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殺し屋JK、ターゲットは父親でした。  作者: 椿原菜湖
殺し屋JK、ターゲットは父親でした。勝浦編1
34/69

34短くてごめんなさい

ロルバンが、敵?私はその場で硬直してしまった。

「ほんとに言ってんの?」

コアの体験談が本当のなら、ロルバンは敵になってしまう。

ロルバンの声は特徴的で、声を聞けば誰でもすぐにロルバンと判別がつく。

「それで、ロルバンの電話相手って、誰なの?」

私は話の核心をついた。コアは目を細めた。

「それが、俺もよく聞き取れてなくて‥‥。」

コアは腕を後ろに回して笑いながら答えた。その姿にイラつきを覚えた。

「はぁ?何やってんだよ。」

私は、コアの肩を叩いた。

「いった〜!ごめんて!」

私はさらにイラついた。これ以上コイツと話してても自分がイラつくだけ。私は彼のことを無視した。

「はぁあ!」

コアの仕事ぶりにため息をつくしかなかった。コアはたまに抜けているところがある。家の鍵を持ってこいと言ったのに自転車の鍵を持ってきたり。

しかし、彼は仕事となると別。別人のように人格が変わる。集中度が一気に上がるのだ。仕事ではそんなことしないと思っていたのに。

コアはしょんぼりと下を向いていた。とことんめんどくさいやつだな。

私は少し声を優しくするつもりで言った。

「‥‥ロルバンが敵だとしたらラビアサの可能性が高いな。まだ確定したわけではないけど。」

私はパソコンに情報を打ちながら独り言のように呟いた。

コアのことはさておき、現状で分かっている情報を整理すると、ロルバンと悠仁が兄弟である可能性が高い。そして、そのロルバンが今回のターゲットである白川春綺の仲間の可能性が高い。

色んな人間が混ざり合って訳のわからないことになってきた。

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