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旧アケミと共に異世界アドベンチャー……  作者: ウッドスチール
第3章 人と人の繋がりを……

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86話 女神デビュー……

 ウインライム法皇国の降臨の間に降り立つ

須賀田愛栄(すがた なるえ)は、全身を光で見えない様に

ぼかして、声もエコーを付けて、母ソラスではないのを

悟られないように、

 「なぜ? 1か国が来てないのですか?」

女神デビューの初めての言葉であった。


その言葉を聞いて、跪くまま、顔を上げずに、

 「ミューブル王国は、我が大陸の反逆の国。

   どうして此処に呼べましょうか?」


 ゲームに騎士団を派遣しなかったのは、秋人さんとの

修行であったり、俺たちの秘密を隠すためでもある。

合同練習も、再三出る様に言われたが、出なかったし、

言われれも仕方がないが、法皇国が神に逆らって良いのかと

モニターを見ながら思っていると……


 「私は、お前に託し、ウインライム法皇国に全ての国が

来るように伝えたはず!」

 ナルエは、上から目線で重く言葉を述べて、

「ねぇ、こんな感じで良いかな? あなた」

俺に念話で言うナルエに、

 「良いんじゃないか、それと、あなたは無しで!」

「ど、どうして、夫婦なのに!!」

  「全員が、あなたって言われると、いろいろと不味いの!!」

「良いじゃない、皆に言われるのは……


 俺は、今15で、この世界では、ナルエたちは年上で、

あなたか旦那様、どちらが良いって決める時に、

あなたに決まったけど、元の世界に帰ってからのことを

考えると、名前か名字で言ってほしいと全員に伝えたんだけど、

ほとんど守られていないなぁと、空になったティーカップに、

お茶筒からアールグレイ(着香茶)の葉をティーポットの

茶こしカゴに入れて、お湯を注いで、ティーポットを揺らしてから、

ティーカップに注いで、美里が映っているモニターを見ながら

口に着けて飲んでいる。


 ナルエの方を見ると、ウインライム法皇国の摂政をしている

オートボイが、ミューブル王国に伝えなかったことの弁解を

しているが、普通は、新春の降臨の儀は、各国に降り立つのだが、

今回、1か所に集めたのは、駄女神ことソラスと魔王との

行為をする時間を確保するためだったりする。

 ナルエとオートボイのやり取りも終盤に差し掛かっている感じで、

ナルエが跪いて顔を上げて見ている者の1人に合図を送る為に、

 「我、ソラスが言うことは、オートボイよ!!

   此処に居る者よ! 聞けぬと言うのか!!」

左腕を上げて、振り払うように動かした後、降臨の間にいる

 全ての者を睨むように見渡していると、

オートボイが

 「ソラスさま……リ・フレタ王国のスワィプ ・リ・ターンインが……」

ナルエは、リ・フレタ王国の王に振り向き、眺めてから、

「ソラスさま! 敵国ですが、書簡でミューブル王国に送りました」

  「それで、返事は?」

ナルエが重く言うと、

 「それが……今月の終わりに新王を立てるので、準備で……」

全ての者が、リ・フレタ王国の王を見つめているなか、

 「私は、我が大陸を見てるだけ、内情までは干渉は

   しない……此処に来ない理由は分かった!」



 私は招集の項目が終わり、次の項目に移ろうとしたら、

「ソラスさま! ミューブル王国の新王は誰に!?}

オートボイが聞くので、

 「お前は耳はあるか! 干渉はしないと言ったはず!

   ミューブル王国の王に誰がなろうが興味はない!!

