プロローグ
俺が、今おかれている状況を一言で表すとピンチの一言に尽きる。
なぜなら、目の前に、ピンク色のアレ
不定形のウニョウニョしているRPGでおなじみのスライム
スライムなのになんでピンチかというと、でかいからだ。
どれくらいかというと、5メートルくらい。
しかも、15匹もいる。
何故こんな状況になったかというと・・・・・
「グッモーニング」
俺は、臼井 修平起きるときに、ハイテンションになるのが癖だ。
しかし、今日は、そんなハイテンションも長くは続かなかった。
何故なら、見渡す限り、鬱蒼と茂る木しかなかったからだ。
木がないのは、俺がいるこの祭壇らしきところだった。
しばらく周囲を観察していた。
そして、
「ええと・・・。ここはどこだ?」
とつぶやいたとき、
俺は、頭の中に流れ込んでくるものを感じた。そして、ここが聖グランク王国の東 にある大山脈の麓の樹海にいると判った。
それと同時に、俺に起きたことが理解できた。
一つ目が、能力の発現。おれの能力は、物質の意図的な変質・変成だ。つまり錬金 術のようなものだ。
二つ目が、姿の変化。俺は、もともと黒髪で短い髪だったが、今は白髪で長髪にな っている。
三つめに、ここが異世界だということだ。
しかし、聖グランク王国という知らない国にいる理由は判らなかった。
だが、考え込んでも仕方がないので、俺は、遠くに見えた山とは反対の方向に進み 始めた。
歩き始めて2時間くらいたった頃だった。急に、足元が崩れた。そして冒頭の状態になった。
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