34短くてごめんなさい
ロルバンが、敵?私はその場で硬直してしまった。
「ほんとに言ってんの?」
コアの体験談が本当のなら、ロルバンは敵になってしまう。
ロルバンの声は特徴的で、声を聞けば誰でもすぐにロルバンと判別がつく。
「それで、ロルバンの電話相手って、誰なの?」
私は話の核心をついた。コアは目を細めた。
「それが、俺もよく聞き取れてなくて‥‥。」
コアは腕を後ろに回して笑いながら答えた。その姿にイラつきを覚えた。
「はぁ?何やってんだよ。」
私は、コアの肩を叩いた。
「いった〜!ごめんて!」
私はさらにイラついた。これ以上コイツと話してても自分がイラつくだけ。私は彼のことを無視した。
「はぁあ!」
コアの仕事ぶりにため息をつくしかなかった。コアはたまに抜けているところがある。家の鍵を持ってこいと言ったのに自転車の鍵を持ってきたり。
しかし、彼は仕事となると別。別人のように人格が変わる。集中度が一気に上がるのだ。仕事ではそんなことしないと思っていたのに。
コアはしょんぼりと下を向いていた。とことんめんどくさいやつだな。
私は少し声を優しくするつもりで言った。
「‥‥ロルバンが敵だとしたらラビアサの可能性が高いな。まだ確定したわけではないけど。」
私はパソコンに情報を打ちながら独り言のように呟いた。
コアのことはさておき、現状で分かっている情報を整理すると、ロルバンと悠仁が兄弟である可能性が高い。そして、そのロルバンが今回のターゲットである白川春綺の仲間の可能性が高い。
色んな人間が混ざり合って訳のわからないことになってきた。
「




