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『僕がいた過去 君が生きる未来。』本編  作者: 結月てでぃ
白銀の少年の嘆く愛の願い

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13/210

白銀の少年の嘆く神様の約束を

「あ……」

 次に起きたら僕は一人だった。周りには、死骸ばかり。夕焼けも、闇も、エディスさんも、いなかった。

 じんわりと涙が目に浮かび、それが膝に落ちそうになった時に、あれは来た。

「え?」

 ぷかりと、光が落ちてきた。それは、僕の分からないものだった。

「あな、た?」

 キラキラと光った、人だった。僕に分からない言葉でその人はなにかを言った。

「え? ごめんな、さい。僕には、分からない」

 僕が分からないのだと気付くと、その人は悲しそうな顔をした。その顔がとても悲しそうで、気付いたら僕は口を開いていた。

「いつか、いつか……分かるように、なるからっ。だから、悲しそうにしないで?」

 手を伸ばしてぎゅっと抱きつくと、優しく髪を撫でられた。

「ごめんなさい。僕、頑張るから」

 ぱんっとはじける。抱きしめるようにすると、その光は体の中に入ってきた。

「……生きよう」

 結局、最後に残ったのはそれだけだった。生きる。それ、だけ。

「生きよう。苦しもう」

 いつかまた。またいつか。会えると信じて。

「……さようなら、ドゥー」

 さようならは、久しぶりに続くものだから。愛してたよりも、これを置いていくよ。

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