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魔天道  作者: 外野透哉
13/21

第十三話 参謀

ー前回のあらすじ

 戦いは終わったが、残された克服すべき課題が明らかになった。

 そしてそれらを無事克服することはできるのかー

―辛島 迅・二階堂 千智サイド

自立強化訓練

斑目 瞬「どんどん来な。来ないなら、今度はこっちから行くから。」

 すると、斑目 瞬が技を繰り出す。

斑目 瞬「輪廻解錠(りんねかいじょう) 瞬華(しゅんか)

 斑目 瞬は、速すぎてまるで影分身でもしたかのように瞬間移動を繰り返しながら、辛島 迅・二階堂 千智に何発も攻撃を加える。

二階堂 千智(強すぎる…)

辛島 迅(これは…やばい…!)

 辛島 迅は、力を振り絞り技を繰り出す。

辛島 迅「輪廻解錠(りんねかいじょう)!」

辛島 迅「磁鋼収束(じこうしゅうそく)!」

 辛島 迅は、グラウンドの砂鉄や、鉄パイプなど近くの様々な金属を巻き上げる。しかし…

斑目 瞬「へぇ…それが敵に当たらなかった技かぁ。」

 斑目 瞬は、瞬間移動で辛島 迅の背後を取った。

辛島 迅(しまっ…!)

辛島 迅(あーくっそ…またこれかよ…本当俺は………)

 辛島 迅は、背後から斑目 瞬の攻撃を受ける。

二階堂 千智「辛島くん!!」

二階堂 千智(役割ってなんだ…?僕の…役割…)

 辛島 迅が立とうとする。

辛島 迅(くそ…何もできねぇのかよ…俺は…)

辛島 迅(また…何も…)



(辛島 迅の回想)

 辛島 迅、当時6歳。

子どもA「や、やめてよ…」

語り(辛島 迅)「自分で言うのもなんだが、俺は昔から正義感が強かった。子どもがいじめられてるのを見過ごせなかった。」

いじめっ子A「悔しかったら取り返してみろよ!」

辛島 迅(幼少期)「やめろー!!」

 いじめられていた子どもを助けるために、間に入る。どうやら、宝物のフィギュアを取られたみたいだ。

いじめっ子B「なんだおめぇ!」

 辛島 迅はいじめられていた子どもに聞く。

辛島 迅(幼少期)「俺、辛島 迅。お前、名前は?何歳?」

子どもA「鼠ヶ崎(ねずみがさき) 憂磨(ゆうま)…5歳…」

辛島 迅(幼少期)「そうか、憂磨。俺が守ってやる!」

語り(辛島 迅)「けど、現実はそう甘くない。あっさりやられてしまった…」

いじめっ子A「もういい、雑魚は引っ込んでろ!邪魔が入った。場所変える、憂磨を連れてくぞ。」

いじめっ子B「そうだな。」

辛島 迅(幼少期)「ま…て……」(バタッ)

 鼠ヶ崎 憂磨は連れて行かれてしまった。

語り(辛島 迅)「それから、誰にも負けないよう鍛え始めた。鍛えて鍛えて鍛えて、14歳になった頃…俺の目の前に磁仙じせんが現れた。なんとしてでも強くなってやるという想いで、契約を交わした。」



辛島 迅「負けてたまるか…」

斑目 瞬「ん?」

辛島 迅「もうあんな思いは嫌なんだよ!!」

 辛島 迅が立ち上がった。

二階堂 千智(辛島さん…)

二階堂 千智(僕の役割……役割…)

二階堂 千智(ッ…!そうか!)

二階堂 千智「輪廻解錠(りんねかいじょう) 先見(せんけん)めい

二階堂 千智(見極めろ…先生の未来を!)

 二階堂 千智の視界が一瞬だけ歪み、光景が割れるように二重に重なった。次の瞬間、辛島の背後に斑目が現れる未来が視えた。

二階堂 千智(ッ…!そこだ!)