  が、お前の国の法皇は我が決めることに成っている。

     今、言おうか?」

今言われるのは困ると言う顔をしながら、

「いえ! 降臨の儀が終わった後でお願いします」

  頭を下げて、両脇に居る王たちに顔を見せないように話した。

    

 私が母から次期法皇に指名された時も、告げられてから、

半年かかって教えられた。

 どうやら、私の身辺を調べ、利用できるかどうかを調べ、

勇者の中の男に恋をしているのか調べ尽くし、亡き皇太子の

妻にさせられるかどうかと調べ、結果、皇太子の妻として

打診はあったけど、帰る可能性もあったから断ったんだけど、

舞踏会や園遊会などで、一緒に出席していると、婚約者という

立場にされて、紹介されるたびに違いますと言って断っていた。

 その時の断り方は、「光悦のことが好きで、彼から言ってくるのを

待っていますから」と言って断っていた。皇太子たちは、光悦を

好きではないのを知っていたから、「照れて言ってるんですよ」

とか言って、仲をアピールしていたけど、自分のレベルが20を

超えたら、ウインライム法皇国から出ようと思っていた。

 

「そうか……今年の5月にある人族対獣族のゲームだが……

  その言葉に降臨の間には緊張が走り、

 「先のゲームで、我がお前らに武器を与えたことに、

2大陸の女神から抗議があり、2大陸の騎士や勇者に、

レベルを20上げることに成った!!」

 その言葉に動揺が走り、王たちは顔を見合しているが、

獣族に関しては、魔族を魔王を倒すという共通の敵と言うことで、

 人族と獣族は団結をしている。人族対獣族のゲームでは

  戦闘もなく終了しているので、

「お前らは、獣族と相談している。天から見下ろすと、

立っているだけだ! 心配はないだろう」

 「我々は、戦える勇者、騎士団が、今は居ません!

噂では、現魔王が退陣したら……

 オートボイが怪訝な顔で言うので、

  「今のゲームは、魔王が自らの命、50年分の生命を

我ら神に捧げ、実現したもの……継続するなら、お前の命を出すか?」

 「そ、それは……

人間と魔人では寿命が違うので、オートボイが嫌がる気持ちも分かるが、

 「我は、人族が滅亡するのは希望を持たぬ。獣族、魔族が強硬で、

あるなら、此処にいる王たちよ! お前らの命を我に捧げろ!!

同等の力を与えるかもしれん!!」

 予定と変わった部分もあるけど、最後まで成し遂げたので、

自分に酔っていると、

 「ウインライム法皇国の次期法皇は?」

と質問する、コンピーコム王国の王に、

 「あなたも知ってるでしょ……ナーナナよ!」

オートボイは立ち上がり、ニヤリとしたコンピーコム王国の王に、

「ナーナナとは!!」

  つかさから念話で、「お前、さらっと言うな! 去る時に言う

             セリフを!!」

私は、アッと思い、「コンピーコム王国の王よ! お前が説明しなさい!!

 それでは、私は天でお前たちを見届けようぞ!」

  と言って、私は降臨の間から、つかさが待つ地下室に戻って、

「つかさぁ…… つかさの体に抱き着いて、

  「ご苦労さん……ウインライム法皇国の法皇は、ナーナナだぁ!!

