最悪のエンカウント
第二十三話最悪のエンカウント
受付の人の友達の桜さんに渡す物を私は値段の上がり具合に驚きながらも桜さんの好きなプリンを買って桜さんの元に向かうことになった。
その道中私は見た私の父親と私がいじめられるきっかけになった発言をしたクラスメイトが仲良さげに歩いているのを。
特にクラスメイトの方に腹が立った。
私にあれだけ『お前が同性好きなのは異常だ消えろ』なんて言っておいて……自分はいいのか。
普通に考えれば仲良さげに歩いてるからと言って付き合っているとは限らないのだから、そう自分自身に言い聞かせた途端に
「へえ、恋人繋ぎするんだ」
私は堪忍袋の尾が切れそうになった。
「ねえミアあの二人」
私はミアに父とクラスメイトのことを詳しく話した。
「仕返しぐらいならいいんじゃない? でも怪我させるのはダメ、あんな人たちのためにラウダが捕まるのは」
「大丈夫今の私は別に捕まるようなことはしようとは考えないよ。やるとしても二人の昔やった悪事にちょっと尾鰭と背鰭をつけて話すぐらいだから」
それであの二人が険悪になってくれれば多少の嫌がらせにはなるでしょ……多分
今の姿を利用しない手はない
トコトコトコ
「ねえお兄さんたちって付き合ってるの?」
この姿・ポージングを見よ!!
今の小柄でかつ可愛らしさ姿でやらないとものすごく恥ずかしいやつだ。
後ろで両手を組んで背後からチョコンと飛び出して顔を傾げ上目遣いで話す
(これはあくまでラウダの考えですby作者)
だけどこれでこの二人が険悪になるのなら恥ずかしさなんてどうでもいいっ!!
「付き合ってるって聞かれても……どうなんだろうね河谷くん」
「悩むまでも付き合ってるだろ俺たち」
ならば初手は父からだ。恥じらいを捨て全力の笑顔でドン底に叩き堕とす!!
「そこのダンディなおじさま私恋人の友達から聞いたんだけど虐待してたってほんと?」
父は性格上
「いやいやあれは虐待じゃなくて教育なんだよ。僕のおかけで息子は心身共に成長したと言っても過言じゃないのさ。手をあげ罵詈雑言をいうのは世間一般では虐待なのだろうが僕の場合は人生を良くする教育なのだよ」
こうやって自慢する
「佐久間さん……それは流石に、ダメでしょ」
お前が言えた口か!!
……よしっ我慢できた
クラスメイトの河谷圭介が父に軽蔑の視線を送っている
もっとだもっと険悪になれ!!
絶対私が周囲から嫌われるだろうが知ったことかだって復讐は自分が満足するためにやるんだからな!!
私こんなキャラじゃなかった気がするけど仕方ない
今度お前だ河谷!!
「そういえばお兄さんのこと何かの動画で見たんですけど……」
「俺ってそんな有名君良い目してるね」
「あっ、思い出したネットでクラスメイトを虐めてる動画が拡散されて炎上してたお兄さんだ!!」
河谷の取り巻きの桑津のやつ三年前とはいえ良い仕事しやがって実際に炎上したて驚いたぞ
「あれ〜お兄さん知らないの? ホラこれ」
「……河谷くんが虐めてるの映像見る限り僕の息子なんだけど……どういうこと」
「このクソアマその動画消しやがれっ!!」
「消しても無駄だよ。知ってるでしょネットの海に一度流れれば確実に消すことは出来ない。必ず誰かしらが見て記録して拡散してまた広がる。そういえばお兄さん制服見る限りこの時"高校生"だよね。通報……しなきゃね、おじさまも一緒にね」
「僕は通報しても無駄だよ」
「それがね無駄じゃないだよ。さっき話した友達が交番に『これは虐待かって聞きに行った時上の人と話して詳しく聞かれた。次何かあったら捕まえる』って言われたって私聞いたんだけどなぁ……あっそうだ警察の人に聞いてるね」
「そいつ誰だ教えろクソガキ!!」
私は二人の攻撃を全て避け、通報した。
そして二人は逮捕されたのだ。
「「思ってたんと違うんだよ!!」」
そんな声が聞こえたようで……ものすごくいいきみだ。
「それじゃ桜さんのところに向かおうかミア」
別に殺したり痛めつけるだけが復讐じゃない私にとっての復讐は幸せになること。
そして私とミアは桜さんに会いに向かった。
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね
なんだかこの話はサラサラと書けました




