

 「それじゃ、俺たちは帰るから……

「えッ!? レベル3ですよね…… 

 俺の顔を見ながら、第3王女が言うので、

  「姉たちよ! 嘘に決まっておる!」

キューイルが言ってしまったので、本当のレベルを言っている間、

ダミーつかさ君と激しい戦いをしているが、ファインダーロペスが

邪魔をして、決定打が出来ないことに怒りだしている兄弟たちも格闘に

参加して、味方同士で戦っている状況のなか、

 俺の正体を知った第2、第3王女に、

   「強さだけじゃない、優しさも兼ね備えていて、

     私たちを守ってくれる旦那様よ!!」

ナーナナの言葉に、第2、第3王女は俺に熱い眼差しを向けて来るが、

 「婚約者が居るんだから、大切にな!!」

 突き放す感じで言って、隠密魔法を詠唱している間に、

 「今の感情が嘘でなければ、ダーリンの元に来るのじゃ!!」

キューイルが俺の嫁にする感じで言うのに続き、

「婚約者は何とかするでしょう……

  ナーナナも魔王たちの方を見て、ニヤッとして言うが、

 魔王と駄女神は、怒り心頭な感じで俺たちを見ていて、

魔王の奥さんたちは驚いているので、

 「挨拶して帰るか……

「あの……よく考えてみます…… 「会ったばかりの気持ちを考えます……

第2、第3王女が言うので、ため息をしてから、

 「その時は、君たちと過ごして好きになるさ……

言い終わって、詠唱が終わっている魔法を発動させて、その場から

消えて行くのを見て、第3王女は

 「お姉さまやキューイルが、好きになるのが分かるわ…… 

   その言葉に、第2王女も頷いていた。


俺たちは、魔王たちの所に着いたので、

 「それじゃ! 帰りますから……

挨拶をしたが、「なぜ! ならないの……

 駄女神が俺の肩を掴んで激しく言うけど、

  「キューイルが兄弟と戦うのは嫌いだし……

「回復させるから……

  ジッと見てきますが、駄女神って回復魔法苦手で、

つかさの回復系の魔法を使う妻たちより劣るのに。

 「無理でしょう……

その言葉が癇に障ったのか、「そこで何を遊んでいるの!!

 ダミーと遊んでいないで、此処に居るぞ!!」

  言葉と念話で叫んで、兄弟たちは、俺たちの方を見て定めて、

何時の間にとか思いながら、俺たちの方に向かって来るので、

「このままじゃ、私たちも道ずれよ!!」

ファインダーロペスたちレベルなら、駄女神は死ぬことはないので、

何を言ってると思いながら、魔王と妻たちを見ると、魔王が

凄いものが見れるからと言って、もう目の前に来ている

ファインダーロペスたちから逃げる時間も、防御する気配もないので、

此処で、魔王が死ぬのは予定と違うから、

 「せこいぞ!!」 

駄女神に言いながら、キューイル、ナーナナは俺に抱き着き、

 「ダーリン! 「あなた! 

 俺たちは光輝いて、俺たちに向かって来た兄弟たちを

融合の光で吹き飛ばし、兄弟たちは壁などに当たり、倒れながら

俺たちを見て驚愕していた。


 駄女神が、俺たちの前に出て来て、倒れている兄弟たち、

俺たちを見て驚いている妹たち、魔王の妻たちを見渡して、

「これが、私が与えた融合魔法よ!」

天理が制作して俺に渡ったアイテムなのに、自分が与えたように

言うのはどうかと思うが、

 「「「 この姿になったら、お前たちの勝ちは無いのじゃ! 」」」

その言葉を受けて、魔王が俺たちの隣に来て覗き込むように、

 「キューイルの姿に似ているが……

黒き布を巻き付けワンピース風の胸のあたりの肌が見えているので、

 チラッと魔王が見てくるので、

  「「「 親父! 見るんじゃない!! 」」」

怒鳴って、俺たちは両腕で胸を隠して、

 「基本はキューイルだが、違うところが多いなぁと思ってな」

「「「 エロ親父!! 」」」 

 頬を膨らませて抗議していると、

「そろそろ時間だから……

  駄女神が言い出すので、

「「「 駄女神に良い様に操られた感じだが……

 膝を着きながら立ち上がっている兄弟たちを見ながら、

「「「 融合しなくっても、お前らなど余裕で勝てるのじゃ!! 」」」

笑みを見せてから、「「「 兄よ! 襲い掛かった時に、瞬時にダミーと

 変わったのに気が付かないのは問題じゃ!! 」」」

俺たちの言葉に、ファインダーロペスたちは、床に倒れている

ダミーつかさ君を見て、悔しそうな顔をするが、

 「融合か……魔族と人族が、

   だが、キューイルとナーナナは置いていけ!