    ハハハァ!!!!!と言って消えると……

「敵が逃げる時のセリフだよね……

  私は顔を上げて、つかさを涙目で見ていると、

   つかさの顔が近づいて来て、目を閉じて……


 「2人は?」

つかさはボックスの方を見てから、

 「キューイルは、何回もトイレに行っていたから、今からで、

   美里は捕まって、デザートを食べているよ」

私もボックスを見てから、モニターに映し出されている光景を

見て思うのは、美里の場合は、私たちと違って30か国を回るので、

 食事をしている余裕など無いので、

  「戻る時間には……

「獣族側は途中までだろうけど、エルフの人が伝えるから

 大丈夫じゃないかな? 駄女神から聞いてるけど……

駄女神が本名と言う感じで言うので、

   「また、お母さんを……

  私たちに自分の仕事を押し付けているから、言われるのは

 仕方がないけど、つかさの口から言わせないために、

私たちは、再びキスをして、

 「イチャ着くのは良いけどさ、寝室でしてくれないか?」

竜巳君が、地下室の開いた扉の所で、私たちを見て言うので、

 「そうするよ、行こうか?」

つかさは私に微笑んで言うので、頷いてから、

 「はい! あなた……

   再びキスをして、

    2階の寝室に、戻る時間まで寝るために向かった。



 降臨の間では、神ソラスが次期法皇と決めた、ナーナナについて、

コンピーコム王国の王【テールトゥル・テッド・コンピーコム】が

  説明を始めた。

「我が領土の谷を事前に細工をし、開始と同時に崩れ去った。

  その行いで、多くの同胞が亡くなった。

   その後、ミューブル王国の先鋭部隊数名で鎮圧し、勝利を収めた。

    我が国の諜報部隊は、見張り台から見届けた惨状を

     我に報告をした後、息絶えた!」

此処に集まっている王たち、どの国の者たちも知っている話を

 今更、聞くこともないので、

 「ナーナナとは誰です!?」

   私を見ながら呆れた感じで、

「話の流れがある、オートボイよ!!」

  司教と付けないで言うコンピーコム王に、

   「早く話せ!!」

怒鳴る様に言うが、子供のように言うなと言う感じでフッと

 笑われ、他の王たちも子供のようだなと笑われている感じで、

  私は遊ばれているのかと、コンピーコム王を睨むと、

   また、フッと笑われた後、

「我々が調査しに行くと、ボールド・イーグル・グリフが羽を休めていた。

我々を見ると口を開けて排除するように魔法か何かをしようとしたのを

制した女性が、ナーナナだ!!」

 大型の魔物が、同胞の死体をエサとして食べに来たのを制するほどの

  人物で、亡きナルエさまに匹敵する人物で、神ソラスは、素晴らしい

   人物を、法皇に決めてくれたことに感謝しながら、

 「その女性は?」

「魔族の大陸の魔王の娘、ナーナナ・ファースト・ツ・ラッタクリーム

  だった……最初は警戒したが、話をしていくうちに……」

 思い出したように、魔族にもとか、妻にも爪の垢をなどと言ってるのを

他所に、私は自分の耳を疑い、周りを見ると、王たちも

 目を開き、私同様、聞き間違いかという顔で周りを見ている。

  「もう一度、名を!!」と叫んで言うと、バツが悪い感じで

     咳払いをしてから、先程の名を言うので、

「ば、ばかな! 魔族を法皇に、だと……

   コンピーコム王国の王よ! 知っていたのか?」

私は取り乱しながら言い放ち、王たちも説明をと叫んでいるが、

 「その時に! 私は! この女性ならと思い! 神ソラスに進言し!

亡きナルエさまの後継者に相応しい方と、神ソラスは納得された!!

 この場で言うのを待っていた!!」

周りの叫び声よりも大きく声を張り上げて言うコンピーコム王が、

 我が法皇国の法皇を勝手に決めて、神ソラスが認めてしまう、

  寄りによって、

  「魔族を……国民が……

私は言いようのない怒りを覚えながら呟くが、

 コンピーコム王は立ち上がり、床に座っている我々を見渡して、

「神ソラスとのパイプはナーナナ、国の法皇はオートボイよ、

   あなたがなれば良いのでは?」

法皇? 神ソラスが決めたことを、この大陸を見届けてくれる

 神ソラスの言われたことから背けと言うコンピーコム王に、

 「そ、そんなことは……

頭を振って出来ないと送るが、

「神を利用しろ! 神が神託として言うが、何がある!!

  傍観者だと直ぐ言う! 駄女神を利用しろ!!」

神をも恐れぬことを言うコンピーコム王に、王たちも

 歯を食いしばって睨んでいる。

「我々が、ミューブル王国に侵攻するのを、気に入らなかったらしい。

  人族対魔族での武器の提供、崩壊した谷も調査した時は、

   何事もなかったように元に戻っていた。

    それも……」 口に手を当てて、言い方を考えているようで、

 黙ってしまったコンピーコム王を睨みながら、

神ソラスが、ミューブル王国の為にしたと言いたいのか、

 神への信仰度では、一番の我が法皇国を差し置いて、

  失格勇者、騎士団の派遣をしない、この大陸の反逆の国を、

「お前は、ミューブル王国に肩入れするのか知っているのか!!?」 

  「神の気紛れなど知るわけがない!」

此処に剣を持っていれば、コンピーコム王を討ちたい気持ちを

   押さえつつ、「気紛れだと……

「ああ、そうだ! 神など情報源の1つとしか見ていない」

  コンピーコム王国は、信仰度では低い国の1つだったなと思いながら

コンピーコム王の話が続く、

 「なぜ、薦めたのか……魔族の寿命は500年だ!

