表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わってしまったこの世界で  作者: 中井ひかる
守りたかった大切なもの
14/27

守りたかった大切なもの5

ファイル5 『反抗期』

最近チカさんが夜遅くまで帰って来なかったり、次の日の朝まで帰ってこないということがありました。

最初は夜12時までには帰ってきていましたが、どんどん時間は伸び、次の日の朝そのまま学校に行って夕方帰ってくるような事もありました。

「おかえりなさい。」

と私が言うとチカさんは

「ただいま。」

と言ってくれるのですが、どこか悲しそうな雰囲気な気がします。

このころの私は人間並みの感情を備えていたのでこのことをタケシさんに報告するべきか迷いました。

タケシさんは仕事で職場に泊まることが良くあり、あまり家に居ないためこの事を知りませんでした。

このことを報告したら私とチカさんの間にはとても深い溝ができてしまう気がしたので言うことができませんでした。

ある日タケシさんにそのことがバレてしまいました。お父さんは怒るのではなく悲しそうな顔をして

「どうして、そんなことをしたんだい?」

とききました。チカさんは、

「家に帰ってきてない父さんには関係ないでしょ!父さんだって同じ様なものじゃん!」

と言い部屋に戻っていってしまいました。

お父さんは何も言えずに悲しそうな寂しそうな顔をしていました。

これが反抗期というものなのでしょうか?反抗する理由が私にはわかりませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