表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

鈴緖

作者: りん

賽銭箱の前

2人ならんで手を合わす


鈴緖をひいて鈴を鳴らす私の左に

あなたがいる


同じタイミングで仁礼して

あなたは何を願ったの?


おもかるいしを持ち上げて

「やっぱり無理か…」って

何を願ったの?


水のおみくじ枝に結びながら

あなたが言った…

「おみくじなんて やるもんじゃない…」って


「ひとつしか行けなくてごめんね」って…

「一緒にいられるだけでいい」って…

一緒にいられたら それだけでいいはずなのに

なんで こんなに淋しいんだろう

なんで こんなに苦しいんだろう


鈴緖をひいて鳴らした鈴の音…

また あなたの隣で鳴らせる日が来たらいいのに…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