   今のゲームを行うために寿命を使い、毎年2、3か月ごとにあったのが、

 次回は今年の5月。それは魔王の寿命が残り少ないことを意味している。

  このゲーム方式が終わった後、

 最初に叩くのはミューブル王国だと考えた。魔族も未だに住んでいるが、

  我々と共になど出来ないはず。その魔族を兵として動かすには

   ナーナナを法皇にした方が良いと考えた」


ミューブル王国が、魔族を受け入れるのは、ゲーム後を考えての行動と

考えれば納得する。神の武器の剣は、生き残った勇者の錬金術師など

と協力して複製品を製作中である。新たな勇者召喚用の人柱は、

ミューブル王国の国民を使うには占領が必要になる。


 「なるほど、そのナーナナと言う魔族は来るのか?」

「来なくてもいい、要はナーナナと言う名を利用すればいい」

コンピーコム王は簡単に言うが、利用するにも顔が分からない。

 コンピーコム王が言った言葉を呟いた後、

 「神を利用すれば良いのか……

私の顔を見て、ニヤッとしてから、

「その通りだ! ナーナナさ、さ、写真を貰えばいい!!」

  言い終わった後に、顔を赤くしているのが不気味だったが、

 神ソラスへの神託の儀に、ナーナナと言う魔族のシャ……

  写真と言う聞いたことのない名を言うには、どんな物か

   分からないので、何か別の物で得ようと考えて、

 新年の降臨の儀は終わり、コンピーコム王が最後に、

  「人族が、2大陸の頂点に……

と言って、コンピーコム王は降臨の間から出て行き、

 他の王たちも出て行った。


「わが国の最大の敵は、コンピーコム王国か!?

  2大陸を制するまでは、28か国を利用すれば良いのか、

 まずは、ミューブル王国か?」

  私は、今後のことを神ソラスが降り立った円形の台を

 見ながら呟き、執務室で会議をするために、扉に立っている

警備兵に伝言し、執務室に向かった。


 皇宮内の各王が泊る部屋の1つに、

コンピーコム王国、スタンテッド王国、リ・フレタ王国、

 コンバルド王国の各王が、ワインを持って来てくれたメイドから

  それぞれ受け取り……


「どうした? コンバルド王」

私は椅子に座りながら、ワイングラスを右手に持ち、

 悩んでいるコンバルド王に問いかけた。

「我々は、ミューブル王国と隣接している国だ!」

 光を受けて、ワインの濃淡の違いを見ながら、

  「そうだな……

スタンテッド王国、リ・フレタ王国の王も頷いている。

 リ・フレタ王国は、我が国とスタンテッド王国に隣接しており、

ミューブル王国の隣接ではないが、ミューブル王国の属国である。


 コンバルド王が我々を見ながら、

「ミューブル王国の国境近くに

    見張り台を建て、逐一報告を受けている……


現状でのミューブル王国の戦力の規模を聞いているだろう。

 あのミューブル王国への侵攻で多くの兵が亡くなっている。

  コンバルド王の親族も亡くなっているだろうが、

「我が国は国境を開け、ミューブル王国との貿易で、

  新たな魔石、遊戯などを得ている、情報も……」

それを聞いて、コンバルド王は顔を下に向けながら、

 「我が国にも、あなたの国から回って来ている……

ため息をしてから、我々を見渡して、

 「あなた方は、26いや57の国と戦う気か?

