受付の人の頼みを解決したら王都に呼ばれたよ
第二十四話受付の人の頼みを解決したら王都に呼ばれたよ
前世の因縁にケリをつけた私はミアと桜さんの家に向かった。
ピンポーン
「ゴホッゴホッ、どちら様ですか?」
私とミアは桜さんに受付の人に頼まれたことなど今までの経緯を話した。
「そうですか、ありがとうございます。マヤ(異界の扉の受付の人)には『私は大丈夫だからそんなに心配しなくていいよ、また遊ぼうね』と伝えていただけると嬉しいです」
私が了承するとミアが薬の色を強調して説明した。
「袋の中に風邪などに効く薬も入っているから"青色のパッケージ"の薬は絶対に飲んでよ」
「青色ですか、分かりました」
桜さんに薬を渡した私たちは受付の人に報告するために異界の扉に戻ることにした。
「ねえミア、強調してた青色のパッケージにはどんな薬が入ってるの?」
「あれはこの世界以外の病気に効く薬だよ。とは言っても症状はこの世界の風邪ぐらいだからすぐ元気になると思うよ、薬さえ飲んでおけばね」
「飲まなかったらどうなるの?」
「一ヶ月トイレとお友達になるほどの下痢、腹痛そして頭痛に小指がものすごくぶつけやすくなるぐらいで別に死にはしないかな」
「最後の小指のやつってもしかして呪いの類?」
「いや風邪」
「異世界の風邪ってすごいな。絶対これ以外にもあるよね。薬とかはこっちの世界でもあれ以外あるの?」
「こっちの世界だとあれ以外でも軽い症状のものぐらいだね。重い症状のものは今研究中みたいだよ」
私はミアに色々と質問しながら歩いている時、やり返したことを思い出したら心が少し軽くなっていることに気がついた。
「そういえばやり返したから少しはスッキリしたんじゃない?」
「スッキリしたよ少しはね……でも本音を言えば一発ぐらいぶん殴りたかった!!」
「また今度やればいいんじゃない? いつでも狙えるんだから」
「いつでもって、一体何をしたのミア」
「チョチョイとGPS的な物をね」
そして異界の扉に着いた私とミアは受付の人に桜さんの様子を話した。
「そうですか……薬を飲めば大丈夫なんですね。私的なことで動いてもらってすみません、社長にお伝えした結果お二人に感謝したいと言われまして……えっと、今すぐ王都に来てほしいと。申し訳ありません本当に私のことで動いてもらってばかりで」
「いえ、謝らないでください。私にとってもいいことがありましたので、むしろこっちが感謝したいぐらいですよ」
「……そういっていただけるとありがたいです。王都までの代金は私が立て替えますのでご安心を」
レンたちにもこのことを伝えるために走った。
子供たち「二人が帰ってきた〜!!」
「……レンはなんでサイレントウルフの姿で子供たちを乗せてるの」
「乗りたいっていうから乗せたんだよ。懐かれたんだから仕方ないだろ、あの笑顔で頼まれて断るわけにもいかねぇし」
「ありがとう、レン。子供たちの相手をしてもらって」
「それならちょっとは豪華な飯にしてくれよな」
「約束するよ」
私はレンと約束し、王都に行くことを説明した。
するとレンが
「こいつらを送り届けたら追いかける」
そう言って子供たちと歩いて行った。
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