 二階堂 千智は、斑目 瞬が辛島 迅の背後に瞬間移動し、辛島 迅に攻撃する未来を視た。

二階堂 千智「辛島さん!後ろに磁厘爪!」

辛島 迅「輪廻解錠(りんねかいじょう)…」

斑目 瞬「ッ…!!」

辛島 迅「磁厘爪(じりんそう)

 辛島 迅は、後ろに向かって磁厘爪を放ち、斑目 瞬に攻撃が当たった。

斑目 瞬(こいつら…もう言うこと無しか…)

 斑目 瞬は、少し嬉しそうな表情を見せた。

二階堂 千智(僕の能力は決して戦闘向きじゃない。にもかかわらず、無理に戦闘に参加しようとしていた。だからすぐ返り討ちにあう。もちろん、ある程度の戦闘力は必要。じゃなきゃいざという時自分を守れないから。でも!まずは役割を考えろ…!体は追いつけなくても…思考は追いつくんだ!これが僕の役割…)

二階堂 千智(僕は参謀として…戦場を支配する!!)



ー水無瀬 雫サイド

水無瀬 雫「こめんなさい…ごめんなさい…」

 水無瀬 雫は、催音 美穂に幻覚を見せられ、ネガティブに陥っている。

催音 美穂(あぁ…この子は重症だ…)

 催音 美穂の幻覚は、実体があるものも出せる。

犬飼 魔虎(幻)「お前のせいだ…」

梶 才牙(幻)「お前がいるから…」

 犬飼 魔虎と梶 才牙の幻覚が、水無瀬 雫の首を絞める。

水無瀬 雫「……なさい……め…なさい…ごめん……なさい…」

催音 美穂|(これは…どうしたものか。)

水無瀬 雫(私は…いっつもこうだ…なんで私は…)

犬飼 魔虎(幻)「お前なんか…産まれてこなければよかったんだ…」

水無瀬 雫「ッ…!」

 犬飼 魔虎(幻)のこの発言で、水無瀬 雫は先の戦いで戦闘現場に向かってる時、犬飼 魔虎に言われたことを思い出す。



(水無瀬 雫の回想)

 先日の初任務にて。

水無瀬 雫「不安だ…私なんか、役に立てるのかな…?」

犬飼 魔虎「そんな思い詰めなくていいんでない?誰がなんと言おうと、水無瀬は水無瀬なんだからさ!」

水無瀬 雫「犬飼くん…」



水無瀬 雫「……わけ…ない…」

催音 美穂「え?」

水無瀬 雫「言う…わけ…ない…!」

 水無瀬 雫は、首を絞められながらも、なんとか声を絞り出す。

水無瀬 雫「私は…"本物"…を…知って…る…」

水無瀬 雫「輪廻(りんね)(かい)(じょう)…」

水無瀬 雫「水蓮華(すいれんげ)…!」

 犬飼 魔虎と梶 才牙の幻に攻撃し、なんとか首から手を離させる。

水無瀬 雫「あんなに…優しい言葉をかけてくれた犬飼くんが…そんなこと言うわけない!!梶くんだって!」

催音 美穂(意外と早かったね。)

水無瀬 雫「輪廻解錠(りんねかいじょう) アクアリウム!」

 水無瀬 雫は、犬飼 魔虎と梶 才牙の幻覚を閉じ込める。

水無瀬 雫「水蓮華(すいれんげ)!」

 アクアリウムの中に水蓮華を出して攻撃し、犬飼 魔虎と梶 才牙の幻は消滅した。

水無瀬 雫「彼らの侮辱は…私が許さない!」

催音 美穂(おそらくまだ完全に克服したわけじゃない。けど…)

催音 美穂「やるじゃん!」

ちなみに、一昨日の11月22日は、魔虎の誕生日です!

もちろん現実と時間軸が違うので、物語の中ではまだですが、魔虎の誕生日は11月22日(いい夫婦の日)で、

ちなみに雫の誕生日は11月15日(七五三)で覚えてください!

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― 新着の感想 ―
修行回でした。 ゜+(人・∀・*)+。♪ これで勝つる。 皆、パワーアップ♪
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