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冬の間は外の世界で

「……みんな元気かな」

ジーンズにパーカーという格好で携帯を片手にイヤホンをしながら街中を歩いている。


現在、七夜月恭夜は外の世界に居た。

紫が冬眠する期間だけ外に行く事を許可され、レミリアからのGOサインもあり今に到る。

ただ後日それを知らされたフランが大暴れして紅魔館が大変な事になっているのは知らない。


七夜月恭夜と言う存在が外の世界で生活するのに必要な様々な公的な物は紫が用意してあり、判子や保険証等もあるのでアルバイト先を見つけるだけで生活は出来る。

ちなみに曰く付きの格安アパートを賃貸契約しているが、ほぼ毎日朝から晩まで働いているので寝食する為に帰るだけなので全く気にしていない。



「……ん? げっ」

ようやく見つけた公園のベンチに座ってあんぱんとコーヒーを飲んでいると肩をぽんぽんと叩かれ、イヤホンをはずして振り向き思わず声を出してしまった。


「また会いましたね! もうこれは奇跡としか言い様がありません!」

冬服のセーラー服姿の女の子が鞄を手にキラキラした目で立っている。


「……おかしい、こんなの絶対おかしいよ」

今まで一度も来たことのない公園をチョイス、確実に誰も付いてきていないのを確認したはずだったのに何故居るのかと恐れている。


「お隣失礼しますね」

そう言うとほぼ零距離で隣に腰かけてきた。


「……東風谷さん、君学校は」

髪からいい香りがしてきて少しクラッときたが、お昼少し前に居る彼女に質問をしていた。


「テスト期間で早く終わったんですよ。それと早苗って呼んでください、恭夜さん」


「いや、流石に出会って間もないし東風谷さんって呼ばせてもらうよ。テスト期間なら帰って勉強した方がいいよ」

時計をチェックしながら早く帰れと遠回しに言っている。


「大丈夫です、友達に聞いたんですけど恭夜さん家庭教師のアルバイトもしているんですよね?」


「まぁ、一応」

伊達に生き字引と呼ばれている訳ではないらしく、アパートの大家さんに頼まれて孫である男女の高校生一人ずつの勉強を見ていた。


休日限定でやっており、最近はその二人の友人達まで見る事になっている。

今回のテストまでの約束であり、毎回一定の授業料を貰う手はずだったが、結果が出なければいらないと言っているので親御さん達からも人気があるらしい。



「それなら春まで私の勉強を見てもらえませんか?」


「……言いたくはないけどお金取るよ? 慈善でやっていける程の余裕はないから。光熱費、水道代、家賃に食費と大変だから」

帰ってから再現する為に色々と食べ歩きをしており、かなり働いていてもカツカツだったりする。


ちゃんとした洋菓子店と和菓子店に様々な料理店等を食べ歩き、割と外での生活を満喫していた。

服は出来るだけ安い物で済ませており、お洒落には全く気を使っていない。



「月謝という形でお支払します。何なら私の家に居候してもらって、それを家庭教師のお給料代わりにしてもいいですよ? 毎日見てもらえるのなら食費も負担しますし、こちらとしてはそうしてもらえると助かるんですけど」


