需要と供給を説明した「たばこ税理論」
これは小説だけではなく、趣味の範囲での、大体のモノやサービスにおける経済学的な需要と供給についての簡単なお話です。簡単ですがタイトルに「よくわかる」とか「サルでもわかる!」をつけなかったのは「なんかうざいから」です。(正直に本音を言えば上記のキーワードが書いてあるハウツー本にろくなものがないという独自の偏見からです。追記ですがこのエッセイはハウツーではありません)
自分の作品が売れなくて困る!という人にはやや刺さるかなーと思って書いてます。
例によって保険をかけますが、「自分が売れなかったから」とか「特定の誰かへの批判やモノ申す系」とかではありません。このエッセイはある意味では初心者向けです。知ってる人は読まなくてもなんとなーくわかると思います。
さて、早速問題提起ですが皆さんはどんな作品が読みたいですか?
服を着た女の子同士の絡み(言葉では否定しつつも徐々に体を許してしまう系)、触手を交えた百合(片方が触手能力者、モンスター娘攻めでも可!)など。挙げれば枚挙に暇がありません。
(あれ?ほぼお前の大分オブラートに包んだ性癖じゃねえか、ですって? 君のような勘のいいガキは嫌いだよ。)
(読みたいですか?は面白いですか?に読み替えてもいいかもしれません)
このように大体が皆さんの「好き」だと思います。(好きが需要という前提で論を進めます)
これが仮に小説でいえば「読んでもらえる作品」だと仮定した場合、何を書けばいいかという話にしますよ。はい。
タバコ税ってありますでしょ? (私もたまに吸いますが、まあそれはそれとして。)
分類でいえば趣味・嗜好品なわけですよ。タバコって。
あとタバコってそれなりに税金が余計にかかりますでしょ? わかります? わかれよー(涙)
余計にお金がかかるんですよ! 言い換えれば到達までに余計な障壁があるんです!
時は金なりってよく言いますよね!?
作家は読者から時間を頂いているわけです!
時間は有限ですので、小説なんかは「読み続けよう」というよりは「切り捨てる」理由のほうが多いんじゃないでしょうかね!?
ですが! 結論! 「吸いてえ奴は吸う、読みてえ奴は読む」んですよ!!!
私の好きなFPSにたとえてみます!
有名実況者が何人もネガキャンをして、Twitterには散々クソゲークソゲーと罵詈雑言がトレンド入り、果てにはチーターが跋扈し、マジでクソでした!
クソですが!(プレイヤーが)
クソですが!(運営が)
クソがぁ!(ただの暴言)
でもFPSやめらんないんだけど!!!
しかし、お絵描きだって、読書だってそうです!
嫌よ嫌よも好きのうち!
言葉では否定しつつも徐々に体を許してしまう系の話が好き!(まさかの伏線回収)
(伏線とかたぶんあんま関係ないと思うけど)
自分の好き! が他人にも共感できるものであれば、きっと読んでもらえるはずです!
それでもダメとかいう場合について!
「共感させるだけ」のハウツーではあまり言及されていませんが、敢えて言おう、状況や「好き」の言語化が未成熟な可能性がある! と!
(普段から詩人になったつもりで落ちる木の葉の気持ちや、普段貴族を虐めて楽しむ令嬢がひょんなことから国に関わる重大な秘密を知ってしまって追放されるも、秘密を握って一発逆転、返り咲いた時の気持ちでも考えて下さい!)
他の人が書いた上手な小説とか読むといいかも?
最後にもう一度! このタバコ税理論では!
「吸いてえ奴は吸う、読みてえ奴は読む」んですよ!!!
たとえ未熟でも、言葉では否定しつつも徐々に体を許してしまう系の百合を好きになって! 書いてみて! そして書いたよーって教えて!
ボクが読みに行くから!
あ、でも露骨なのはメッ! だよ!? ノクターンノベルズ行きだよ!?
公共の場で成人向け表現や、残酷な描写はダメだよ!
以上、タバコ税理論でした!
ここからはエッセイの内容と関係ない話です。
感想、意見、いくらでもあるでしょうがそれは多様性ということで逃げさせてもらいます。
言語化が甘い部分があったかもしれませんし、この手の話を嫌う人が多いかもしれません。上から目線だとか、達観だとか。正直そういうライターの話はボクも苦手です。
今回の話。共感していただければ良いのですが。