表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わってしまったこの世界で  作者: 中井ひかる
守りたかった大切なもの
12/27

守りたかった大切なもの3

ファイル3 『恋』

チカさんも中学生になりました。

小学校の卒業式でカケルくんに告白してOKを貰って毎日上機嫌です。

卒業式の前の日に私が省電力モード(人間で言うなら睡眠…でしょうか?)を取っているとチカさんが

「起きて!ミコト!どうしよう…断られたらどうしよう…」

と叩き起こすなり言われました。正直迷惑でしたが

「後悔の無いようにしたらいいのでは?」

と私は言いましたが

「わかってないなぁ…ミコトは…ロボットだし仕方ないか…」

と言われました。そう言うなら最初から言ってきてほしくないと思いました。これが感情なのでしょうか…?

その頃からチカさんは私ではなくハルマに話しかけるようになりました。感情の無いハルマなら黙って話を聞いてくれるからでしょうか?私は前まではチカさんに省電力モードの時話しかけられるのが嫌でしたが少し…寂しい(?)ような感じでした。


ある日のことでした。チカさんが学校から泣きながら帰ってきました。ハルマとの話を聞くとどうやらカケルくんが浮気していたらしいのです。生存本能に従うなら多くの女性と付き合い子をたくさん残したほうが良いはずなのに何故でしょうか?これが『恋』というものなのでしょうか?私にはまだわかりません。

※この恋愛や交際に関する考え方はハルマのものであり筆者の考え方ではありません


遅くなって大変申し訳ありませんでした。リアルが立て込んでいてなかなか執筆できませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