「何とも魅力的な……いや、流石にそれは不味いだろ。この前修行の一貫で一人暮らしをしてるって聞いたし」

ご両親とかどうしてるんだろう、と思ったが踏み込む気はないので聞くつもりはなかった。


「平気ですよ、母屋に部屋ならあるので。あのアパートを出るなら私が大家さんに言っておきますから」

素敵な笑顔でそんな事を言っている。


「……え?」

教えていないのにアパートの場所を知っている目の前の少女が少し怖くなっていた。


幻想郷に来た年の秋のとある朝から急に届き始めた、『花果子念報』と書かれた新聞と同じくらい怖く感じている。

毎朝窓の外に置いてあり、雨や雪の日には室内のテーブルの上に置かれていたりとちょっとしたホラー。

普通の記事に紛れて何故か恭夜の隠し撮り写真や、昨日何をしていたかが書かれていたりする。

問題は誰に聞いてもそんな名前の新聞は知らない、それ以前に頼まれてもいない新聞をわざわざ紅魔館に届けるはずがないと言われる始末。


そして独自にコンタクトが取れないかと手紙を書いて窓の外に置き、風で飛ばされないように重石代わりに自作のハンカチも一緒に置いていた。

翌朝手紙と共に無くなり、恭夜は確実に誰かが来ているのを確信するのと同時に恐怖していた。



「ダメですか?」


「う、うーん……あ、バイトの時間だ。ごめんね、俺もう行かなきゃいけないから」

設置された時計を見て、これ幸いと逃げていってしまった。


早苗はその後ろ姿を見てクスッと笑いながら携帯を取り出し、どこかに電話をし始めた。



それから数日が経ち、そんな出来事を忘れ始めた頃


「……帰ってきたら大家さんに『引っ越し先でも元気でね』とか言われて干し柿と家庭教師代の入った封筒を渡された件」

渡された干し柿を食べながら、寝泊まりする場所をどうしたものかと歩いている。


部屋にあった物もなくなっており、少し困ったが必要な物は身に付けているので大した問題じゃなかった。

封筒の中身は複数人からの家庭教師代がまとめられており、結構いい額が入っている。



「二月は夕方も寒いな……」

干し柿を食べ終わり、指をぺろっと舐めながら呟いた。


「あ、居ました」

ぼんやり歩いていると早苗が曲がり角から現れ、やっと見つけたと駆け寄ってくる。


「あぁ、東風谷さんか。俺に何か用?」


「もう、今日から春まで一緒に暮らすんですから早苗って呼んでください。晩御飯は何がいいですか?」


「そうだなー、月に一度のトンカツ欲が……一緒に暮らすって何?」

無許可引っ越しはこいつが犯人か?と警戒しながら挙動を見ている。


「はい! 住み込みで家庭教師をしてくれるって言ってくれましたから!」

パァッ!と花が咲いたような素敵な笑顔だが、言っている事は何一つあっていなかった。


「……うん」

もう面倒臭くなったようで全部を受け入れる事にしたらしい。


可愛い同年代の女の子と一つ屋根の下と考えると胸が熱くなるが、目の前の暴走少女だと思うと割と落ち着いてしまう不思議。

この子のセーラー服もいいけど、鈴仙みたいなブレザーもいいよなぁとやや現実逃避をしている。



「こっちですよ!」

手招きをしながら早く早くと小走りで行ってしまった。




早苗に付いていくと石段を登り始めたので、心がざわついたがその後に続いていった。

そして鳥居をくぐった瞬間から妙な視線を感じ始めたが、気にせず参道の中央を避けて通り賽銭箱の前に立った。


「……」

軽く会釈をしてから賽銭を入れ、鈴を鳴らしている。


頭を二度下げてから柏手を二回打ち、最後にもう一度頭を下げた。

こういった作法の勉強もしていたようで、離れて様子を伺っていた早苗は驚いている。



「恭夜さん、作法をちゃんと知ってたんですね」


「一応ね。神様は居るし、人間がちゃんと信仰しないと本来の力も出せなくなるって事もね」

幻想郷での実体験にたくさんの本、某絶景版のゲームから得た知識である。


先程から恭夜の視界に少し離れた位置に立つ一人の女性と、こちらを覗き込むようにして見てくる一人の少女が入ってくる。

ただ早苗がその事に触れないので見えないフリをしてスルーしているようだが。



「今時珍しいですよ。困った時にしか信じない人達ばかりですし。ちょっと嬉しいです」


「まぁ、そうだろうね。科学が発達しすぎた弊害だろうし。……何か分からないけど、この神社は凄く落ち着く」

幻想郷に近いような感覚で物凄く落ち着くことが出来ている。


離れた位置で品定めをするようにこちらを見ている女性と目があっても、すぐに周囲を見回して見えないフリ。

ジーッと覗き込んでいた少女は視界に入るように付いてきて困っている。



「それじゃあ、恭夜さんの部屋に案内しますね。荷物はもう運び込んでありますから」


「服と調理器具とかしかなかったと思うんだけど」

食べ歩いた和菓子や洋菓子の味を再現しようとしたレシピがぎっしり書かれたノート等も一応あったりはする。


「えっちな本とかあるかもってドキドキしながらまとめたんですからね。部屋の中が殺風景すぎて心配になりましたし」