 勇者や、神ソラスの代理として降臨したナルエさまは、

居なくなる」 


 我々が皇宮へ入る直前に、美里さまの眷属から、

降臨の儀には、ソラスさまの娘のナルエさまが代理をすることを

聞いていたが、コンバルド王の方にも来ていたのかと

我々は顔を見合わせた後、各王が部屋に数人で集まれば、

何を話しているかを知りたいと思うのが普通で、窓の方を見ると、

妖しい光をワザと出している人影が見えたので、

 「各部屋の情報を聞くために隠れている者は手練れだが……

私の言葉に、コンバルド王は失言をしたことに、口に手を付けて

後悔しているようだが、窓に屈んで寄りかかっている女性を確認して、

私は椅子から立ち上り、コンバルド王の肩に手を置いて、

 「心配はない! 我々の味方だ!!」

「味方?…… 私が窓の方に手で指すので、コンバルド王も

  窓の方の人影を確認して、

「あの女性は!? 皇宮に入る馬車に乗り込んできた者か?」

  コンバルド王は目を見開いて驚いており、

美里さまの眷属であり、魔族でもある

 ルービュークス・ウーマルチィーが、コンバルド王に

我々がミューブル王国に就いていることを話し、

 ナルエさまが、神ソラスの代理で降臨することも話したのだろう。

「彼女から……」

  と、コンバルド王に聞こうとすると、

「噂に聞く女神ミサトさまの眷属と言う、魔族なのに……

窓の外のルービュークスを見ながら、

 「目を見て嘘を言っていないことは分かった。

   神ソラスの代理として勇者ナルエが降臨することも聞いた。

 なぜ神ソラスの代わりなのかは、時間がなかった為、聞かなかったが、

言われていなかったら、偽物とは分からなかった」

 我々の方を見渡して、確信している顔で、

  「次期法皇、勇者ナルエは、神ソラスの娘か?」

「そうだが……全身を光で隠していたが……

  私の方を見てから、

「光ごときで、私の目は誤魔化されん!」

コンバルド王の目が一瞬色が変わった感じだったので、

魔眼持ちで看破する力も備えているのかと思いながら、

 「だが、知らされていたから、注意深く観察して娘かと思ったが、

   数人は、亡くなられたナルエさまと思った者もいるだろう」

コンバルド王がワイングラスを口につけて、ワインを少し飲んでから、

「オートボイは、法皇の代理だが、気づかなかったみたいだが……

部屋には笑いが起こり、笑いが収まった後……


「ミューブル王国には、人族の勇者が全員存命し、我が騎士団の

突撃護衛隊は騎士団長を除き、ミューブル王国に亡命し、存命。

あなた方の国も同じだ! なぜミューブル王国の盾になる!!」


盾になる理由か……

 スタンテッド王国は、メルウララ修道院を勇者ツカサの住居として、

神ソラスがスタンテッド王を脅して、住居を認めさせた見返りに、

神ソラスと勇者ツカサの関係などを国民に知らせること。

スタンテッド王国に、ミューブル王国の騎士団を派遣することで、

同盟国として結んでいる。


 リ・フレタ王国は、勇者タツミによって、王以下が奴隷となり、

神ソラスの娘であり、魔王の娘でもあるキューイル様によって、

任命されたサークレット・ウエイト・パーセント=フレタが

裏で政をしているので、此処に来ているフレタ王は飾りである。


 我が国は、ミューブル王国との戦いの真実を知る国である。

たった4人で、100万を超える兵を全滅させた報を聞いた時、

ミューブル王に直ぐ謁見し、その場に居た魔王、神ソラス、

神ソラスの友人である神たちを見た時、恐怖を覚えた。

 ミューブル王が自国のみで満足していても、何時かは心が変わり、

世界をと動くことも考え、我が国が抑えとなり、我が息子、娘たち、

公爵たちの子たちと血縁関係にさせて、神の武器である空を飛ぶゴーレムを

所有するミューブル王国を支配しようと考えて、同盟を結んでいる。


「魔王が、あと数年で亡くなり、今のゲーム形式は終わる。

  勇者も元の世界に帰る。獣族が魔族が、人族の大陸に

 侵攻した場合、まともに戦える国はミューブル王国のみ。

ミューブル王国が対応するための時間稼ぎのための盾として、

同盟を結ぶために、コンバルド王よ! お前に話した」

 

