この世界の言い継がれと伝説の
始めての投稿です、一人でも多くの読者様を夢中にさせたいので、ご意見ご感想、お待ちしております! ……お待ちしております!!(ダメ押し)
―――かつてこの地には、最強と呼ばれた男がいた。―――
その男は、有を無とさせる圧倒的な力を持ち…
物事の始まりから終わりを知る強靭な知能を持っていた…
その男の名は…
…その瞬間、パチンッという音と共に、明かりと一人の白髪の少女が現れる。
「…何やってるの~?」
「スタァァァァッッッッップ!!!!」
ここは、とある世界の裏側…の裏側に位置する世界の、ごく普通の一軒家である。
「ハァッ…ハァッ…テオ、いつからそこにいたの…」
黒い髪にピンクのメッシュが目立つ13歳程の男の子は、5000メートル走を走り終えた直後の様に息を切らしながら呟いた。
「―――かつてこの地には、最強と呼ばれた男がいた―――からぜーんぶ聞いてましたヨ~♪」
と言うのは、白い髪が所々ハネている11歳程の女の子だった。
「アジャも好きだよね~自分盛り♪ でもね~、アジャがそうやって誇れるのって、チェイストリに関してだけなんだよね~☆」
説明しよう、チェイストリとは、いわゆる"しりとり"と"鬼ごっこ"を
合わせたような遊びで、相手に触れるときに"しりとり"をするので、
足の速さと、頭の回転の速さが必要になってくる。
「試験の点数もあまり良くないのに、何でチェイストリの時だけあんなに言葉が出てくるのか、不思議でたまらないよ~(笑)」
その言葉にアジャは机を叩き、目を見開いて、こう口にしたのだった…
「勉強など将来何の役にも立たん!それより男は体を鍛えろ!」
「その『勉強』を1ミリも頑張ってないアジャが言えることじゃないと
思うけどね~☆」
「ウッ…!」
と、わざとらしく呟いた後、しばらくして突然テオを襲ってきた。
いわゆる"逆ギレ"である。
「全く~、いつまで経っても子供ですな~アジャは♪ …仕方ない、あまり使いたくはないけど~…」
そう言ってテオがアジャに手を向けた瞬間、目は輝き、白い髪は少々逆立ち始めた。
「あっちょと待tt」
アジャはそこで冷静さを取り戻したが、もう遅かった…。
《スピナー》
テオがそう言い放った瞬間、アジャの足元の地面から魔方陣のような光が浮き出て、そのままアジャを包み、光は天高く上がった…
「ハラハレハラハレ…』
光が消えたあと、その場に残されたアジャは、ただクルクルと回っていた。
どうやらこの魔法(?)は、対象者を強制的に回転させ、目を回させるという、
なんとも恐ろしいものだったのだ…
「悪い子にはお仕置きだヨ~♪ しばらく回ってなさい~…!」
常に波乱万丈なこの二人、アホの子アジャと、マイペースで可愛すぎるテオ、
二人のこれからがとても楽しみです。
では、これからの素敵な物語に乞うご期待を!!
「…おい、アホの子って何だよアホの子って…最強にて最凶、世界のアジャ様とは俺の事y」
「もう一回回してあげても良いんだよ~?」
「アッ、スンマセン」
まずは、この話を読んでくださってありがとうございます!!
どうだったでしょうか? まだまだ素人なので、出来ていない部分や、自分の世界に入ってしまって
いるところも多々あると思いますが、自分はドンドン成長していきますので、暖かい目で見守っていて
ください!!m(_ _)m