春。それはクラス替え。
「啓ちゃん!!また俺ら同じクラス!!」
「うるさい、そんなこと知ってるって、あと抱きつくな・・・」
そんなことを話していると・・・
「よう、また同じクラスだな。」
そう言いながら暁がやってきた。
「ああ、そう言えば先生が俺らとクラス違うぞ。」
「そうなんだよ!!ちょっとさびしいかも!!」
なんて言いながら暁の後ろから先生こと仁美がやってきた。
そうか、今年はいつものグループじゃないのか。
と、ちょっと思ってたら、
「基司、行くぞ。」なんて言われた。
俺、斉藤基司は啓ちゃんこと西川啓人の恋人である。
こう言う時に手を握ってくれるのはかなり嬉しい・・・けど
「おお!!お熱いねえ!!お二人さんよ(笑)」
こう、仁美が茶々を入れてくるからちょっと迷惑だ・・・
だけど、仁美は何かといい相談相手だ。
「私だって恋する乙女だもん。基司だってそうでしょ。」
啓ちゃんと付き合う前に仁美に相談していたころに言われた言葉だった。
正直仁美の相談のアドバイスはかなり俺の思ってたことと同じだったから、
つい気になって聞いてみたときに言われた言葉だった。
暁だって冷やかすけど実は啓ちゃんの相談役だったらしい。
そういや、仁美の好きな人って誰だろう?
まあ、そんなことより今はクラスに行こう。
「おはよ――。」
「「「「「「おはよ。」」」」」」
そうして、俺たちの受験生活が幕をあげた。
「俺は稲葉和樹だ。去年も学年は同じだったから知ってるよな。皆受験がんばれよ。」
「私は副担の山木明子よ。稲葉先生とまた同じクラスだから知ってると思うよね?皆受験がんばってね」
げ、・・・またこの担任たちかよ・・・
去年同じだったからな・・・
さすがにあきたかも(笑)
そう思ってたら啓ちゃんから手紙が来た
[また同じ担任かよ(笑)]
ちょっと笑ってしまうと同じになんか楽しい。
「何笑ってる・・・基司。」
げっ!!うれしさかみしめてたらばれた!!
皆に笑われる・・・
う~・・・恥ずかしい・・・
俺らのスタートなんてこんなのだとよくわかった・・・