重たい物が布団とテーブルくらいしかなく、残りは鞄に詰めて運べる物だけしかなかった。


「そんな本はお金の無駄だし買わないなぁ。曰く付きの部屋で寝に帰るだけだったから、家具とか別にいらなかったんだよ」

夜中に出てきた幽霊は疲れた恭夜の睡眠妨害をしてしまい、霊力を纏った拳でフルボッコにされてからは一度も出てこなくなっている。



母屋に案内され、居候する為の部屋に連れられていく。

その間も妙な帽子を被った少女は恭夜の周りをうろうろしており、かなり気になったが早苗が何も言わないのでやはりスルー。


「この部屋を自由に使ってください。それとこれが母屋の鍵ですから、出掛けたり帰ってきたりする時はしっかりお願いしますね」

合鍵をポケットから取り出し、恭夜に手渡した。


「ああ、任されたよ」

鍵をなくなさないように上着の内ポケットにしまい、部屋に入っている。



中には見慣れた布団にテーブルと筆記用具にノートが置かれており、部屋が少し広くなった事以外はいつも通りだった。

ハンガーに上着を掛け、財布や携帯をテーブルに乗せながら思い出したように早苗の方に振り返った。


「……あ、忘れてた。これで足りるかわからないけど、三月終わりまでの家賃とか食費の足しにしてもらえれば」

封筒に入ったお金をそのまま早苗に手渡し、運び込まれた自身の服のチェックを始めた。


「えっと……多いです。二十万円って家庭教師代が一人五千円だとして、四十人も見ていたんですか?」


「休日になると午前中に中学生、午後に高校生が十人ずつくらい来てた。部屋狭いからって断ろうとしたら、その中のお金持ちの子のご両親が広い部屋を貸してくれたんだよ。で、成績が上がったら家庭教師代を貰いますって言った結果がそれ」

楽しい勉強で皆の成績も上がり、両親も満足する結果になって多目に入れてくれた人もいると思われる。


「でもこんなに受け取るのは……」

公共料金等を払っても二人で生活する分には多すぎる金額で少し困っている。


よく食べるのが多いと少し厳しいかもしれないが、しっかりしている恭夜はさらに毎月バイト代からも幾らか渡すつもりだから問題はなかった。

一月の深夜帯に誰もが嫌がる曰く付き物件の警備を毎日していたようで、持ち帰る目標金額を大幅に越えている。

現在色んなバイトをしているのも趣味の食べ歩きの為であり、惰性で続けているだけだった。



「でも受け取ってもらえないと俺が困るよ。……あ、そうだ。神様にお供えするお酒を買っていないし、余ったらその為のお金として使ってほしい」


「わかりました。それじゃあ、夕飯は期待していてくださいね?」

封筒を鞄にしまい、部屋から出る時に振り向きながら言っている。


「ああ、期待して待ってる」

早苗にそう答えると、情報誌で日中働ける日雇いのバイトを探し始めた。


恭夜が目敏く見つける高収入な日雇いバイトは、悉くが曰く付き物件に入っているお店だったりする。



早苗が立ち去ってからもしばらくの間は情報誌をめくっていたが、隣に座る少女とテーブルを挟んで反対側にいる女性が見てきて集中力が途切れ始めた。

向こうは恭夜には見えていないと思っているから、一挙手一投足を見ていて居心地が凄く悪い。


「……うおっ!」

なんとなく少女の向こうにある鞄に手を伸ばして見たら、普通に触れてしまい思わず声を出している。


触れないものだとばかり思っていたようで、頬を撫でるように触ってしまい少々焦っていた。

向こうは向こうでびっくりしたようで、あーうーという声まで聞こえてくる始末。



「な、なにもないのに暖かい何かが……」

咄嗟にそう言って誤魔化しに入った。


少女はその言葉を信じたようで、当てられた手に自身の手を重ねて頬に押し付け始めていた。

もう一人の女性の方が慌てて少女を離そうと寄ってきたが、少女は嫌がって手を離そうとしない。



「暖かくて柔らかい何かが……」

話しかけるタイミングも見失い、されるがままになっていた。


『諏訪子、早くその手を離しな! 早苗に怒られるよ!』

ぐいぐいと諏訪子と呼ばれた少女の身体を引っ張っている。


『いーやーだー! 折角信仰してくれて、それなりの霊力持った子が来たんだから!』

恭夜の手を両手で握って離すまいと必死になっている。


『それでも私達が見えてないんだから失格だよ。信仰心があっても霊力がほとんどないんだから。次代の風祝を産む早苗をは、孕ませる事も出来ないだろうし』


『うわぁ、神奈子は相変わらずウブだねー。若くてこれだけあるなら十分上物だって。それに早苗に言って霊力の底上げをする特訓をさせて、私達が見えるようにすればいいだけだよ。飲み込みが早ければ一年かからないと思う』

そう言うとすりすりと手に頬を擦り付け始めた。


『それはそうだけどさ。早苗が、お婿さんを見つけました!って報告してきたから、どれだけ凄い奴なのかって期待してたんだけどねぇ。容姿は良い、性格も問題なさそう、だけど私達の声はともかく姿が見えないのはねぇ』


