表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

天使の羽

作者:みーたんと忍者タナカーズ
 
 中塚総合病院の屋上から沙希の母奈菜が飛び降り自殺をする。
 同乗者の娘沙希が自動車事故にあい車椅子生活になったことを苦にしたものだろう。
 事故の時沙希の体に虐待の痕があった。
 みんなは父親拓海を疑う。
 それは奈菜に接する態度などからだった。
 沙希は母が飛び降りた時天使の羽がふっていると言った。
 そしてその日から不思議なことが起こり始める。
 沙希はいろんな人に力を与えていくようになる。
 中塚病院で落ちこぼれのひなた。
病院の娘に生まれながら介護士をしてることに劣等感を抱いている。
 ひなたは沙希といる時人の背中に羽がはえて見えるようになる。
 それはその人の気持ちのバロメーターなのか?
 翼を羽ばたかせてる者は次々に退院していく。
 ひなたの姉のみさきは奈菜の自殺が自分のせいと責めていた。
 そんな時突然フィギュアスケート界のスター翔太が入院してくる。
 翔太は靭帯を切り選手生命を危ぶまれている。
 そんな翔太の介護をひなたが担当することになる。
 苦悩するリハビリ。
 そんな中ひなたと同期の介護士鈴音に翔太は関心を寄せる。
 鈴音はかつてフィギュアの選手だったのだ。
 挫折して介護士をしていた。
 翔太との出会いでふと訪れたスケート場で鈴音はまるで翼がはえたかのように4回転ジャンプをきめる。
 それをたまたま見ていた畠山コーチ。
 鈴音を迎えに病院を訪れる。
 一度は逃げ出したスケート。
 戻りたくない鈴音。
 説得しスケート界に戻るがなかなか4回転ジャンプを飛べない。
 奈菜の自殺を引きずるみさきは外科の道でなく心療医をめざす。
 そこで恋人を捨て政略結婚をするように迫られる。
 それを受け入れるみさき。
ひなた一人反対する。
 そんな日々の中翔太が退院し鈴音とともに練習を始める。
 オリンピック候補の翔太。
 それでも手術後4回転ジャンプが飛べなくなっている。
 オリンピックを賭けた試合。
 翔太は優勝。
 鈴音もまた4回転ジャンプをきめる。
 それをたまたま観戦していた沙希に奇跡が起こる。
 沙希は車いすから立ち上がったのだ。
 それを見た鈴音は試合を忘れ沙希を抱きしめてしまう。


 母親奈菜による虐待だった。
 拓海は実は奈菜から沙希を救おうとしていたのだ。
 登場人物が偶然の出会いによってそれぞれに成長を遂げていく物語。
第4章 赤い靴 1
2020/03/16 16:00
第4章 赤い靴 2
2020/03/17 16:00
第4章 赤い靴 3
2020/03/18 16:00
エピローグ 1
2020/04/15 16:00
エピローグ 2
2020/04/15 17:00
エピローグ 3
2020/04/15 18:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