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小さなヒビ

――…小さい頃、一度だけ大きく失敗したことがある。


精いっぱい努力はした。

それでも、手は届かなかった。

結果は思い通りじゃなかった。

周りに迷惑をかけた、と感じた。


それでも大人は言った。


「頑張ったね」


その言葉を、

僕はうまく受け取れなかった。


――本当は困っているんじゃないか。

――優しいから、言わないだけなんじゃないか。


そう思った瞬間、

次からはもっと頑張らなきゃ、と決めた。


失敗しても大丈夫、じゃなくて、

次は失敗しないようにしなくては。


きっと、どこかにヒビが入ってしまった。

だから次は、もう割れてしまうかもしれない。


それが、

僕なりの安全基準だった。

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