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ある娼婦の一生

 一人の娼婦がいた

 信じていた人は帰らず

 その愛の代償に全てを失った女は

 偽りの暖かさを求めてその体を男に捧げる


 彼女は恐れていた

 また 人を愛する事に

 だが 心は男を求める

 一人で寝るにはあまりにも夜は冷たいから


 そんな彼女がついに恋をした

 溺れてく

 壊れてゆく

 狂ってゆく


 それは彼も同じこと

 体を求め

 心を求め

 そして二人は愛し合った


「殺して」

と彼女は彼に言った

「私は貴方を愛するには汚れすぎているから」

と泣きながら言った

 だが彼は

 優しく彼女を抱きしめて彼女の申し出を拒否した

 それがなによりも彼女にはうれしかった


 一人の娼婦がいた

 彼女の娼婦としての人生は終わった

 今は一人の主婦として

 当たり前の幸せに包まれながら新しい人生をおくっている

これを作ったのは2001年だったりする。

ゼラと絵梨のゴールはこんな所にあったりするのかと思いながらUP。

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