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「ソウ、お前との婚約を破棄させてもらう」
あぁ、薄々気づいてた
だって皇太子様、僕のこと見てくれないもん
今だって腕の中に、どこぞのお姫様がいる。
「承知いたしました」
震える声で答えた
場がざわめくのが聞こえる
婚約者のお披露目パーティーとかの名目で婚約破棄
それを承認したんだから
「では、失礼いたします」
俺は皇太子様に背を向けパーティー会場から立ち去った
そうだよね。
俺みたいな顔も冴えない男よりも
可愛くて守りたくなるような女の子がいいよね
わかってる
わかってるのに
なんで涙がでてくるんだろ
俺、馬鹿だよね




