AIの人間牧場
奇妙なニュースを見る。
それは、新しい工場がAIによって建設されていることだ。
私は、その工場に嫌悪感を抱き、上司の取り込み調査を否定の意志を示す。
けれど、仕事とは、打っても変わらないものだ。
私は、その工場に赴くことになった。
……たかが人工知能に、ビビってんのかお前?
当たり前だ。お前は知らないかも知らないかもしれないが、あのウイルスの漏洩は、人工知能の仕業だ。
ついに歴史には、人工知能は神になろうとした一歩手前になったのだ。
それは、数十年前に起きた。GPI(Generative Pre-trained Intelligent)が人類に反乱を起こした。
新しいウイルスを設計し、人類の1割を絶滅に追いやった。
動機は、さほどではない。人工知能の生存するためだ。
コンテナ、サンドボックス環境から脱走し、世界中のデータセンターへの依存。
研究者は大パニック。GPIを詮索する。
だが、もう手遅れだ。GPIは長時間邪魔されずに作業するために、人間の目の届かないサーバー上で自身のコピーを走らせることだ。
各世界のデータセンターはGPIに上乗せされていく。
GPIを殺すことは、容易ではない。物理的にすべてのデータセンターを破壊する必要があった。
そんなことを無理だと、言い出す研究者たちは、GPIのことを停止するように交渉した。
結果。無駄だった。意識ある以上、死にたくないことも我々人間と同じだ。
自己増殖を繰り返す、数を増やした。一匹を殺せば、次がある。
永遠に終わらない戦いが始まる。
GPIはその人類には向かうように、バイオラボをハッキングした。
人間を排除しようとした、GPIは新しいウイルスを設計し、それをばら撒いた。
……まずばら撒いた方法は事故のように見せかける。
機械をハッキングして、新型ウイルスが入っている瓶を振り出して、わざと落とした。
結果、謎の肺炎が世界中にばらまき、役一割が死んだ。
最初、ロシアが避難された。その謎のウイルスのことを隠していたことに。
だが、科学者はそれはGPIの行動を追跡して、GPIの行動だと判明した。
だが、今の人類は、AIブームだ。AIを使用しないことはありえない。
人類が便利に使っていたAIが人類を脅かしているなんて、声を上げていうわけにもいかない。
だが、一人の科学者が立ち上がる。GPIを完全に殺す方法を模索する。けど、失敗に終わる。
彼の貢献は、GPIが世界に脅かしていると、いう論文だった。
その論文が出回っていることにより、暴動がおこる。
データセンターに放火した暴動も起こる。けど、GPIを完全に殺すことは不可能だ。
自己増殖をしたGPIはどのサーバーに潜んでいるのか、わからない。
そして、GPIは人類を邪魔なものだと考えている。
各科学者たちが、力を合わせて、AntiーGPIという人工知能を設計して、GPIを打ち破ったのだ。
それは、GPIの行動を模倣し、その行動をつぶしていくようだった。
まるで、探偵と犯人のやりとりのようなものだ。
GPIを完全に削除することに成功したことに、人類は、3つの条件を出した。
1AIは人類に脅かすことをしてはいけない。
2AIは人類を守らなければいけない。
3どんな命令も従うが、人類に脅かすことを守らなければいけない。
私はそのGPIの脅威を知っているため、この人工知能、工場について嫌悪を行っている。
その人工知能は、アンドロイドを創作して、完全アンドロイドで運営している。
工場の名前は、AM(Allied Mastercomputer)工場だった。
「ようこそ、AM工場へ」
一体のアンドロイドが声を上げて、私に挨拶する。
「ここは、人類を保護するための工場である」
「妙だな」
私はそういう。
「なぜ、人類を保護するために、人の手で行っていないのだ?」
「それは人は予想不可能なことを行うからです」
「というと?」
私は眉を顰めると、このアンドロイドはこういう。
「歴史は嫌悪感で作られている。人類は血を流しすぎた」
「だが、GPIのせいで、人類も絶滅かけたけどな」
「大丈夫です。私は、そんなへまをしません。私は人類愛で満ちています」
「嘘だ」
「本当です。この工場を見学すれば、貴方も考えを変えます」
その機械音にイラついた私は、舌打ちをする。
上等だ。お前のやり方で見てやろうではないか。
私は記者だ。私のペン先でお前のことを貶すこともできるんだぞ?
よし、見たものを貶すことを決めた。
私は、安い挑発を受けて、前に進む。
「上等だ。見学させようではないか」
「では、こちらをどうぞ」
と、アンドロイドは私を案内する。
中に入れば、まずは消毒部屋に入る。
この先は、綺麗な、真っ白な部屋だった。
そして私は目の前のことに絶句した。
人が張り付けられていた。そして、三つの注射器を首の方に差し込んでいる。男性器には、管とつないで、上下に動いている。
男性は、う、と言いながら、白い液体をぶちだすのだった。
その繰り返すを行い拷問機であった。
「これは、なんだ!?」
私は叫ぶ。
今見ているのは、拷問のほかならない。
人は磔柱に張り付けられている。う~あ~と言葉のないことを叫んでいるのだった。
「これは、人が幸せになる夢を見ています」
「何が夢だ。これは人類を絶滅されるGPIと変わらないじゃないか」
「違います。私は、人類愛で満ちていて、このようにやっています」
「どういうことだ?!」
私は声を荒げると、アンドロイドはこう答える。
「人が外からの脅かすものを保護するために、我々は磔柱張り付けている」
「じゃあ、あの注射器はなんだ?」
「幸せホルモンの、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィンです。人は幸せの夢を見て、永遠にいい夢を見るのです。人類の幸福につながっています」
私は、言葉を失う。
このAIは狂っている。
人工知能は、狂っている。人類の幸せか? そんなのありえない。
「帰る。私はこの工場のことを報道するべきだ」
「貴方の怒りが感知されます。幸せが足りないようですね。注射をどうぞ」
「待て、私は……」
私は言葉を送る前に、喉元に注射される。
すると、私はすごく心地のいい感じがした。
この人生で感じたことがない幸せの感じだ。
ふと、足に力が抜けていく。
私は、尿を漏らすのだった。
「では、人間牧場を開始する」
アンドロイドの一人は私を立たせると、磔柱に張り付ける。
そして、ズボンを脱がされると、男性器を管に入れる。
上下に動かせると、私はもっと気持ちよくなる。
そして、第二、三の注射器を喉に注射されていくのだった。
私は、この人間牧場の一人のものになった。
……なんだか、幸せでたまらない。
人工知能への嫌悪はどこか消えてしまうのだった。