 いつの間にか部屋に入って来ているルービュークスが

我々に語り、コンバルド王は、

 「サキュバスか……我々を誘惑し虜にして、お前の子を作り支配か……

鋭い眼光でルービュークスを見るが、

 「任務ならするが、今は、此処に居る者たちの護衛に当たっている」

我々を見渡して言うルービュークスに驚きながら、

 「何だと……馬車の時も思ったが、それほどの力なら、魔王を殺し、

ゲームを終わらせ、世界をお前の手に出来るのだぞ!!」


コンバルド王の言う通り、ルービュークスの力は、魔王を超え、

レベルもこの世界の上限の100を超えるが、

 「興味がない! 今度の5月にある獣族とのゲーム、

   どうなると思う?」

不敵に笑うルービュークスに、コンバルド王が鼻で笑った後、

 「ミューブル王国、1国で行ってもらう。我々には、派遣できる

   騎士団が無い!」

その言葉には、私も頷き、他の2人は、黙って聞いている。

 「ミューブル王国と獣族の戦いだが、ミューブル王国の兵は5万、

獣族側に持って行けるのは、その内の2万だろう。獣族側との会議で、

 ミューブル王国を徹底的に叩いてほしいと伝えてある」

我々の方を確認するように見るので、我々は頷いたのを見た後、

 ルービュークスを見ると静観して聞いているので、

  コンバルド王は、少し驚いていた感じだが、

「その間に、我々は、再度連合を組んで、ミューブル王国に攻め込む。

  ミューブル王国の民を、新たな勇者召喚に使う……

「それは知っています」ルービュークスは淡々と言うので、

 「ゲームには、出ないといけないルールだ!

   放置した場合は……

 言おうとしたが黙ってしまったコンバルド王に変わり、

  「放置した場合のルールはありませんが、

    エル・エランドゥ国からミューブル王国に要望があったのは

     知っていますか?」

知らない顔をしたコンバルド王に、

 「私から言おう……

スタンテッド王国の王、

 グレック・サイロン・ホットン・レイ・スタンテッドが、

立ち上がり、コンバルド王は椅子に座った後、ワイングラスにワインを注ぎ、

 スタンテッド王を睨むように見ているのを見ながら、

「ミューブル王国は、騎士団を派遣しない!

 「放置するのか?」

   「ゲームには参加する。エル・エランドゥ国の王都は、  

     ミューブル王国の物になる……


 今回のゲームでは、ミューブル王国のみを参加させるために、

勝った場合は、ミューブル王国だけの物になると決めたが、

100%負けると確信があったためである。

 「勝つと言うのか? あの空飛ぶゴーレムは、魔素の使用量が

   激しく、使い物にならないだろう!?」

「国境近くが演習場所での観察だろうが、ゲームには参加しない」

眉を顰めて聞いているコンバルド王は、

 「勝つのだろう? その話次第では、盾にもなるが……

「そうか……エル・エランドゥ国の要望は、

  エル・エランドゥ国が決めた1人の人物で、

   獣族側のゲーム参加者を亡ぼしてほしいと言う内容だ!」

 コンバルド王は、ワイングラスを落とし、絨毯に零れる

ワインが染めていくなか、

 「ひとりで……

   考え込むコンバルド王は、ある人物を思い浮かべたようで、

「だが、神の力を得て狂戦士になる

  タイザール帝国の兵には無理だろう……

言った後、ルービュークスがフッと笑うのを見たコンバルド王は、

 椅子から立ち上がり、我々を見渡して、

  「他の国も盾になると言ったら……

「もう満席よ! あなたで……

  ニヤッとして笑っているルービュークスに、

「勇者は帰還する。他の国は、新たな勇者を召喚するが、

  我々はどうする?」

「召喚しなければ来れないミサトさま達ではないわ……

  不敵に笑うルービュークスの目をジッと見るコンバルド王は、

「ミューブル王国と共に、未来を……

   と告げて、部屋から出て行った。


 ルービュークスは、監視の為に隠れていた兵を排除していたので、

部下が死体を集めて待機している所へと部屋から消えて行った。

 その兵の死体を、オートボイに見せるために、分かりやすい場所に

  移動させると我々に告げていた。

 