         愛し合っていても、子は……

俺たちは少し離れ、腕を背中に回して、

 「「「 キューイルは? 」」」

「れ、例外もある…… 

  頬を染めて、噛みながら言うファインダーロペスに変わって、

「あ、兄上…… 魔王の隣に居る駄女神を見てから、

  「キューイルは神の子で……

エルタンスが魔族と神だからと言いたいのだろうと、

 「「「 母は人族に化けて、親父とな……

「だが、お前は人族、子を作れないお前とは……

  心配してくれているのは有難いが、駄女神の方を見ると、

両手を口に近づけて、口をパクパクと動かして、

 「神の眷属」と、言いなさいと言うけれど、

言ったところで帰るから、あっ言っても良いかと、

 「「「 俺は、神の準眷属! 種族関係なく出来る! 」」」

「なっ! 神の……

  エルタンスは驚き、目を細めて、

   「ナーナナの融合は、私とした時は力は変わらず、使える魔法が

増えたくらいだが、準眷属だからか……?」

 レベル3の俺が、ファインダーロペスたちを超えた理由が、融合と

結論を出したんだろうな。だが、この融合は

 「「「 違う! 愛し合ってるからじゃ!!」

その言葉に頬を染める妹だちを見届けた後、帰る準備をする俺たちに、

 「王になる気は…… 第2王女が言いながら近づくので、

俺たちは振り返り、

 「「「 なる気は無い!……

その答えに落胆する妹たちに、続けて、

  「「「 俺は冒険者! 今はこの世界に召喚して来たが、

 帰れば、また他の世界に行って、冒険をする……

  「他の世界? 何を……

第1王子のクルードットは敵対心もなく聞くので、

 「「「 薬草取りや魔物との戦いじゃ! 仲間と共にじゃ! !」」」

「仲間が居るのか?

  「「「 ああ……最後の人族対魔族で会おう!! 」」」

俺たちは、この場から消えて、

 「あなた! 行きましょうか?」

そう語る駄女神に微笑んで、

 「続きだな……

妻たち、息子たちの方を見渡しながら、

 「我よりも強く、神が傍観者としても、近い者は居る!

来年、最後のゲームだ! 今の勇者たちは居なくなる!

 後はお前たちの時代だ! この世界をどうするか考えよ!!」

ファインダーロペスとエルタンスは呟くように、

「父よ……

  「父上は……

魔王は、2人を無視するように駄女神に、「ナルエは?」

 「さぁ……私たちと…… 目を背ける駄女神の行動で、

「私の許可なくすることは許せん!! どこだ!!」

「している最中です! キューイルたちは良いのに、なぜ!!?」

  「ナルエに相応しい男になってもらうためだぁ!!!」

「もう! なってるでしょ!!!」

  2人は叫びながら消えて行った。


降臨の間の扉が開かれ、「殿下! 王宮の兵が眠っているので……

 台や、壁などが壊されているのを見ながら、

  「殿下! 賊は?」

「俺たちと、神とで、じゃれていたからだ! 

  気にせず職場に戻れ!!」

ファインダーロペスは優しく兵に言い、

 「騎士団長の元に戻ります」

       兵は敬礼をして去って行った。






あれ!?

 此処は何処だ!!?

私の家ですが……

 ミサトがテレビに……そうか!!

……あなた

  姉の邪魔をさせんのじゃ!!!

ぐぅオォオォ!!!!

  キャァァア!! あなた!!!

 会心の一撃なのじゃ!!!

竜巳君! 薬局で蘇生の薬を!!!

 駄女神は!?

明美ちゃんと違うから! 家出て、左真っ直ぐ5キロよ!!

 クゥ! 今、買ってくる!!

   我も! 私も!!

地下室から出て行った3人を見送ってから、スマホを取り出して、

何処かの部屋に隠れている明美ちゃんに……

 今! 何処!!?

  つかさとナルエの行為を見学中!!

夫が! 助けてぇぇ!!!

 次回 魔王、復活!!

  違うでしょ!!

次回

 88話 ミューブル王国へ……


  つかさも竜巳も大変だなぁ……


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