第四話 聖与
ー前回のあらすじ
急遽鬼灯と修行することになった犬飼 魔虎。
ついに輪廻解錠の習得に成功する。その後一ノ瀬 千弥と名乗る謎の男から、聖与へのスカウトを受ける。
犬飼 魔虎の決断はー
犬飼 魔虎「聖与?」
一ノ瀬 千弥「そ!もちろん親父さんのことは安心してくれたまえ、ちゃんとこっちで新居を用意するさ!君は、聖与の寮で生活してもらうけどね。衣食住は保証する。」
犬飼 魔虎「ていうか、魔戒を滅ぼすための機関って、そしたら鬼灯はどうなるんだよ」
一ノ瀬 千弥「彼なら大丈夫!契約した魔戒は例外っていうルールだからさ!」
一ノ瀬 千弥「もちろん強要はしない。だが、君の親父さんを襲った魔戒をこの世に生み出した元凶に近づくチャンスだよ。」
その言葉に、犬飼 魔虎の瞳孔が開いた。
犬飼 魔虎「ッ…!」
一ノ瀬 千弥「どうする?」
犬飼 魔虎は即答した。
犬飼 魔虎「行く。絶対にそいつをぶっ潰す!」
一ノ瀬 千弥「そう来なくっちゃ!着いてきて」
森を出て、一ノ瀬 千弥の車に乗る。
犬飼 魔虎「一ノ瀬っつったな、何歳なんだ?」
一ノ瀬 千弥「ん?18だよ」
犬飼 魔虎(じゃあ免許取りたてか)
そうしていると、聖与につく。
一ノ瀬 千弥「さ、着いたよ。」
犬飼 魔虎「こ、これが…!?」
聖与は、犬飼 魔虎が思っていた何倍も大きかった。
土地面積…80万坪
一ノ瀬 千弥「ようこそ、歓迎するよ!今日からここが君の学舎、聖与だ」
鬼灯「にしてもクソ広いな」
犬飼 魔虎「うわっ!急に出てくんなよ!」
するとすごく知っている声がした。
犬飼 誠司「魔虎ー!!」
犬飼 魔虎の父親、犬飼 誠司が走ってきた。
犬飼 魔虎「親父!」
犬飼 魔虎「新居は用意するって言ってたけど…まさか、もう!?早くねぇか!?」
犬飼 魔虎はじっと一ノ瀬 千弥を見つめる。
犬飼 魔虎「お前、俺が断らないこと知ってたな?」
一ノ瀬 千弥「さぁ?どうだろうね!」
一ノ瀬 千弥はしらを切った。
一ノ瀬 千弥「そんなことより、まずは校長に挨拶しに行こう!」
犬飼 魔虎「はぐらかすな!」
犬飼 誠司とは一旦ここで別れ、校長室に向かった。
トントン
校長「入っていいぞ。」
一ノ瀬 千弥「失礼します。」
ドアを開ける。
一ノ瀬 千弥「彼がお話しした、犬飼 魔虎くんです。」
校長「おお、待っていたぞ。いきなりすまんな、私が校長、峨門 秀明だ。」
峨門 秀明には、優しい雰囲気の奥に、とてつもない威圧感があった。
威圧感に圧倒されて、目を逸らして言った。
犬飼 魔虎「お、おう…」
峨門 秀明「一ノ瀬くん、教室に案内してあげて」
一ノ瀬 千弥「もちろんです!」
犬飼 魔虎と一ノ瀬 千弥は、教室に向かう。
犬飼 魔虎「なぁ、気になってたんだけど、育成機関としか聞かされてなかったが、校長ってことは、ここ学校なのか?」
一ノ瀬 千弥「うん、4年制の学校だよ!とは言っても、年齢で学年が決まるわけじゃなくて、入校した時点で1年生になるから、同学年でも年齢は割とばらつきがあるんだけどね!そういう点は専門学校や大学みたいな感じかな!そして俺は4年!あ、ちなみに、聖与にも戦闘部隊や医療部隊など、色々な部隊があってね!卒業したら、その人が最も向いてる部隊に所属できるんだ!教師の中には、部隊に所属しながら教師をやってる人も多い!」(ペラペラ)
犬飼 魔虎「な、なるほど…」
教室につき、一ノ瀬 千弥がドアを開ける。
すると教室中の視線が集まる。
一ノ瀬 千弥「みんな!紹介するよ!彼は今日からみんなと同じクラスメイトになる、犬飼 魔虎くんだ!仲良くしてね!」
犬飼 魔虎(めっちゃ見てくる…)
癖強いメンツに挟まれて大変な犬飼 魔虎…
頑張れ、魔虎!
次回あたりからようやく一気に話が進んでいくので、お楽しみに!
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