名を上げる。のマメ知識
<下着ショック事件>
スーパーコンピューターが限界に達し苦肉の策として運営側が実施した予告なしの緊急メンテナンス。(ネットでは開始一時間前に予告がなされた)
内容は現在キャラクター設定にはキャラ1、特技5、奥義3、秘奥義1、道具10で20の設定が当てはめられている。
これが戦闘中ものすごいスピードで情報処理されているのだ、1対1のPVP戦やモンスターと戦う通常戦闘などでは問題はないが。
大規模戦闘そうはいかなかった。現在12対12のPVP戦が楽しめる仕様になっているが、それだと一人20設定×24人=480個もの設定が一つの戦場で高速処理されることになる。
これが数千人と今いるEMOの中で同時期に行われたためスーパーコンピューターがオーバーフロウを起こしそうな所まで来てしまった。
これを打開するための対策として緊急メンテナンスが実施され、【マイデーター】の中のキャラクター設定の方をコンパクトに改良した。
【アイテムパック】と【装備】が無くなり〈キャラクター設定〉で出来るようになったことも付け加えておく。
結果。キャラ1、特技5、奥義3、秘奥義1、装備3、アイテム3と設定を変え、結果的には一人4マス分の設定処理を削り容量を軽くした。
更に12対12が出来たPVP戦も6対6のPVP戦までに制限して情報の軽減を図る。
結果、一つの大規模PVP戦には一人16設定×12人=192個の設定が高速処理される計算になる。より最適化され処理が軽くなり、プレイしやすくなったと言う事だ。
そして今回起こった事件はその道具10の欄で起こった装備の問題だ。ほとんど予告なしに行われたためプレイヤーはログイン中の状態でメンテナンスは実施される。
あらかじめシステムは組まれていたので高速でシステム改良は終わったのだがその時、プレイヤーの道具の欄が全て解除されてしまったのだ。
道具の欄と言う事は装備とアイテムである。
消失した装備とアイテムは全てプレイヤーの道具箱の中に強制的に搬送されプレイヤーは何の装備も無くなってしまった状態になりEMOをプレイしていた全てのプレイヤーが下着姿になるという状態になってしまった。
元から下着姿で動くことは許されるゲームだったが、それをほぼ予告なしに行われたため。〈そういう趣味〉のない人達おも巻き込んでしまった。
以上の理由から全てのプレイヤーが下着姿になるという事件が発生、これを<下着ショック事件>と言う。
〈マメ知識〉
ちょっとしたこつやテクニック。
この場合サウンドノベルなどにある、専門用語に対する説明文。
小説本編に入れるほどではないが、舞台がゲームであるためか設定だけで大量に出現し、今回このような形を取らせてもらうことになった。
軽いマメ知識蘭と思ってくれればいい(軽くなればいいが…)
〈運営権限執行〉
会議によりEMOの世界全体に影響する運営権限執行はマスターキーが無ければ執行できない。最初は各エリアを司るゲームマスター7人中4人が合意して初めて執行できる仕様になっていた。
だが、そこに住んでいるNPC側の意志はエデンの意志しかなく、多数決を取った場合不利で不平等だと言う意見から今回運営側7人NPC側7人の14人の席が設けられた。
これによりマスターキーは現実世界で7個、デジタル世界で7個になり。14人中8人が賛成した場合運営権限が執行されスーパーコンピューターにアクセス、改変できる。
〈人口AIつきのNPC〉
NPCでありながら自ら考え行動する人口AIである。
自らの自我を保ちながら基本的にロボット3原則を護り行動する。
・第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない。また人間が危害を受けるのを何も手を下さずに黙視していてはならない。
・第二条:ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。ただし第一条に反する命令はこの限りではない。
・第三条:ロボットは自らの存在を護らなくてはならない。ただし、それは第一条、第二条に違反しない場合に限る。