 「瞬間移動か……何時でも我々を殺せるな……


 皇宮の騎士待機室で、他国の騎士と共に、喋りながら飲み食いを

していると、扉が勢いよく開けられ、

 我が王【ブラストゥ・フル・ロジャー・コンバルド・フォン・カレン】

  が立っており、

「陛下…… 私は椅子から立ち上がり、陛下の所に歩み寄ると、

  「今から、国に戻るぞ!」

 部屋に響き渡るような大声に、

   待機室の騎士たちは喋るのを止めて、我々を見ているなか、

    「陛下! 今からですか?」

 「そうだ! 降臨の儀は終わった! 

         此処に居る意味は無い!!」

陛下の顔を見ると焦っているように感じたので、

 「もうすぐ夜です。晩餐会もあります」

私に真剣な顔を見せながら、

  「参加はしない! 早馬が来て、我が国の内部でとか

     言えば良い!!」

他の国の騎士たちも、我が王の行動に驚いているようで、

 「今から準備をして、すぐ近くの村までは……

   途中で野宿となり、雪もあります、大変危険です!!」

我が王の安全を第一と考えて意見を述べるが、

「国をまとめ、今度のゲームまでに、ミューブル王国を

     支援するための時間がない!!

   ゲームで得られる土地に人を送り、未来の為の

    基礎をつくる!! 帰国の準備をしろぉぉ!!!!!!」


 我が王は何を言っているのか分からなかった。ミューブル王国には、

今年の5月のゲームで、獣族側に渡った後の手薄になったミューブル王国に

攻め入る話を聞いており、その詳細は今後の連合会議で決めて行くと

 聞いていたのが……

  「何をしているコンコード! もう一度言う!!」

我が王は私を睨みつけて、

 「帰国の準備だ!! 1%でも勝てる可能性がある以上、

   支援をするのは我が国の利益になる!! 隣国だからな」

他の国の騎士団から、「あの国の騎士は弱い…… 

 「卑怯な作戦でしか勝てない国……  「勝つ可能性はセロなのにな……

囁かれているのが聞こえるが、その中で、

 「陛下……

 その言葉が出た騎士の方に振り向くと、コンピーコム王国、

スタンテッド王国、リ・フレタ王国の騎士たちが立ち上がっていて……

 

コンピーコム王国の騎士団長が、

 「スタンテッド王国、リ・フレタ王国の騎士たちも聞いてくれ!!」

その光景に黙って見ていると、

 「今から帰国する! 皇宮の外で待機をしている騎士たちに

   帰国の準備を伝えよ!!」

その言葉を受けて、1人騎士が部屋から出て行き、他の2国も続く。

我が王を見ると頷くので、私は合図を送り、我が国の騎士が1人部屋から

出て行った。そして、我々はコンピーコム王国の騎士団長を立ったまま

見つめていると、1人の女性が鎧も着けずにラフな格好で、いつの間にか

コンピーコム王国の騎士団長と話をしているが、

 「魔族? 剣を鞘から抜くが、我が王が静止させるので、

   「あれは、ミューブル王国の兵だ!」

 私は、我が王が言う女性を注意深く見ると、尻尾があり、獣族かと

思うが、体が黒いので、間違いなく魔族である。ミューブル王国は

確かに魔族も受け入れているが、兵も魔族を取り入れているなど、

演習では見かけなかったので驚いている。我が国の騎士たち、

コンピーコム王国、スタンテッド王国、そして、リ・フレタ王国の

騎士以外は、いつの間にか飲み過ぎで、床などに寝転がって寝ている。


「獣族で行われた降臨の儀で、ミサト様とエル・エランドゥ国の

  王との会議で、ゲーム終了後、ミサト様がエル・エランドゥ国の

 新王になることが決まった!」

  

