コピー&ペーストを用いた地獄風景
谷口鷹幸(東雲 桜真)
全ては極彩色に彩られた世界。
そもそもこの色々は、色なのか?
俺は逃げ惑う。肉の上とも、土とも砂利道とも、灰とも骨片ともしゃれこうべの土手ともつかぬ道を、必死に駆ける。
息が苦しい。転生者だった頃の、あの体の軽やかさも万能感もない。足元を見れば、脂に膨れてたるんだ腹が視界を遮る。
地獄の獄卒が追ってくる。額から生えた角に、さらし首を突き刺した鬼々が、燃える剣を携え、言葉にならない叫び声を上げてやってくる。
俺は、地面に転がっていた、人間の四肢だったものにつまづいて地面に叩きつけられる。
そんな俺の四肢を、地獄の獄卒達が掴み、抑え付けられる。
全身から汗が噴き出る。どれだけあがいても、獄卒たちの力が強すぎてビクとも動かない。
「い、いやだ! 助けて! 誰か助けてくれ!」
地獄の鬼どもは、鼻と口から火の息を吐きながら、手にした、燃え盛る剣の切っ先を、俺の臀部に突き刺した。
腸がズタズタに切り裂かれ、炎の熱が内臓中を行き渡り、血液が煮えたぎる。あらん限りの声で叫ぶ。炎の剣は引き抜かれてはまた体中を突き回す。
「やめてくれ! もう許して!」
また死ぬ。
俺は穴に炎の剣を突き刺されて、また死ぬ。
もう何度殺されたことか。
気が付けば生き返っていて、また獄卒達に罰を受ける。
この地獄に落されてから、どれだけの時間が経ったのだろう。
もう十日、いや三十日は経っているハズだ!
一体の獄卒の首が、俺の耳元まで延びて来て、囁く。
「これにて、三分経った」
燃える吐息で、禿かけた髪も、眉毛もまつ毛も皮も目玉も唇も焼け焦げる。
また死ぬ。激痛の中、意識は途切れる。
全ては極彩色に彩られた世界。
そもそもこの色々は、色なのか?
俺は逃げ惑う。肉の上とも、土とも砂利道ともしゃれこうべの土手ともつかぬ道を、必死に駆ける。
息が苦しい。転生者だった頃の、あの体の軽やかさも万能感もない。足元を見れば、脂に膨れてたるんだ腹が視界を遮る。
地獄の獄卒が追ってくる。額に生えた角に、さらし首を突き刺した鬼々が、燃える剣を携え、言葉にならない叫び声を上げてやってくる。
俺は、地面に転がっていた、人間の四肢だったものにつまづいて地面に叩きつけられる。
そんな俺の四肢を、地獄の獄卒達が掴み、抑え付けられる。
全身から汗が噴き出る。どれだけあがいても、獄卒たちの力が強すぎてビクとも動かない。
「い、いやだ! 助けて! 誰か助けてくれ!」
地獄の鬼どもは、鼻と口から火の息を吐きながら、手にした、燃え盛る剣の切っ先を、俺の臀部に突き刺した。
腸がズタズタに切り裂かれ、炎の熱が内臓中を行き渡り、血液が煮えたぎる。あらん限りの声で叫ぶ。炎の剣は引き抜かれてはまた体中を突き回す。
「やめてくれ! もう許して!」
また死ぬ。
俺は穴に炎の剣を突き刺されて、また死ぬ。
もう何度殺されたことか。
気が付けば生き返っていて、また獄卒達に罰を受ける。
この地獄に落されてから、どれだけの時間が経ったのだろう。
あれから一秒? まさか〇,一秒?
そして、また死ぬ。
激痛の中、意識は途切れる。
あとがき
今回の谷口が地獄に落ちるシーン、ケツに槍でもぶっ刺されるシーンを書こうかと前々から考えてましたが、調べたところ大量受苦悩処という地獄の小部屋は、異常な方法で性行為をしたり見たものが落ちる場所らしいが、責め苦も大体本編の通りです。考えることは、昔も今もあんまり変わらないんですね。
それはそうと、コピペでラクして小説書こうなんてフザけた真似なんざ、もうこれきりにしないとですね。