「いやいやいや、お婿さんとかないわマジで……あっ」

二人の会話を聞いていて思わずつっこんでしまい、しまったと思った時には二人が思いっきり恭夜の顔を見ていた。


『……神奈子、今の聞いた?』


『聞いたよ諏訪子』

恭夜の手を離したかと思うと、二人で身を寄せ合ってひそひそ話し始めた。


『もしかしたら見えて聞こえてるんじゃない?』


『それなら最初から早苗に私達について聞かないかい?』


『早苗には見えてないと思って聞かなかったとか?』

大正解だった。


『触れない存在だと思ってたから、諏訪子のほっぺに触ってビックリしてたとか?』

ズバズバと当ててくる二人はやはり凄い存在である。


背を向けて時折チラチラと恭夜を見ながら話しており、居心地がさっき以上に悪くなっていた。

ここまで来ると意地でも見えていない事にしたくなるのが恭夜。



「さてと、トイレ借りよう。東風谷さんに聞かないと」

とりあえず逃げるように部屋から出ていった。


………

……


「話は聞かせてもらった! 人類は滅亡する!」

そう言いながらドアを勢いよく開けて中に入ると、話し込んでいた二人がビクッ!と飛び上がらんばかりに驚いていた。


「いやー、MMRが復活するとかテンション上がるなぁ」

さっきまでの事はなかった事にしたらしい。


驚かされた事にイラッとしたらしく、急に諏訪子と呼ばれていた少女が立ち上がりグイグイと恭夜に近づいてきた。

何か悪戯を思いついたらしく、ニマーッと笑うと自身の顔を少しずつ近づけ始めた。



「……」

普通は見えない設定で行くと決めたのならばワザとらしく顔を背けたりする所だが、恭夜はそんな事はせず逆に顔を前に出していた。


『あうっ! いたたたたた!! 頭固い! この子、物理的に頭が固いよ神奈子ぉ!』

ごちん!と頭と頭がぶつかり、あまりの痛みに諏訪子はごろごろと転がり回っている。


『七夜月恭夜、恐ろしい子!』


「……」

この二人は神様なのかなぁ、と考えながらぼんやりとその光景を眺めている。


『……やー!』

しばらく転がった事で痛みが治まったらしく、涙目で睨みながら組み付こうと突っ込んできた。


「あ、そうだった。確か帰りにどら焼きを……」

座ったまま少しの動作で自然にかわし、どら焼きの入った袋を鞄から取り出している。


『ぐぬぬ……』


『いい加減私達も部屋に戻らない? 色々怪しいけど、いつまでもここに居るわけにはいかないよ?』


「……」

よく見るとかなり美人な神様?を心の中で応援している。


『……わかったよ。でもご飯食べたらまた来るからね』


『はいはい。これで本当は見えてたら私達の威厳とか木っ端微塵だよ』

そう呟くと二人は立ち上がって部屋から出ていった。


「つ、疲れる。見えてますよって言うのも今更だし、どうしようこれ」

自業自得である。



部屋で悩んでいても仕方ないと境内の方に出てみた。

異常気象なのか今年は全国で雪が降らず、積もらないので生活しやすくなっている。


そしてそんな事に興味がない恭夜はコートを着て紅いマフラーを巻き、暗くなった空を見上げてぼんやりしている。

半分以上欠けた月を見て、満月はまだ先だなと考えている。


「……」

月符『衛星砲』とか使えないかなーと考えているが、恭夜が使うには威力が遥かに足りない。


「……後でお守り売ってもらおう。会う度に霊夢から売り付けられるお守りは全部置いてきちゃったしなぁ」

一応ご飯関係で取り成してくれた事を感謝してくれているらしく、一般販売より二割ほど安くしてくれていたりする。


紅魔館の部屋にある机の一番下の引き出しに同じお守りがギッシリと詰まっており、最近は逃がすと決めた者達に三個は渡している。

流石の博麗の巫女お手製のお守り故か、道中下級の妖怪に襲われても一つにつき一度だけその妖怪を気絶させるくらいの効力はあるらしい。

人里に辿り着いた者達はそんなお守りをくれた恭夜に感謝をし、それを作った博麗の巫女にもかなりのお布施をして外の世界に帰っている。

一人だけ金銭的に損をするシステムになっているが、人里での恭夜の株が知らぬ間に上がっていた。



「明日は昼でも出ると噂の廃工場の警備のバイトか。日雇いでもめっちゃ給料いいし、がんばろ」

二月に入ってまだ七日も経っていないのに、既に三人も逃げ出していて随時募集になっている。


母屋の方から早苗に呼ばれる声がして、急いで向かっていった。

早苗は素で好意を持ってるだけで追体験はしていない、ちょっと愛が重いだけの女の子である。


恭夜の回りがチートすぎて、目立たなかったスペックの高さを外の世界で思う存分発揮。

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