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――今思えば、あの時の自分は、なんて無知で無力な存在だったのだろうか。
あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も……。
今だってまだまだ無力な存在だけど、それでも、もっともっと、違った結末を迎えることだってで
きたはずなのに。
そんなことを思い返してしまう程に、俺のココロにはいろんな想いが詰まってしまった。
からっぽで何も感じなかったはずの冷たいココロ。
その隙間だらけのココロに、温かい血を通わせてくれたみんなのこと、俺は絶対に忘れない。
この学園での生活、本当にいろんなことがあった。
楽しいこともあった。
悲しいこともあった。
理不尽なことも、幸せなこともあった。
けれど、こんな夢みたいな生活も、もう終わりだ。
後ろは振り向かない。
みんなの幸せを心から願っています――