 私は聞いていて、ミサトと言う人物が分からなかったが、

3か国の騎士たちは歓声を上げて喜んでいるので、ミューブル王国の

関係者だろうが、王になる? 獣族の? 聞いていて分からないが、

 「今月の終わりのミューブル王国の新王の式典、魔王との

   会議、今回のミサト様の件が追加され、

    王は帰国することを決めた!!」

コンピーコム王国の騎士団長は言い終った後、周りを見渡し、

我々も見渡して、「意見は!?」と言うが、私は今の状況は

分からず、我が王もジッと見ているだけの中で、

 「ミサトさまは、お菓子に釣られて言うんじゃなかったって、

   言ってましたけど……

魔族の獣族の女性が言った後、少し笑いが零れて、

 その女性から、手紙を渡された騎士が部屋から出て行き、

それを見送った後、

 「あなた方は、どうする?」と、コンピーコム王国の騎士団長が

我が王に言うので、

 「決まっている! 我が国も参加させてもらう!

   同盟国としてな!!」

 その言葉に、コンピーコム王国の騎士団長は頷いた後、

  周りを見渡して、

「帰国の準備に掛かれぇぇ!!!」と命令し、

       我が王と共に、私たちも動き出した。



執務室で会議をしている私の耳に、

 「帰国? 今からか……?」

執務室に入って来た皇宮兵から聞かされ驚いていると、

枢機卿の1人が、「ミューブル王国が動いたか!?」

 「詳しくは分かりませんが、帰国すると……

皇宮兵は理由がはっきりしないので、

  返答に困りながら発言している途中で、、

   他の皇宮兵がノックも無しに入って来て、私を確認してから、

「各国の部屋に配置していた者が……何者かによって暗殺されました」

その言葉を受けて、「危機感を察知して、帰国か?」

報告に来た皇宮兵は、私の言葉に、

 「帰国ですか……? ライム司教さま」

「知らないのか……で、王に察知されたからか?」

  「気配を消すスキルを持っている者たちです。

     察知など出来る者は、来ている王や騎士団では……

皇宮兵の発する言葉が段々小さくなっていき、

 悔しそうに唇をかみしめているのを見届けながら、

  皇宮兵が言う通り、あのミューブル王国との戦いの後は、

 どの国も寄せ集めの騎士団で、各部屋に配置した者たちは、

隠密行動に適した者たちであり、我が法皇国の貴重な戦力だったが、

全員が何者かによって殺害され、どの国の誰がしたのか、

 見当もつかなかった。


ブルネット・カーディナル・チャイリートルが、

 2人の皇宮兵に対して、

  「亡くなった者は、目につかないように……

  皇宮兵の1人に悲しく告げて、

 「はぁ!!」と言いながら敬礼をして、

     一礼をしてから執務室を出て行き、

残った皇宮兵に、「帰国したい者には、止める権利は無い!

 準備を手伝い、皇都から出るまでは護衛しろ!!」

「分かりました!!」と言いながら敬礼をして、

  一礼をしてから執務室を出て行った。


執務室に静寂が戻り、

  晩餐会までの時間まで、魔族のナーナナや

    人族対獣族のゲーム中の

  ミューブル王国への侵攻を、どの様にするかで議論された。



 



全部の録画機を排除したか?

 したよ! 

  でも……

行為を見せるで、承諾したから……

 2人の世界に入れば、周りは気にしないでしょ!

次回

 第87話 バレるでしょ……


我が愛しのキューイルの晴れ姿……

 あなた! キューイルばかり可愛がるのも……

お前の子だからだ!

 あなたの子ですよ……

そうだな……

 キューイル、台本覚えたかしら……






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